2017/11/09 - 2017/11/29
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yamada423さん
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国立新美術館の欅(ケヤキ)の黄葉 2017.11.29
「季節の街歩き」は9月末から10月初旬にかけての「バルト三国とポーランドの旅」のために休止したが、11月には再開することした。
11月は建築家安藤忠雄展と日展の、2回の国立新美術館めぐりとなった。
街歩き写真が目的の半分であるため、光の変化を写すのに適した日を、天気予報をみながら決めた。
実はその間に学生国際交流で1965年にフランスを訪問したメンバーの集まりであるMJET(Mission Japonaise des Etudiant de Technologie)の忘年会が参宮橋に近い代々木倶楽部で開かれたので11月は都内へ3回出かけたことになる。昨年11月24日は虎ノ門ヒルズ51Fアンダーズ・タヴァーンでの忘年会だったが、異常に早かった初雪でせっかくの都心の景色はまったく見えなかった。
11月9日(木)晴れ
5日のトランプ大統領初来日に伴う厳戒警備が解かれた後の晴天を選んで、この日に安藤忠雄展へ行った。
展示の目玉は何といっても実物大で作られた光の教会で、壁面に開けられた十字架の切り込みから差し込む光を拝むために遅い午後の時間帯を選んで入館した。
半世紀に及ぶ数々の作品の展示物は写真が主体であるが、詳細な基本設計図が公開されていたのは期待以上で、強い関心を持って見学した。
自分自身が自動車の自動変速機の基本設計図を手書きで20年以上行ってきたことも関心を寄せた大きな理由だ。
展覧会のカタログに相当する「安藤忠雄展 挑戦」はB5よりわずかに小さい(175×240)320頁の大作で、きわめて優れた建築写真集であるとともに日本語と英語が併記された本文は世界で活躍する建築家にふさわしい。
都心の街歩きで近代的な建築物を撮る機会があるので、参考にしたい。
11月24日(金)晴れ
参宮橋の駅から近い新日鉄代々木倶楽部での忘年会は高齢のメンバーのため昼間の時間帯に開くのが慣わしだ。
畳敷きのテーブル席は高齢者にとっては楽な姿勢でくつろげてよかった。
窓からは紅葉した桜や欅が季節を感じさせてくれた。
11月29日(水)晴れ
いつものことではあるが午後4時から入場できるトワイライトチケット(当日券一般1200円に対して300円)に合わせて入館するので、この日はその前に六本木ヒルズのクリスマス飾り付けの下見に行った。
下見の目的は日展を見終わってからイルミネーションを見に行くための下調べである。
新美術館のテラスはケヤキの黄葉が午後の陽を受けて黄金色に輝き、薄緑の曲面ガラス壁に映えていた。
4時からの日展鑑賞は日本画と洋画で、この時間帯は見学者も少なくのんびりと見ることができた。
平日は申し込めば撮影OKなので、いつもどおりに申込用紙に個人情報と撮影理由を書いてわたし、許可の印の緑の紙テープを腕に巻いてもらった。
最初の展示室には特選の作品が展示されており、それらを含めて気に入った作品を十数点ほど撮影した。
18時少し前に会場を後にして六本木ヒルズのイルミネーションを見に行った。
途中で東京ミッドタウン前のシャンパン会社の黄金のオブジェ(モニュメント)を撮影した。
六本木ヒルズの3階広場には無数の特殊電球で構成されたクリスマスツリーが輝いており、遠くの東京タワーを入れた構図はなかなかすばらしいものだ。
夕飯時になったので裏通りの店を探したが、この地域ではミッドタウン内でしか食べたことがなく容易ではなかった。
都営地下鉄六本木駅前の通りの反対側の斜めの道を少し入ったところにビストロの赤いネオンが見えたので入ってみた。10月に開店したばかりの店とのことだった。
前菜はマグロとアボガドのタルタル、メインは仔羊の燻製ロティ、ワインはメニューを見てピノノワールをオーダーしたところ品切れ!(ビストロにはあり得ない)で、メルローにした。
美味しくいただいたが、このサイトは評価サイトではなく、利用規約に則して評価は書かないことにするが写真は載せた。
撮影
Canon PowerShot SX610HS 4.5-81mm 1:3.8-6.9
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2017.11.09 15:17
自宅の最寄の小手指(所沢市)から西武池袋線の練馬で都営大江戸線に乗り換えて六本木に着きました。
新美術館へは、池袋で乗り換えて副都心線と千代田線で乃木坂駅まで来るルートもあります。 -
ミッドタウンの地下広場の石のモニュメント
すぐ前に案内所があり、二人の美女が何でも丁寧に教えてくれます。 -
広場の天井はガラス張りで超高層棟が見えます。15:24
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新美術館方面の7番出口 15:29
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東京ミッドタウン西交差点 信濃町方面
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ミッドタウン前の大通り(都道319)六本木交差点方面
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午後の陽ざしが歩道に反射して眩しい。15:31
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エントランス路の看板
安藤忠雄展
挑戦 TADAO ANDO ENDEAVORS -
国立新美術館正面入り口
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ボリューム感あふれるホール外壁は膨大な平面ガラスで複雑な三次元曲面を構成している。
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この曲面設計はCATIA(三次元コンピューター設計システム)がなければ生まれなかったのではないかと思います。
CATIA(キャティア)とは、Computer graphics Aided Three dimensional Interactive Application
フランスの戦闘機「ダソーミラージュ」で知られるダッソー社が開発した技術です。
CATIAは、ダッソー・システムズという会社が開発した、ハイエンド3DCADソフトです。開発したダッソー・システムズは、フランス最大のソフトウェア会社で、EUでも売上高2位の巨大企業です。もともと飛行機を作っていたダッソー・アンビシアン社が航空機の設計をする際、3DCADを使った部署がありました。それが後にCATIAを開発するダッソー・システムズとなったのです。今は航空機にとどまらず、自動車メーカーや重電メーカーなどで使われています。
出典:https://persol-tech-s.co.jp/hatalabo/mono_engineer/409.html
私が自動変速機の設計に従事していた時代はCATIA導入の黎明期で、技術の中身の知識はありませんが、1965年に学生フランス工業視察団でミドピレネー地方のポーPauにあるダッソー社の工場を訪れ、隣接する飛行場で訓練する戦闘機の爆音で度胆を抜かれた思い出があります。
https://4travel.jp/travelogue/10753546
<旅行記の一部>
3月31日(水)
四時にマルセル・ダッソー社へ見学に出かけた。
見学したのはミラージュ戦闘機、ミステール輸送機(ジェット)などの最終組立であるが、ほとんど完成しているものを組み立てているので内容はほとんど分からないが興味深いものであった。
ミラージュはマッハ2.2の速度を持つという。
工場の外で完成したミラージュのエンジンテストを行っていたが、その爆音はものすごいもので、思わず耳に手をあてるほどである。
またミラージュと思われる一機が空港上空でテスト飛行をやって見せており、そのスピードと迫力はまさに弾丸のごときすばらしさである。 -
美術館のテラス(デッキ)からは六本木ヒルズ森タワーが間近かに望める。15:37
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国立新美術館のアトリウムには午後の陽が射しこみ、奥まで明るい。
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冬の日光はこんな奥まで届きます。
私の影は身長5m -
入り口のチケット売り場
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光の教会の外観
大阪府茨木市 1987-1989 -
光の教会の内部 15:56
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光の教会の座席
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教会の後ろの壁ぎわに置かれたペア椅子
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展覧会用の光の教会が建てられた野外展示場
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実際(本物)の光の教会の十字の切り込みにはガラスが嵌め込まれているそうだが、ここにはガラスがありません。
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室内の展示を見たあとに再び光の教会に来て見ると、先ほどよりも大勢の人が見学していました。
厳かな雰囲気の中で、言葉少なに見入っている様子がとても印象的でした。
16:43 -
室内展示室の作品は撮影禁止ですが《直島の一連のプロジェクト》インスタレーションだけはOK でした。 17:06
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アトリウムには陽ざしはなく、雰囲気はすっかり変わっていました。
17:50 -
絵画展とは異なりますが見応えのある展覧会でした。
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展覧会のカタログに相当する「安藤忠雄展 挑戦」はB5よりわずかに小さい(175×240)320頁の大作で、きわめて優れた建築写真集であり、日本語と英語が併記された本文は世界で活躍する建築家にふさわしい。
白いANDOの文字は透明なビニールカバーに印刷されています。
¥1980 -
2017年11月24日
代々木倶楽部の部屋からはケヤキと桜の黄葉が見られました。14:48 -
参宮橋の乗馬クラブ前からはdocomo代々木ビルが間近に見えます。
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参宮橋のイチョウの黄葉
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小田急線参宮橋駅
この駅は初めてです。 -
2017年11月29日 13:08
最寄の小手指駅北口 -
小手指駅北口の高層住宅ですが、マンションの広告ではなく、この日の天気を記録するために撮りました。
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スーパーの食品の文字の上に見えるのは武甲山で、ここからの直線距離38Kmは、ここから東京スカイツリーまでと同じです。
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この準急池袋行きに乗り、練馬で大江戸線に乗り換えます。
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練馬の大江戸線ホーム
六本木まで直通で行けて便利です。 -
六本木駅の壁画(部分)
PRIMAL BEAT -
六本木通りの街路樹のイチョウ
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六本木ヒルズ森タワー 14:38
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この階段または右隣のエスカレーターで広場「66プラザ」へ向かいます。
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ウイスキーの広告
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広場「66プラザ」のベゴニア花壇
白い花は何? -
66プラザの巨大クモ・ママンのオブジェ
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ドラえもん展 TOKYO 2017
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ドラえもん×28組のアーティスト
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ROPPONGI HILLS CHRISTMAS MARKET 2017
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VWの新型車 Arteon
https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/arteon.html -
ドイツのローテンブルグのケーテ・ウォルファルトの六本木店
かわいい木製の人形やクリスマス飾りが所狭しと並んでいます。
値段もそれなりに立派です。
ローテンブルグにはこのような店はいくつかありました。
https://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/24/40/17/src_24401779.jpg?1377345812
https://4travel.jp/travelogue/10640400 -
屋内のツリー
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特殊な電球を並べて構成したクリスマスツリー
日展を見たあとに再び見に来ました。
光が灯ったツリーは・・・(後掲) -
広場からエスカレーターで地下1階へ下り、六本木通りの北側の地上階へ上がってから新美術館へ向かいます。 15:05
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六本木通り
中央には首都高が通っています。 -
六本木駅前の紅葉
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シャンパン会社のツリーのオブジェ
帰りに光が灯ったのを撮りました。 -
オレンジ色の看板が目立ちます。
Paul Smith -
ブルーム
作品タイトル「BLOOM」は、想像力を解き放つ、広々とした草原を意味します。透明で、無重力で、動きのある作品を作ろうと試みました。日々の生活とは違う何かに、ほんの一瞬でも思いを馳せ、触れあってもらえる。そんな作品であって欲しいと思います。http://www.tokyo-midtown.com/jp/design-art/artwork/
製作年:2006年素材:アルミニウム、ステンレスサイズ:H6085 x W709 x D993m
シラゼー・ハウシャリー/Shirazeh Houshiary1955年イラン生まれ。ロンドン・チェルシー美術学校卒業。ヴェネツィア・ビエンナーレなど国際的な展覧会で活躍。
ピップ・ホーン/Pip Horne建築家。イギリス・バーミンガム生まれ。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒業。シラゼー・ハウシャリーとは夫婦であり、今回の作品を共同制作。 -
新美術館前から見た六本木ヒルズ森タワー 15:34
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国立新美術館 The National Art Center, Tokyo 2007.11
新美術館のもっとも特徴的な三次元曲面のガラスの外壁
建築概要
設計― 日本設計・黒川紀章
施工― 鹿島建設
敷地面積― 30,000m2
延床面積― 47,960m2
最高所― 32.5m
所在地― 〒106-0032 東京都港区六本木7-22
Wikipedia -
ケヤキの黄葉 表紙写真
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木製テラス(ウッドデッキ)
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夕日がガラスに反射して複雑な色合いを呈する。
角度によって魚のイトヨリダイのように見えることがあります。
夕日で鮮魚のイトヨリ色に染まった国立新美術館 2013.11.1 15:55
https://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/31/19/71/src_31197191.jpg?1385282672
https://4travel.jp/travelogue/10827447 -
黄葉がきれいです。
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六本木ヒルズ森タワー
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新美術館へ来るたびにこの構図で撮ってきました。
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カフェテラス
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ケヤキの落葉(らくよう)
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欅の黄葉
欅の読み方は難しいですが、アイドルグループの名称でよく知られています。
欅坂46の数字は2チームの合計人数?
建物の上に半月が見られます。 -
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逆円錐型の空中レストラン
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日展 日本画 特選
https://nitten.or.jp/award_winner#japanese
題名・作者名は記録していません。
個人的に鑑賞するために撮ったものですがいくつか掲載します。
作品名と作者名は公開されています。
改組 新 第4回日展(平成29年度) 日本画
https://nitten.or.jp/art/japanese
横長の画像をクリックすると2倍に拡大できます。 -
特選
https://nitten.or.jp/award_winner#japanese
渋谷のスクランブル交差点がモデルのようです。 -
拡大すると人物が克明に描かれているのがわかって面白かったです。
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フラミンゴでしょうか。
2013年に南仏のフラミンゴの生息地のカマルグ自然保護地帯を訪れたときには、間近にフラミンゴの大群に出会って感動したことがあります。
https://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/11/30/src_38113048.jpg?1429686818
https://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/38/11/30/src_38113063.jpg?1429590367
https://4travel.jp/travelogue/10999512 -
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誰かに似ていると気づいてハッとしました。
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撮ったのは人物画が多かったです。
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よく見ると枝の茂みの中に人物や鳥が描かれています。
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キセキレイとナナカマドの紅葉
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12月1日のテレビニュースで、皇室会議が開かれた部屋に丹頂?の絵が飾ってあるのに気づきました。
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猫好きの私は見逃しません。
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日本画の隣室は工芸作品ですがチラッと見ただけです。
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展示室はこんな雰囲気です。
日本画は一段に展示されていたので見やすかったが、洋画は2段のため、上の段の絵は遠くて見づらかった。 -
展示室の入り口の看板
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改組 新 第4回日展(平成29年度) 洋画
https://nitten.or.jp/art/western
洋画 特選 -
特選
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特選
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とてもリアルに描かれており、髪の毛は毛先が本物の太さに見えました。
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プラハ城とカレル橋
2004年に訪れたことがあり、見覚えがあります。
https://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/27/59/85/src_27598528.jpg?1400891542
https://4travel.jp/travelogue/10736075 -
昼間の明るい雰囲気とはまったく異なり、静寂
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作品の写真(はがきサイズ)を販売しています。¥300
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美術館入り口の円錐屋根の内部 17:31
日展の見学時間は1:30でした。 -
新美術館の夜景
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東京ミッドタウン前広場のゴールドのオブジェは明かりが灯って豪華です。
17:42 -
六本木ヒルズ森タワーの夜景
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六本木ヒルズの広場「66プラザ」のイルミネーション 17:57
期待したとおりの豪華な雰囲気でよかったです。
遠くにライトアップされた東京タワーが見えます。 -
特殊な電球のフィラメントがゆらゆらと揺れています。
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66プラザのクリスマスツリー形イルミネーション
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夜の六本木ヒルズ森タワー
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並木の白いイルミネーションと対照的な暖色の東京タワー
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温かみのある冬バージョンのライトアップ
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六本木のビストロで夕食を食べました。
前菜のマグロとアボガドのタルタル
周囲のは醤油・ラスクのパウダー(メニュー外のオーダー)
「インスタ映え」のする盛り付けですね。
「インスタ映え」は今年の流行語大賞に選ばれたそうです(12月1日) -
冷製前菜 COLD APPETIZER
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店内はこんな雰囲気です。
入り口付近のテーブルの脚はパリのカフェのような鋳物製のがっしりした一本脚です。真新しいのは10月開店のためのようです。
奥の席はわかりません。
鹿の頭の剥製を見て、むかし出張でバーミンガムに滞在したとき、ローバーのエンジニアと行ったレストラン「Stags Head」を思い出した。30年も前のことです。 -
鹿の猟をする森の中のイメージでしょうか。
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メインの仔羊の燻製ロティ
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メインディッシュ MAIN DISH
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オープンキッチン
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帰りに夕食を食べたビストロ Bistro Chick 19:44
編集に手間取り、12月になってしまいました。
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