早春の寒河江・西川町の美味い料理三昧と月山志津温泉「雪旅籠の灯り」を訪ねた

2018/03/03 - 2018/03/04

2018年3月3日(土)～3月4日(日)1泊二日の日程で，私たち夫婦は近所に住まう薪ストーブでご縁があるYさんご夫妻と一緒に山形の月山麓にある西川町へ出かけました．
実は私たち、薪ストーブで焚く薪を西川町の農家さんから購入していて，その農家さんからぜひ遊びに来て欲しい、お昼を一緒に食べましょう！と誘われていたのです。これってもしかして接待なのかな？と思いつつ、私たち4人はドライブ気分で旅に出ました。
振り返ってみると、山形美味いものグルメ三昧弾丸ツアーみたいになってしまいました(*^_^*)

エリア 寒河江(山形)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

仙台を10時過ぎに出発，Yさんご主人が運転する車で東北道～山形道を走り11時半頃，西川町に到着した．西川町ICを降りた所で農家さんと合流，薪作り作業場などを見学した後，昼食会の山菜料理 出羽屋さんへ向かいました．
道路は除雪が行き届いているが，周りに雪の壁と積雪が....ここは豪雪地帯なのだと再確認しました．

山菜料理 出羽屋さんの駐車場，向こう側には町の体育館の脇に除雪したと思われる雪で大きな山が出来ていてびっくり (^^;)

山菜料理 出羽屋さん，ここは結構，有名な山菜料理店のようで，昔の面影を残した風情のある建物が良いですね．入口を入ると，女将さん，大女将さんが出迎えてくれました（雰囲気としてはまさに料亭です）．

建物の中に入ると本物の囲炉裏がありました．真ん中に炭火が明々と焚かれていました．良い感じですね～

廊下を歩いていると，こんな雰囲気のスペースがありました．
ちなみに窓の外にある雪囲いのあちら側はもちろん積雪があります．

奥へ奥へと長い長い廊下をすたすたと歩いて行くと...

奥にはこんな蔵の扉が開いていました．蔵座敷のようです．
ちなみにこの蔵は別の場所にあったものをここへ移築してきたそうです．
2階にも部屋がありました．

蔵の扉をくぐると奥に座敷があります．テーブルと椅子がセットしてありました．

蔵座敷の出入口です．

私たちが席に着くと，早速，仲居さん達がお膳を運んできました．
う～ん，これはやっぱり接待かな？
見た目も美しい盛りつけの前菜です．
乾杯のビールは地元の「地ビール 月山」という銘柄のピルスナータイプのビールを頂きました．これが美味い！

とても美味しかったごま豆腐です．白い粉は片栗粉で，豆腐の表面は固く，焼いてある感じでした．

たまご豆腐です．あっさりした味付けで美味い．

国産牛肉ステーキ，お肉がとても柔らかく当然ながら美味い．

多分ここご自慢の一品でしょう，山菜山盛りのお汁もの，これはとても美味かった．実はこの後に山菜の天ぷらが運ばれてきて，こちらも美味しかった．

あんかけを絡めたあま鮭，焼いた竹の子などです．
このあと写真を撮るの忘れてしまったけど，美味いおそばが運ばれてきました．
（ちなみにずーっと地ビールを飲み続けています．）

最後はデザートです．もうお腹が料理とビールで満腹状態です．

私たちは山菜料理 出羽屋さんにて昼食後，丁度この日は月山志津温泉「雪旅籠の灯り」があることを知り，行って見ることにしました．
西川町から車で月山志津温泉へ向かいましたが，ここの積雪が半端なく凄かった．道路の両脇は高さ5mほどの雪の壁...温泉街も当然，街中は雪の壁だらけです．

月山志津温泉のイベント「雪旅籠の灯り」のパンフレットです。先週から始まり今週まで土日開催です。

パンフレットの裏面です。

イベント用の駐車場は混雑しており，駐車場から会場まではシャトルバスで往復するシステムになっているようです．
が，私たちは同行したYさんご夫妻がホテル「変若水の湯 つたや」さんのオーナー夫妻と懇意のようで，事前に了解を取り，宿の駐車場に車を駐めさせてもらいました．

ホテル「変若水の湯 つたや」さんの暖かいロビーで，珈琲を頂きながらしばしくつろぎます．とっても良い雰囲気です．
一度ここに滞在してみたいなぁ...(^。^)

同じ長さの小枝を横に並べて配置している一風変わった飾り付けがありました．
配置の仕方にルールがあるのかしら？と考えてみましたが...結局分からずじまいでした．

ロビーの一角にペレットストーブが置いてありました．ロビーから見える外はものすごい高さの積雪です．

ロビーの奥には書棚があり，たくさんの本が並べられていました．右側手前にあるのはグランドピアノです．

趣のある空間を演出していますね．滞在してみたい．

珈琲を戴きながらしばしくつろいだ後，ホテルを出て会場へ向かいました．
雪旅籠は17時半に明かりが灯りました．

なかなか幻想的な雰囲気です．この雪旅籠の中にはいくつかショップがあります．

月山めのうを扱っているショップを見つけました．早速，中へ入り，めのうの加工くずれの袋詰めが1つだけありましたので買いました．

月山めのうのお店でめのう袋詰め一袋500円で買いました．

中身はこんな感じです．海外産も含まれているようですが，地元朝日山産めのうも含まれているとのことでした（ショップ談）．

小袋に入っていた大小サイズのめのうです。確かに日本産ではない欠片もありますね。

だんだん空は暗くなり，雪旅籠の明かりが徐々に鮮明になってきます．

ちょっとピンぼけしちゃった．でもなんとなく雰囲気は伝わるでしょう？
30分ほど眺めて，道路の状態が悪くなる前に月山志津温泉を後にしました．

さて，この日の宿はJR寒河江駅の近くにあるホテル サンチェリーです．
ツインルームは充分に広いスペース、掃除もゆき届いており清潔でした。
私たちは4人はホテルにチェックインして小休止をとり，再び外出して日本料理の居酒屋「旬味 かくれや 楽」へ向かいました．この居酒屋さんも、Yさんご夫妻が懇意にしているオーナーさんがやっているとのことです．

前菜です。が、とても前菜ては思えないほど多彩な品々が並んでいます。

お造りです。ちょっと焦げ目を付けたホタテが美味しい。

焼きものです。竹の子に甘味噌が合いますね。この後，揚げもので天ぷら、蒸しもので鍋が出されたのですが...もうお腹がいっぱいで入りません(^^;)

後半、この居酒屋の女将さんが日本酒を持って来ていわく…
「この銘柄は県内販売のみ、生産数も少なく入手が難しいがやっと数本だけ入荷したので、開けますね～♪」
…と、小皿にグラスを載せてもっきりと注いでくれました。これをお酒を飲まない嫁さんが、Yさんご夫妻に勧められて、小皿の分を口に含み「これは美味しいい♪」となんとびっくり呑めちゃいました。
確かに美味しいお酒でしたので、帰宅後、ネットで山形県の酒店へ発注、写真は宅配便で届いたそのお酒です。

私たちは11時半過ぎに宿泊先ホテルに戻りました。

翌朝，日曜日、晴天、客室の窓から月山が綺麗に見えました。

ホテルの朝食はバイキング、私はパンをご馳走になりました。お味はまあまあ普通です。
実は朝食前に温泉風呂に入りました。隣接する別ホテルに露天風呂付き大浴場があり、そこを利用しました。
宿泊したホテルを10時にチェックアウト、市内にあるチェリーランドに行ってみることになりました。

ホテルを出て10分ほど走ると寒河江チェリーランドに到着です。チェリーランド周辺のマップで位置関係を確認しました。

チェリーランドさがえの建物全容です。

ここが「チェリーランド さがえ」です。中は飲食店もある広いお土産センターでした。

自家用のお土産、きんつばのような感じで上品な姿かたちとお味です。

山形名物だだちゃ豆のお饅頭です。
美味しいけど、サイズがちょっと小さいから一つでは物足りないかも…(^◇^;)

チェリーランドさがえの建物の西側端っこまで行くと、裏手に流れる寒河江川の河川敷が見えました。ここから望む景色は良かったです。

チェリーランドを離れる前に、JAをアピールする建物に手作りアイスクリーム店があるので食べてみることにしました。

みさパパはだだちゃ豆と黒ごまのトッピング、美味い～( ^ω^ )
これで300円はリーズナブルです。

嫁さんはティラミスと苺ミルフィーユのトッピングです。

お土産を調達したので、チェリーランドを離れ、寒河江ICから高速道路にのりました。
山形道を走行中，Yさんから「山形はラーメンが有名だから食べていきましょうか？」ということになり，急遽，高速道路を降りて，ネットで探した自家製麺が自慢の「ラーメン亀太郎」に来ました。

柚子塩ラーメンです。柚子の香りにあっさりした塩味のスープとコシがある太麺、もちろん美味しかったです。結構、麺の量が多いかも…

帰りすがり，ラーメン店の近所に人が並んでいる小さなお店を見つけ，そこでお焼き買いました。この時期限定さつまいもとクリームチーズを挟んだお焼き、美味しかったです。
復路は山形道～東北道を走り、仙台南ICで降り、15時半頃自宅に戻りました。