ピアッジオ博物館に行こう！

2018/01/27 - 2018/01/27

ポンテデーラにあるピアッジオ博物館に行きます。世界的に有名なスクーター「ヴェスパ」のメーカー、ピアッジオ社が運営する博物館です。フィレンツェやシエナからアクセスが良く、駅近くでオススメです。

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ポンテデーラ駅に到着。ピアッジオ博物館の最寄り駅です。
シエナからはエンポリ乗り換えで1時間半程度。
ピアッジオ博物館は駅の表口ではなく裏口方面です(写真は表口)。
シエナやフィレンツェから近いので立地もヨシ。

こっちが裏口。

ムゼオ ピアッジョ 博物館・美術館・ギャラリー

ピアッジオ博物館に到着。ポンテデーラ駅から歩いてすぐです。
こちらが入り口。入館料は無料！

ムゼオ ピアッジョ 博物館・美術館・ギャラリー

ムゼオ ピアッジョ 博物館・美術館・ギャラリー

ムゼオ ピアッジョ 博物館・美術館・ギャラリー

ピアッジオ P.148練習機。
戦後、1950年代にピアッジオ社が開発した練習機。
イタリア空軍が採用し、後にソマリア空軍でも使われています。

ムゼオ ピアッジョ 博物館・美術館・ギャラリー

ムゼオ ピアッジョ 博物館・美術館・ギャラリー

中庭には鉄道も。

アルマーニとコラボしたヴェスパ。
アルマーニファンなので嬉しい！

ヴェスパ 150 T.A.P.
フランス軍が空挺部隊用に改造した戦闘用ヴェスパで、イタリア製のヴェスパにアメリカ製の無反動砲を搭載したもの。
低コストだった事からフランス軍はこんなのを600輌以上も生産したとか。

航空機エンジン「ピアッジオ P.XI RC40」。
ピアッジオ社製の軍用航空機だけでなく、爆撃機「ブレダBa.88」、爆撃機「カプロニ Ca.135 bis」、爆撃機「CANT Z.1007 bis」、爆撃機「サヴォイア・マルケッティ S.M.79」などといった大戦期の多くの軍用航空機に使われた。

航空機エンジン「ピアッジオ P.VII C35 D e S」
第二次世界大戦時の軍用航空機に使われた航空機エンジン。急降下爆撃機「サヴォイア・マルケッティ S.M.85」や、アクロバット飛行機「カプロニ Ca.113」に使われた。

キング・ヴェスパ。
ヴェスパ4体が追い詰められた時に合体して出現する(大嘘)

「ヴェスパ・アルファ」という特殊なヴェスパ。
プロペラによる飛行能力を持っている他、特殊潜航艇のような潜航能力も持っているらしい。何それ凄い。

面白い形のヴェスパシリーズ。

あのサルバドール・ダリ直筆の文字が書かれたヴェスパ。

館内のホールはこんな感じで、様々なヴェスパが展示されています。
レース用のヴェスパとかもある。

バイクだけでなく、ピアッジオ社製の自動車もあります。
消防車や大統領用車両なんかも。

こちらの方がヴェスパの設計者、つまり生みの親であるコッラディーノ・ダスカニオ氏。
ダスカニオ氏は世界初の実用的なヘリコプターの開発者としても知られており、ヘリコプター開発史においてもフォルラニーニと並び重要な人物です。

ハハッ、ミッキーだよ！

館内には様々なところに端末があり、様々な情報を確認出来ます。
これはヴェスパの年代ごとの車輛。

設計者ダスカニオ氏が使っていた机と設計机。

ピアッジオ傘下のモト・グッツィ社とアプリリア社のオートバイ。
デザインがイカしてるぜ。

こんな感じのオシャレな資料室も無料で公開されています。
すげぇぞピアッジオ。

ピアッジオ社創業者リナールド・ピアッジオの息子、エンリコ・ピアッジオ氏。1938年、リナールドの死後に兄のアルマンドと共に跡を継ぎ、ピアッジオ社を戦時需要と戦後の復興で拡大させた。

ムゼオ ピアッジョ 博物館・美術館・ギャラリー

ピアッジオ博物館はこんな感じでした。
フィレンツェやシエナからもアクセスが良く、駅近くな上に入場料無料でクオリティの高いピアッジオ博物館！(べた褒め)
是非皆さんも訪れてみては？