イタリアの美しい村と小さな街めぐり　17

2017/11/12 - 2017/11/22

とうとう最後の街となりました。

１６番目は、オルヴィエートです。

人口約2万1000人、「世界一美しい丘上都市」と呼ばれています。

エリア オルヴィエート(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ランチレストランから１５分程で到着。

ケーブルカーで昇るようですよ。

オルヴィエートも崖の上の城塞都市です。

結構な急勾配を昇ります。

車内にボタン・・・

５分位で着きますよ。

ケーブルカーを降りて、３～４分バスに乗って、ドゥオーモ広場へ。

1時間ちょっとのフリータイム。

まずはオルヴィエート大聖堂。

シエナ大聖堂に似ている・・・

建築家が同じ人なのね・・・

街のシンボルであり、ロマネスク・ゴシック建築の宝石と称されるドゥオーモ。

ファザードにあるモザイク画は、２４金の金箔をガラスに張り付けるというビザンチン工法で制作されています。

上部には「マリア戴冠」のモザイク画。

バラ窓の上部には１２使徒、両脇には預言者たちがずらりと並んでいます。

バラ窓素敵だわ～

「マリア被昇天」のモザイク画。

日が当たると光り輝くんだろうな・・・

中央入口上部には、レースのように繊細な装飾柱が取り付けられ、聖母子像をアーチ状に取り巻いています。

それでは中へ。

今回は充電ばっちりなので、たくさん撮るぞー！

内部は、両脇に並ぶ太い柱群によって３つの身廊に分かれています。

白黒の横縞が特徴的。

ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作「聖母子」

ステンドグラス未完成？

フレスコ画剥がれちゃってますね。

この礼拝堂は、フレスコ画が綺麗に残っています。

縞々にするの大変だろうな。

中央祭壇には十字架が置かれ、壁面全体にマリアの生涯を描いたフレスコ画が展開されています。

細かいステンドグラス。

コルポラーレ礼拝堂。

入口上部にはパイプオルガン。

ここもフレスコ画がびっしりです。

一番有名なサン・ブリーツィオ礼拝堂。

ジェンティーレ・ファブリアーノ（Gentile Fabriano）の「子供を抱く聖母」

ルカ・シニョレッリのフレスコ画。

左下の絵の中央、台座の上に立って説教しているのは、偽のキリストですって。

鮮やかなフレスコ画が、壁と天井一面にびっしりと描かれています。

「世界の終末」をテーマに描かれたフレスコ画群は、ルネサンス美術史上で、もっとも重要な壁画の一つと言われています。

下の絵は「死者たちの復活」

だまし絵みたいですね。

バラ窓が綺麗だ・・・

天井はシンプルです。

何かの台座も凝っている。

大聖堂外の４つの付け柱には、大理石の浮き彫りが施されています。

旧約聖書、新約聖書、そして最後の審判の物語が詳細に描かれています。

最後の審判に臨むキリストが中央上部に君臨している。

中央のブロンズ扉は20世紀を代表するイタリア人彫刻家、エミリオ・グレコの手によるもの。

1961年から1964年にかけ制作されました。

マウリツィオの塔。

ドゥオーモ広場にあります。

イタリアで最も古い時計塔の一つ。

古すぎて時計は止まっている。

Ｓさん、Ｙさんと散策しまーす。

オルヴィエートの歴史は、古代ローマ以前のエトリルア時代に遡り、13世紀～14世紀には、法王の隠れ里として黄金時代を築いた街でもあります。

モーロの塔 が見えてきました。

ファイーナ美術館（市立考古学博物館）。

あの塔登ってみましょう。

ここですね。

入口を入って、チケットを購入。

塔の高さは47ｍ、240段あります。

途中まで、エレベーターで上がれます。

3階分くらい。

Ｓさんは階段を登った、偉い！

200段くらいなら、そう苦労なく登れるよ。

24の職業ギルドの紋章が刻まれている頂上の鐘。

今も現役だそうです。

確か上にいるとき鳴らなかった？

そしてオルヴィエートの景色を堪能。

奥に広がる田園風景もいいですね。

ロマネスク・ゴシック様式のポポロ宮が見えます。

１２～１４世紀にかけて法王の宮殿として 建築されたそうです。

ドゥオーモも見えます。

荘厳な佇まい。

螺旋階段、降りるのは楽ですよ。

ここからは一人で散策です。

レプブリッカ広場にあるコムナーレ宮。

現在は市庁舎として使われています。

聖アンドレア教会 。

1400年代のロマネスク・ゴシック様式の教会。

12角形の鐘楼。

珍しい形ですね。

中は、ちょっと薄暗かった。

バラ窓のステンドグラス。

中世の面影が残る街並み。

人が住み続けているって凄いなあ・・・

お宅訪問とかしてみたい。

ポポロ広場に行ったつもり。

裏のほうだったのかな。

ちょっと座ってみた。

サン・ジュセッペ教会。

上の十字架で辛うじて教会だとわかる。

中はバロック様式ですよ。

ピンクのクーポラ可愛いわ・・・

外観を裏切ってるぞ。

大聖堂前に戻ってきました。

集合の前にお手洗いへ。

ここはレストランみたいですね。

大聖堂左側裏のほうにお手洗いがありましたよ。

大聖堂前の広場の床。

夕日が当たって、ちょっと輝いて見える。

スマホで撮った１枚。

これもスマホ。

大聖堂右側。

柱も芸術的。

素晴らしいよ。

ソリアーノ宮 (エミリオ グレコ美術館)

宗教画が多いみたいなので、行きませんでした。

インフォメーションに日本語の地図がありました。

始めに貰っておけばよかったよ・・・

集合してバスに乗って、ケーブルカー乗り場へ。

ケーブルカーの近くに、サン・パトリツィオの井戸 があるのですが、見る時間はなかったですね。

直径13m・深さ62mという大きな井戸だそうです。

帰りは当然下ります。

可愛いフニクラーレの駅。

山が夕日に染まっている。

夕方4時40分、これで観光は全て終わりです。

寂しい・・・