ミナミ飲み歩きぐるぐる

2017/02/11 - 2017/02/11

諸事情により今後飲み歩きが難しくなりそうなので、日本酒好きを集め、休日を使ってミナミを飲み歩く、「ミナミぐるぐる」を決行。お店は基本私セレクションです。


立ち飲みに始まり、串カツ→和食→牛タン→牡蠣小屋→ラーメンの怒涛の6軒です。
つじ田さんは予約、それ以外は突撃で訪問しました。

ミナミは奥が深いですねー

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

1軒目は日本酒立ち飲みのうなぎだにさん。すこしわかりづらい場所なので、見落とさないよう注意が必要です。立ち飲みとありますが椅子もあって座ることができました。

日本酒うなぎだに グルメ・レストラン

「風の森飲み比べ」と「新酒飲み比べ」がありましたが、どちらもグラスの文字の色と一升瓶にかけられた札の色を合わせており、どの酒かをあとからもわかるような配慮がされています。

こちらは「新酒飲み比べ」

グラスの文字色と一升瓶の札の色が合わせてあります。

店内には全国地酒がびっしり

日本酒マップもあり、爽やか、濃厚、燗向き、などがまとめられています。

アテは軽めに。

これもアテで頼んだ何か

店内には大きな冷蔵庫があり、この中に一升瓶が並べられています。
お酒をオーダする際にはみんなこの冷蔵庫の前で品定めをした上で、店員さんに注文します。
呑兵衛たちが冷蔵庫の前で悩んでいる姿は微笑ましいですね(^^)

さぁ、喉を潤したところで次に向かいます。
立ち飲みは長居してはいけません。

2軒目はうなぎだにさんの脇道にある、表示に分かりづらい場所にある
「カラっと」さん。勢いで入りましたが、これはなかなかたどり着けません。

後で知りましたがなかなかの人気店です。

串カツ専門店心斎橋カラッと グルメ・レストラン

こちらでも合わせたのは日本酒。
今宵はどうなることやら。。

オーダは紙に串の本数を記入するタイプ。
大阪ではよく見ますね。

「まだ2軒目、本命はあとだから、軽目にね」と言って注文されたのがこちらの串の数々。。。
いや、しかし旨そうだ。

この薄い衣がいいですねー

揚げ物以外もサイドメニューが色々ありました。


こちらもファーストオーダにお酒を1,2杯でサクッと終わらせて、次はいよいよ本日のメイン店へ向かいます。

いよいよ今夜の大本命、「魚と野菜　つじ田」さん！
この店にどうしても来たかった！
前後に色んなお店をくっつけましたが、全てはここのためです。

路地裏、というかビルの脇のとても分かりづらい場所にありました。

※2017年10月に移転されました

魚と野菜 つじ田 グルメ・レストラン

本日のメニューです。
この紙からも素晴らしく旨そうな空気がバンバン伝わってきます。

まずは御造りの盛り合わせ。
目にも綺麗、そして味はもちろんバツグン！

少してをつけてしまいましたが、のどぐろの煮付け。

ノリノリの脂に負けないしっかりとしたタレで煮込まれており、ホロホロと剥がれる身はお酒が進み過ぎます！

合せたのはこんなお酒。
ラベルがかわいいですね。

続いて太刀魚焼。
これは絡まって何がどうなってるんだか分からないほど仕事がしてあります。
こちらも脂乗ってて旨い。

白子は調理法を選べたので、「お任せで」と頼んだら「焼き」で提供されました。
白子のとろりとした食感がまた酒を奪っていきます。

カウンターに並べられた全国の地酒たち。

お酒が進みます。

次はカキフライ！
身がバカでかくて、衣は薄め。
普段食っているものとは次元が違う。

う巻き。
卵と鰻というのはどうしてこうも相性が良いのでしょうか。

〆は太刀魚ご飯。
土鍋で太刀魚とご飯、出汁を蒸し上げ、ちょうど料理が無くなった頃に提供されました。
太刀魚ご飯は旨味の塊。出汁の風味と太刀魚の身の旨味がシメに最高でした！


以上7品、アラカルトで好き放題頂きましたが、どの料理も大満足。
イケメンの対象に御礼を告げて、お店を後にしました。

つじ田さんを満腹・大満足で出た後、心斎橋をウロウロしましたが、あまりの寒さに飛び込んだのがコチラ。４軒目でまさかの牛タン。。

まず頼んだのは、さっぱりと生牡蠣。

そしてメインでもある牛タン切り落とし？かな。

定番のテールスープも頂きました。

そしてまたまた牛タン？の焼いたヤツ。

メニューはこんな感じです。

店内にはランチにもよそうな定食などのメニューが掲げられていました。


あったまったし、お腹もパンパンになってきたことだし、こちらを後にしました。

牛タンを後にしてもまだ終わりません。

以前にしこたま呑んだのに何故か翌日に酒があまり残らず、分析の結果「牡蠣のタウリンが良かったんだ」と結論付けた事を思い出し、通りかかった牡蠣小屋に突入。もはやブレーキは完全に壊れています。

さっそく牡蠣をオーダします。
「食べ放題120分2,980円」もありましたが、流石にこれは避け、単品で焼き牡蠣人数分をお願いし、目の前の網で焼き始めます。

カキ小屋スタンド 心斎橋 グルメ・レストラン

牡蠣は大きさにバラツキありますが、当たりはプリプリ大粒な身に大量のエキスが詰まっており、タウリン補給完了です。

うーん、この期に及んで串カツも食ったみたいですね。。

さらにソーセージも。。。

さっぱりと生野菜も頂きました。

これはチキン南蛮？だったかな？


いやー、良く食べました。
真冬に心斎橋のど真ん中でカキ小屋というのもオツなものです。

さぁ、そろそろミナミぐるぐるもフィナーレに向かいます。

ここまでに、立ち飲み→串カツ→懐石→牛タン→牡蠣小屋と魚から肉、貝に至るまで好き放題に食いまくってきましたが、やはりシメなくては（と周りがうるさい）。

もう調べるのに疲れたので、新しい街に来た場合の鉄則「旨い店はキャッチに聞け」に則り、お兄さんに近くの旨いラーメン屋の情報を確認すると、伊勢海老ラーメンなるものがウリの店があるとの事。
一本隣の筋に移動し突入しました。

メニューはつけ麺とラーメン両方あります。

店内には食べ方なども書いてあります。

こちらがつけ麺。
鉄なべに浸けダレがグツグツと沸いた状態で運ばれてきます。

こちらがラーメン。
赤い粉末が海老だったかな？

それぞれ一口ずつ頂きましたが、特につけ麺はタレがかなり濃厚で海老の風味が香る、他にはないお味です。

客層もミナミらしく、若者あり、夜の方あり、サラリーマンあり、外国人あり、と様々でした。



これにてミナミぐるぐるは終了！
この日は心斎橋筋の裏、たった2本ほどをウロウロしただけですが、ミナミは奥が深く面白い街ですね。
また開拓したいです！