2017/03/03 - 2017/03/10
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tono202さん
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冬場の八重山諸島は、西高東低の気圧配置になると北西風が吹き付け、離島航路が欠航になるのは頻繁なようだ。一旦、風が吹き出すと2,3日は止まない。そのせいか、思った以上に寒かった。
「昨日までは暖かかったんですが・・・」が出会う地元の人から聞こえてくる言葉だった。
そこで、マリンスポーツを諦め「西表おさんぽ気分」さんにお任せ。
提案されたのが「洞窟探検」
カヌーで滝を目指したのに続いて、今度は長靴履いて密林の中に分け入ることになった。
その報告記です。
- 交通手段
- レンタカー
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うりぼうの歩く道路のそばから密林に、無造作に入っていく。
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暗い森の中を歩いていると
こんな木や -
こんなありの巣が迎えてくれる。
ここが南の果ての島であることを思い出させてくれる。 -
恐竜の背中のような、大蛇がのたうつような盤根も現れた。
この先、何が迎えてくれるのかとドキドキ感が高まる。 -
そして河道に下りていく。
海際から1㎞も入っていないが、深い渓谷になっている。 -
隆起した石灰岩が浸食されてぽっかりと穴が空いている。
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そこに入って行く。
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天井には鍾乳石の赤ちゃんが生まれようとしていた。
おおきくなれ大きくなれと呪文を架けながらいのる。 -
ヘッドランプで照らし出された部分だけが白く輝く。
さっきまでの外の世界とは別世界に来た感じ。 -
ここでは天井びっしりに氷柱のように鍾乳石が育っていた。
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カメラで写す余裕も出てきた。
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出口が見えてきた。
これでおしまい・・・?。 -
と思いきや
これが始まりだった。 -
次に現れたのがこれ。
河道沿いに、いくつかの洞窟が並んでいるのだ。 -
中に入るにつれて川は深くなる。
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そして狭くなる。
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そして、天井は低くなる。
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恐竜の口の中に入っていく気分。
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川口探検隊(昭和の番組ですわ)の気分を充分に味わえました。
ここからは写真を撮るゆとりもありません。 -
いくつかの洞窟をくぐってやっと出口へ。
行くときと、帰ってくるときのテンションはまるで違いました。
ケーヴィング気分が充分に味わえました。 -
そして、帰る途中に「お散歩気分」が
「あの木の枝にとまっている鳥が見えますか」と車を停めた。 -
「あれがカンムリワシです。」とぽそっと言う。
事前の話で、何が見たいですかと聞かれて、真っ先に答えたのがこの鳥の名前。
それがいとも簡単に。こんな近くで見られようとは・・・ -
カンムリワシは枝にとまって動かない。
鷲の精悍さは感じられない。
ぼそぼそしている印象。
しかし、そんなことはどうでもいいのだ。
出会えただけで感謝。 -
ホテルに帰り、テラスで海を見ながらビールを飲む。
さっきまでの悪戦苦闘を忘れ、悦楽の境地を彷徨う。ホテル イルマーレウナリザキ<西表島> 宿・ホテル
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そして、お昼寝タイム。
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目が覚めても日は高く明るい。
腹ごなしにホテルから近い岬までぶらぶらと歩く。 -
腰掛けて休むに良い展望所は至る所にある。
この季節は虫もいない。
それは良いのだが・・。 -
プライベートビーチのような海岸が並ぶ。
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岬の先には、広い公園が整備中だった。
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後で聞くと、バブルの時代に開発されたゴルフ場跡が公園に整備されているとのこと。
広い公園だ。 -
岬の果てには展望台が・・
どんな景色が待っているのか期待感が高まる。 -
待ち受けていた景色は・・こんな感じ
波が規則性を持って、岬に押し寄せて砕け散る。 -
波の砕け散る音が響く。
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それで「うなり崎」なのかと独り合点。
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とぽとぽとホテルへの道を歩いて帰りました。
最果て気分が味わえた日になりました。
「西表お散歩気分」さん、ありがとうございました。
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