国史跡「多田銀銅山遺跡」日帰り。

2017/11/25 - 2017/11/25

どっか行きたい、でもそんな遠出もアレだし時間も大してないin大阪。
自然や遺跡、時代を感じる人工的なものが好きな場合、イイ感じで出掛けられる場所と言えばココが穴場。
多田銅銀山！
工場とか炭鉱とか造船所とかも好きで、軍艦島とか抑えた高度成長期好きのミーサンとしては、前々から気になる存在だったので、俺氏に連れて行ってもらったのでした。
日帰りで高速も使ってないので安価に楽しめました。（下道で片道2時間くらい）

エリア 兵庫

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩

休みの朝。
ふと思いついて調べて出発、というスタイルの日帰りのお出掛けは変わらない。
今日もコーヒー飲んでパソコンで調べて、一般道で2時間で「多田銅銀山・悠久の館」に到着。
この筋に入る前に、細い農道で子猫3匹に通せんぼされて和んだりもできる。

多田銀銅山悠久の館 美術館・博物館

中は写真撮影禁止だけど、無料ボランティアのお姉さんが物品を説明してくれて十分に楽しめる。
入館料無料なのもありがたい。
もちろんトイレもある。
で、こんなマップも貰えるのでこれを見ながら散策だ。

銀山代官所跡。
道が危ないのかして今回は入れないのが残念。

全景。
こんなのが今も残っているって所が凄いんだよなぁ。

川沿いの遊歩道を歩いて行くと、たどり着く「青木間歩」。
坑道を間歩と呼ぶんだが、9時～17時が見学可能で、年末年始は閉門らしいので注意です。
ちなみにこちらは機械掘りで、この入口より左の方に手彫りの坑道があるので見比べが出来ます。
しかし入る前からドキドキするいでたちだ…。

うひょ～寒い！
誰もいない！
軽く怖い！
崩れて来たらどうしよう！
…とか思う…。

緑が綺麗なのよ、確かサビだったと思う、銀銅山だけに。

一番奥では鉱脈が綺麗に見えますよ、と言われたのが多分コレ。
筋が良く解るな。

戻りしな…入り口の光にドキドキする…狭所恐怖症には無理な感じ…。

あの緑の部分は、太陽光の前には普通の石だったりする。
落ちてるのを拾ったので、また中に戻しておきました。
中の岩を崩したりしたらダメですよー。

で、入り口の隣を上がって行くと、今度は手彫りの坑道もある。
えーっとどれどれ？コッチも入りたかったなぁ。

って、中央あたりの真っ暗なちっちゃい穴、コレかよ！
写真じゃ分かりにくいけど絶対無理な高さに、人が入るには無理な大きさの穴がある！
入りません、入りたくないです！

帰りに見ようと思ってとっておいた、金山彦神社に寄って帰ろう。
無駄情報ですが、上がった所にある井戸はまだ生きてます。

さて悠久の館にまで戻って来たら、前の広場に上がってみよう。

多田銀銅山悠久の館 美術館・博物館

下関に行った時もそうだったけど、機械選鉱場はなかなか頭の中で形を再現出来ない。
想像図でも良いから完成形を見てみたいなぁ、資料館で３D映像とかで見たりできないもんだろうか。

使われてなかったってだけあって、りっぱなレンガ敷遺構があります。
この隣のベンチでお弁当タイムの親子もいたけど、そんな感じでゆっくり出来る、車が止められる公園です。

他の間歩もあるけど、行ったところで中には入れないので割愛。
お腹が空いたので、丸源ラーメンで肉そばを初めて食べて、更に満足した私たちなのでした。