2017/11/06 - 2017/11/06
8位(同エリア145件中)
かっちんさん
断魚渓(だんぎょけい)は、江の川の支流の濁川が流れる山間地にあり、浸食されてむき出しになった流紋岩の崖が約4kmにわたって連なる渓谷です。
その名の通り、魚切りと呼ばれる大きな河床の段差が数か所あり、鮎の遡上を遮ります。
昭和10年に国指定名勝に指定され、嫁ヶ淵、連理ヶ瀑、通仙橋、千畳敷、神楽淵など24の景勝地があります。
石見川本の「マジオム」は福村食堂の名物「マジカルオムライス」のことで、ボリューム満点です。
陸閘門(りくこうもん)は、三江線のトンネル入口をふさぐ門扉で、江の川の氾濫時に大水の進入を防ぎ、駅や住宅を守ることができます。
「川本陸閘門」は石見川本駅の近くにあります。
旅行記は島根ジオサイト100選(石見地方)断魚渓を参考にしています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
石見川本駅
三次から乗ってきた三江線(さんこうせん)の列車は石見川本駅に12:18に到着。
この先に列車交換設備がないため、江津から来る列車を1時間27分待ち、13:45発の江津行きになります。 -
三江線引退まで あと145日
今日は2017年11月6日。
引退する2018年4月1日まで、あと5ヶ月弱(145日)です。 -
石見川本駅舎
昼時なので、満員の列車から降りてきた三江線と別れを惜しむ人たちを町ぐるみで食堂やお店を案内していましたが、今は静まっています。
かっちん夫婦は福村食堂へ向かいます。 -
イチオシ
福村食堂の名物「マジオム」
「マジカルオムライス」を略して「マジオム」。
オムライスの中にソーセージ、唐揚げ、ハムなどが入り、ボリュームも美味しさも満点です。 -
カツ定食(福村食堂)
こちらは熱々の豚カツを美味しくいただきました。 -
川本町の町並み
商店街を抜けるとこんな風景も見られます。 -
風になびくススキの穂
-
列車の発車(石見川本駅)
交換列車が到着し、江津行きが満員のお客を乗せて出発します。 -
江の川
三江線沿いに流れる江の川。
過去に豪雨による水害に何度も見舞われました。 -
川本陸閘門
国土交通省が管理する陸閘門(りくこうもん)です。
川本町を囲む山の外側です。トンネルの出口に住居や石見川本駅があります。
江の川の氾濫時、このトンネルを通って大水が進入するため、トンネル入口をふさぐ門扉が設置されています。 -
イチオシ
陸閘門で水害から守られる石見川本駅
-
石見川本周辺の案内図
今晩の宿は、石見川本駅近くの「かわもと音戯館(おとぎかん)」。
「断魚渓」は因原駅から南へ行った、邑南町(おおなんちょう)にあります。
「断魚渓」への公共交通機関は邑南町内バスと広島・大田間の路線バスがあるのですが、本数が少ないです。 -
断魚トンネル
石見川本からちょうどいいバス便がないので、行きはタクシーを利用します。
国道261号線「断魚トンネル」を出た先にある断魚渓バス停でタクシーを降ります。 -
断魚渓の案内図
「断魚トンネル」付近に断魚渓に下りる入口があります。
川沿いの遊歩道を嫁ヶ淵から千畳敷、通仙橋、稲荷神社、眺橋まで歩くコースがあります。
帰りは渓谷の上にある旧道から戻ることができます。
稲荷神社周辺は平成29年6月の大雨により、倒木と落石の危険があり、遊歩道の一部が立入禁止となっています。 -
断魚渓
国道からの眺めです。 -
嫁ヶ淵コース入口
トンネル入口横から旧道に入ると、この立札があります。 -
嫁ヶ淵に下りる階段
では、断魚渓を散策します。 -
V字谷の嫁ヶ淵
-
谷あいに流れ落ちる連理ヶ瀑(れんりがたき)
対岸に見える滝です。 -
高さ15mある3段の滝(連理ヶ瀑)
対岸に旧散策路があったようです。 -
大きな岩の渓谷(嫁ヶ淵)
-
狭いところもあり(嫁ヶ淵)
流木が岩の間にひっかかっています。 -
広くなる岩肌(嫁ヶ淵)
-
流れが静かな淵もあり(嫁ヶ淵)
-
川幅が広くなります(嫁ヶ淵)
-
岩盤が露出している千畳敷
-
岩樋川(千畳敷)
千畳敷の岩盤の割れ目を流れる岩樋川(いわひがわ)。 -
イチオシ
千畳敷から眺める下流の断魚渓
-
千畳敷左岸の岩壁
「箕の腰」と呼ばれています。 -
通仙橋
岩樋川に架かる木橋 -
流れの速い岩樋川
-
通仙橋を恐るおそる渡りました
-
千畳敷
右岸に垂直の絶壁、左岸に遊歩道が見えます。 -
目の前に垂直の絶壁
楯巌上(たてかがら)と呼ばれています。
千畳敷の先は滝になっています。 -
イチオシ
青空に映える「楯巌上」
崖の上に旧道が通っています。 -
豪快な「断漁滝」
-
稲荷神社通行止め
千畳敷の先に通行止め区間があることを少し手前の立札で承知していたのですが、どこから通行止めになるのかわかりませんでした。
この鳥居のロープを見て、危険区間を通ってしまったことに気づきます。 -
ここは「神楽淵」
-
イチオシ
「神楽淵」と「断漁滝」
-
下流に架かる「眺橋」
見どころはここで終わり。 -
遊歩道の階段
「眺橋」を渡り、階段を上ると旧道に出ます。 -
旧道から眺める眼下の「断魚渓」
-
秋の雲
-
断魚渓バス停に戻って来ました
-
バス路線
石見川本へ帰るには、邑南町内バス「邑南川本線」と石見交通路線バス「広島・大田線」があります。
これから16:50発の大田バスセンター行きに乗ります。 -
大田行きバス
定刻でやって来ます。 -
イチオシ
川本町の夕焼け
石見川本駅前でバスを降りると、夕焼け空です。 -
今晩の宿「かわもとおとぎかん」
室内温水プールやトレーニングジムなどがあり、「ホテルおとぎ」は2017年6月にグランドオープンしました。
綺麗な宿です。 -
音楽の里「川本町の音戯館」
-
夕食の焼き牡蠣
-
野菜とホルモンの焼肉
-
〆はラーメン
断魚渓は渓谷、滝、千畳敷などが揃った風光明媚な景観です。
明日は再び三江線に乗ります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52