ええ大人がパンダを見に。白浜へ。

2018/01/05 - 2018/01/06

白浜へ行ったのはもう何十年前だろうか。子どもや孫が小さいころは、アドベンチャーワールドや白良浜でよく遊んだ。この旅行記にも白浜を中心にした話は書いてない。そう、白浜は子ども連れでいくのが定番なのだ。そこへ大人だけで行こうと思ったのは、東京で大騒ぎのパンダを久しぶりに見てみようという好奇心か。
あまり知られていないが、アドベンチャーワールドには５頭ものパンダが暮らしているのだ。しかも抽選や行列なしに、ゆったりのんびり見られる。ライオンや象を見るのと同じ感覚で、人々はパンダを楽しんでいる。しかし笹を食べたり、歩きまわったりしているパンダを眺めていると、私たちの心が癒されるのも確かだ。そのためか子ども連れでないカップルもずいぶん多かった。
ここでは中国と共同でパンダの繁殖に取り組んでいる。（というより中国が学びにきている。）そのおかげか、これまで１４頭ものパンダが育ったという。今は親夫婦と双子の姉妹と、その弟パンダの５頭が３つの園舎で公開されている。パンダはよく寝るというが、いずれも屋外で活動しているところを見せてくれる。
（なお東京から白浜空港まで飛行機で７５分だそうだ。）

アドベンチャーワールドの楽しみは他にもたくさんある。サファリもその一つ。ケニア号で回るもよし、カートやレンタサイクルで回るもよし、またウオーキングで済ませるもよしと、多種の廻り方が設定されている。あ、開放的なバスもあった。私たちはケニア号に乗ったあと、また歩いて一周した。草食ゾーンではキリンの餌やりができるし、肉食ゾーンではライオンの餌やりができる。
あとイルカやシャチやアシカのショーもある。まさに大人も子どもも一日楽しめるレジャーランドだ。

白浜の名所はたくさんあって、かなり集中しているから、何とレンタカーが２日で３４キロしか乗らなかったのも新記録だ。
JRで天王寺から２時間１５分。家をゆっくり出て、のんびり過ごせる観光地だ。何よりこうした施設のおかげで、温泉街も含めて、さびれてないのがよかった。

エリア 南紀白浜(和歌山)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

表紙のパンダは双子の姉妹。これはお母さんだったか。

お父さんかな。

名前をメモしなかったので、よく分からないがみんな違うパンダ。

どうってことはないが、人の少なさに注目してほしい。

白浜のパンダの歴史が掲示されている。

サファリを回るケニア号。一周２５分。入場券で無料。

キリンの餌やり。ケニア号からはできない。ウオーキングの途中で可能。

これはケニア号から。肉食ゾーンは降りられないが、ライオンの餌やりはウオーキングで可能。

ジープがきて、合図をすると柵の方へライオンがやってくる仕組み。ただし１２：４５から１５分だけ。

イルカやシャチのショーをするスタジアム。時間があわずで見られず。入場したらパンフを見て、時間を調べて回り方を考えるべし。

待機しているイルカが愛嬌をふりまく。習性となっているのだろうか。

忘れていたのを追加。肉食のチータ。世界一速い時速２２０キロというのが気に行った。

初日は雨模様。千畳敷。珍しく海がおだやか。

千畳敷から歩いて１５分ほどの三段壁。すごい洞窟があるが、波おだやかなため入らず。

円月島。白浜名所も長年の風月にさらされて浸食がはげしいらしい。

近くにアコウの木が。長崎・小値賀島でよく見たから懐かしさが。北限は浜松フラワーパークだとか。

「知の巨人」と言われた南方熊楠（みなかたくまぐす）の記念館。屋上から３６０度のパノラマが見える。

番所山の展望台から記念館を見る。

空港近くの平草原には早や水仙が。

京大白浜博物館。おなじみミノカサゴ。白浜には近大の水産試験場もあって、今や近大ブランドのマグロが高値で出回っている。

こちらはウニ。

ホテルの前、白良浜。早くも５月に海開き。夏はパラソルの花ざかり。海岸に温泉もある。

よくある「とれとれ市場」　信じられないくらいの海産物が並ぶ。目の前で握る寿司は天下一品。