2017/05/23 - 2017/05/30
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urufeeさん
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以前,九州オルレ唐津コースを初めて歩いて結構気に入りました。東京で見たいオペラが有り一時帰国するのに合わせて,今回は嬉野コースと,高千穂コース2コースを歩いてみることにしました。また新聞で写真を見てから是非実際に見たいと思っていた,”篠栗九大の森”等もついでに回ることにしました。
概略日程は下記です。
5月22日 KL20:55発,バンコク経由のタイ航空で出発。
5月23日 福岡に朝8時に到着。そのまま高速バスで嬉野BT。そこからはホテルに迎えを頼みました。
5月24日 路線バスで,オルレスタート地点の上皿屋バス停へ。嬉野コースを歩きます。
5月25日 嬉野温泉でノンビリ。
5月26日 嬉野BT11:34発の高速バスで,博多BTを経由して高千穂BTへ。到着は19時半頃でした。
5月27日 高千穂オルレコース。夜は高千穂夜神楽を鑑賞しました。
5月28日 路線バスで天岩戸神社を見学後,16:40発高速バスで博多へ移動。博多到着は20時半頃でした。
5月29日 JRを使い,篠栗九大の森,南蔵院を見学。
5月30日 東京へ向かう前に福岡城などを見学。福岡17時発で羽田に向かいました。
写真は新聞で見た時から一度訪れたくなった,”篠栗九大の森”のラクウショウ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
嬉野のホテルには12時前到着で,早過ぎてチェックインできないので,荷物預かって貰いチョット嬉野観光。
ホテルから比較的近くに有った,豊玉姫神社。
豊玉姫は海神の娘で,竜宮城の乙姫様のことみたいです。 -
豊玉姫神社のお使いは嬉野川を支配する”ナマズ”で,境内にナマズ様が。
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5月24日,イヨイヨ九州オルレ嬉野コースを歩きます。
嬉野コースの始点・終点は離れていてどちらを始点にしても良いのですが,今回は歩き終わってから温泉でユックリするように,路線バスで上皿屋バス停まで移動しました。
ここから,嬉野市街を目指して12.5kmを歩きます。 -
歩き始めて直ぐに最初の見学ポイント大定寺の境内へ。
イキナリ風車とお地蔵さんの集団にビックリ。 -
そしてこの境内の奥の方へオルレコースは繋がっています。
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大定寺の境内を抜けるとこんな感じ。
オルレコースである,青・赤リボンが道案内してくれるので本当に助かります。 -
見晴らしの良い場所に出たら,イキナリ太陽光発電。本当に最近はよく見かけるようになりました。
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ここから暫く山林の上りになるので,自由に使える杖が用意されていました。
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イノシシが出るらしく,ここから先に入る時,このバケツを叩くようにとの指示。ここ以外にも何か所か有って,私も念のため毎回叩いてきました。
幸いイノシシには会いませんでしたが,途中一度だけ蛇が前を横切りました。マムシかどうかも判別付かない私ですが,驚きました。 -
嬉野は全国茶品評会において,5年連続日本一に輝いた生産地みたいです。
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こちらは既に一番茶の摘み取りが終わったみたいです。
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唐津コースでは見掛けなかったコース内の番号表示。
万一緊急連絡が必要になった時,この番号を言えば救助がスムーズにできると。なるほど。 -
スタート地点から約10kmの熊野神社に到着。ゴールまでもう少し。
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熊野神社を過ぎると,民家も増えてきて一安心。
ここは轟の滝公園。 -
もう残り2km程の所まで来ているのですが,本来のルートは河川保全(護岸)工事で通行止め。
でも,しっかりオルレ迂回ルートも表示されていたので,そちらを進みました。 -
この川を渡ればもう終点のはず。
でも後で気が付いたのですが,これとは別のルートで戻るコースも有ったみたい。オルレの青・赤リボンに従って歩いたつもりだったのですが。 -
そして終点の”シーボルトの足湯”へ到着。
嬉野コースを無事歩き終わりました。 -
5月27日(土)は高千穂コースを歩きます。
高千穂コースのスタート地点は”観光案内・まちなか案内所”前です。
ちゃんとオルレスタートマークが入り口に置いてあります。
既にopenしていたので,昼食オニギリ購入する為のコンビニの場所を聞きました。「チョット離れた場所しかありません」と言われたのだけど・・・ -
確かにチョット遠かったコンビニに立ち寄り,昼食オニギリ購入してオルレコースを歩き始めました。
なんと,まちなか案内所から直ぐ近くのオルレコース上にコンビニ有るんじゃん。大ショック。中には入らなかったけど,山崎だから菓子パンは絶対有った筈ですよね。 -
気を取り直してオルレコースを進み高千穂神社へ来ました。
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高千穂神社の裏手から高千穂峡へ向かって下っていきます。
写真小さくて分からないでしょうが,前に欧米系の若いカップルも歩いています。どうもオルレコースを歩いて行きそうで付いていきたかったのだけど,スピードが速くてドンドン先に行ってしまいました。 -
何となく高千穂峡らしい雰囲気が。
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これは”鬼八の力石”。
神武天皇の兄である三毛入野命が,この一帯で暴れる鬼八を退治した時,鬼八が三毛入野命に投げつけた石。約200トン有るらしいのですが,日本人は本当にあらゆる物を信仰対象にしちゃうんですね。 -
一度は見たいと思った高千穂峡に到着しました。
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おのころ池には何故かチョウザメが居ました。
淡水魚なので問題なく生息できるとの事なのですが,錦鯉の方が日本らしくて宜しい様な。 -
高千穂峡を抜けて山間部へ入ってきました。
あの欧米の若いカップルが居てくれれば心強かったんですが。
それにしても,土曜日なのでもう少しオルレ散策者がいるかと思ったら,結局最後までオルレコースを歩いている人とは誰も会いませんでした。
皆さんもっと九州オルレ楽しみましょうよ。 -
暫く進むと側溝とシイタケ栽培の原木と思しき間に挟まれた細いルートへ。
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シイタケ栽培の次には竹林が続きます。
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今度は害獣除けの高圧電線が。イノシシなどに遭遇しないで良かった。
嬉野コースと違い,バケツを叩けとはなってないから,生息数は少なかいのかな? -
約6kmほど進んだ場所に,オプションコースである向山神社への参道が有りました。折角なので登って立ち寄ってみました。
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向山神社です。
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高千穂コースにも丸小野地区と言う場所で,結構お茶畑を見掛けました。
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ここら辺のお茶生産農家だと思うのですが,オルレのコース指示はこの民家の庭を突っ切れと。
良いのかと思いながら庭先に入らしてもらいました。 -
スタート地点から約10kmほどの場所に掛かる,音の谷のつり橋を渡ります。
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吊り橋渡ったらまた山道です。青・赤リボンでオルレコースと分からなければ,引き返したいような。
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でも何とか無事にゴール地点,”高千穂がまだせ市場”に到着。
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夜は”重要無形民俗文化財・岩戸神楽”を見に行ってきました。
本来は33番も有る長い神楽ですが,その中から4番を選んで約一時間演じてくれます。 -
5月28日は博多へ移動する日ですが,高千穂BT16:40発のバスにして,天岩戸神社へ行ってきました。
歩ける距離ではないので路線バス利用しました。路線バス終点近くのお家には,イロイロな神様のお面が玄関に飾ってあります。 -
天照大御神様の立像にお目に掛かれるとは思いませんでした。
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天岩戸神社は西本宮と東本宮に分かれています。
こちらが西本宮です。
天照皇大神が御隠れになった天岩戸を御神体とする神社です。
天岩戸はこの奥に有るのですが,申込制で時間制約有る今回は断念しました。 -
西本宮を参拝し終わってから,チョット離れた場所に有る,天安河原宮へこの橋を渡って向かいます。
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驚いたのは橋へ行く手前で見つけた看板。
超貴重品種であると思っていた鰻がなんと”雑魚”の仲間に。 -
こちらが天安河原宮です。
天照大御神がお隠れになった時,八百万の神様が「どうすんべ」と談合した場所なのだそうです。 -
戻りの路線バスにも間に合いそうだったので,東本宮へも行ってきました。
写真の人形は,天照大御神を招き出す為に踊った天鈿女命で,台座が回転してます。
この東本宮は天照大御神が天岩戸から出てきて,最初にお住まいになられた場所を祭っています。 -
5月29日は,JR篠栗線「門松」駅で下車して,篠栗九大の森を見学してきました。
ここは九州大学・福岡演習林の敷地の一部を九州大学,篠栗町の共同管理で公開されています。
この蒲田池の周囲2km程が遊歩道になっています。 -
入り口は南北2か所の駐車場に有るのですが,一番見たかったこのラクウショウの有る場所に近い,北駐車場から入りました。
根の部分が完全に水没しても生育でき,ヌマスギとも呼ばれるそうです。不思議な木です。 -
”熊に注意”,”マムシに注意”は比較的見掛けますが,ここではスズメバチが一番危ないのかも。
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ラクウショウの有る場所から,ほぼ反対側まで来ました。
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篠栗の森を見終わって,昼食後にまたJR篠栗線に乗って,「城戸南蔵院前」駅まで来ました。
ここには,世界最大のブロンズ製涅槃仏が有ります。
涅槃仏はチョット高台に有って,途中から見た「城戸南蔵院前」駅舎です。 -
これがその巨大な仏像です。
全長41m、高さ11m、重さ300トンとの事で,確かにでかい。
日本人観光客もそれなりに居ましたが,中国や欧米の観光客が結構来ていて日本人より多いくらい。皆さんどうやってこのお寺探し出したんでしょうね? -
仏像の前に有るこれは何でしょうか?
一年366日分(2月29日もちゃんとあるので)有ります。 -
足の裏にも模様が。
ミャンマーで涅槃仏を見た時には,釈迦が転生した色々な物が描かれていましたが,この模様はよく分りませんでした。
近くの説明盤によると,”お釈迦様の尊い教えと慈悲の心”が込められているのだそうです。 -
5月30日は福岡空港17時発の羽田行きを予約したので,時間まで福岡城址などを見学してきました。
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これは下之橋御門で,築城当時の本来の位置に有るのはこの門だけなのだそうです。門の上層部は不審火などにより焼失されていて,これは2008年に復元されています。
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福岡城の天守閣有無は諸説有るらしいのですが,天守台跡はこのように残っています。
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天守台跡に上って福岡市街を眺めました。
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福岡築城より更に昔の飛鳥・奈良時代には,ここに外交施設としての鴻臚館が建っていたそうです。その遺構の一部を囲う様に建てられた資料館も見てきました。
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資料館は南館跡の一部に建てられたみたいですが,こちらは北館跡です。かなり大きな建物だったみたいです。(茶色いライン部分に列柱表示が有ります)
この後,ホテルに荷物を取りに行って,羽田に向かいました。
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