2017/11/10 - 2017/11/11
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いしいやすなりさん
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日本帰国から自分の住むアメリカのニューイングランド北部に帰る途中、寄り道をして、アルプスをめぐる鉄道の旅をしましたが、それも終わり、午前中にミラノを散策してから、いよいよ帰路につきました。機中、空の上からアルプスに最後のさよならを言いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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朝がやってきました。最後の朝になりました。ほんの束の間でも、イタリアの香りを最後まで味わって行こうと思い、外に出ました。宿から歩いて5分ほどのところが駅になっていて、バスや路面電車、地下鉄などが集まっています。土曜日の朝は、この近所はまだ人がまばらです。爽やかな空気が広がります。
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ですが、地下鉄はそれでもかなり人が乗っていました。
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ミラノで多分一番観光客が集まると思われるDuomo(大聖堂)に行ってみましたが、案の定、すでに観光客で広場はごったがえしていました。建物自体は、さすがと言えるほと目を見張るものがありましたが、中に入ろうとする観光客が長い列を作っていたので、僕はあきらめました。やっぱり自分には、観光地の人込みは向かないみたいです。
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なので、大聖堂は外からサッと見ただけでおしまいになりました。きっとここは、一年中いつ来てもごった返しているのだろうな。
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大聖堂の横に、Galeriaというショッピングモールがあります。モールと言っても、凄い建物なんです。ここも人でごった返してはいますが、一応チラッとだけでも中をのぞいてみることにしました。
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中にはレストランやカフェから、デザイナーブランドの店など高級店がズラッと並んでいて、僕みたいな貧乏人の入る余地はなさそう・・・。この四つ角、左を見るとプラダ、右を見るとルイビュトン、後ろを見るとグッチ・・・。それにしても、こんな国の文化遺産みたいなすごい建物の中に、そんな店がズラッと並ぶっていうのも、自分の目には異様に見えてしまうのですけど、それって自分の見方がおかしいんでしょうか。
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繁華街はさっさと退散し、気分を変えて、墓地に行ってみることにしました。この墓地、この入り口の立派さからしても、普通の墓地とはわけが違うぞと感じます。といっても、入り口の外には、花屋さんが出店を出していて、そこでお花を買ってお墓参りに向かう人の姿も結構いたので、れっきとした墓地というか霊園というかで、中のお墓にも、確かにあちこちお花が飾ってありました。
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門を通って近づくと、すごい彫刻が目に入ります。北イタリアって、あのミケランジェロに代表されるように、石の彫刻にすごい伝統があるんですかね。
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アーチ門をくぐって中に入ると、いきなりこんな風に墓石がまるで彫刻の芸術作品のようで、びっくりです。
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こんなのとか・・・
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こんなのとか・・・
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こんなのとか・・・
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これもお墓です。
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これもお墓です。みんな死んだ人の像なのかな。これを刻んだ人は、どんな思いで石に向かったんだろうなあ・・・。
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墓地の中には、こんな並木道もあって、お散歩するだけでも気持ちが癒されます。
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単なる「墓石」じゃなくて、こんな風に記念碑みたいなものが建てられていて、その中に御棺が安置されているようなものもいっぱいあります。
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こんな風に、石でできたお堂みたいなのが建てられて、ドアを開けて中に入ると、そこに御棺が安置されているようなものも、いっぱい並んでいます。御棺って、地面に埋めるものだと思っていましたけど、そうとは限らないんですね。
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でも、そんな風に、いかにも大金持ちのお墓ばっかりなのかと思ったら、そうでもないみたいで、この建物の中には、ロッカー式みたいなお墓がぎっしり並んでいました。
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こんな感じです。
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こんな風に、もっと小さいお墓がぎっしり並んでいる場所もありました。おあちこちのお墓に、花が飾ってあります。イタリア人もお墓詣りするなんて、知りませんでした。
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正面玄関の建物の中にも、ロッカー式のお墓があったり、彫刻があったりします。ここは、イタリアのいわゆるパワースポットなのかなあ、とふと思いました。ブラブラと歩いているだけで、荘厳な気分というか、平和な気分というか、浮世を忘れさせてくれるというか・・・。
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ミラノの町自体は、ビジネスっぽい感じがして、ガヤガヤ、ザワザワで、特に魅力を感じませんでしたが、この墓地はなんだか心に残るイタリアの思い出になりそうです。
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墓地から地下鉄に乗って、チェントラーレ駅に来ました。欧米の駅の建物って、どこもすごく立派で、日本とは全然違いますね。なんででしょう。
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朝食も十分食べてこなかったし、列車まで少し時間があったので、駅のカフェに座って一休みすることにしました。ヨーロッパには、アメリカみたいな大きなドリップコーヒーはなくて、すべてエスプレッソで小さいカップに入れるので、朝一ででっかいマグカップに2杯も飲む習慣がついている自分には、難しい問題です。ここでも、このカップが精いっぱいというところでした。
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時間になったので、ホームに出て行きました。ちょうど空港に向かう列車が入線してきました。
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マルペンサ・エクスプレスです。この列車はこれで4回目になります。すっかり見慣れてしまいました。
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車内はこんな感じ。いつ乗っても空いています。4回も乗った空港エクスプレスですが、今度で最後なので、なんだか窓の景色を見ながら、これで今回の旅ももう終わりかあ・・・とつぶやきながら、いろんな思い出を振り返ってみました。賑やかな観光地に行くよりも、一人静かに列車に揺られて窓の景色をボーっと眺めたり、煩雑な日常を忘れて静寂さを味わったりということが、自分にとっては貴重な時間なんでしょうね。
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空港に早めに着いたので、ラウンジで軽い食事をいただきました。
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小さいルフトハンザのラウンジでしたが、よく見ると、おばさんたちがせっせと食べ物を運んできたり、テーブルに置いたままで客が出て行った後の、食器を片付けたりと、忙しそうに動いていました。旅をすると、行く先々で、気が付かないところで、いろんな人にお世話になったり、親切にされたり、助けられたりしてるんですよね。
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飛行機に乗り込みました。この飛行機はフランクフルトまでで、そこからヨーロッパを後にしてモントリオールまで飛びます。窓側席に一人座り、離陸を待っていると、ドアが閉まり、隣は空席のままでした。
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飛行機は飛び立ち、町の様子が見る見るうちにしたに小さくなっていきました。
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そうしているうちに、あ、見えてきました。晴れた空に向かって、アルプスの山々が手を振っているように見えます。
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山は優しい顔をしているように見えました。
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