2017/12/16 - 2017/12/27
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katombowさん
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ローマ、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノ、主要4都市を列車で回った。目的は「死ぬまでに見たい絵」をたくさん観ること。10泊12日、せっせとよく歩きました。前半はローマとフィレンツェ編。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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-
<1日目>
フィウミチーノ空港到着は19時過ぎ。入国審査後でも(確か20:30ごろ)観光案内所はまだ開いていたので、ローマパス48を買った。
テルミニ駅への移動はレオナルド・エクスプレス、これはローマパスとは別料金。ガイドブックに書いてある通りチケットを検札機に通し、30分でテルミニ駅へ。ホテルチェックイン後、テルミニ駅地下のスーパーConadで水その他必需品を買った。珍しく順調な初日。 -
<2日目>
ホテルでごく普通の朝食を取り、さて行動開始だ!
wifiとiPhoneのGoogle mapも持ち歩く。ルート検索でバスの番号もバス停の位置もすぐわかり便利。
まずはボルゲーゼ美術館へ。寒いけど、いいお天気。わくわくするね。 -
正直に書くと、カンディンスキー、マティス、ピカソなどのモダンアートが好きだ。つまり、今までさほどイタリア美術に親しんできたわけではなかった。
でも、ボルゲーゼ家の美しい屋敷の中を歩いてゆくと、遠い存在だったベルニーニに圧倒されてしまう。 -
うん、このベルニーニはいいね。
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目立たない窓際に、清らかなラファエロが掛けてあった。
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ボルゲーゼ公園を南へ歩いて、またバスに乗り、ヴェネチア広場へ。
大勢の人が歩いている。これからヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂の屋上に登る予定。 -
いい眺めだ。ガイドブックにあった通り、ローマの街を一望できた。(2017年12月のエレベータは10ユーロ)
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それから下に降り、フォーリ・インペリアーリ通りからフォロ・ロマーノに入った。中をしばらく歩いて、パラティーノの丘へ。
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気がつけば、昼食を食べていなかった。コロッセオ駅の坂を上がって、レストランに入り、カルボナーラいただきま~す。
でも、ボリュームたっぷりで食べ切れません。一人旅はそれが残念だよね。 -
元気復活して、コロッセオ。
全ての建築物が、画像や映像から予測するスケールをはるかに超えている。2度目だけど、やっぱり驚く。感嘆しつつせっせと歩く。 -
坂道を登って、ミケランジェロ建築のカピトリーニ美術館へ行き、
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ここでもたくさんの美術品に目を見張った。
何かを決意しているらしい巨大なコンスタンチヌス帝。目ヂカラがすごい。
この日歩いた距離12km。 -
<3日目>
朝、カンポ・デ・フィオーリの朝市へ。
テルミニ駅前から乗ったバスの中で「カンポ・デ・フィオーリに行きたい」と言ったら、近くのおじさん&おばさんがイタリア語で「ここで降りる」と教えてくれた(と思う)。2ブロック歩いて無事到着。 -
10:30amまでにヴァチカン美術館へ行かなくちゃ。
テヴェレ川沿いの道でバスに乗ったところ、尼さんがいるのに気を取られ、降りるバス停を間違えた。仕方なく数ブロック歩いて、 -
何とかヴァチカンへ。ネット予約済みなので長い行列は避けられた。
地図の間は華やかに美しい! -
ゆっくりとラファエロ(アテネの学堂)を観て、ミケランジェロ(最後の審判/天地創造)の下でしばらく過ごしてからここへ来た。
おお、苦しみのラオコーン。
周りは中国の団体客でにぎやかだけど。 -
ヴァチカン絵画館には、
ティツィアーノや -
カラヴァッジォなど
本当に数多くの傑作が、何百年もの時を超えて目の前にあった。 -
ヴァチカン美術館を出た後、楽しいコーヒーターム。
到着日にFBで空港にチェックインしたところ、8年前会話クラスで教えた学生たちが連絡をくれて、この日一緒にコーヒーを飲むことになったのだ。「日本語忘れてしまいましたぁ」 -
学生たちと別れて、ナヴォーナ広場へ
(ローマに一体いくつのベルニーニ?) -
もちろんパンテオンにも行く。
ラファエロは「ここにお墓を」と希望したのですね。 -
晩ご飯はテルミニ駅の新しいフードコートで(前日も)。
なかなか評判がいいようです。 -
気楽に注文できる店が並んでいる。どの店もおいしそうで目移り。
この日は14km歩いた。履き慣れた靴でよかった。 -
<4日目>
さて移動日だ。昼前の特急フレッチェロッサを予約しているけど、チェックアウト後ホテルにスーツケースをお願いし、マッシモ宮へ行った。 -
急いで来たのは、これをもう一度見たいと思ったから。
初代ローマ皇帝アウグストゥスの妻、リウィアの家にあった壁画。鳥の声が聞こえそうだ。 -
モザイク画の部屋。紀元前の世界が見える。
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ハドリアヌス帝の寵愛を受けた美少年アンティノウス、
ヤマザキマリさん(テルマエ・ロマエ)のおかげでちょっと身近に感じる。 -
そしてセネカ様
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ホテルへ荷物を取りに戻って、駅構内の店で昼食用のパニーニを買い、フレッチェロッサを待った。遅延時間が平然と掲示されるのが、とてもイタリア的で面白い。日本ではあり得ないよね。プラットホーム番号が出ると、皆ぞろぞろ移動する。
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はい、これが9420ヴェネチア行き。わたしは途中のフィレンツェで降りますが。インターネット早期割引で買った切符は2等プレミアム。確か29ユーロくらいだった。
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そして、やって来ました、初フィレンツェ。
駅近くのホテルに、14:00pm少し前にチェックインできた。旧市街はどこでも徒歩で行けるようだ。ホテルで地図をもらい、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に向かって歩いた。 -
かなり長い時間並んでドゥオモの中に入り、その壮麗さに感激し、はるかに高い天井を見上げた。
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時間予約だけど列は長い。464段の石段をふうふう登って行く。上に上がる頃には夕暮れが始まっていた。
美しい町だと聞いていた。本当だった。 -
ジョットの鐘楼方向を見下ろす。
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空気が冷たい。白と色大理石のゴシック/ルネサンス建築、何て見事なんだろう。
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クリスマスはもうすぐ。レプッブリカ広場では、メリー・ゴーランドがくるくる回っていた。
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ベッキオ橋まで歩いてみた。
縁のない宝石屋さんが並んでいた。キラキラきれいですね。
この日は約10km歩いた。 -
<5日目>
翌日、シニョリーア広場を通って -
ウフィツィ美術館へ。
順路に沿って、ボッティチェッリの部屋へ進む。プリマヴェーラ「春」の周りは観光客でいっぱいだ。自分もそうだけど。 -
ウフィツィ美術館は建物も素敵だった。窓から、前の晩歩いたベッキオ橋が見える。
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気高く鮮やかな「聖家族」(ミケランジェロ)
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そして、ダ・ヴィンチの崇高な「受胎告知」
ラファエロが並ぶ部屋もあった。カラヴァッジォも。
傑作を観過ぎて、頭がくらくらしてきた。 -
外へ出て、サン・ロレンツォ聖堂に入ってから、中央市場へ向かった。
革のカバン屋さんが続いている。ついキョロキョロ。テント横の店でひとつ買いました。 -
中央市場、メルカート・チェントラーレ、
どの町でも市場って楽しいですよね。 -
生ハム、サラミ、おいしそう、、そしてにこやか。
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この店で翌朝のパンを買った。
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昼食は2階のフードコートで。
フィレンツエ名物ランプレドット(内臓肉)のパニーノ(サンドイッチ)とコーヒー。 -
それから、アカデミア美術館へ行く。
角度によって表情が変わる。強く、優しく、悲しげで、決断力に満ちたダビデ(ミケランジェロ) -
大聖堂付属博物館も充実していた。まだまだ見たいところばかりなのに、もう日が暮れてしまった。時間が足りないフィレンツエ、、
歩いた距離は13kmだった。
ところで、この旅行中唯一の突発事件:
フィレンツェ 駅近くのカルフールでワインを選んでいたところ、不良少女たち3人に囲まれ、ボトルで頭を殴られた!
妙に近づいて来るなあ、と思った瞬間、背の高い一人に上からパカン!(ボカンでなくて幸い)「あ、ごめん。大丈夫?見せて?」とさらに近寄るのをさえぎり、カバンを抱え込んで(元々しっかり斜めがけ)無事だったけれど、いやはや。
その後レジに並んだら、次のカモを求めて?また店に入って来た。目が合い「何か探してるわけ?」と聞くと、悪びれずニヤニヤしていた。
イタリア在住経験のある友人に話したところ、恐らく移民ではないかと言う話。イタリアはスリは多いけれど、暴力は少ないらしい。
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