イタリアの美しい村と小さな街めぐり　6

2017/11/12 - 2017/11/22

４日目の午後は、５つ目の街ラヴェンナへ。

ラヴェンナの初期キリスト教建築物群は、世界遺産に登録されています。

エリア ラベンナ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

サンマリノから1時間半ほどでラヴェンナに到着。

日本語の上手なおじさまガイドさんとの観光です。

たぶん60～70代だろうなと思ったのですが、すご～く可愛いおじさまでした。

ラヴェンナと言えばモザイク、ビザンティン美術の花咲いた古都であり、モザイク遺跡は町中にあふれています。

まずはサン・ヴィターレ教会の観光です。

ガイドさんがチケットを購入する間、入り口前で待機。

可愛いお店が。

やっぱりモザイク品を売っている。

床もモザイク。

窓にはモザイク猫ちゃん。

連れて帰りたい。

通り名を書いたプレートもモザイク。

マンホールは・・モザイクじゃない・・

それでは中へ。

教会の入口にある門、高くて立派です。

サン・ヴィターレ教会は、ビザンティン建築･初期キリスト教建築の代表的な聖堂(Basilca)で、6世紀前半に建設されました。

古い歴史を持つ八角形の建物で、外観はシンプルです。

中へ、ドキドキ。

これ全部モザイクですよ～。

内部入り口のアーチ部分には、中央にキリストと4天使が配されたモザイクがあります。

聖書のエピソードや自然の景観、動物などのモザイクがたくさんあります。

天井も凄いです。

柱の配置とか素晴らしいですね。

天井の大天蓋には、蔦模様とさまざまな象徴の取りあわせが紺地と金の組み合わせを基調として配置されています。

床にも目がいきます。

柱も大理石で、とても大きい。

かなり広い空間でしたね。

次は、サン・ヴィターレ教会に隣接した敷地にあるローマ建築の霊廟、ガッラ･プラチーディア廟です。

この建物も教会みたいですね。

サン・ヴィターレ教会こちら側から見ると、八角形がわかりやすいかな。

見えてきました。

本当にすぐ近くです。

ラヴェンナの基盤をつくったテオドシウス1世の娘であるガッラ・プラチーディアによって建てられたといわれているモザイクで包まれた小さな廟。

末期ローマ建築であるこの霊廟は、簡素な煉瓦造です。

入口はこんなに小さい。

中に入ってびっくり。

壁一面素晴らしいモザイクです。

四辺のアーチは赤で縁取られ、その下の壁面には小窓と泉を飲む鳩を囲んで2組ずつ4人の聖人像が画かれています。

青が印象的です。

入り口上部の壁面には、十字架を持つキリストと羊の群れが見られる「よき羊飼いの図」。

簡素な外観とは異なり、霊廟内のモザイクは、色調がバラエティに富んでいることでも有名です。

中央部の天井には、星がちりばめられた濃紺の天空の中心に黄金十字架が輝いています。

その4方には4人の福音記者をも表すセラフィムが画かれています。

細かいモザイクが見事ですね。

写真ではなかなかこの素晴らしさを伝えることができません。

実際に目で見ることができて感動でした。

石棺は4世紀と5世紀のもので、ガッラ・プラチーディアの親族のものであるとされています。

今回は2か所の観光でした。

サンタポッリナーレ・ヌオーヴォ教会やサンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂、ネオニアーノ洗礼堂も素晴らしいので、ここももう一度来たくなるなあ～

ガイドさんが、モザイクの作り方を説明してくれるお土産屋さんに連れてきてくれました。

モザイクのお土産か～

次はダンテのお墓に行くようですよ。

途中ポポロ広場がありました。

市庁舎や時計台がある広場です。

ヴェネツィア小宮殿、レストランやカフェがありますね。

市庁舎の前には、ラヴェンナの守護聖人、聖アポッリナーレと聖ヴィターレの２本の円柱が建ち、市民を見守っていました。

県庁舎、たぶん。

ポポロ広場を抜けて。

正面に見えるのがダンテのお墓です。

こういう看板撮るんだけど、なんて書いてあるのかわからないわ。

ここは・・・？

お墓の側にあったと思うんだけど。

博物館かな。

この小さな霊廟がダンテのお墓です。

天井から釣り下がったキャンドルに火が灯されていました。
灯りの油は、今でもダンテを追放したフィレンツェから届けられているそうです。

正面には、机に座り本を読むダンテを描いたレリーフ。

ダンテは晩年をラヴェンナで過ごし、有名な「神曲」を完成させました。

そういえば、フィレンツェのヴェッキオ宮殿でダンテのデスマスク見たな・・・

奥のツタで囲まれた所が、第二次世界大戦中に遺骨が置かれた場所です。

お墓の後ろにサン・フランチェスコ教会があります。

ダンテの葬儀が行われた教会です。

40分程フリータイムとなりました。

ここでカプチーノをいただきました。

ウエイターさん、とってもイケメンのお兄さんだったよ～

こんな顔にしてしまって、ごめんなさい・・・

カプチーノごちそうさまでした！

その後はウロウロとお土産屋さんを覗いたりしていたのですが、今思えばネオニアーノ洗礼堂見に行けばよかったな。

下調べ不足で後悔・・・

バスでボローニャに戻り、夜６時前にはホテルに到着。

スーパーへ行こうと思っていたのですが、面倒になってしまい、夕食前に入浴を済ませ部屋でのんびり。

７時４５分からホテルのレストランで夕食。
トマトソースのパスタ。

ポーク、わりといける。

パンナコッタだったかな。

この旅行記へのコメント （2）

• ＭＯさん 2017/12/05 11:07:36

  初めまして！　MOと申します。

  以前から同じ旅行社の同ツアーか8日間のどちらかに来年行きたいと思っていましたら４トラでrurikolapisさんの素晴らしい旅行記を見つけました。
  毎日の旅程が時系列に詳しくホテルやレストラン、観光の感想なども詳細に記されていて本当に参考になります。これからも掲載を楽しみにしておりますのでよろしくお願いいたします。

  rurikolapisさん からの返信 2017/12/05 12:24:05

  Re: 初めまして！　MOと申します。

  ＭＯさん、コメントありがとうございます。
  
  私も当初は８日間のツアーと迷いました。
  
  ご参考になれば大変嬉しいです、最後まで見ていただけるようアップしていきますね。