2017年11月 静岡・清水 (1)

2017/11/04 - 2017/11/04

　2017年11月初旬の3連休を利用して静岡へ1泊の小旅行へ行きました。3連休の2日目となる11月4日に自宅のある埼玉を出発し、自家用車を利用して静岡へ向かい、清水に1泊し翌日に帰宅するというスケジュールです。3連休ということもあり道路が大変渋滞したため観光に費やせる時間はとても少なくなったのが残念です。

　初日は静岡市内で開催された大道芸ワールドカップを見学した後、日本平に登って景色を楽しんだ後に清水のホテルにチェックイン。その後、食事をしたり散歩をしたりして過ごしました。

エリア 静岡市（葵区・駿河区）(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　3連休の2日目とは言え東名高速道路は渋滞しています。特に川崎から厚木あたりまではずっとノロノロ運転で疲れてしまいました。ようやくスムーズに走れるようになったころ足柄サービスエリアで休憩です。「シュガーマウンテン」という店で一押しだった「金太郎チーズドッグ」（600円）を購入。ホットドッグのパンに金太郎のイラストの焼き印が押された可愛らしいものでした。
　その後は新東名に入ると順調そのもの。新静岡ICから一般道に入り静岡市街にやってきました。当日は大道芸ワールドカップが開催されている関係で周辺の駐車場はどこも満車。私は少々離れてはいますが知人の駐車場を借りてそこから歩くことにしました。

　本通。この先を進んでいくと大道芸ワールドカップンメイン会場となっている駿府城公園に行くことができます。

　本通を歩いていくとおでんで有名な「水野商店」があります。ちょっと寄っていくことにします。

水野商店 グルメ・レストラン

　こちらの店は店内に置かれた鍋から自分で選び、会計時は串の本数で金額を計算するという仕組みです。大道芸ワールドカップの影響で混雑していたのかおでんはあまり残っていませんでしたが、こんにゃく、大根、黒はんぺんを1本ずつ食べてみました。全部で190円。
　静岡おでんには「駄菓子屋系」と「居酒屋系」があるとのことですが、この店は「駄菓子屋系」の店の代表格です。1914年創業ということですのですでに100年以上続いている静岡で最も古いおでん屋とのこと。

水野商店 グルメ・レストラン

　駿府城公園の入口にはたくさんの幟が立っていてカラフルです。このあたりは大勢の人が行き来しています。今回で25回目を迎えるこのイベントは年々来場者数が増えすっかり静岡の一大イベントとして定着したようです。私は今回が初めてです。

　駿府城公園内にいくつか設置されたステージでは大道芸人によるパフォーマンスが行われていました。

駿府城公園 (駿府城址、紅葉山庭園) 公園・植物園

　こちらはヨーヨーのパフォーマンス。

駿府城公園 (駿府城址、紅葉山庭園) 公園・植物園

　いくつかの大道芸を見学したので市街地を回ってみることにします。駿府城公園から外堀を渡って外に出て、市街の中心になる呉服町などでもパフォーマーなのかイベントを盛り上げようとしている人なのかわからない人たちがいて華やかです。
　歩道に売店なども出ており、私は「のっぽ」という長い菓子パンを購入してみました。　

　駿府城公園の外にもいくつか会場が設けられています。その中の一つ、青葉シンボルロードで行われていたパフォーマンスを見学しました。
　この大道芸ワールドカップですが、次回は2018年11月1日(木)～11月4日(日)に行われるそうです。

青葉シンボルロード 青葉緑地 公園・植物園

　日が暮れる前に日本平に登って景色を眺めようと思います。静岡市街地から車を走らせ日本平パークウェイの曲がりくねった山道を登っていきます。
　登り切ったあたりに小さな駐車場があったので車を停めて景色が眺められるポイントへと向かいます。この時点ですでに周囲は薄暗くなっていました。

　駐車場から少し登ったあたりで景色を眺めます。清水の街並みと駿河湾が見えその背後には夕日に染まった雲の間からかすかに富士山が姿を見せています。快晴であれば絶景なのでしょうが、富士山が見えただけでも来たかいがあったと思います。
　しばらく景色をながめた後、日本平パークウェイを清水側に下り清水の市街地に入りました。

　予約済みの清水シティホテルは清水駅のすぐ近く。狭い路地に面していますが、ちょうどホテルにチェックインする車が集中し駐車が少し面倒でした。ホテルの人に案内されてホテル向かいの立体駐車場に駐車しました。ちなみにチェックアウトの時刻を事前に告げておいたら、チェックアウト時はホテルの前に車を出しておいてくれました。予約していた部屋はごく普通のビジネスホテルの部屋という印象です。

清水シティホテル 宿・ホテル

　チェックインしたら街の散策を兼ねて夕食に出てみることにします。ホテルの目の前の通りは飲食店が立ち並んでいますが、その中の「福助」という居酒屋に入店し、ビールを飲みました。一緒に注文した黒はんぺんのフライが実においしかったです。また清水はご当地グルメとしてもつカレーを売り出し中で、この店も当然メニューにありました。これもおいしくて普段よりたくさん飲んでしまいました。

福助 グルメ・レストラン

　酔いがさめるまで市街を歩いてみましたが、駅周辺はこれといってみるべきものはありません。そこで静岡鉄道に乗って静岡まで行ってみることにしようと思いました。静岡鉄道には覚えていないくらい昔、乗ったことがあるはずですがほとんど記憶には残っていません。

新清水駅 駅

　清水から静岡（静岡鉄道の駅は新静岡）までは大して距離はないので20分くらいで着きました。大道芸の夜のパフォーマンスが終わったころのようで駿府城公園の方からたくさんの人たちが歩いてきます。
　両替町という繁華街を歩いてみましたがずいぶん人通りが多く賑やかでした。普段からこんな具合なのでしょうか。
　静岡には青葉おでん街と青葉横丁というおでん屋の集まる通りがあるので行ってみましたがどの店も満席のようでしたので諦めて清水に戻ることにしました。

　静鉄の電車に乗って新清水に戻ってきました。駅前の広い通りを挟んだ反対側は少々寂れた歓楽街といった雰囲気でやや怪しげな感じですが、この中に1軒行ってみたい店がありました。「あねタン」という坦々麺の店です。
　狭い店内は混み合っていましたがカウンターに空席がありました。こちらの坦々麺は溶き卵が入っていますが、なかなか刺激的な辛さでした。

あねタン グルメ・レストラン

　歩いてホテルに帰ります。時刻は午後10時半。駅前の商店街も閑散としています。さて以上で今回の小旅行の初日は終了です。明日は清水区内を観光します。