2018/01/08 - 2018/01/08
94位(同エリア495件中)
まめこはさん
数年前から、釣りだけであきたらなくなったのか、
単に世間のブームの乗せられたのか、
「狩猟」に凄く興味がある夫。
「ハンティング」に興味があるのでなくて、
野生動物を自分で殺して捌いて食べたいんだってさ。
免許がないから、ツアー参加が必至。
でもね、日本でその体験が出来るツアーって結構お高いのよ。
それに遠方(岐阜辺り)だしさ。
そしたらね、Webで検索したら、参加出来そうなのを見つけたのさ。
自治体が開催しているワークショップ。
早速、応募したら応募多数で抽選なのよ。
んで、見事に落選。
翌年も落選。
で、今季も落選か・・・・と思ったいたら、12月に入ってから、繰り上げ当選のお知らせが!
わ~い!
と言う訳で千葉県鋸南町が開催している狩猟エコツアー「けものみちトレッキング」に参加してきたよ。
食材と言えばそうなんだけれど、グロと感じる方が多いと思うので、
ボカしておりますが、それでも苦手な方はご留意下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
一週間前から天気予報は「雨」だった。
関東の雨は夕方からっぽいから、どうにかなるかな。
と、思いながら車でGo。
途中、「海ほたる」でトイレ休憩。海ほたるパーキングエリア 道の駅
-
天気が悪いので展望はいまいち。
-
近くで撮った「掘削機」。
こんな感じだった。
2013年7月。海水浴に行く途中で撮った画像。
子供たち、ちいさッ。 -
うちのコンデジさんが頑張って撮った、スカイツリー。
-
ここにもペッパー君がおりました。
-
ちょっとアクシデントがあって、30分程遅刻して現地の鋸南町横根地区に到着。
最初は講義のスケジュールだから、大丈夫だと思っていたら、なぜか参加者とスタッフの方と思われる方々が全員外に。
「スケジュールを変更しました。」とのこと。
遅刻して詳細は聞いていないけれど、雨の予報を考慮して、午前と午後のスケジュールを入れ替えしたらしい。
オレンジのベストを着て、「里山トレッキング」に出発! -
まず、最初の罠。
猿のらしい。 -
ニホンザルって駆除できないんじゃなかった?って思っていたけれど、
獣害の場合はOKらしい。
おとりの餌は「みかん」だった。 -
鋸南町の名産品「水仙」を栽培している山を歩く。
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山の斜面に広がる水仙の花・花・花。
-
既に出荷は終わっているので、
(お正月用に年末に出荷するんだって)
ここに咲いているのは売り物にならなかった花らしい。 -
一面、水仙の爽やかな香りが広がっていた。
が、
「トイレの芳香剤の香りだな・・・・。」
とガッカリするような事を言う夫。 -
鹿に草を食べつくされて、はげてしまった場所。
水仙の葉をニラと間違えて食し、毒で亡くなってしまう事件が度々あるが、
鹿にとっては、毒でないのかな?
質問したみたら、
以前はなかったのだが、最近、鹿が葉の部分を食べるようになったとの事。
もともと鹿にとっては毒でないのか、それとも耐性がついたのか・・・? -
ここが所謂「獣道」だそうだ。
人間は勾配が急すぎて、通れないな。 -
次は、ちょっと大きい。
猪の罠。
罠は農家の方の手作り。
試行錯誤の結果、猪には2mの大きさの罠が一番ひっかかるんだって。
おとりの餌は、「ぬか」が基本。
いつもと同じだとばれてしまうので、
バーモンドカレー、ワイン等色々味つけして、猪の興味がわくよう、チャレンジしているとのこと。 -
モデルの小5男子(息子B)に入ってもらったら、こんな感じ。
-
お次は「くくり」の罠。
動物の動きを観察して、獣道となっている場所に仕掛けるんだって。 -
この円盤を踏むとワイヤーが閉まる。
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多くの鹿は掘り起こして球根部分を食べるのだそう。
-
画像は鹿に掘り起こされた球根。
-
ここからは、道が険しくなる。
-
私有地なんだけれども、入り込んでしまう人がいるのかな。
猪が可愛い。 -
勾配の厳しい幅の狭い道を進む。
-
トレッキングとしては全くきつくなかったけれど、
水仙の畑は、電気が流れている柵で守られているので、
それに触れないように気を付けないとね。 -
柵を恐ろ恐ろ跨ぐ息子B。
-
横根地区の山にイノシシ用48機、サル用10機の罠を設置しているらしい。
罠にかかってそのまま死んでしまうと肉が使い物にならなくなるので、
罠を仕掛けている場合は、
毎日、チェックをする必要があるんだって、大変だ~。 -
しかも従事者の方は若い人ではなく、高齢者の方々。
毎日、毎日だとこんな坂道は辛いよな。 -
水仙、本当に綺麗だった。
別名「雪中花」。
ず~っと前に、雪と波の花が待っている福井の海沿いの崖に水仙が咲き乱れているのを見たオヤジ(友達の年の離れた彼氏)が「日本の女性は水仙の様にいるべきだ。」と演歌みたいな事をのたまっていたのを思い出した。 -
山から下りてきて、昼食タイム。
お弁当付き。
おにぎりは、特産品の「地すべり米」で作ってある。
ご馳走様でした。 -
食後は、お楽しみ(?)の止め刺しの見学。
本来こちらのツアーには入っていない工程。
昨日までは絶好の行楽日和だったのに、本日は全国的に雨の予報は大分前から出ていて、がっかりしていた。
だが、気温があがり、今まで寒さで動きが悪かった動物たちが活発になったのか、
なんと今日は罠に獲物がかかっているとのことで、天候悪化が吉となったのかも。
「すごくラッキーでしたね。なかなかこんな機会はないですよ。」とスタッフ談。
車で5分ぐらいのところの人家の畑の罠に一度に三匹もかかっていた。
兄弟なのか。
ウリ坊の模様が無くなったばかりの子供の様だ。
(ウリ坊でなくて、良かった・・・・。獣害とわかっていてもチビッ子子供を殺すのはそれなりに辛い。)
嫌な気分になる方もいると思うので、詳細はカットするが、
簡単に言うと電気ショックを与えて、動脈をザックリと言う感じ。 -
お次は「鹿」。
こちらもすぐ近くの国道沿いの罠にかかっていた。
画像では解り辛いかな?
奥に牡鹿がいる。
そしてら、なんと奥にもう一頭かかっていた。 -
「くくり」の仕掛けの場合、危険で電気ショックは出来ないため、
猟銃を使う。
近距離で頭を一発。
「ズドーーーーーーーン。」
ともの凄い音。
そして、動脈、ザックリ。
もう一頭も同じように仕留めた。 -
夢中になって、鹿の画像を撮っていたら、
まんまと罠にかかってしまった人。
怪我がなくて、良かった。 -
コミュニティセンターに戻って、
「里山が危ない!田畑を荒らすけものたち」の講義を受ける。
講師は「千葉県農林総合研究センター暖地園芸研究所」の方。
意外とお若い方だった。
2部構成で1部の「猪の生態」では、食後まもなくだったのと室内が温かさにやられて、
ちょっと舟を漕いでしまった。すみません。
2部は「イノシシとヒトの歴史」。
日本における「獣害」とのかかわりあいの歴史と、現状の問題、今後の対策についてと、とても考えさせられる内容だった。
とても解りやすく説明くださったので、睡魔に侵されることも無く。
・農村の高齢化、80歳までがバリバリの若手現役の扱いらしく、次の担い手がいない。
・このままでは都会も野生動物の生息圏内となってしまうのも時間の問題。
等、考えさせられた。
久しぶりに授業のようなものを受ける事が出来て、
意外と楽しかったな。 -
講義が終わって外に出ると、雨が本降りとなっていた。
コミュニティセンターの前にテントを張って、猪肉のBBQ。
スタッフの方が焼いてくださった。 -
こちらの肉は、「ジビエ勝沼」で処理をしてもらったもの。
鋸南町では、国の基準を満たした処理場が無いため、
市場に流通させることは今のところ、出来ない。
肉は、超美味しかった。
横根の肉は、絞め方がとても上手なので、凄い美味しい肉なんだそうだ。
確かに昔食べた「牡丹鍋」の肉よりも遥かに美味しかった。
しかし、私の猪肉No.1は西表島で食べた「琉球猪」。
あれは、日本のイベリコ豚だ!
最高に旨い!! -
これは前の日に罠にかかった猪の肉。
の裏側。
背脂が凄い。
もう肉の状態なので、ボカさなくても良いかもしれないのだが、
あまりにも凄い脂がグロテクスに感じて、ボカしてみた。 -
その脂を触らせてもらった。
獣臭いのかと思ったが、ほぼ無臭。
「食べられる。」と言うので、パックっと夫が口にいれたら、
(過熱して)の意味だったらしい。
「生で食べちゃダメだよww」と笑われていた。
これで石鹸を作ったりするそうだ。 -
本日の収穫。猪の部。
捌くのももちろん見学させて頂いた。
猪と鹿を絞める一部始終を見て、青くなっていた息子B。
そうだね。
命を頂く瞬間を見たのは初めてだったものね。
かなりショックだった様子。
捌いた後、ぽっかりと空いた内臓の部分に手を入れると、
まだ温かかった。
子供たちは動物が大好きで、
特に息子Bは動物を「愛玩」としてしかとらえていないから、
今回は辛いだろうな、大丈夫かな?と少し心配はしていた。
案の定、それなりにヘビーだったようだが、
解体を観た後、BBQを「旨い、旨い。」と食べていたから、大丈夫かな? -
内臓はトンビさんたちに。
トレッキングをしていた時に、「やたらトンビがいっぱいいるな~。」と、
思っていたんだけれど、
どうやらこれがお目当てだったのか。
この画像では解り辛いけれど、凄い数のトンビが高速で内臓めがけて急降下してきて、さらって行った。
あっと言う間に、数頭分の内臓が無くなった。
里山のスカベンジャーだね。 -
ちゃっかり、鹿の解体体験をさせてもらっている夫。
本来、「解体」については、別のワークショップがあるのだ。
なのに、体験させてもらえちゃって、本当に本日はラッキーデイ。
内臓を出すまでの一連の処理を体験させてもらった。 -
猟銃の見本を触らせてもらった子供たち。
こちらは一発弾を使用。
頭を打つ。
六発弾等複数の弾の場合、内臓にあたる可能性があり、
その場合肉が臭くなってしまうそうだ。 -
解散は17時前だったが、アンケート等を書いていたら、真っ暗になってしまった。
道の駅は18時までとの事だったので、急いで、
廃校を利用した道の駅として、有名な「保田小学校」へ。
廃校になったくらいだから、人里離れたところにあるのかと思ったら、
インターの真横にあった。都市交流施設 道の駅 保田小学校 道の駅
-
まずは、「きょなん楽市」へ。
体育館を利用している。 -
お正月明けなのと不作のWパンチで高騰中の葉物野菜が安くて、嬉しい。
-
妖怪みたいな大根w
-
買い物の後、建物を見学してみた。
この先は教室を利用した宿泊エリア。建物の2Fの部分。
1Fにはレストランや鋸南町の観光案内所があった。 -
観光案内所の横で「獣害対策」について紹介されていた。
-
皆さん、凄く頑張ったんですね。
間違わないで欲しいのですが、皆さん、マタギを職業としているのではない。
農家の方々だ。
農業の仕事とは別に致し方無く、獣害処理を行っているというか、
やらざるを得ない状況なのだ。
このワークショップの目的は、
「山の神への感謝を捧げつつ、獲物をさばき、山の地味を味わう、
のどかな里山で獣害と共生するまちの魅力」(パンフレットより)の紹介だ。
「多くの人に狩猟や有害鳥獣捕獲を通じた農村集落の魅力や、狩猟の社会的役割、狩猟方法等を紹介し、鳥獣被害対策の担い手となるきっかけを提供するために開催するもの」ともしている。
なので、東京でしがない会社員でいるしか選択肢の無い私たち夫婦がこのワークショップに参加して良かったのか少し引け目を感じていた。 -
非力の私が出来る事で、手っ取り早いのは「消費」だ。
今回のツアーに参加させて頂いた感謝の気持ちで、
「お土産」を私にしては多めに買った。
まずは、「地すべり米」。
「地すべりが多いところでの田んぼでは、ミネラルなど肥効に関連する鉱物質を微量に含んだ地下水と思粘土質の土壌によっておいしいお米が出来ると言われている。」
だそうだ。
ふるさと納税の返礼品になっている。 -
「タコご飯」と「さつま芋チップス」。
旨かったっす。
その他、閉店間際だったので半額になっていたお弁当(タコご飯も)と会社へのお土産と葉物野菜等、購入。
今回のワークショップをはじめ、
保田小学校の駅の道、「地すべり米」等、
鋸南町、色々頑張っているな。
「応援」と言ったら、おこがましい感じだけれど、
横根の方々がとても親切だったので、今後も少しだけれども、
「消費」で応援出来たらと思う。
横根のジエビが流通に乗るのが一番なんだけれどもなぁ・・・・。
土砂降りの三連休最終日だからなのか、
高速はかなりスムーズで鋸南町から自宅まで一時間半で帰ってこれた。 -
息子Aは「さくらコーラ」。
-
そして、息子Bは「しょうゆサイダー」。
「絶対残さないで飲むなら買って良いよ。」の約束で購入したのに、
結局飲み切ることは出来なかったw
でもでも、
「これからは、お肉は絶対に残さない。」と息子Bは帰りの車の中で言ってくれた。
肉を食すと言うことは、「命を頂く」って事。
忘れないで欲しい。
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