2018/02/15 - 2018/02/23
102位(同エリア589件中)
ぱくちーさん
中国在住です。
中国では旧正月の「春節」が大型連休になります。
今年の春節休暇は2月15日から21日までの1週間。そこに22日、23日と休日出勤の代休をとり、9連休にしてネパールに行ってきました。
これまでに2回旅行して、主だった名所は観光したので、今回はトレッキングに挑戦してみました。
始めは2泊3日くらいの簡単なものを…と思っていたのですが、いろいろ調べているうちに行きたいところが増えてゆき…。
結局5泊6日のそこそこしっかりしたトレッキングになりました。
≪日程≫
2月15日(木) 広州→カトマンズ(カトマンズ泊)
2月16日(金) カトマンズ→ポカラ トレッキング出発、ティルケドゥンガへ。
2月17日(土) ティルケドゥンガからゴレパニへ。
2月18日(日) 早朝、プーンヒルへ。
朝食後、ガンドルンへ
2月19日(月) ガンドルンからランドルンへ。
2月20日(火) ランドルンからダンプスへ
2月21日(水) ダンプスからフェディへ。フェディから車でポカラへ
ポカラ→カトマンズ(カトマンズ泊)
2月22日(木) カトマンズ街歩き(カトマンズ泊)
2月23日(金) カトマンズ→広州
泊りがけのトレッキング初挑戦で大丈夫なのか?
と不安もありましたが、ガイドさんやポーターさんがとっても親切で、へとへとに疲れながらも6日間、楽しく歩き通せました。
特にプーンヒルからの眺めが素晴らしく、頑張って歩いて行っただけの価値がある、というかそれ以上にお釣りがくるんじゃないかというくらいの美しさでした。
前編はカトマンズ出発からプーンヒル到着までです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- その他
PR
-
今回も南方航空で広州からカトマンズへ向かいます。
-
カトマンズの空港にはボールペンがなく、入国カードを書いたりするのに筆記用具をもっていった方がいいと、どなたかのブログに書いてあったので、広州空港でパンダボールペンを購入しました。
が、この数分後に上のパンダが取れました。 -
そしていつも南方航空の機内食に文句ばっかり言っていましたが、今回のは美味しかったです!
「鶏肉」と「魚」と「野菜」があったので「野菜」にしてみたら、美味しい野菜カレーでした。 -
広州からカトマンズまでは約5時間。
カトマンズが近づいてくると、右側にヒマラヤ山脈が見えます。 -
カトマンズに着きましたー。
-
カトマンズのトリブバン空港です。
-
色々な国の言葉で歓迎していますが、日本語が無ーい。
漢字があるからいいのかな。 -
ではビザを申請しましょう。
まず自動チェックイン機で名前やパスポート番号、滞在日数、滞在するホテルの名前や住所を入力します。
顔写真もそこで撮れます。
が、カメラの位置が高くてチビ(153㎝)の私は少し後ろに下がって背伸びしましたよ。
で、機械から出てきたレシートみたいなのをもって、奥のカウンターでお金(25ドル)を払います。100ドル札を出すと「細かいのを出せ」と言われます。 -
お金を払うとこの用紙をくれます。
-
そしてイミグレに並びます。
-
機械から出てきたレシート的なものと黄色い用紙、記入した入国カードをイミグレで提出すると、パスポートにビザを貼ってもらえます。
これでネパールへの入国完了です。 -
お迎えに来てくれていたホテルの車で市内に向かいます。
おお、すごい渋滞です。 -
約1時間でホテルに到着です。
ホテルはタメル地区の端の方にある「ドリームネパールホテル&アパートメント」です。 -
Booking.comでデラックスルームを予約したら、えらい広い部屋が予約されていました。
シャワー、エアコン付き、この広さで1泊3400円です。 -
シャワールームは狭いですが、夜遅くまでちゃんと熱いお湯が出ました。
-
このとき午後3時前くらい。
街歩きに出かけましょう。
ホテルで「Maps.me」でカトマンズの地図をインストールして出発です。 -
Maps.meは一度インストールすると、インターネットに接続しなくてもGPSで現在地を確認できるので、とても便利です。
-
ホテルからあまり離れないようにうろうろしていたら、路地の奥にストゥーパを発見しました。
こんな感じのところ、「世界ふれあい街歩き」にも登場していましたよね。きっとカトマンズには、こういうところがたくさんあるんでしょうね。 -
そういえばまだお金を両替していませんでした。
レートのいい両替店をさがして歩き回っていたら、かわいい猫さんに会いました。 -
何軒か見た中で一番レートのいいお店で100ドル両替し、スーパーマーケットへ。
旅行するときはいつも日記を書くノートと筆記用具を持っていくのですが、今回は忘れてしまったのです。
シャーペンは売っていなかったので、鉛筆と消しゴム、鉛筆削りを購入。 -
あとかわいい雑貨屋さんで表紙がきれいなノートを購入しました。
-
その後もタメル地区をうろうろしていたら夜ご飯の時間になりました。
ホテルのすぐ近くのキレイ目のレストランでチョウメンを食べました。
500ルピくらいだったかな?
ちょっと味が濃かったけど、美味しかったです。 -
今日買ったもの。
ノートと筆記用具、山の食事が合わなかったときのための非常食です。 -
一夜明けまして。
ツアーのお迎えが朝6時45分にホテルに来るので、6時半にチェックアウトしました。
ホテルの朝食は7時半からだから朝ごはん食べられないなあ、と思っていたら女将さん的な方がパンとゆで卵を渡してくれました。
左下のアルミの中にはちゃんとバターとジャムが包まれていました。
このホテル、万事こんな感じで、とっても温かみのある雰囲気でした。 -
ツアーのお迎えの車に乗り、国内線のターミナルへやってきました。
-
あ、前よりきれいになってる気がする。
-
以前(6年前)来た時にはポカラ便は自由席だったのですが、今回は指定席でした。
-
出発ロビーに行き、ホテルで持たせてくれたパンと、150ルピのミルクティーで朝ごはんです。
-
そして8時にポカラに向けて出発しました。
-
離陸するとアメちゃんを配ってくれます。
-
そしてポカラ便の楽しみはこれですー。
ヒマラヤ山脈がすぐそこに! -
この日は雲が多かったのですが、何とか山が見えました。
-
いいですねー。
素敵です。 -
25分でポカラに到着です。
-
お迎えの車でガイドさん、ポーターさんと一緒にトレッキングの出発地、ナヤプルに向かいます。
ちなみにこのトレッキングツアーは日本の「NCT 自然と文化の旅」という会社を通して申し込みました。 -
車窓にうっすらとマチャプチャレが見えましたー。
幸先いいです。 -
約1時間半でナヤプルに到着し、トレッキングスタートです。
左がガイドさん、右がポーターさんです。
1人でツアーに申し込んだので、客1人にガイドポーター付きという、大名トレッキングになってしまいました。 -
しばらく川沿いをテケテケ歩いていきます。
-
トレッキング中、何度かこのようなチェックポイントを通過しました。
-
1時間くらい歩くと、ちょっとした町に到着します。
何か素敵な町です。 -
ここでお昼御飯です。
フライドライスとトマトスープです。
美味しかったです。
トレッキング中のご飯はレストランで自分の好きなものを注文できますが、お金はガイドさんが払ってくれます。(ツアー料金に食事代は含まれています) -
トレッキング再開。
休憩所でヤギ一家に会いました。 -
1日目のトレッキングルートは割と平坦です。
小さな農村の間を歩いていく感じです。 -
後半、少し登り階段になります。
-
少し大きめの町に着きました。
-
今日はここに泊まるそうです。
ティルケドゥンガという街の「インドラゲストハウス」という宿です。 -
お部屋に通されました。
…もしかして壁がベニヤ板1枚かい? -
あら隙間が。
こりゃ夜寝る時に寒そうですねえ…。 -
部屋の中から鍵が閉まらない、と言ったらつっかえ棒を貸してくれました。
-
そんな感じで個室の居心地がいまひとつだったので、部屋の前のこの空間でほとんどの時間を過ごすことになりました。
この空間はとっても居心地がよかったです。 -
ホットシャワー付き、と聞いて喜んでいたら、脱衣所はおろかタオルを置く場所も無い感じだったので、この日はシャワーはあきらめました…。
こういうシャワーでも「あはははー」と使えるようになりたいぜ…。 -
この時まだ午後4時くらいだったので、ミルクティーを頼んで少しのんびりしました。
色々な国出身のお客さんがたくさんいらっしゃいました。
日本語ができる中国の方とお話しさせていただいたりして、楽しかったです。 -
なんかのんびりしていていいですねえ。
-
午後5時半くらい。
そろそろ夜ご飯だそうです。 -
ネパールですからね、まずはモモを食べてみましょう。
野菜と卵のミックスモモにしました。
手作りっぽい素朴な味で美味しかったです。 -
温かい野菜スープも頼みました。
コショウが効いていて美味しかったです。 -
その後はガイドさんのFacebookの日本語入力のお手伝いをしたり、日記を書いたりしていたのですが、8時前には何もすることがなくなりました。
この部屋で寝れるかなあ、と心配でしたが、あっという間にぐっすり眠れました。
人間、疲れていればどんなところでも眠れるもんです。 -
おはようございます。
ちょっと靄がかかっていますが、いい感じの朝です。 -
朝ごはんの時間ですよー。
食堂はこんな感じです。 -
朝ごはんですー。
パンとゆで卵、ジュースと温かいオートミールです。 -
ジャムはちょっとケミカル。
パンはなかなか美味しかったです。 -
2日目スタートです。
-
この町はゲストハウスがたくさんあるらしいですが、内容はどこも同じくらいみたいです。
-
つり橋を渡ります。
このあたりでガイドさんが
「今日は階段をたくさん登ります。このコースで一番キツイところです」
と脅かしてきました。 -
なんでも2時間近く急な階段を登り続けるとか…。
-
狭い階段なので、馬さんとも至近距離ですれ違います。
ネパールの動物はみんなおとなしくて人懐こいので、こんなに近くても全然大丈夫です。 -
うへえ、ガイドさん言っていたことは真実でした…。
1時間40分、このくらいの階段を登り続けましたよ。 -
1時間半くらい階段を登ったところに少し大きな町が。
前日、体力があればここまで来ることもできたそうです。
いやいや、1日の最後に階段上りっぱなしはつらいです。
昨日の宿泊地でよかったです。 -
それからまた少し階段を登り続け…。
-
昼食のレストランに着きましたー。
-
お土産もたくさん売っているにぎやかなところです。
-
ゲストハウスもやっているんですね。
誰だ、この「あります」の書き方教えたの。 -
今日のランチはヌードルスープですー。
野菜と卵を入れたインスタントラーメンです。
温かいし、量もちょうどいいくらいでした。
美味しかったです。 -
そしてまた階段上り…。
でもさっきまでより、段差が小さくなったかも。少し歩きやすいです。 -
水の流れがあると、少し元気になるような気がします。
-
こんなところにも祠が。
旅の安全をお願いしましょう。 -
ところどころにシャクナゲが咲いていました。
4月に満開になるそうです。 -
天気が良ければアンナプルナサウスが見えるそうです。
-
ちょっと大きめの休憩所に着きましたー。
あと2時間くらいでしょうか。 -
大きな水牛さんともすれ違いました。
-
荷物を運ぶロバさんたち。
この道は元々はチベットの交易路で、それを40年位前からトレッキング用に整備したのだそうです。
今はチベットとの交易はこの道では行っていませんが、近隣の町との荷物のやり取りはロバさんや馬さんを使って行っているのです。 -
道が階段から緩い坂道になりました。
-
しばらく歩くと…。
今日の目的地、ゴレパニに到着ですー。 -
今日止まるゲストハウスは町の上の方にあるんだそうです。
眺めのいいところに宿が集中しているので、ゴレパニの町の中心は坂の上のほうなんだそうです。 -
お宿に着きましたー。
何か懐かしい感じですね。
あああ、これ、昭和の日本のスキー場ですよ!
雰囲気そっくり!
ここはお宿のレストランですが、左側に大きな薪ストーブがありました。
それも昭和のスキー場風です。 -
お部屋です。
部屋には暖房はありません。が、ツインの部屋に1人で泊まったので、1人で布団を2枚使わせてもらいました。暖かったです。
それに部屋にはシャワーはついていませんでしたが、館内に女性用の共同シャワー室があったので、ちゃんとシャワーが浴びられました。
ちなみにシャワーのお湯は、レストランの薪ストーブで沸かしているんだそうです。 -
温かいシャワーを浴びると気持ちいいですねえ。
ガイドさんに「ちょっとだけ山が見えるよ!」
と言われたので外に出たら、雲の隙間にちょっとだけ見えました。
写真に撮ったらよくわからなくなってしまいましたが…。 -
夜ご飯はチキンカレーですー。
トマト風味のさっぱりしたカレーでした。
美味しかったです。
ご飯の量が多いですが、完食しました。 -
次の朝。
この旅の前半のメイン、プーンヒルに向かいます。
朝5時半、真っ暗な中を出発しました。
プーンヒルは標高3200m、宿から40分くらい階段を登っていきます。
途中、空が明るくなってきて、山が見え始めました。 -
プーンヒルに着きましたー。
なぜプーンヒルという名前なのかというと、このあたりには「プーン族」という民族が住んでいるからだそうです。 -
空が大分明るくなってきました。
夜明けの山は本当にキレイですねー。 -
3200mの夜明け前はそれはそれは寒かったです…。
霜がバリバリです。 -
なので温かい紅茶を飲みながら日の出を待ちました。
-
おおお、日が昇ってきましたよー。
-
イチオシ
聖峰マチャプチャレです!
ポカラから見るよりも山頂が二つに分かれているのがよく見えます。
「魚のしっぽ」だと言いますが、私には「口を開けた魚の頭」に見えるのですが…。 -
これは西側のダウラギリ。
ポカラからだと遠くに見えますが、プーンヒルまで来るとこんなに近くに見えます。 -
ご来光ですよー。
-
イチオシ
アンナプルナサウスに日が当たりましたー。
アンナプルナサウスはプーンヒルから近いので、ばばーんと大きく見えてカッコいいです。 -
パノラマで見るとこんな感じです。
マチャプチャレからダウラギリまで、遮るものがなくぐるーっと見えます。
ガイドさんは「世界で1番美しいところ」と言っていました。 -
イチオシ
展望台に登ってみました。
青空に映えて本当に美しいです。
心の中でずっと合唱曲の「大地讃頌」を歌っていました。 -
ダウラギリのほうを見ると…。
雲海に浮かんでいるように見えますよー。
すごい。 -
プーンヒルよかったー。
2日間かけて歩いてきた甲斐がありました。
秋に雲南省に行ったとき、ずっと曇っていて山が見えず、雨女疑惑があったのですが、それは払拭されました。
よかった、よかった。 -
登ってきたときは暗くてわからなかったのですが、結構急な階段だったのですね…。
-
階段の途中からもこんなにきれいに見えましたよー。
-
ネパールの国旗と。
-
宿に到着しましたー。
宿の前からもこんなに素敵な眺めが見えていました。
ゴレパニとプーンヒル、最高ですー。 -
朝ごはんですー。
チベタンブレットとミルクティー、ブレットの下には野菜炒めが隠れています。
早朝から歩いてお腹がペコペコだったので、美味しいったらなかったです。
ここからトレッキング後半、ガンドルン、ランドルン、ダンプスを周ります。
後編に続く!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ネパールでトレッキング
0
107