2017/12/03 - 2017/12/03
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senqingさん
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テケテッケ、テケテッケと軽快に鳴り響く小太鼓とともに、山車が街中を曳行されます。その山車の大きさと美しさに驚きます。一度は観てみたいと思っていた日本三大曳山祭りのひとつの秩父夜祭りに行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 私鉄
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西武秩父駅改札口です。提灯や杉材といった地元の秩父ならではの素材を採用し、繊細で温かみのある空間を演出しています。
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駅構内の西武秩父仲見世通りも4月に新しくなっています。
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西武秩父駅です。いつもはバスターミナルの場所に屋台が並んでいます。
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先ずは西武秩父駅から秩父神社へ向かいます。なぜならば昼にかけて山車が集まってくるからです。秩父鉄道お花畑の踏切を渡り、右折したらあとは真直ぐに進みます。途中安田屋でコロッケ(50円)を買います。まだ朝10時前なのにすごい行列です。
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昔ながらのジャガイモコロッケです。美味しいと言えば美味しいし、マアマアと言えばマアマアです。主体性がなくてすみません。人が並んで買っているので有名な店なのでしょう、メンチやハムカツ(ともに100円)もテイクアウトができ食べ歩きができます。店頭で豚や猪の味噌漬けが売られています。
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店先に猪がぶら下がっています。かなりインパクトがあります。珍しいので一緒に写真を撮る人も多いです。この猪一頭で100gの猪肉が何枚取れるのでしょうか?
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西武秩父仲見世通りでも売られている安田屋の豚肉噌漬けです。こんなにたくさん置いてあるならさぞかし美味しいのでしょうね。
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コロッケを食べた後は、安田屋のすぐ裏にある観光案内にも載っているそば処大むら本店で遅い朝食にします。
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メニューはご覧の通りです。ざるそばを注文します。味は個人的には特筆することはないです。
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秩父神社南門一の鳥居に着きました。すでに交通規制が引かれており車の往来は禁止です。人ひとで境内は飽和状態です。
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ここは結婚式も挙げられます。写真は約一か月前に来たときの様子です。神門からご本尊まで緋毛氈が敷かれています。その上を巫女さんに先導され、雅楽のしらべの中を厳かに神殿に向かう「参道の儀」は素晴らしいです。神社の形式にのっと古式ゆかしい結婚式は感動的です。
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話は元にもどし、写真は必要か所を切り取った2日の笠鉾・屋台巡行時刻表です(秩父では山車を屋台と言うそうです)。この時刻表は鉄道などの交通機関に使われているだいやグラムと同じ形式で、6台の山車が現在どこいるのか一目でわかり非常に便利です。11時から12時にかけて本町、宮地、上町、中町の順に4台の山車が秩父神社に集まって来ることが分かります。
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最初に本町山車が秩父神社にやって来ました。
装飾に金箔が施され大変綺麗です。 -
平成殿の前で方向転回をするためギリ回しが行われます。てこの原理で山車を浮かせて心棒を入れ、回転させるようです。山車はてこ棒を入れたとき前にかなりの角度で傾きます。力の入ったギリ回しは見ごたえのある技です。
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方向転回後、神門前で囃し手さん達一同がお祓いを賜っています。
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山車の一番前にいるのが囃し手と呼ばれる四人の男たちです。四人の男たちは神の化身で人々に福をもたらす神様として祭りにおいて大事にされます。太鼓の響きとともに「ホーリャー、ホーリャーイ」と他の神様を呼び込むように鼓舞して一生懸命はやしたて頑張っています
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この笑顔を見てください。楽しそうですね。
見て気づいたのですが着ている紅白の法被の襟が右前と左前の囃し手がいます。どうしてなのでしょうか、意味があるでしょうね。 -
境内の神楽殿では第七座「天の石戸開き」が上演されています。秩父神社神楽は三十五座あるそうです。
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宮地屋台がやって来ました。後ろの山は紅葉しています。
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本町屋台とと宮地屋台の山車がご対面です。
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続いて上町屋台がやって来ました。どの山車の装飾は黄金に輝いてほんとに鮮やかです
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昼の最後は中町屋台です。最初に来た本町屋台と路上ですれ違いますので、秩父神社を後にします。西門方向本町屋台収蔵庫前に幼稚園園児が大勢集まっています。山車の見学なら地元ですので集まって見ることはないしと・・・、ふと思いつきました。山車をみんなで曳くのではないかと・・・。
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中町屋台がやって来ました。秩父の山車は大きいが、この山車はさらに大きいです。
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反対側の境内からは本町屋台が出てきました。やはり先ほどの園児たちが「ワッショイ、ワッショイ」と元気な声を出し曳いています。引率の先生も大変です。この子たちが大きくなるとまたこの伝統な祭りを継承していくのでしょう。
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本町山車と中町山車のすれ違いです。体全身を使って、囃し手同士の掛け合いです。
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山車では曳き踊りを上演しています。今日の上演は長唄・手習子、桜の花の咲き荒れるのどかな春の野道で寺子屋帰りの町娘が道草する姿を描いているそうです。できればじっくり鑑賞したいです。
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話は3日に戻します。昼食を取りに秩父で超有名な野なかさんへ行きます。本町交差点から本通りを歩いていたら人で大渋滞ですので間道を行きます。
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13時に着きました。受付順番では50組ほど後です。たぶん1時間から2時間の待ちです。私たちが着いてから10分ほど打ち切られました。閉店時間は15時ですから約2時間前で受付終了です。ちょっと受付終了が早くないのでは。
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今日は祭りなので受付した客は待ちきれないで帰ってしまいます。よって順番が来ても2組に1組ぐらいの割で客がいませんので順番が早く回ってきます。だからそのキャンセルした人の分を後から来た客に回せばいいと思うのですがご主人は昔気質みたいでで受け付けません。店員の対応は悪くないのに・・・、まぁしょうがないか。それでもなぜ食べに行くかです。野さかの豚みそ丼は大変美味しいのです。ご飯にかけた甘辛のタレに独特のみそにつけた豚肉を炭火で香ばしく焼いて出てくる豚みそ丼は一度たべたら病みつきになります。
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何故かオートバイで来る客も多いです。だから一人客も多いです。よって、一人でも入りやすい店です。一人客は二人用テーブルないし大テーブルでの相席となります。写真は駐車場のオートバイです。
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時間は2時半過ぎです。夜まで時間があるので再び秩父神社に行きます。まるで初詣で客でにぎわう参道みたいです。
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町中いたるところに出店が出ていて、こんなに多くの出店を見たのは初めてです。
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お花畑駅踏切で歓声が上がっているので、近づいてみると蒸気機関車が発車するところでした。
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再び秩神社です。以前秩父へ婿入りした学生時代の友人からこの日は秩父神社の神は不倫を許してくれる神様だと聞いたことがあります。武甲山の男神(龍神様)と秩父神社の女神(妙見様)は相思相愛で愛し合っていました。しかし、武甲山の男神には正妻のお諏訪様がいました。しかし、年一回12月3日だけ、龍神様と妙見様は正妻公認で会うことが許されました。だから山車のお囃子は諏訪神社の前を通るときは屋台囃子の音を絞って静かに進むそうです。秩父夜祭りに来てふと思い出しました。
奥さんにそれを話すと、なに話を面白おかしく歪曲して都合いいように解釈すするの。不倫を公認してくれる神様なんてあるわけないでしょと、一括されました。はい、すみません。 -
境内には本町山車の両脇に張り出し舞台が設けられています。絢爛豪華です。
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本町屋台の舞台横に宮地屋台が来ています。
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水引幕が飛鶴の刺繍の下郷笠鉾です。
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中近笠鉾です。これで全ての山車に会えました。6台の山車は夜の御旅所へ向ける前の一休みに入っています。
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中近笠鉾に火が灯されました。
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夕暮れ迫る南門です。今日3回目のご対面です。
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境内を埋め尽くす人ひとです。
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下郷笠鉾にも火が灯されました。
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上町屋台です。祭りクラマックスに向かって進みます。私たちも御旅所へ向かいます。
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だんご坂は5時半に閉鎖されました。
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花火は7時半開始ですが、開始予告でしょうか、ポツン・ポンツンとすでに打ち上げられています。夕食は屋台で済ませます。寒い夜に温かいこの猪汁うどんは美味しかったです。
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祭り太鼓です。大きな音が鳴り響きまさす。火が炊かれ幻想的です。
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19時30分に先頭の御神幸行列が入ってきました。神興でしょうか?花火も打ち上げられています。
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続いて提灯の行列です。そのあと神馬とかで長い行列が続きました。
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尺玉花火の開始です。カメラの中心からずれていますが、腕が未熟だからです。
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この花火は大変綺麗でした。
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色々な動きをする花火も多いです。
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山車が入ってきました。最初は中近笠鉾です。
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すごい人数で曳いています。ざっと数えて200人以上います。
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冬の夜空に山車と花火、見ごたえがあります。
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続いて下郷笠鉾です。ぼんぼりに浮かぶ山車は幻想的で大変美しいです。
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中近笠鉾と下郷笠鉾が並びました。
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また花火が次々に打ち上げられています。
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数え切れなくらいの花火が打ち上がります。
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上町屋台がやって来ました。
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何色も混ざった面白い花火です。
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花火は続くし、山車が6台そろうのは22時過ぎです。これ以上滞在すると電車がなくなるので帰ることにします。厚着してブラケットまで持って来たのに、それでも秩父の夜は寒かったです。
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