３４年ぶりのフランスは曇り→快晴→大雪　その１（出発から観光１日目午前）

2018/02/02 - 2018/02/08

　妻にとっては３４年ぶりのフランス、私にとっては初めてのフランスは、天候が目まぐるしく変化する中での旅行になりました。そもそも日本からの出発が危ぶまれる中、大幅に遅れて何とか出国できたのですが、帰国の際も出国手続きの不手際で大変な目に合いました。
　ツアー自体も天候が目まぐるしく変わり、モンサンミッシェルはこれ以上もない快晴の中を、パリでは大雪の中を観光するなど、色々と珍しい経験をしました。
２月２日（金）伊丹空港→羽田空港
　　　　　　　　羽田空港→パリドゴール空港　パリには１６時前に到着
　　　　　　　　１泊目はカンパニーレ・パリ・エスト（パリ）
　２月３日（土）観光１日目　
　　　　　　　　午前中　ヴェルサイユ宮殿観光
　　　　　　　　午後はロワール地方の古城めぐり
　　　　　　　　２泊目はイビススタイルズ　トゥールスッド（トゥール）
　２月４日（日）観光２日目
　　　　　　　　中世の面影が残るヴィトレ散策
　　　　　　　　城塞都市フージェール散策
　　　　　　　　観光後、モンサンミッシェル地区へ
　　　　　　　　３泊目はディーグ（モンサンミッシェル）
　２月５日（月）観光３日目
　　　　　　　　モンサンミッシェルを観光後パリへ
　　　　　　　　エッフェル塔
　　　　　　　　凱旋門を見学
　　　　　　　　４泊目はノボテル　パリセンター　トゥール　エッフェル
　２月６日（火）観光４日目
　　　　　　　　終日パリ市内の自由観光
　　　　　　　　５泊目はノボテル　パリセンター　トゥール　エッフェル
　２月７日（水）観光５日目
　　　　　　　　前日に引き続きパリ市内の自由観光（午後３時まで）
　　　　　　　　19：00ＮＨ216　パリ→羽田
　２月８日（木）羽田着15：25
　　　　　　　　17：00ＮＨ035　羽田→伊丹　18：10
フランスはスリ等治安が悪いとの事でしたが、雪には見舞われましたが、幸いなことに被害には合わずに済みました。
　　　　　　　　　

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

　出発時の天候が危ぶまれたため、伊丹空港近くのホテルに前泊しました。出発当日（２月２日）ホテルのニュースでＪＡＬ欠航便のニュースを見て心配した通り、羽田行きのＡＮＡ１８便は濃霧のため、欠航にこそなりませんでしたが、出発は大幅に遅れました。漸く搭乗手続きが始まり、とりあえずラウンジへ行きました。

時間がないのですが、ビールを２杯頂きました。

羽田までのＡＮＡ１８です。

伊丹→羽田便の中はこんな様子です。席は後方の４６Ｄ、４６Ｅ席でした。

ＮＨ215の搭乗時間は１１時１５分です。楽しみにしていた羽田のラウンジを利用出来ずに、パリ便へ乗り継ぐことになりました。

席は左側の10Ａ席と11Ｃ席でした。座席の横にテーブル台があってチョットした個室です。

パリまでは約１２時間の飛行になります。

ウエルカムドリンクのスパークリングワインです。
容器がプラスティックなのが難点です。

ラウンジを利用できなかったので早速ビールを頂きます。

１回目の食事は洋食を注文しました。
アミューズです。

アップ写真です。

アペタイザーです。

メインのステーキです。
前回のインド旅行の時より、柔らかくなっていた気がしました。

デザートです。言うことありません。

２回目の食事（洋食）です。
私の苦手なホタテ貝は残しました。

空港に到着前にお好み焼きを注文しましたが、ラーメンの方が良かったと後悔しました。

パリまでの飛行の間にブレードランナー４９、オリエント急行殺人事件、キングスマンゴールデンサークル、スパイ、３度目の殺人の５本を鑑賞しました。

いよいよ着陸です。

出発は、遅れましたが、パリ到着は予定より早く無事に到着です。

ドゴール空港内の斬新なデザインのチューブ状のエスカレーター。帰国の時に利用します。

１日目の宿泊ホテル、カンパニーレ・パリ・エストの玄関口。

ビジネスホテルと言った感じでした。

ホテル近くにあるコーチャンというショッピングセンターへ。

２月３日、観光１日目
８時にホテルを出発、９時前にヴェルサイユ宮殿に到着しました。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

９時前なので観光客はそんなに多くない感じです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

正面で撮ってもらいました。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

宮殿の正面アップ写真

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

正面右側を撮影

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

少し下がって、正面の全体を撮影

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

正面左側には当日入場の人たちの入場券を求める列が出来始めています。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ヴェルサイユ宮殿の案内図

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

予約していた我々ツアーの入場は９時半からなので、その間、宮殿の裏側を見て回ることにします。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

宮殿の裏側に回ってきました。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

離宮の池に映る宮殿

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

下がって裏側の宮殿を撮影

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

宮殿の離宮
フランス式庭園の最高傑作と称されています。遠方のグラン・カナル（大運河）が霞んで見え、周りの樹木は秋の気配を漂わせています。彼方に見えるのは、地平線だそうです。庭園と呼ぶにはスケールが大き過ぎます。庭園にはかつて1400を超える噴水があったそうですが、現存しているのは600程。水はセーヌ川から引き込んでいます。手前に見えるラトナの泉から大運河まで続く道は「王の散歩道」と呼ばれています。

宮殿の正面は東を向き、庭園の大運河は西の先に延びています。宮殿の正面から太陽が昇り、西の大運河に沈んでいくよう正確に計算されて造られています。 向こうの端までは２０キロ？

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

９時半の入場時間が来たのでいよいよ宮殿の中に入場します。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

最初のヘラクレスの間にある巨大な天井画｢ヘラクレスの栄光｣です。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

天井画は321㎡もあるとの事であまりの大きさの為、デジカメの画面に入り切りません。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ヘラクレスの間にある絵「シモン家の宴」

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

絵にある紋章のアップ

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

クラクレスの間の案内板

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ロイヤルチャペルの中には入れないので外から撮影

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ヘラクレスの間から移動してロイヤルチャペルへ

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

王室礼拝堂

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

豊穣の間へやってきました。夜になるとが軽い飲み物を提供する場所として、カフェ、ワイン、リキュールなどが供されたそうです。ルイ14世の「好奇心または珍重の小部屋｣とも呼ばれていたそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ16世の時代には遊戯の間になったそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ16世は重要な訪問客に、ここに保管されている金銀細工の壷、宝石、メダルを見せることを好みました。天井の装飾もそれを反映しているとの事です。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

続いてヴィーナスの間へ

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

天井画

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ヴィーナスの案内板

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

続いてダイアナの間にやってきました。ヴィーナスの間と同様に、ディアナの間は、大居室のホール、そしてルイ14世の頃には、夜は居室、ビリヤードの間として利用されていたそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

中央の胸像はマザラン枢機卿がルイ14世に遺贈した物だそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

続いてマルスの間へやってきました。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

この部屋は、元々は衛兵の間でしたが、のちに夜は居室として使われ、音楽及び舞踊などに使用されたことから｢舞踏の間｣とも呼ばれるようになったそうです。宮廷バレエは厳格な基準があり、数多くのリハーサルが必要で、王太子たちがプロのダンサーに混じって参加することもあったそうです。天井の中央には、クロード・オードランにより、狼たちが引く戦車に乗ったマルスが描かれています。
この絵は宮廷用ドレスをまとったルイ１５世の妃マリー・レザンスカの肖像です。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ１５世の肖像画

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

マルスの間の案内板

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

メルクリウスの間　王の寝室。当時の習慣として、王が死去すると、その亡骸は数日間、ベッドに置かれたままとなったという。しかし、ルイ15世は天然痘で亡くなったため、早々に埋葬されたという。このベッドはフランス革命で破壊された後の、王政復古時代のものだそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ14世に献上されたからくり仕掛けの振り子時計。
　１時間ごとにルイ14世の像と、ファーマ（噂の女神）が現れる仕組みになっているとの事。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

アポロンの間にあるルイ１５世の肖像画
　

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ１４世の肖像画

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ１４世の肖像画
彼は脚線美に自信があって、ハイヒールとカツラで背を高く見せていたとの事。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

ルイ１５世　曾祖父ルイ14世の死によりわずか5歳で即位し、
多くの愛人を持ち私生活は奔放で、最愛王と呼ばれ、特にポンパドゥール夫人とデュ・バリー夫人はルイ15世の治世に大きな影響を与えたそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

鏡の間にやってきました。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

大きなシャンデリアがたくさんあります。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

途中、素晴らしい庭園が見えます。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

立派なシャンデリアです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

鏡の回廊です。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

案内板

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

閣議の間の案内板

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

王の寝室
王たちが朝の引件と就寝前の接見式を行った場所です。ルイ14世はこの寝室の中でしか一人になれなかったそうです。ご愛用のカツラもここでしか外さなかったとか。トイレも臣下に見張られながら用を足していたそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

貴族の間？多くの「間」があったので写真を撮ったのですが、よく覚えていません。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

大膳式の間
王と王妃が公式の食事をした部屋。
公式の食事には人々の参列が許されていたが、
テーブルに着くことができたのは
王族のみだったそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿

フランス革命の時に民衆が押しかけてきた階段。
マリーアントワネットが現れると民衆たちは、威圧されたそうです。

ヴェルサイユ宮殿 城・宮殿