2017/11/18 - 2017/11/25
81位(同エリア163件中)
violetさん
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当初はタンザニアにサファリも含めるつもりでしたが、人数が集まらないと高額になるという訳で断念。そもそもそんなに日数が取れる訳でもないので、それならと「The Rock」のあるザンジバルに行く事にしました。
ビーチに泊まるとぼーっとするしかないと、一人旅なので歩き回れるストーンタウンに4泊しましたが、途中あっぷるさんと合流して、あっぷるさんの知り合いのAさんのガイドで、パジェのビーチに向かい念願の海に浮かぶレストラン「The Rock」にも行く事が出来ました。
干潮で海に浮かんではいませんでしたが、満潮の時、また来ようと再訪を願う。そんな旅もいいのかもしれません。
4泊したストーンタウンは帰る日になっても、街中に入ってしまうと迷路のようでなかなか手ごわいですが、路地に入ると違う景色や人の生活が見られたりして興味深かったです。
今回は色々な国の人といろんなおしゃべりを楽しんで、街を歩いていると「ジャンボー」と声をかけられ、一人旅という感じがしませんでした。良いところです、ザンジバル。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
出発の2日前の事だった。(だと、私は思っていた)
カタール航空から電話があり、「明日のドーハからキリマンジャロ往きのフライトの事なんですが」と来た。
「ん?明日ってどういう事?」と頭の中が?だらけになりながらも、聞く。
「運休になったんです。申し訳ありませんが、次の日の便に変更していただけませんか?」
とりあえず、Eチケットを確認して、この人の間違いを正さなきゃと思って取りだしたら。。。
ナニー、本当に明日だった。。まだパッキングもしてないし、休日分の仕事も終わってないよーとアタフタ。
最近、旅行に出る緊張感が全く無いからな。日時を間違えるなんてと唖然とする。
次の日のフライトに変更なんて出来ない。
だって、キリマンジャロに着いた後は、別の航空会社で乗り継いでザンジバルに行くんだもの。
ダメを承知で行ってみた。
「乗り継ぎ便を買っているので、次の日と言うのは無理なんです。ザンジバル行きに変更は出来ませんか」
電話の向こうでカチャカチャと調べていたと思ったら、
「大丈夫です!ザンジバル行きに変更します」
と言われた。
心の中でガッツポーズ。こりゃ、渡りに船だわ。
成田からドーハ、ドーハからキリマンジャロはカタールエア。そこからはプレシジョンエアでザンジバルへ。
ドーハからなぜキリマンジャロにしたかと言うと、ただ単にザンジバル行きは高かったから。
どうせキリマンジャロ経由なら帰りはアルーシャの街で1泊して、サファリか何かに現地で申し込もうと考えていたのだが、もうこうなったらアルーシャはいいや。帰りもザンジバルからドーハ往きに乗りたい。
が、そうは問屋が卸さなかった。
「帰りの便までは変更できません」
そりゃそうですよね。はい。
仕方なく、プレシジョンエアのザンジバル-キリマンジャロ往復をキャンセルするためにオフィスにメールしたが、どうなっているんだか返答がない。
出発まで1日しかないもんな。日本に支店は無いし。
アフリカの航空便は難度だと聞くが、はや洗礼を受けた。
まあ運休のおかげで連絡が来て、乗り損ねという最悪の事態は免れたので、カタールエア様様。
当日、成田空港で「無事にザンジバルに着いてよ」と願いながら、荷物を預ける。
今回は液体物のシャンプーも必要だし、日よけクリームはもちろん、虫よけも必須なのだで機内預けなのだ。
写真は、カタール航空はおなじみのJALサクララウンジ。
カタールから何日か前にビジネスクラスにアップグレードしませんかというオファーが来ていたので、受けておいた。
カタールエアは、エコノミーとビジネスの差別化が顕著なので、安いチケットに片道5万何千円かプラスで、ビジネスになるんだったら受けておいた方がいいと思い。 -
メニューはこんな感じ。
いつでも頼めて、この中の何を頼んでも良い。 -
まずは、ノンアルコールシャンパン。
向こうのはスムージー。
付いてきたナッツが美味しかった。適度に温めてあり、塩気もほどほどで。 -
お話して意気投合したお隣の方が頼んだお寿司とヨーグルトを横から撮らせてもらった。
私も帰りのフライトで頂いたけれど美味しかった。
お寿司は搭乗して初めにメニューをCAさんが聞きに来た時に、予約しておかないと後では無くなっちゃうんだって。 -
私が頼んだ魚のサラダ仕立て。美味しかったー。
隣の方は、サンパウロまで行かれるブラジル在住の絵本翻訳家の日本人女性。
いろいろと楽しくお話をしているうちに、あっという間にドーハ。 -
いつものラウンジでシャワーを浴びる。
ドライヤーは言えば貸してくれる。 -
金持ちの国だなあ。いつもこの空港に寄ると決まって撮るのは車の写真。
-
さてゲートに急ぐ。
前からウエディングドレスを着たカップルが歩いて来たので、「Congratulations」と声をかける。
「Thank you」と二人して嬉しそう。どこで式を挙げたのかな。 -
ゲートに着き、バスで沖止めの機体まで移動。これでザンジバルまで。
-
席に着くと、私のキリマンジャロ行きが運休になった理由が分かった。
まるで乗客がいないのだ。
3席連結しているどこも一人占め。エコファーストだ。おかげでザンジバルまでフラットになりひと眠り。
この便のビジネスへのオファーも来ていたけれど、受けなくて良かった。
シート3席占領じゃビジネスみたいなもんだもんね。
人がいない3席もあったので、3分の1も乗客はいなかったみたい。
アジア人は私一人。
到着近くの時間になっても、入国カードが配られないのでCAに言うと、持ってきてくれた。他の人は要らないのかな -
機内食。
さっきのフライトで美味しいもの食べたし、ラウンジでもフルーツやパンを食べたからいらないんだよーん。ほとんど残した。
しかし、エコノミーとビジネスの食事が違い過ぎ。 -
アフリカ、着いたー。暑くてテンション上がるわ。
乗客の人たち、入国カードもらわなくて大丈夫?と思ったら、皆、着いた空港で書いている。
お蔭でイミグレには人がまだいず、並ばずに進めた。
50ドルのビザ代を払い、現地ビザ取得。
黄熱病のイエローカードのチェックは無いのかなとビクビクしながら進むが、特に何もなく簡単に最後のセキュリティを通り出口へ。
その前に両替所で両替とそこでSIMカード一週間分を20ドルで購入。
このSIMカードはタンザニアにしては随分高いようだけど、全てセット済のもので、契約の電話をしなくてもすぐ使える。
出口を出ると、ホテルに頼んでいた迎えのタクシーが待っていた。ほっとする。
タクシーまで進んだら、あっと思いだした。
「私、スーツケース取って来てない!」
「そうか、一泊で帰るのかと思ったよ」とドライバー。
「なんでよ。ここまで20時間かけてるんだよ。笑」
とげらげら笑っている場合じゃない。。
出口から入れるのか?
ゆるい、ゆるすぎるよ。ザンジバル空港。
セキュリティの横を通り過ぎ(誰にも声をかけられなかった)、中に入りスーツケースの集められている場所で係員にクレームタグが合致している事を見せて、受け取る。
再度、素知らぬ顔でセキュリティへ。
「ごめんねー」
と言いながらさっきのタクシーの所へ。
15分程でストーンタウンへ。
おお、ブラックアフリカ。
駐車場には、人々が集まり、「こんなところに日本人」の番組のせいじが目的地のバスを見つける風景のまんま。嬉しくなる。 -
ドライバが荷物を持ってくれ、ストーンタウンの中へ。
市街は迷路の様だど聞いていたので、曲がり角などチェックするが無理ー。
一度じゃ覚えられませんからー。 -
こんなところとか。
角を何度も曲がり、たどり着いたのは。 -
「Coffee House」
と言ってもカフェ兼用ホテル。
受付でウエルカムドリンクを頂く。メニューから好きなドリンクを選んでいいのだ。スムージーを頼む。美味しいが冷えてはいない。
まあ氷入りを頼む方がやばいしね。 -
ホテルの中は吹き抜けでステキー。
-
ここで2泊する。
ドアの鍵は2つあり、アナログ。
ここでの3日間、それで鍵を開けるのに苦労した。
朝、カチャカチャ開けていたら向かいの部屋から不機嫌そうな女性が出てきて、
「コツを覚えてよね」
と言いながら開けてくれた。ってあんた、顔見たらスタッフじゃん。
さて荷物も置き、蚊取りセットも用意した。
街歩きに出かけるか。
第一日目、ストーンタウンの街歩きを兼ねて、キャンセルしたいフライト(往きは既に飛んだ模様、帰りの便のキャンセルを確実にして、新しく取ったフライトをリコンファームしたい)の航空会社オフィスに行きたい。
地図で見ると、歩いて10分ぐらい。
だけどホテルを出て、すぐに方角が分からなくなった。
道では「ジャンボー」と現地の人が声をかけてくる。
「どうしたの」と男の人が声をかけてきた。
まだこの街の様子が分からなかったので、不安だったが、地図を見せて
「ここに行きたいの」のプレシジョンエアの事務所を指さす。
すぐに「付いてきて」と言われ、頭の中で一瞬考える。
路地に人がいなくなったら、すぐ駈け出そう。この人、弱そうだし。
しばらく着いていくと
「ここだよ、じゃあねー」とチップも要求せずに行ってしまった。
なんて、いい人なんだ。タンザニア人。いい人すぎる。
入り口を入り、くそ暑い外からクーラーの効いたオフィスに入り、詳細を説明する。
すると
「ここはエチオピア航空ですよ。あなたが取ったのはプレシジョンエアでしょ」
と言われ、うわっやっちまったーと狼狽。
「いや、さっき道案内してくれた男の人がここだと教えてくれたから」
としどろもどろになりながら退散。
そうだった。海外で何か聞くと、知らない事でもさも知っているように話す人が多いんだった。
仕方が無い。地図にある場所にはオフィスはないので諦める。
明日、空港へ行ってリコンファームしよう。 -
さっき空港まで来たドライバが車を停めた駐車場の横の広場。
サッカーをする男子たち。 -
夕暮れが近づいたので、海辺に行ったら地元の子たちが飛び込んでいた。
海の水、そんなにきれいそうに見えないんだけどね。
暑いから、飛び込んだら気持ちいいだろうな。
一日目、ホテルに帰る道は覚えた。
ホテルのカフェでピザを食べてこの日はおしまい。 -
海外に行くと一晩めは時差ボケや興奮していたりで、夜中に何度か目覚めるのが常だが、ここではなぜかよく眠れた。
屋上の朝食会場へ向かう。
「ジャンボー」と屋上に向かう階段の下にある部屋から声がかかる。
「今日の具合はどう?目覚めはどうだった?」
と一通りの挨拶を済ませ、階段を上がると私が一番乗りのようだった。
屋内。 -
ぐるっと囲むテラスはこんな感じ。二日ともテラスの私の席。
-
テラスから見た街の景色。
-
食べかけでごめんなさい。フルーツがたくさん。
これにオムレツを作って持ってきてくれた。
食べていたら、「さすが、日本人。早いですね」と若い日本人男性から声をかけられる。
イギリスに仕事で駐在しており、ザンジバルへは観光で来たらしい。
さて、出かけるか。朝から暑いな。
昨日、さんざん迷ったのでホテルの人に方角を聞く。まずは大聖堂。
「右へ真っ直ぐ行けばいいのよ」とホテルの人が行ったけれど、まっすぐ行ったら二つに分かれた。
4.5人の制服を着た女子グループがいたので、大聖堂の場所を聞くと「付いてきて」と案内される。
箸が転がってもおかしい年頃らしく、先に歩いては「ふふふふ」と私を見て友だち同士でお互いに笑う。ただ単に私と一緒に歩くのが嬉しいらしい。
曲がり角の度に、「こっちよー」とムスリムのスカーフを被った女子たちが笑う。
何かフルーツが入ったビニール袋を手に食べながら歩いているので、「何食べてるの?」と聞くと、袋を突き出して私に食べろと言う。
さっき、食べたばかりで満腹で食べられなかったのが残念。
入り口を指さすと、皆笑いながら引き返して行った。やさしすぎるよ、ザンジバルの女子。 -
ザンジバルは悲しい歴史を持つ島で、昔オマーンによる奴隷貿易で栄えた場所なのだ。大聖堂は奴隷市場だった場所。
入り口はどこかなと探していると、巧みに人が近づいてきたのでてっきり係りの人かと思ったらガイドだった。やられたー。ガイド料5ドル。
でもね、地元の人の収入になればいいや。 -
入場料を別に払い、中へ。
この祭壇で、奴隷としてアフリカから集められた人たちが鞭を振るわれ、泣き叫ぶ人は安い値段を付けられたという。何てむごい。 -
地下には、何十人と収容されていたコンクリートの部屋。
床はそのままトイレだったため、衛生環境は悪くここで死んでいった人もいるという。置いてある鎖はオリジナルのもの。 -
人間て恐ろしい。
-
説明パネルもたくさんあり、これを読めばガイドは要らなかった。
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見学していたら自然と息を止めてしまい、詰まりそうだったので外に出る。
中庭には、奴隷とされた人たちを再現した彫刻。鎖は実際に使われていたもの。 -
大聖堂を後にして、歩いて5分くらいのダラジャーニ市場に向かう。
魚のオークションをしていた。
冷蔵なんてされていない。この暑さ。当日採って売りさばき食べるんだろうけど、冷蔵技術が当たり前の日本の目から見ると大丈夫なんだろうかと思うけど。 -
これはイカか。匂いが。。
-
サメは食べた事ないな。
-
魚市場を抜けると、野菜、フルーツが並ぶ野菜市場。
-
お土産ものも並ぶ一角に来たのでアフリカの鮮やかな布にくるまれたスパイスをいくつか購入。ザンジバルはスパイスが特産品。
この土産ものでうろついていた裸足の若い男子が付いてきた。
「付いて来ないでよ」
と言うと、「どこ行くの?」と聞いてくる。
なんか人懐っこいので、地図を見せて「ここら辺に行きたいのよ」と見せると、
「反対だよ。こっち」
と案内する。
もう市場を出た時点で方角が分からなくなっていたので素直について行く。
後から分かったんだけど、この子、地図の見方が分からなかった。
街をぐるぐる15分程歩くと、その子が道端の人に地図を見せて「ここ、どこ?」と聞く。
「なんでよー。知らないんじゃん。もういいよ、帰って」
と言うと、「えー、分かるもん。こっちだよ」と引かない。
「なんで靴はかないのよ。」と言うと、
「稼いだら靴買うよ」とタバコを吸う。
「だめだよ。タバコより靴、靴。裸足で怪我したら大変だからね。第一アンタいくつなのよ」と聞くと、13だと言う。えーーー、13歳かい。17.18かと思ったけど。
「13でタバコなんて吸っちゃだめ。お母さんに怒られるでしょ」
「お母さんいないよ。死んだ。」
はああああっ、深入りしすぎた。
トコトコともはや先導せず、付いてくる男子に
「ちゃんと案内してよね」と言う私。何やってんだ、私。 -
お土産屋さんの店先。
-
海側の公園に出てきた。
-
あっ、「The Rock」のパクリだわ。
-
驚愕の家。スルタンのお屋敷だった家。
-
オールドフォート。要塞。
暑い中、街を半周してからタクシーで空港に向かうために通りに出ると13歳のガイドくんが、走ってタクシーをつかまえてきてくれた。
「バイバイ、またね」とチップを渡して別れる。
空港まではタクシー10ドル。
空港の外の敷地内にあるプレシジョンエアの事務所に行き、前のフライトをキャンセルして、新しい予約確認書をもらい、ストーンタウンに引き返す。
ホテルに一旦戻り、カフェでまたスムージーを頼んで昼寝。 -
夕方になり、広場に屋台が出ると言うので出かけた。
少し気を抜くと迷路の街でまた迷子になるので曲がり角を覚えながら歩く。
広場には子供の遊び場も。 -
ここでチリ味のチキンと海老の串焼きを買う。
飲み物は別の屋台でフルーツジュースを調達。
ベンチに座って食べ、チキンが少し柔らかいなと思い、ホテルに戻ってすぐ食あたりの薬を飲んだが、この夜は何度となくトイレに駆け込んだ。 -
3日目の朝。
東の果てに住んでいるからか早起きのワタクシ。朝食はまた一番乗り。
今日はホテルを変えるので、11時にはチェックアウト。
今まで街歩きをしていたのにお店を全く覗いていないことに気づき、チェックアウトの時間まで周りのお店を見て歩き、お土産を買うことにする。
お土産通りかな。
絵画とか、編んだバッグとか、動物を模った小物とか。
こうやってお店の前でなくても、路地には人が座っていて道行く人に「ジャンボ」と挨拶する。 -
表紙に使ったこの黄色の民族衣装の女性、素敵だったな。
路地に座る男たちに何か言われてるんだけど(スワヒリ語で分からない)、手をあげて手を振り、堂々と腰を振って、ひらひら歩く感じ。 -
ムスリムの女性も多い。
-
独特なドア。
ザンジバルはアラビア商人やインド商人が入り込み、それぞれの文化の木彫りドアが特色としてある。これはインドドアだったかな。 -
大きなドアは富の象徴。
古くてボロいけれど、中央の柱の繊細な彫刻は残っている。 -
にゃんこ多く見かけたけれど、野良犬は見なかったな。
チェックアウトして、ガラガラとスーツケースを転がし、徒歩10分弱の別のホテルへ。
市内は本当に迷路で、グーグルで近くまで行くのだけど見つけるのは至難の業。
同じところをうろうろと歩き回っていたら、またまた自称ガイドにつかまり、「こっちだよ」と連れて行かれる。
ホテルに到着するまで5分弱くらいだったので少額のチップを渡し、お礼を言って去ろうとしたら足りないとまだ要求する。
市内ガイドもさせろと言って聞かないので、必要ないと断り更に3000シリング支払った。
こういう時、ここでは目の前にホテルの人がいたとしても客の味方をしてくれないのね。
外国人としては大した金額じゃなくても、訪れた国の相場というものがあるからね。ムズカシイ。 -
「The Island Town」
12時になっていなかったが、部屋に案内してくれた。
開き窓の隙間があり、蚊が入りこむ不安が若干あったが、金額は前のホテルの半額で同じクラスぐらいの部屋の造り。
1泊4000円程。こちらの方が金額が安い分、良かった。
前のホテルのレビューはめちゃめちゃ良かったけれど、違うホテルに比べるとその金額で?って事がよくある。
ほとんどストーンタウンは周ったので、どこか違う場所に行きたいと受付にエクスカーションの手配を頼むと「スパイスガーデンはどう?」と提案される。 -
ドライバが迎えに来て、ストーンタウンから車で20分程で到着。
この男たちが案内して、林の中へ進む。 -
ショウガとかのスパイスの木が植わっていて、特別珍しいというものは無い。
そうだった。
今まで、スパイスガーデンとか言って、スリランカやインドネシアのに行ったけれど、最後は石鹸やスパイスを使った薬もどきや紅茶を売られている場所だったんだ。
アフリカは特別かなとか、淡い期待を抱いていたのが間違い。
世界中どこへいっても一緒だ。
ヨソの国で初めて行った時は何を見ても興味深かったので、行った事のない人は楽しいと思う。 -
最後はこの人がヤシの木を登って、歌を歌いながら収穫する図。
ここでカメラのバッテリー切れ。折角登ってくれたのにごめんよ。
林の中に声が良く響いて現地の歌が染みたな。 -
タウンに戻って、今まで外から眺めていたオールドフォースの中へ。
入り口には、マサイ族の女性が座っていた。
中は、お店があったり、円形劇場があったり。
この芝生の上で椅子に座り、ヘナをやっていたので両手にやってもらう。
片手20ドルとか言うけど、そんなの嘘に決まってる。
女性はしたたかだな。結局両手20ドル取られた。 -
マルマルホテル屋上レストランで遅いランチ。
シーフードプラッター。
付け合わせのいんげんと人参はここの定番だな。
屋上からは、海を見渡す絶景が楽しめる。
プールもあった。 -
もうすぐサンセットなので待てば良かったかな。
-
今朝は8時にホテルの朝食会場で、旅仲間あっぷるさんと待ち合わせ。
キリマンジャロ空港から一旦ケニアに飛んでいたあっぷるさんは、そこから昨夜このホテルに到着しているはず。
いたいた。
ブータン以来の再会に、旅話が楽しい。 -
この半屋上のレストランからは、大きなフェリーも見える。
海が見えるのもまたいいなあ。
午前中は、ザンジバルに着いたばかりのあっぷるさんとは別行動。
また午後1時にあっぷるさんの知り合いのダルエスサラーム在住のAさんと3人で落ち会い、パジェにある「The Rock」に一緒に行く予定。
ところで、この話を家人にしたら、
「アフリカで現地集合なんて、ドラえもんが仲間たちとどこでもドアで現地集合だねって映画の中で見た話だけかと思った」と言われた。 -
さて、私は海沿いに向かって歩く。
歩いていると、ここからプリズンアイランドへ行く船の勧誘が多いけれど、
「午前中しか時間がないのよ」
と言うと、あっさり引き下がる。昨日行けば良かったな。 -
通りのパレス博物館に入る。
この3日間、前を通り過ぎるだけで中に入らなかったからね。
どれどれ、非人道な奴隷貿易で稼いだオマーンの君主の館とやらを見てやろうじゃないか。
入場料を払い、中へ。
広い階段を上がり、調度品の数々。 -
アラブの模様だね。
-
応接とか
-
結構な部屋の数だわ。
見学の人は私の他に女性が一人だけだったのだが、独特の雰囲気のアジアとロシアが混在した顔つきの人だった。
その人がやたらと写真を撮っていて、私を見つけると
「写真を撮って」と頼んでくる。
この位置で、ドアをここまで入れてとか背景までやたらうるさい。
モデル並みの立ち方と座り方。
撮った写真を見せると気に入らないらしく、撮り直しをさせられた。
撮り直しが3度ほど、ようやくOKが出てほっとする。
二人しかいないものだから、部屋を替えて見学しても自然と会ってしまう。
また掴まる。また写真を撮らされる。
しかし自分の写真をここまで徹底して撮っている人、始めてだ。
確かに美人だ。聞いてみるとタジキスタン人。
タジキスタン人、初めて会ったよ。
今はロシアに出稼ぎに行っていて、2週間の休みでザンジバルに来ているらしい。
何の仕事なんだろう。興味深々だが、彼女の英語がたどたどしく長く話す事が面倒になってくる。 -
テラスに出ると海からの風が気持ち良い。
さて、約束の時間も迫ってきたのでホテルに戻ろう。 -
帰る途中、日本の車を見かけた。はるばるとまあ。
1時にレセプションであっぷるさんとAさんと合流。
通りのタクシー乗り場まで出て、パジェまで金額交渉。
スワヒリ語を話すAさんのお蔭で往復150000tzsで行ってくれる事に。
日本円で7500円くらいか。
初日にホテルで会った男性がパジェまでホテルに送迎を頼んだら片道60ドルと言っていたので安いよね。 -
パジェに行く途中の道路脇で見たバオバブの木。
この実が、公園の露天でスパイスと砂糖で味付されて売っていた。
途中からは1本道の非常に整備された道路、最近建設されたらしい。
道路脇を入るとRed monkeyという固有の猿も見られるよとドライバー。
2時間弱でパジェに到着。 -
「死ぬまでに行きたいレストラン」に選ばれたという「The Rock」
写真で見るより随分岸から近いんだなあ。
満潮の時は岸からボートでレストランに行く写真も見ていたので、ちょっと拍子抜け。
見てみたいと切望していたので、それでも実際に来れた事に感激。 -
岸から歩いてレストランへ。
-
まずはビールとおつまみ。
-
風が気持ち良い。遥か沖にはサンゴ礁の隆起が見える。
ここにぼんやり2泊しても良かったかなと思うけど、街の観光名所を歩き回る派の今の私にはもてあましちゃうだろうな。
もう何年か経ったら、もう一度ザンジバルに来てみたいのでその時はここパジェに泊まろう。 -
運転手が2時間待ってくれるというので、ゆっくり出来た。
海に浮かんでない「The rock」は残念だったけれど、旅は少し心残りがある方が良い。またの機会を誘ってくれる。 -
ストーンタウンへ戻る帰り道、今夜の飲み会のフルーツを道端の露天で購入。
スイカとパイナップル、マンゴーなど。
ここではパイナップルがめちゃめちゃ美味しい。 -
お酒の店にも寄ってビール、ワインを購入。
夜、飲んだときAさんがビールの味がヘンだと言っていた。
タンザニアではよくある事らしい。 -
ホテルに戻って、まず夕飯を食べにフォロダニ公園へ。
二人はザンジバルピザを。
私は、初日ここで串焼きを食べてお腹を壊したので遠慮する。
お好み焼きみたいなピザだ。
横で見ていて、我慢できずにAさんに一口ねだったけれど美味しかった。 -
夜の公園。
部屋へ戻り、静かに酒盛り。
Aさんから、マラリアの怖い話など聞く。
実は、私はホームドクターに言われてマラリアの予防薬を飲んできたのだけど、入国の2日前から帰国後一週間は飲まなければならない。
それがどうも胃がムカムカして身体が本調子にならないのだ。
Aさんは、マラリアにかかり現地で薬を飲んで直したらしいのだが、まず起きられる状態では無くなる事。僻地の人は薬を飲まずに普通に亡くなってしまう事などを聞いた。
また小学校には祈祷師が常置していて、具合が悪くなると、病院に行く前にまず祈祷師らしい。
死生観が全く日本とは違う。そんな話を聞きながらこの日は更けていった。 -
今日は、アフリカ大陸タンザニア本土のアルーシャへ行く日。
あっぷるさんは早朝、ホテルを発った筈だし、違うホテルに泊まったAさんは、フェリーでダルエスサラームへ戻った筈だ。
私は、ゆっくり朝食後ホテルを発って、ザンジバル発ダルエスサラーム経由でキリマンジャロ空港へ向かう。
ホテル朝食会場の片隅にあるベッドとシーシャ。
屋根があるだけで半オープンなので風が素通り。
気持ち良いんだけど、蚊が気になるな。(蚊の飛ぶ音は聞こえなかったけれど)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- eahawkさん 2018/02/05 22:55:57
- お疲れ様でした!
- 干潮は確かに少し残念でしたが、次回は飛び切り綺麗な東海岸の
ビーチに泊まり再訪を果たしてください♪
また、ダルエスサラームへもぜひお越しください!!
eahawk
- violetさん からの返信 2018/02/06 09:08:02
- Re: お疲れ様でした!
- eahawkさん
その説はお世話になりました。
お陰様で美しいパジェのビーチを堪能する事ができました。
ありがとうございました。
サファリについても教えていただいたのに、ダルエスサラームでの飛行機の遅延で遅くなってしまい連絡出来ずに申し訳ありません。
思い返すとつくづく失礼な奴ですね、私。すみません。
おまけにAさんでなくEさんだったとは。。
それなのにダルエスサラームにお誘いいただき、ありがとうございます。
ダルエスサラームはまだちょっと治安に不安があるのですが、年数が経ってもう少し人生に開き直ったら決心が付くかもしれません、笑。
次回ザンジバルに行く時はまたご連絡させていただきますね。
懲りずにお付き合いいただくと嬉しいです。
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