2018/02/25 - 2018/02/25
91位(同エリア212件中)
はなまま さん
- はなまま さんTOP
- 旅行記202冊
- クチコミ30件
- Q&A回答29件
- 270,587アクセス
- フォロワー46人
寒い冬の夜には、お風呂でゆっくり温まり、寝床にもぐりこんで本を読むのが楽しみの一つ。
今は司馬遼太郎氏の「梟の城」を読んでいます。
折しも季節は菜の花忌の頃と思い付き、かねてから訪れてみたかった司馬遼太郎記念館へぶらりと行ってみることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
JRおおさか東線に乗って永和駅で近鉄線に乗り換え、近鉄小阪駅で下車。
駅前から少し早めの菜の花が出迎えてくれた。 -
懐かしい風情の商店街の中にも。
シャッター街になった商店街の中をお年寄りが自立して暮らせる長屋にしたらどうだろう?その中に小さな衣類屋さんや小売りの食料品屋さんが入れば、雨の日も買い物に行きやすくていいだろうなー等と想像しながら歩く。 -
小坂と小阪はどう使い分けるのかな?
駅前から司馬遼太郎記念館までは600メートルくらい。
今日は曇り空だけど寒すぎなくてお散歩にはちょうどいい。 -
はなままも幼い頃から慣れ親しんだ東大阪の町並みを見ながらのんびり歩く。
記念館まではこの小道を行けばいいのかな? -
住宅地の細い道を進んだところに小坂神社があった。
秀吉が治めていた1500年代に、18軒が葦の生い茂る湿地だったこの地へ移り住み切り開いた。水害や干ばつに悩まされる住民たちの守り神だ。 -
街角にはこんな懐かしげな喫茶店も。
-
小坂神社を回り込んだところに司馬遼太郎記念館が見えてきた。
思っていたより大規模で近代的だ。 -
同じく大阪の偉人安藤忠雄氏らしいコンクリート打ちっぱなしの建築。
-
入館料500円でチケットを購入して広い敷地内へ。
日当たりのいい庭では梅が咲き始めている。 -
司馬氏が好きだった雑木林のイメージでつくられていて、雑草もあまり抜かず、 落ち葉もそのままにしていたそうだ。
雑木林のお庭がある家なんて、夢の国だな。 -
大きなお家の南側に書斎が配置されている。
2月にはメジロがやって来た。 -
はなまま的には、南側の燦燦と陽が入る場所では、おとなしく本を読んだり物を書いているなんてもったいなくてできない。
春に向かうお天気の良い日は仕事しているのさえもどかしいくらいだ。 -
仕事するなら寒い時期、勉強するなら夜が好み。寝ちゃうけどね( ̄q ̄)zzz
-
さてさて記念館へ。
今年は、菜の花忌に向けて隣駅から小坂の町で育てていた菜の花が800本も切り取られてしまったんだそう。
一晩のうちに?一体どこへ運んだのか? -
でもそのニュースを聞いた指宿から菜の花を1200本も送って下さったのだそうだ。
残念な出来事が遠くの人々とのご縁を導いてくれました。これこそ「災い転じて福と為す」!
ガラス張りのエントランスにはそんな菜の花が素敵に飾り付けられている。 -
ちょうど大河ドラマでは「西郷どん」が放映中。
記念館の中は写真撮影禁止ですが、3層吹き抜けの大空間の壁一面が蔵書で埋め尽くされていて、何だか不思議に居心地よく落ち着く空間でした。
それと、展示室突き当たりのステンドグラス際の天井には、坂本龍馬さんの影があるんですよ!
http://www.shibazaidan.or.jp/about/ -
カフェやショップもあり、普段の本屋さんではあまり見かけない本も。「大阪侍」という本を手に取って振り向くと、なんと職場の上司とバッタリ!
「ちょうど菜の花が綺麗かな?と思って」サイクリングで来られたそうだ。 -
お茶でもご一緒したかったけれど、はなままはこの後予定があったので、ご挨拶をしてお別れ。
この翌日には「俄」の話や「菜の花の沖」の話で盛り上がり、好みが似ていることもわかりました (^o^)v
この後も司馬遼太郎氏の作品とは細く長いおつきあいになりそうです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
東大阪市(大阪) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2018
0
18