2017/05/29 - 2017/06/11
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falanさん
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マドリードの2日目は街歩き。とっておきのランチと美術館めぐりです。
5月29日羽田発、ロンドン(ヒースロー)着(JAL)
●5月31日ロンドン(ガトウィック)発、マドリード着(イベリアEX)
6月04日マドリード発、フランクフルト着(LATAM航空)
6月05日フランクフルト発、ハバナ着(CONDOR航空)
6月10日ハバナ発
6月11日トロント経由 羽田着(エアカナダ)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目の朝、きょうもよいお天気です。
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朝早くから窓の下で音がするのでのぞいてみると、高圧放水でゴミ吹き飛ばす車が掃除中。そのあとやってきたのは回転ブラシ車。
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ブラシの届かない所は人力で清掃と、なかなか効率のよい掃除ぶり。道理で広場がきれいなわけです。
このゴミバケツを積んだリアカーは街のあちこちで見かけます。 -
地下鉄でプエルタ・デル・ソルへ。
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なにかの抗議活動のようでした。
テントのaguantar al maltratador o perder a tus hijasを翻訳サイトで調べると
「虐待者に我慢させるか、娘を失う」と翻訳されました。 -
ランチの約束の時間まで街をぶらつくことします。
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王宮です。
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闘牛士がいました。
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こちらにも。
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立派ですね。
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近くの教会で一休みします。
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外はかなり暑いですがひんやりとして心地よし。トイレも借りられました。
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13:20に待合わせ場所の O Portino IIIに到着しました。
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地元の人しか知らない穴場の店です。
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高知出身のお医者さんでフラメンコギター奏者の磯江さんとランチ。料理2品とデザートとコーヒー、それにワインが1本付いて10ユーロ(1200円)。しかもめちゃ美味い! ワインを炭酸で割って飲むといくらでも飲めてしまいます。
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?10のメニュー
1人あたりの価格。ドリンクと付加価値税が含まれます。月曜日から金曜日の食事。 ファースト + セカンド + ドリンク + デザートやコーヒー
Menú del día 10?
Precio por persona. Bebida e IVA incluidos. De lunes a viernes en comidas.
CERRAR
Este menú se compone de: Primero + Segundo + Bebida + Postre o Café -
礒江さんお勧めのパエリア
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私はイカの揚げ物を。
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ボリュームたっぷり!
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デザートにフォークが刺さってきたと思ったら…
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なんとスプーン!
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たっぷり3時間のランチのあと、磯江さんに案内してもらって街歩き。
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前ギターを弾いていた店は閉店してしまったそうです。不景気なのとフラメンコの人気が下降気味なのが理由のようです。
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この広場の名前はなんだっけな。
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コワモテのお兄さんが見入っているのは何かというと…
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色とりどりのヒモのようなものは飴。アメ屋さんが並んでいます。マドリードのアメヤ横町です。
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礒江さんと別れてからも街歩きを続けます。
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プラド美術館です。タイミングよくまもなく18時。無料で入れます(20時まで)。
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ここは撮影禁止なので、ガイドブックを買いました。
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何といってもボッシュ(今はボスというらしいです)とベラスケスが見ごたえありました。夏休みの感想文の指定図書でボッシュと出会って以来夢見ていた「快楽の園」との対面。この祭壇画は久々の興奮ものでした。
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ベラスケスの「ラスメニーナス」でマルガリータ王女と再会。ウィーンの美術史美術館にある3枚のベラスケスのマルガリータを見てから憧れていました。
大きな絵ですが存在感を主張しすぎない品格と温かさがあります。同じホールの宮廷画家の仕事らしい肖像画の数々と一味違うのは群像画だという点です。この絵だけ凝った構図で画家本人まで描かれています。王家の依頼ではなく本人が願い出て描かせてもらったのでは、などと考えてしまいます。
奥の壁にかかった鏡に王と王妃の姿が写っています。それなら鏡の前に二人が立っていないとおかしいですが、二人の後ろ姿は描かれていません。あえてぼやけた両親の像を描きこんでいる理由は? 想像力を掻き立てられます。
ウィーンに何枚もマルガリータの肖像があるのは、許婚者の神聖ローマ帝国皇帝レオポルト1世に将来のお嫁さんの成長ぶりを知らせるために描かれたからです。
このお婿さんは母である王妃の弟であり、父王の甥、つまり王女にとって叔父で従兄です。親戚どうし仲がよいのはけっこうですが、王女本人の意志は反映されておらず、いったん嫁げば再び顔を合わせることもできない親子ってねえ。
それが当たり前だった時代とはいえ、この絵の奥の小さな鏡に薄ぼんやりと浮かんだ両親、彼らは娘の後ろ姿を眺めて何を考えているのでしょう。プラド美術館に展示されているマルガリータが描かれた絵はこれ一枚。ベラスケスはそこにどんな気持ちを込めたのでしょうか。 -
プラド美術館をでてソフィア王妃芸術センターまで歩いてきました。
こちらは19時から21時まで無料です。 -
昨日は「ゲルニカ」しか見る時間がありませんでしたが、
もちろん魅力的な絵がたくさんあります。
「ゲルニカ」以外は写真撮影もOK。
ピカソの「青衣の女」。いいですね。 -
ダリが描いた「窓辺の少女」窓の外へひきこまれそうです。
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アルフォンソ ポンセ デ レオンの「事故」は自画像だそうです。
スペイン内戦のさなか、この絵を描いた数か月後にフランコ派に逮捕されて殺されてしまったことから、運命を予感していたのではと言われています。
謎めいたおかしさが好物なので見飽きることがありません。
閉館時間になったのでホテルに戻ります。よく歩いたのでぐっすり眠れそうです。
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