2017/07/19 - 2017/07/19
52位(同エリア130件中)
ロク69さん
7月19日は同じくアレッチ地区の展望地、リージホルン(Risihorn、2876m)を目指す。ここは鉄道駅から小型ゴンドラとチェアリフト2基を乗り継いでフルグルティ(Furggulti、2564m)まで運んでくれるので、約300mほどを登れば到達できるはずだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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滞在地ブリークから朝早い列車に乗って、フィーシュのもう一つ先の駅フュルガンゲン(Fü rgangen、1202m)まで行く。霞んだ遠方に真っ白なワイスホルンとビスホルンが見えている。駅前の小型ゴンドラで上部のベルワルド(Bellwald、1554m)へ向かう。
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ベルワルド村のゴンドラ乗り場。ここは下車時に料金を払うことになっている。
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直ぐ前の教会の塔越に立派な山容の山々が見える。右の高峰はクライネス・ヴァンネンホルン(Kleines Wannenhorn、3707m)、左へヴァンネンツヴィリンゲ(Wannentwillinge、3481m、3430m)だ。
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少し歩いてチェアリフト乗り場へ向かう。途中で眺める小ヴァンネンホルン群の様子。深い谷を抱いた厳しさを感じる岩稜が素晴らしい。
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最初のチェアリフトは2人乗り。比較的なだらかな感じで昇っていく。
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左手方向には氷河を持った山々が現れる。右端はアレッチホルンの頭、中央の尖がりはザッテルホルン(Sattelhorn、3724m)、直ぐ左の氷河の上部にガイスホルン(Geisshorn、3740m)、さらに左にはロートシュトック(Rotstock、3699m)と続き、左端にはフスヘルナーを従えた大フスホルン(Grosses Fusshorn、3627m)が高く聳える。
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左手前には大アレッチ氷河を展望するエッギスホルン(Eggishorn、226m)が近く見える。フィーシュアルプから上がってくるゴンドラの駅舎もよく見える。
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右手の北東方向はガレンシュトック(Galenstock、3586m)の大きな山容がすごい。その左手にはティーフェンシュトック(Tiefenstock、3515m)、ローネシュトック(Rhonestock、3566m)と連なる。アンデルマット滞在中に眺めた山々をここでも見ることが出来て感慨深かった。
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2つ目のリフトの降り場はフルグルティ(Furggulti、2564m)。ここからリージホルンまで55分となっている。8時58分に歩き始める。
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本日のルート図を揚げておこう。リフトが使えれば標高差300m、時間にして1時間弱の登りで到達できるコースである。
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南東方向にはイタリア国境の山々が連なる。中央右手の氷河を持ったラッペホルン(Rappehorn、3158m)と直ぐ右奥のオーバー・ラッペホルン(Ober Rappehorn、3176m)、左の高峰はブリンネンホルン(Blinnenhorn、3374m)だ。ゴムスの谷を隔ててはるか遠方だが、山々は認識できる。
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リフトを降りて南方向は、左の尖がりはヒッレホルン(Hillehorn、3181m)、中央にモンテ・レオーネ、その左肩手前に丸いボルテルホルン(Bortelhorn、3194m)、右奥にはワイスミースとフレッチホルン、さらに右手にはミシャベル山群も霞んだ状況のなかに見えている。
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うっすらと見えるミシャベル山群。左には台形のアルプフーベル(Alphubel、4206m)、ついで右にテーシュホルンとドムらしき高峰が続くが霞んでいて残念だ。
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モンテ・レオーネを中心とした拡大。左からヒッレホルン、ボルテルホルン、モンテ・レオーネ、稜線の右端はブライトホルン(Breithorn、3437m)、右端はワッセンホルン(Wasenhorn、3246m)だろうか。
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リフトを降りてぐんぐん登る。目指すリージホルンは前方の山塊の右端だ、微かに十字架も見えている。
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山に近づいてきた。左に巻いて中腹に付けられたトレイルを進むようだ。
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振り返ってフレッチホルンとミシャベルを眺める。
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途中でなだらかな高原状のところを通過する。正面には大きなトリフト氷河(Triftgletscher)を抱いた大小のヴァンネンホルンが圧倒的な迫力で迫ってくる。右の雪の頂が大ヴァンネンホルン(Grosses Wannenhorn、3906m)だ。右へ流れる稜線はトリフトグラート(Triftgrat)だ。
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アレッチホルン(Aletschhorn、4193m)も近づいてくる。左のガイスホルン方向もきれいに晴れている。
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高原状の場所はさえぎるものがないので良い展望台だ。右のヴァンネンホルンからアレッチホルンまでの大パノラマだ。
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やや遠いがザッテルホルン、ガイスホルン、グロッセス・フスホルンも手に取るようだ。
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一番見応えのあるヴァンネンホルンの威容。左に傾きながら大きく根を張った山容はどっしりと貫禄十分である。
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谷を隔ててエッギスホルンも見える。下の池は昨日訪れたメリエレンの人口湖だ。奥には休憩した「グレッチャーシュトゥーベ」の建物も小さく見える。
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振り返ってモンテ・レオーネ方向を眺める。中央下の村はフィーシュだろう。
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最後になってコースは「青」となってかなり険しいコースとなる。
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ユネスコの銘板も出現する。
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頂上直下は崩れやすく登りにくいところがある。ロープやワイヤを使ってよじ登る。
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頂上には9時50分に到着。リフトを降りて歩き出してから52分だった。
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最初の展望は、やはりヴァンネンホルンとアレッチホルンだ。岩と雪、深い谷、荒々しい稜線と競い合う山々の高さなど見るものをとりこにする素晴らしさだ。
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右に目を転ずると大小のヴァンネンホンと右奥にフィンスターアールホルン(Finsteraarhorn、4274m)が鎮座する。この地区の最高峰を身近に見ることが出来る絶好の場所だろう。
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その拡大。天を突くような尖峰とやや右に反り返ったような姿勢がこの山の気品をかもし出しているようだ。右の山はフィンスターアールロートホルンFinsteraarrothorn、3530m)だ。高度はかなり高い山だが、隣の巨人の存在で随分と損をしているようだ。手前の氷河はフィッシャー氷河だ。
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ケルンとアレッチホルン。
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ヴァンネンホルンの威容をもう一度見ておこう。
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下部には池が点在している。左からレングゼー(Lengsee、2708m)、ヴィルブルゼー(Wirbulsee、2658m)、ミッテルゼー(Mittelsee、2549m)と続く。後方の山々の左はピッツォ・ロトンド(Pizzo Rotondo、3192m))の山々、右はブリンネンホルン(Blinnenhorn、3374m)、の山々だろう。
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もう一度フィンスターアールホルンを見ておこう。ここで気になる山が一つあった。右奥にあるピークに雪を持つ平らなピークの山である。あとで調べてみると前ガルミホルン(Vorderess Galmihorn、3507m)と言うようだ。
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その拡大。手前の山共々、かなりザレた山肌で印象に残る光景だった。
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ガレンシュトック方向を眺める。アンデルマットから眺める山の形とは違う様子に改めて心が動くようだ。
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左側は登ってきたルートが見えている。右側はフィーシュの村だ。
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下山前にモンテレオーネ方向を見る。手前の屏風のような岩越しに眺めるとその距離を改めて感じる。
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こちらも名残の景観を眺めておくことにする。
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約20分の休憩後、下山開始とする(10:10)。青コースは降りのほうが慎重さが望まれる。
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ロープに頼ってゆっくりと降る。
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途中振り返って、赤い丸印があることに気付く。なぜか往路では気付かなかった。
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ヴァンネンホルンとアレッチホルン。
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なだらかな地点まで戻ってきた。イタリア国境方面も良く見えている。右のモンテ・レオーネ、中央はヘルゼンホルン(Helsenhorn、3272m)、ついで左はギシホルン(Gischihorn、3083m)、さらにシェルバドゥング(Scherbadung、3211m)、その直ぐ左にシュワルツホルン(Schwarzhorn、3108m)と連なる。草原のうす緑と遠方の淡い青色の対比が素敵だ。
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帰りは寄り道をしてヴィルブルゼーを回っていくことにする。小さな池だが水面はとてもきれいだ。
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この池を経由してリフト乗り場へ向かう。
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こちらは立ち寄らなかったが、ミッテルゼーだ。
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さらに進むと人工池らしきものもある。はるか遠方のラッペホルンも美しく見えている。11時30分にリフト乗り場まで降りてきた。山頂から1時間20分だった。
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ベルワルドまで降りてきてレストランで休憩、昼食とする。赤白ワインで乾杯。
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日替わりスープも頼んで、持参のサンドウィッチとおにぎりとともにいただく。
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レストランの様子。日差しが強くパラソルの日陰が心地よい。
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ゴンドラ乗り場までの道すがら、山を眺めて進む。
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ゴンドラ乗り場に着いた。ここからフュルガンゲンまで下るだけだ。
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ホテル・ヴァンネンホルンもある。
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これがフュルガンゲンとベルワルドを結ぶゴンドラ。6~8人乗りくらいだろう。
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駅に貼ってあった「氷河の今昔の写真」。100年前とで大きく違う氷河後退の様子が良くわかる。
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フュルガンゲン駅は「ストップ・オン・リクエスト」なので、駅には停車を列車に知らせる押しボタンがある(乗車の場合)。ちなみに、列車にも同様のスイッチがある(降車の場合)。
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12:45発のVISP行きで帰った。上り下りとも1時間に1本の列車運行のようだ。
本日の全行動時間は2時間30分、内休憩20分、実動2時間10分、登り降りとも310mだった。
行動時間は短かったが、晴れの天候に恵まれて荘厳かつ美しい山々を眺めることが出来てとても良いハイキングが出来た日だった。
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