2018/01/27 - 2018/01/28
406位(同エリア1104件中)
emi_uさん
- emi_uさんTOP
- 旅行記133冊
- クチコミ351件
- Q&A回答0件
- 141,613アクセス
- フォロワー5人
ご覧いただきましてありがとうございます!
ロンドンから1泊2日でシチリア島を訪れます。
大前提として、もっとゆっくり行くべきです。でも休暇には限度があるんです。だからこんなこともしちゃうんです。
1日目
0650 ロンドン・ガトウィック空港発
1045 パレルモ国際空港着
乗合タクシーで市内へ
パレルモ観光
1530 パレルモ発(バス)
1730 アグリジェント着
アグリジェント観光、泊
2日目
0645 アグリジェント発(バス)
0945 カターニア着
カターニア観光
バスで空港へ
1730 カターニア・フォンタナ・ロッサ空港発
1925 ミラノ・マルペンサ空港着
2155 ミラノ・マルペンサ空港発
2255 ロンドン・ルートン空港着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
0650 ガトウィック空港発、ガトウィックは椅子が豊富にあるところが好きです。
1045 パレルモ空港着
飛行機のドアが開いた時の射し込む陽射しがもう違います。 -
入国審査に30分以上かかり、おそらく市内へのバス(6ユーロ)は行ったばかり。
市内へのバス等の情報はこちらを拝見しました。
http://www.siciliaclub.net/fromaptpmo.html
バスは30分おきにあるはずですが、貴重な時間。値段も変わらないので(7ユーロ)、声をかけられた乗合タクシーで市内へ。
左に海、右に山を見て走ります。右側の席だったので、山を。地層が斜めに走ってますね。隆起したんでしょうか。 -
40分程で到着。12:10頃、ローマ通りのプレトーリア広場近くで降ろしてもらいました。
-
下車地点から西へ延びるヴィットリオ・エマヌエーレ通りを少し行くと
-
プレトーリア広場が左手に。
-
青空!いい天気! いい腹筋!!
-
入口の両側にライオンは付き物。
-
広場の端にあるインフォで地図をもらってみました。
アグリジェントへのプルマンは駅の近くのバスターミナルから出るのか確認したところ、時間まで調べてくれました。とても親切。 -
ベッリーニ広場にはどちらも12世紀のものながら見た目の全く異なる、バロック様式のマルトラーナ教会(左)とアラブ風のサン・カタルド教会があります。イスラム教徒が建築に加わったことでこのようなアラブ風になりましたが、アラブ・ノルマン時代の象徴としてパレルモを代表する風景です。
-
すぐ近くのマクエダ通りとヴィットリオ・エマヌエーレ通りの交差点はクアトロ・カンティと呼ばれ、四つ角は彫刻と噴水で飾られています。
-
こちら側、マクエダ通りを北上します。今日は土曜だからか、車両は通行止めで通りは賑わっていました。
-
マッシモ劇場
-
堂々たる構えを正面から。
時間が合わず参加できませんでしたが、1日数回あるツアーに参加すると中を見学することができます。
マッシモ歌劇場のHPはこちら
http://www.teatromassimo.it/jpn/
このHP、なぜかイタリア語、英語、「日本語」対応! 感動!(ツアーは日本語はなさそうです) -
マッシモ劇場で西に折れ、マーケットのようなガレージセールのような道を抜けていきます。
-
オレンジおいしそう
-
裁判所。左に曲がって南下し、王宮(ノルマンニ宮殿)を目指します。
-
ヌォヴァ門が出現
-
門を背にして左手の建物沿いに進むと入口があります。
金~月曜は王宮も見学できるので他の日(7ユーロ)よりちょっと高めの8.50ユーロ。これだけで買えたのかは不明ですが、特別展示2.50ユーロと合わせて11ユーロ。
更に5ユーロでオーディオガイドがありましたが、そんなに悠長に見ている感じではなかったので、それはナシで。 -
階段が優美
-
1600年完成のマクエダの中庭とそれを囲む3層のアーケード
-
早速パラティーナ礼拝堂へ
-
1130年ルッジェーロ2世が王位即位後に王宮の礼拝堂建設を命じました
-
「全能者キリスト」がドーム状の天井および
-
振り返った後ろにも描かれています
-
各所のモザイクが目を引きます
-
とても細かく色鮮やか
-
天井はアラブ職人によって施された木製の「ムルカナス(イスラム建築の手法で、鍾乳石に似せたデザイン)」で装飾。
-
ルッジェーロ2世が水時計の作成を命じたことが書かれた、礼拝堂を出て左側の壁。
ラテン語、ギリシャ語、アラビア語で書かれているそうで、この礼拝堂がアラブ、ノルマン、ビザンティン各様式を併せ持つことを改めて感じさせます。 -
礼拝堂を離れ、州議会場へ。
-
ヘルクレスの間。
19世紀に完成、1947年よりシチリア州議会の場となっているため、議会のある火~木曜は入れません。
シチリア州議会はイタリア初の地方議会であり、ヨーロッパ最古の議会の1つでもあるそうです。 -
明るい廊下を通り
-
副王の間。
ブルボン朝シチリア王国を統治した副王、中尉、総督の21の肖像画がその名の由来です。 -
ポンペイの間。
1830年頃ジュゼッペ・パラティナによって装飾され、ヘルクラネウム(エルコラーノ)とポンペイに影響されたと思われます。 -
東洋の間。
18~19世紀に欧州宮廷で流行した東洋への好奇心が現れています。 -
風の間。
中央に風になびくバラの花が描かれた17世紀の木製の天井。
次のルッジェーロの間の前室でもあります。 -
ルッジェーロの間。
風の間から見た正面にまず狩猟シーン。 -
まばゆいばかりのモザイク
-
ノルマン朝の権力を寓話的シーンで象徴しながら、ジェノアルドの庭園(イスラムの「地上の楽園」)を描いています。
-
モンタルト大公の間。
17世紀初期のフレスコ画が天井を飾ります。特別展の展示のためレールが横切っていますが。 -
約1時間で見学を終え、東側へ回り込みます。
-
王宮のすぐ横は生活感あふれる路地
-
王宮の東側は州議会広場
-
州議会としての玄関ですね
-
ヴィットリア広場越しにこれから向かうカテドラーレが見えます
-
カテドラーレが見えてきました
-
左手には大司教館(司教区博物館)
-
カテドラーレの中へ
-
12世紀の建築
-
きらびやか
これにてパレルモ観光を終え、アグリジェントへ向かうべくバスターミナルへ -
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを東へ
クアトロ・カンティを通過し、ローマ通りで右折して南下
ここから中央駅の中間辺りにはスーパーマーケット・Lidlがあります。おやつをゲット。 -
パレルモ中央駅に突き当たります
-
柱にあるような「TERMINAL BUS」のサインを追って駅の中を抜けます
-
チケット窓口!と思いきや、アグリジェント行きはここではなくもっと奥
-
こんな感じのローカルバス発着所っぽい所を越えた所にプルマンが来ます
-
奥にこんなチケットオフィスもありますが、チケットはここもアグリジェント行きには無関係。
このビルより手前のスペースにバスが来ます。 -
運転手さんから切符を買います。
私は片道なので9ユーロ。
15:30発に無事乗車。 -
こんなのどかな道を走る間に
-
すっかり日も暮れ、17:45 アグリジェント到着。
-
ここでの目的地は唯一つ、神殿の谷。
中央駅からバスがあるはずと思いとりあえず駅に来ましたが、どのバスかよくわからない。
1800に来たバスに聞いたものの、これは行かない。
次のバスは1820(これも行く保証はない)。
神殿の谷は19時までのはずなので、ここはタクシー!
8.10ユーロ、10分弱で到着。
神殿の谷のチケットは10ユーロ。
ちなみに博物館と共通は13.50ユーロ。博物館は今日は19時まででもう間に合わない。日を跨いで博物館は明日という使い方もできるようですが、朝早くここを発ってしまうので、私は神殿の谷だけで。
そして神殿の谷は今日は20時までとの事。え?だったら博物館先に行ったのに。HP見て来たんだけどな~。うん、よくある、こういう事。 -
駐車場からも早速見えます!
-
ジュノーネ神殿。
紀元前460~440年に建設。
谷の東の端にあるこの神殿からスタート。 -
1月の夜桜
たぶん桜ではないんだとは思いますが -
これは帰り道で撮ったのですが、桜?
-
ライトアップされた一本道を進みます
-
野外美術館のよう
-
振り返ると遠くにジュノーネ神殿
-
500m程で次の神殿が見えてきます
-
コンコルディア神殿、とイカロス。
-
コンコルディア神殿は紀元前450~440年建設でシチリア最大の神殿(長辺42m)
-
昼と夜、どちらか一方と言えば夜景の方がきれいそうですが、明るいときに見ないと全体像はつかみにくいですね
-
さらに神殿が続きますが、地震で崩れた岩に埋もれ、廃墟感が漂います
-
エルコレ神殿。紀元前520年に建てられたアグリジェント最古の神殿。
-
神殿はこの先にもありますが、ここで帰ることにします。
ここからバスで街中まで行けますが、目の前で行ってしまったのと、終バスが何時かわからなかったので、歩くことにしました。分かってはいたのですが、なかなか遠いです。私が最短ルートをとれていたかは定かではありませんが、街中まで1時間程度はかかります。 -
その間に考古学博物館もあり、そこから神殿も見えます。
-
道の途中からも振り返ると神殿
-
暗くて発掘中の現場かと思ったのですが、これがヘレニズム期・ローマ期地区だったのかな
-
やっと町の端の方に戻ってきました
どこだかよくわかりませんが、スイーツもおいしそうなカフェがあったので -
買って帰りました。シュークリームみたいなもの。周りはピスタチオのクリーム。確か0.80ユーロくらいだったかと(コーヒーは別)。安い。
-
おそらくメインストリートであろうAtenea通りを通って宿を目指します。
土曜の夜だけあって、にぎやか。 -
階段が多く、ちょっと覗くとステキそうなレストランも見えます
-
宿は離れのような小さな家1軒を借りた感じ。Booking.comでAnima Templiとして出ています。
-
1DK
-
キッチンも専用
-
シーズンオフだからだとは思いますが、26ユーロ。
テレビをつけるとルパンとコナンがイタリア語しゃべってました。イタリアでも放送されてるんですね。
さて、明日はカターニアを目指します。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シチリア島(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
84