石垣島3月　雨のち曇り　強風の中を駆け足で一周しました。　

2017/03/03 - 2017/03/10

６泊７日の八重山。最後の2日は石垣島をレンタカーでウロウロする予定でした。しかし・・・・。やって来たのは低気圧と雨。叩きつけるような雨が降ります。午前中は、ホテルに「沈殿」。
お腹も空いたし、雨も少し弱くなってきたし、島の西方面を走って見ることにします。
しかし、車を降りようとすると狙ったかのように雨脚は強くなります。
天候に左右されないところは・・・・？
ありました。

最後の日は、雨は上がりましたが西高東低で、またもや強風。
しかし、薄日も時には指します。予定通り、島の最北端を目指しました。

エリア 石垣島(沖縄)

• 交通手段: レンタカー

前日、竹富島サイクリングから帰ってきたときには、こんな夕日も見えました。

ベランダからいつものように石垣港に出入りする船をウオッチング。
ここからの眺めには癒やされました。

ホテルイーストチャイナシー 宿・ホテル

しかし、翌朝の天候は・・・

大雨・強風

午前中はホテルで「沈」

午後から動き出します。

雨の中、このシーズンはサトウキビの収穫時期。
サトウキビを積んだトラックを追跡すると着いたところがここでした。

１９６１年の建設から56年が経過した石垣島製糖㈱の工場です。
沖縄県はサトウキビ増産を計画中で、石垣島では２０２５年期に９万２００㌧を目指しているようですが、そのためにも工場新設が課題となっているようです。

伴侶の声「それが　どしたん？」

工場の周りを車で一周し、次の目的地を考えます。

やって来たのはここ。

台風のような雨と風です。
車の外へも出られません。

国立天文台ＶＥＲＡ石垣島観測局・電波望遠鏡です。

間近で見る電波望遠鏡は迫力満点。SF映画のワンシーンのよう。
小止みになった時を狙って、観測所へ走り込み内部を見せてもらう。

「石垣島まで来てわざわざ行くとこなん？」と伴侶の声。

「まあ、なかなか見られるもんではないで・・・」と微妙な応答。

雨に関係ないところは？
やって来たのは、川平湾。
ここのグラスボートなら雨に濡れないとの計算。

しかし、この強風の中で営業しているのか？

営業していました。
しかし、お客さんはいません。

船は私たち二人の貸し切り状態で出航。

湾の中は波がありません。
雨は降りますが、海中観察には関係なし

これを見ているとやっぱりダイヴィングがしたくなります。
次回はダイヴィングかシュノーケリングができるシーズンにしたいなあと思いました。

だあれもいない川平湾です。

なにか哀愁じみたものを感じながらホテルに帰ってきました。

翌朝、最後の日は雨は上がりましたが、強い風は相変わらず。

西表島への定期貨物船がホテルの前の桟橋に入ってきました。
生活に必要な様々なものが積み込まれていきます。

こんな光景を見ているのが好きです。

島の最北端に寄り道をしながら車を走らせます。

まずやって来たのはここ。

東の海向けて開けた農場兼茶店？

しかし、この季節はシーズンオフ。
営業していませんでした。

のばれ岬観光農園 グルメ・レストラン

景色はいいです。

こんなものを見ているだけで楽しくなります。

次にやって来たのが玉取崎展望台。

北端を目指す幹線道路沿いの空港からの中間地点にあるので、観光客誰もが訪れる場所のようです。

確かに素晴らしい光景が広がります。

しかし、自撮棒で記念写真を何枚か撮ると足早に去って行く人たちが殆ど。
ベンチに腰掛けてゆっくりとする人はいません。

観光客ウオッチングを小一時間、強い風の中で楽しみました。

アザミが咲いていました。

さて、最終目的地の最北端の玉取崎岬をめざします。
道は快適です。

岬が近づくにつれて、周囲は放牧場で緑の草原に。
北海道の北辺と同じような光景です。

最後は離合可能なタイトな道を走って駐車場に到着。
古いトイレ以外になにもありません。

駐車場から坂を登り切ると、そこから広がる風景は素晴らしい。

北から来る船は、この岬を目指して航海してきたと言われます。
今は、そこには白い燈台が・・。

北西の強い風が吹き付けます。
背中を押され、帽子が飛んでいきます。

東に向かう海岸線。
牧場化によって木々が切られたためなのでしょうか。
元々は、西表と同じ密林ではなかったのかと思うのですが・・

強い風が吹き抜ける平久保崎岬でした。

この後は空港で車を帰し、空港から帰路に就きました。
３月の八重山諸島は、強い風が印象に残りました。