2016/17_年末年始のスペイン旅（6）ソロドライブでアストゥリアスを走る

2017/01/03 - 2017/01/04

お昼の便でビルバオから日本に戻る旦那くんを空港まで送り届け、いよいよ、ちょっとドキドキのソロドライブの始まり。

この日は頑張って300kmのロングドライブです。マイペースに安全第一で。休憩しながらアストゥリアスの海岸沿いを走ります。
思いがけず美しい海岸の景色に巡り合い、夜は乾いた喉を美味しいシードラで潤し、翌日は、楽しみにしていた小さな教会に行きました。

エリア オビエド(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

夏に賑わうスペイン王室の別荘があるサンタンデールは素通りして、ビルバオから１時間半、はじめの休憩場所に選んだのはこちら　サンビセンテ・デ・ラ・バルケラ。

とても面白そうな地形にあったので、高速を降りて行ってみました。
オヤンブレ自然公園の中、地図で見ると河口と入江が複雑に入り組む場所にあります。

ちょうど引潮の時間だったようで、可愛い小舟が打ち上げられたように見えます。なんだかおもちゃみたいですね。

13時過ぎの穏やかな時間。人通りもなく静かな海辺でのんびりノビをして、ドライブ再開。

高速A8に戻り、西へ。しばらく走ると素晴らしい景色が見えてきたので、高速を降りると、今度は見晴らしのいい海岸に出ました。

”緑の道　Guadamia san antolín”
https://www.turismoasturias.es/descubre/naturaleza/rutas/sendas-costeras/san-antolin-playa-de-guadamia
後で、上記Webとかで調べてみると、グアダミア海岸からサンアントン海岸までのトレッキングルートが素晴らしいようです。

ここはグアダミア川の河口にあたる場所。

素晴らしい地形の海岸です。

波に削られた岩場。このような場所がたくさんあるようなのです。

川と海がつながる場所。

山側に目を移すと、

遊歩道がありました。

目を落とすと、こんな複雑な色を見ることができました。

こんなに素晴らしい環境を散策したらきっと楽しいだろうなあ。別の季節にきてみたい。

”馬は通行禁止”
このルートを馬で楽しむツアーもあるのかな。

さて、休憩を終えて内陸方面に舵を切り、オビエドを目指します。

アストゥリアスの州都オビエドに無事陽のあるうちに到着。
大聖堂の前のスケートリンクでは、子供達が楽しそうに滑っています。

タウンホール。

喉からっから。お昼の営業を終えかけた有名店に滑り込み。
お腹もペコペコですが、食事は終わっていました。えーん！

ティエラ アストゥール 地元の料理

いいんですよ、これで手を打ちます。もちろんボトルオーダー。

ホベジャノス通りにあった像。
この街ではいろんなところで像を見つけました。有名な作家がいるのでしょうか。

さっき飲んだTrabancoの創業時の写真かな？1925年創業。日本でも飲めますね。
http://www.sidratrabanco.com/index.php

ガスコン通りにあるシードラの樽。先ほどのお店からこの辺りは、シードラの匂いがどこからともなく香ってきます。

夜の大聖堂。アイススケートリンクも絶賛営業中です。これは確か小説の記念碑だったような。

ブラブラして、仕上げのバータイム。やっぱりシードルに。たくさん種類がありました。隣り合わせたご家族連れはシンガポール在住で現在帰省中。ママ友に日本人がいるそうで、双子のお子さんの名前を教えてくれたのですが、それがThe 日本人の名前で、日本人やスペイン人のNombre comunとその直接的な意味の話で大笑いしました。

翌日。楽しみにしていた世界遺産の教会へ。中心地からは少し外れたナランコ山の上にあります。私は車でしたが、バスもあるようです。
広い駐車場に車をおいて、坂道を登ります。舗装されてない道もあるので、ヒールじゃない方がいいかも。

ここからはオビエド市内が一望できます。

サンタ・マリア・デル・ナランコ教会。
アストゥリアス王ラミー1世の離宮として842年に建設されたものだそうです。

こちら側から上がるとチケット売り場があります。

眺めの良いこの場所から王様はオビエドの街を眺めていたのですね。

山を少し登ると、先ほどの離宮の礼拝堂として建てられたサン・ミゲル・デ・リーリョ教会。

山の緑の中にポツンと佇んでいます。

この時の開館時間。ガイド付きでしか中には入れず、チケットの販売もガイド直前でした。

駐車場のそばは牧草地。のどかに草を食む牛たちに癒されます。

さて、次の目的地　レオンに向けて出発します。