岩手県の名湯だな松川温泉、１９６８年生れ四駆ボンネットバスでGO GO ！松川へ

2018/01/25 - 2018/01/26

毎年このシーズン
例のオヤジの休日倶楽部パス
ＪＲ東日本の四日間乗り放題１５０００円切符
新幹線ももちろんOK
指定席は６回まで乗れま～す、と
三日間の分割正月休みと言うことで
この時期は天候と睨めっこ
全国的な大寒波、東北日本海側は大雪とか
なら日本海側をヤバイから、ちょっと回避して東北東側から摘んでいくな～
岩手から
前から気になっていた松川温泉へ GO GO！
その後は気分で決めて行こう、のツアーなり

エリア 八幡平（岩手側）(岩手)

今旅のスタートはときで

あれれ岩手行くのに？？
高崎に

岩手まで２つ美味しい、美味しいの計画でスタート
と意気込んだものの、後で・・

せっかくだから、高崎とんぼ返りでモーニングしちゃおう
高崎駅2.3.4番線ホームのたかべんがやってる立食いそばへ
って感じで

駅そば 第5売店 グルメ・レストラン

小海老の天カスが入るたぬきそば３４０円をね
美味いんだよね
高崎駅ではハズせないな

そして大宮へ速攻で戻る

東北新幹線、強風で一時運転中止に
聞いてないよ、って

乗るのは、はやぶさ１１号なんだよね
その前の9:33発の９号は１時間遅れ
参った
仙台滞在１時間半でせり鍋ランチする予定だった

今日の目的地、岩手の松川温泉
仙台は寄れない、バスに間に合わない
仕方ない、盛岡GO GO！

盛岡駅 駅

松川温泉は盛岡からバスで約２時間
途中、花輪線大更駅に寄る
なら、大更から乗ろう
花輪線は今のところ定時運行

せり鍋食えなかったな
盛岡なら冷麺系かな？？
と、見つけた駅前の盛楼閣へ
これが、大正解だった

盛楼閣 グルメ・レストラン

１２００円の焼肉並定食を
生卵？
いや、これにくぐらせ焼肉、美味かった！

柔らかい、いい肉使ってるな
聞くとランクA5以外は使わないと
なるほどね
観光地の店ではないな

担当の女子もホント感じ良かったよ
この店は違うな
満点だ
せり鍋の恩恵を受けたかな

さあ、大更へ
花輪線だけは別改札
途中までは、いわて銀河鉄道線
かつての東北本線もこのあたりではプチプチっと第三セクター化されてるから

ほぼ満席状態で出発

３０分ちょいで大更へ
幼い頃、親父が寝台に乗せてくれると言う夏休み
急行寝台北星だったから
ひとりで寝台ベッドに入り、枕元には、カチッとレバーで上下させるベッド正面
カーテンを閉め秘密基地になったような気分だったな
盛岡で降り花輪線に乗り換え大更から八幡平に行った微かない記憶

大更駅 駅

バスは遅れると聞いていたものの
やっぱり２０分遅れで来た
寒いの駅の待合室からバス停にらめっこ
乗り遅れたらもう行けない

岩手県北バス 乗り物

車内見渡す限り
地元の学生がちょい
あとは大人の休日～組だな
いやいや、驚きだけど最年小かも？？（笑）
人生の先輩のこと方々ばかり

集落に寄りながら走る

途中の八幡平マウンテンホテルで乗り換えるらしい
？とんでもないボロバス、レトロバスが止まっている

このボンネットバスに乗り換える
１９６８年式
５０年だ

なんで乗り換えるのかな
観光のボンネット？？

よくぞ、こんなバスが・・
途中でエンコしないかヒヤヒヤだった（笑）

５０年前は最新のシートだったんだな

いすゞだよ
走れ！走れ！いすゞのトラック～

観光ボンネットではなかった
後から宿の女将さんに聞いた
マウンテンホテルからの急坂は冬は通常の路線バスでは坂を上がれない
このボンネットバスは四駆らしい
かつては１０台近くあったけど修理不能で残った最後の一台だと
冬季のみとは言え、日本で唯一定期運用されているボンネットバス

松楓荘のバス停でひとり降りる
残りの約２０名はこの先の二軒ある宿に行くんだな
松川温泉は三軒宿
秘湯って単語は結構選んでるんだけど、松楓荘は岩手の秘湯と言っていい温泉場だった
三軒の中で一番リーズナブル

バス停から真っ直ぐな下り坂ですぐだけど、途中全く前が見えない雪風にはちょっと焦った
ここ、松楓荘

どっかの家？って佇まい

松川温泉 松楓荘 宿・ホテル

寒っ
マイナス１０度だ

二階の部屋へ
温か
地熱発電所のエネルギーで暖房してるらしい
窓下にはその地熱管が通っている
触ると熱っ！！

早速入ろう
内湯が２つ
露天がひとつあり
まずは内湯で、いい硫黄の香りがいい
ここは熱めと２つのお風呂あり

露天風呂
さっき入ったらカップルがいて
さっさと引き上げ、もう一度ゆっくり入る

これ重要らしいよね
節約とかで止められるとありがた迷惑なんです
凍って大変な事になると女将が嘆いていた

秘湯を守る会の会員宿
会費が高く脱退する宿も多いとかつて聞いたな
今はネットでいくらでも探せる時代だから、こう言うブランド力も弱くなってきていると思うな

二階の洗面所
ちょっとレトロでいい感じ

女中さんが岩魚の骨酒もしお飲みになるならお早めにと言われ
ちょっと見ると４５分かかるよう

折角だから飲んでみよう
池から岩魚取り焼いて燗するのでちょっと時間かかるんですと女将さん

さあ、宿飯！だ
別室に用意されている

一番安いプランだから豚スキ
十分でございます

刺身はサーモン
色鮮やか
八幡平サーモンってあるらしいけど、それかな？？

岩魚の塩焼き
淡白な味、臭みも全く無く、柔らかく美味い
ちょっと痩せてる？？

基本山菜だな
天ぷらも揚げたて

来ました！岩魚の骨酒～
中の岩魚って食べるの？？

小魚や保存した魚身を上手く使ってる

最後のけんちん汁系も大満足なり
ご満悦の宿飯でした

ちょっと休憩して露天へ

蒸気で蒸しあげた温泉玉子
部屋に用意されてました
美味！
さあ、寝よう

明日はどうするかな？？
候補は、満室だけど一応古遠部に電話して
第２候補は下北の下風呂
あとは花巻の大沢、たまにはメジャーどころ、鶴の湯、不老不死あたり
まっ、明日決めよ
おやすみなさい

たっぷり寝た朝
冷え冷え

氷柱凄っ

内湯でちょっと温まり

湯量もガンガン

小雪舞い散る超寒の露天へ
桶も雪化粧

混浴
脱衣所はもちろん別々
途中まで塀で仕切ってあります

露天の木の壁裏から
ゴーって言う地鳴りのような音がずっとしていて
隙間から塀の中撮り
聞くと地熱蒸気がブクブクと吹き上がっているらしい
宿の暖房は近くの地熱発電所から供給される蒸気で温めてられている
蒸気もタダじゃないんでと

もう一つの内湯
真ん中に大きな岩がある
湯気で風呂場全体はついに見えずだった

朝食はここ
この後日帰りの休憩室になる

腹減って
朝飯も抜群に美味かったな

この具沢山の味噌汁、美味しかった

フロントはこんな感じ
小さな売店がある

創業２７４年だって
凄い

湯の花を団子状に丸めて湯の花として売っていた

ニャンコいたな

今回はこのCコース、７２００円、この場所で文句なしの内容だな
バスは一日三便、約２時間で盛岡を結ぶ

どこも人手不足で
働こうかな？！
そんな甘い世界ではないだろうな

これは分かりやすい
誰かわかる

さあ、そろそろバスの時間

旦那は除雪に余念がない

お世話になりました
いい宿、温泉だった
松川温泉、松楓荘

来たよ、来たよ
バス停は肩まで雪に埋もれてるし

マウンテンホテルで乗り換えて盛岡へ

いつまでも頑張れ～！
運転手さんが手を振って見送ってくれた
いいね

盛岡着
約一時間の乗り継ぎで青森へ
盛楼閣連チャン？？
もいいけど、ちょっとチェックしていた駅前食堂の宮野食堂へ
あの暖簾の店
やってるの？

多分普通なら絶対入らない
入れない、かな
あの暖簾の掛け方と言い
店名表示も無いし
やっているのかな？
と、躊躇しながら思い切って開けると
普通の普通の駅前食堂があった
嬉しっ

で、ボリューム満点の焼肉定食
６５０円
小鉢二品、大鉢じゃない？？

では、青森へGO GOへ！

宮野食堂 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （2）

• Salaamさん 2018/02/13 21:20:08

  ボンネットバス！

  swalさん、こんばんは。
  
  ボンネットバス、良い味出していますね！
  しかも日本全国で現役がここだけ、最新のバスより心強いとは脱帽です。
  普通の小学生男子レベルの乗り物好き（笑）ですが、このバスに乗る為だけに松川温泉に行きたくなりました。
  
  去年、日本秘湯の会である鶴の湯に行きましたが、温泉は寒い大雪の中で入りたくなる気持ち、よく解ります。
  ザ・温泉といえるようなところに行きたい！と感じさせる旅行記を拝見させて頂きました。
  ありがとうございます。
  
  Salaam

  swalさん からの返信 2018/02/22 07:49:25

  RE: ボンネットバス！

  Salaamさん
  
  こんにちは
  メッセージありがとうございます
  
  懐かしいボンネットバスです
  松川温泉のこのバスはどうも冬だけの運行のようです
  冬の急坂を登れるのはこの四駆でなくては登れないようです
  
  Salaamさんもぜひ１度乗ってみてくださいね
  情緒満点ですよ
  
  これからもよろしくお願いいたします！！