2017.11 銚子界隈と佐原（銚子・犬吠埼・銚子電鉄・ヤマサ醤油）江戸・明治・昭和を感じるノスタルジックな風景

2017/11/23 - 2017/11/23

ここ１、２か月　殆ど車に乗っていなかったので、バッテリーがまずい状態に。急遽日帰りで長距離を走ることに決め、目的地は以前から行きたいと思っていた佐原と銚子にした。

銚子は関東平野の最東端。全国屈指の水揚量を誇る漁港の街。そして江戸時代に利根川を利用した水運により発展した醤油醸造業も有名な街。
ヤマサはドラマ ＪＩＮ　仁　にでてきたあの醤油の会社。

銚子電鉄の駅舎＜観音駅・犬吠駅・戸川駅＞はどこもノスタルジックで良い雰囲気。

佐原は江戸時代に利根川水運の中継基地として栄えた街。現在でも当時の面影を残す昔ながらの建物が川沿いにあり、ロケ地として有名らしい。

最後に成田空港近くのアウトレットで買い物を。

往復走行距離300キロ。運転時間5時間25分。
自宅→銚子漁港→観音駅→犬吠埼燈台→犬吠駅→戸川駅→ヤマサ醤油工場→佐原→酒々井プレミアムアウトレット→自宅

エリア 銚子(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

いきなり海鮮丼。

朝7時半に都内の自宅を出発。自宅から130キロの銚子に到着
途中　成田を超え利根川沿いや銚子大橋を通り2時間強程かけて到着。
道中運転で写真撮れず。

銚子漁港の駐車場の前にある「浜めし」に到着。
駐車場は無料。この日は魚市場はお休みで駐車場は空いていた。
さっそくお目当ての海鮮丼を注文

浜めし グルメ・レストラン

うに入りの五色丼　2100円

浜めし グルメ・レストラン

ホタテ入り五色丼　1900円

美味しかったけど、米の量多すぎ。米が山盛り。

ほかにも朝定食500円や金目の姿煮などあり。

昼時はかなり待つとネットで見たので銚子到着後すぐの朝１０時前に入ったが広い店ではないので、すでに8割位の客入り。
朝8時半から営業している。

浜めし グルメ・レストラン

食後、銚子漁港の周りを歩いてみた。

魚料理の店がいくつかある

漁港のすぐ近くにある飯沼観音

圓福寺(飯沼観音) 寺・神社・教会

銚子の地図

銚子はぬれせんべいが有名らしいので、こちらで手焼きのぬれせんべい3種類購入。

こんなところにかわいい子発見。　

歩道に出てこれるようになっている。
とても人懐っこくて、お利巧ないい子でした。

銚子電鉄の観音駅にやってきた。

銚子電鉄（銚子電気鉄道線）はノスタルジックな駅舎が人気の銚子⇔戸川間の全長6.4キロ、10駅間を走る単線の鉄道。本数も少なく鉄道事業としては赤字だが、銚子電鉄ブランドによる食品事業によって経営を維持しているそうだ。

たい焼きが名物とのこと。

銚子電鉄　観音駅 グルメ・レストラン

なんと閉店していた。
でも、犬吠駅にあるとのこと。後程犬吠埼に行く予定なので行ってみよ。

銚子電鉄　観音駅 グルメ・レストラン

時刻表はこの通り。
本数が少ないので計画的に。

たい焼きがなかったので、もう一つの名物があるというこちらのお店へ。

大勢お客がいるなーと思い店内に入ると撮影クルーだった。
佐藤珠緒他タレントさんが4名でロケ（ほかの人はわからなかった）

さのや 今川焼店 グルメ・レストラン

今川焼店

このようにお母さんが丁寧に焼いてくれている。

今川焼と言っても、自分が知っているものよりは厚みが凄い。

1個140円

中は殆ど餡。
厚みは通常の2倍で皮が薄いので、普段食べている今川焼の4倍くらいの餡が入っているのでは？と思うほど。
白餡と黒餡あり。
おいしかった。
2人でシェアーでもタップリ食べれる。

店内で食べられるが、ロケ陣に占領されていたので店先で食べた。

さのやは飯沼観音の裏にあるので境内を通ってもどってくる。

大仏。

立派な五重塔があるのに撮り忘れ。

境内のベンチ。

銚子は醤油の街。
いろいろな場所でヤマサとヒゲタが仲良く並んでいた。

漁港に戻り、銚子漁協直営の食堂「まいわい」へ。

万祝 グルメ・レストラン

ここでもヒゲタとヤマサの醤油が仲良くならんでいる。

やはり漁港に行くと、漁協直営の食堂に行ってしまう。

マグロ、ホウボウ、鯵の刺身の盛り合わせ。　630円

奥は魚介のフライの盛り合わせ　500円。
アジ、エビと白身の何か　日替わり。
息子の胃袋へ。

漁港の船

今日は祭日なので漁はお休み

銚子漁港 名所・史跡

奥に渡ってきた銚子大橋が見える

銚子大橋 名所・史跡

駐車場に戻り次の目的に移動。
約10分で銚子ポートタワーに到着。

雨天だったので展望台には上がらなかったが、一応観光地には寄ってみる。

駐車場は無料

銚子ポートタワー 名所・史跡

海産物を売っているウオッセ２１が併設されている。

公式WEBでは
「ウオッセ21は、見る、買う、食べる、がまとめて楽しめるお魚ランド」
とのこと

ウオッセ21水産物即売センター お土産屋・直売所・特産品

金目鯛とかマグロの柵とか確かに安かった。

観光地のお約束。顔出し看板。
銚子のゆるキャラちょーぴーと一緒に写真が撮れる。

幸運なことに後程実物に会うことになる。

展望台には上がらなかったので短時間で終了。

銚子ポートタワー 名所・史跡

また車で移動。
ポートタワーから車で6分の犬吠埼へ。

犬吠埼燈台から歩いて10分弱の君ケ浜しおさい公園無料駐車場に駐車。

犬吠埼 自然・景勝地

この頃は雨もやんでいたが、海はこの通り。
冬海という感じ。

岬めぐりシャトルバスは１日６本。
乗り過ごすときついな。

１０分弱歩いて灯台の入り口に到着。

犬吠埼燈台

犬吠埼灯台 名所・史跡

入り口に白いポスト。

中学生以上　寄付金として２００円払い入場。

明治7年11月15日に完工点灯し、143年も経っているレンガ造りの灯台。
日本では尻屋埼灯台につぐ2番目の高さを誇っているそうだ。

ここから灯台に上る。

中は階段が９９段。

上の階に着いたが、風邪が強く、高いところも好きではないのでなんとか１周して写真をとって早々に退散。
波も荒く、こわい。
でも、日本には登れる灯台の数は15しかないそうなので、登っておいてよかった。登れる灯台はどこでも寄付金として200円払うそうだ。

明治の文化遺産

これが犬吠埼灯台と同じ形のレンズの展示品だそうだ。
灯台って真ん中に電球が１個あるだけなんだ。
もっとすごいサーチライトみたいなものかと思っていた

これは他の灯台にあった違う形のレンズだそう。

一通りの見学を終え帰ろうとしたその時、先ほど顔出し看板でお会いしたゆるきゃらちょーぴーと、今川焼屋「さのや」で遭遇した佐藤玉緒さん率いるロケ隊と再遭遇。どうやら王道、銚子といえばコースらしい。

ちょーぴーは風の抵抗が強く、強風の中倒れそうになっていてスタッフに後ろから支えられていた。あれでは灯台に登るのは無理だな。

犬吠埼灯台の手前には数件のお土産物屋さんと食堂あり。
こちらにも２０台位の無料駐車スペースがあった。

また歩いて１０分弱の駐車場に戻り、今度は銚子電鉄の犬吠駅へ。
車で1、２分と近い。

ここで惜しいことに駅に到着した途端列車が発車して行ってしまい写真が取れなかった。残念。

犬吠駅 駅

切符売り場もかわいらしい。

観音駅で買えなかったたいやきを売店で購入。
しかし今川焼のインパクトが大きかったので、こちらは普通のたい焼きだった。
クリームがおいしかった

銚子電鉄 犬吠駅売店 グルメ・レストラン

犬吠駅には数枚のアズレージョあり。今夏いけなかったポルトガルを思い出した。

雨上がりのいい雰囲気。

犬吠駅で列車の写真が取れなかったので、銚子電鉄の終点外川駅にやってきた。
犬吠駅の次の駅で、犬吠駅から車で２分程。

ここの駅はノスタルジックでとても人気があるらしい。
私もそうだが、何人もの人が車で写真を撮りにやってきていた。

外川駅 駅

銚子と側の街並み。

あの沢口靖子の「澪つくし」のロケ地。
３２年前だそうです。自分の年齢感じる。

出来のホームの端にこんなかわいいスクーターがあった。

ホーム

ホームのベンチもヒゲタとヤマサ。
仲良く並んでいる。

運賃表は手書き

ベンチには手作りの座布団が。
温かい心遣い。

時刻表を見るとあと30分弱で列車が到着する。街をぶらつきながら待ってみることにした。

外川駅 駅

線路の終点

フフフフフフフフフ　
フが九　　フクヤさん？と思ったら　

「関東最東端の豆腐屋さん、榊原豆腐店。豆腐屋が作った豆乳を原材料にした、豆乳プリン、豆乳ジェラートを販売」

ちゃんと数えたら　フが十でトウフか・・・　　納得

だそう。

榊原豆腐店 グルメ・レストラン

戸川の街並み

坂を下りると海があり、漁港がある

狭い坂道。
車が通るのは無理そう。

日本にも素敵な石畳があったんだな。

外川の街の建物は屋根がとても立派だった。
鬼瓦に名字を入れている家多数あり。
わたしは都会生まれの都会育ちなので立派な瓦を見ること自体少ないのだが、東京以外ではよくあることなのだろうか？

こちらも狭い。

狭い道が残っているのは戦争の被害にあわなかったからだろう。
夏に行ったウィーンの小路にちょっとだけ似ていた。

そろそろ列車の到着時間が近づいてきたので駅に戻る。

「ありがとう」　素敵な言葉。
海外を旅行するときは１番に覚えたい言葉。

電灯もノスタルジック。

やはり古いものは素敵だ。

ホームにある手書きの時刻表。

「とがわ」ではなく「とかわ」。

列車が入ってきた。

到着

車両は２両編成

戸川駅満喫
次回は銚子電鉄の乗ってきてみたい。

戸川駅から4.8キロ。車で８分程でヤマサ醤油工場に到着

煙突の右側　白い筒状のものは大豆と小麦の入った原料サイロだそうだ。

近くにヒゲタ醤油工場もあるが、ここはドラマが好きだったのと、醤油ソフトクリームを食べたかったのでヤマサにした。

ヤマサ醤油 名所・史跡

事前予約で少人数から工場見学ができる。
今回は前日に決めたので工場見学はなし。

巨大な醤油樽

慎重１８１センチの息子と比べてもこの通り。

目的は予約なしで入れるしょうゆ味わい体験館。

公式WEBによると・・・
ヤマサ醤油の歴史的資料や昔のしょうゆ造りに使用した道具の展示スペースでは、しょうゆ発祥の地といわれる紀州（和歌山県）湯浅の隣町の出身であるヤマサ醤油の創業者初代濱口儀兵衛が、しょうゆ造りの本場の技と味をこの銚子に持ち込んだという歴史や、銚子でしょうゆ造りが栄えた理由に関わる展示物、昔のしょうゆ造りの道具などをじっくりとご見学いただけます
とのこと

味わい館の売店。

せんべい焼き体験。
１枚100円
焦げないように裏返しながら１０分程焼く。
息子の担当。

上手に焼きあがった。
お好みのヤマサの調味料をつけて食べる。

焼き立てはこおばしくパリパリでおいしかった。

本当の目的はこちら。
醤油ソフトクリーム。

なんというか深みのある味わいでおいしかった。
わたしは好き。

館内にはしょうゆ造りの歴史がわかるパネルや、しょうゆ造りの道具が展示されている。
仁先生も使用したのだろうか？

懐かしい感じ

ひしゃく

昔はこの船に沢山醤油の入った桶を積み利根川を上り江戸に醤油を運んでいたそうだ。

関東の醤油メーカー　ヤマサ、ヒゲタ、キッコーマンは利根川沿い

しょうゆ味わい館のとなりの売店に移動。

ヤマサ醤油 しょうゆ味わい体験館 グルメ・レストラン

醤油サイダー

味は、息子の希望で1本購入したが、帰宅後1口飲んでそのまま。
わたしは味見もせず。

ヤマサ醤油 しょうゆ味わい体験館 グルメ・レストラン

ポップコーン　こがししょうゆ味。

これおいしかった。

醤油羊羹

醤油ソフトクリームと同じく味わい深くおいしかった。
わたしは好き。

ヤマサの紙袋。
1枚100円

ついついこの手の物買ってしまう。
とてもかわいくてしっかりしたつくり。

15時にヤマサ工場を出て44.5キロ、１時間強走り佐原へ。
16時10分頃到着するとすでに暗くなりはじめている。日がすっかり短くなった。

佐原は江戸時代、利根川を利用した舟運の中継地として栄えた関東でも有数の村だった。舟運を通じた江戸との交流も盛んで、物のほか人や情報も多く行き交じったそうだ。

佐原町並み保存地区 名所・史跡

川の両脇に江戸時代からの建物が並んでいる水郷。

日没まであまり時間がないので川の周りを駆け足で回る。

この街並みは屈指のロケ地とのこと。
数多くの映画やドラマで使用されているそうだ。

橋も木造。

江戸時代のままらしい。

日本地図を作った伊能忠敬の旧宅。入場無料。
息子の知識のために立ち寄る。

伊能忠敬はもともとはこの地の出身ではなく幼少時代から苦労したらしい。
他の家に養子縁組された後に婿として伊能家入ったそうだ。

伊能忠敬旧宅 名所・史跡

「この一歩から」

旅行にも人生にも通じる一言だな

佐原の街並み

佐原の街並み

佐原の街並み

佐原の街並み

佐原の街並

佐原の街並み

時代劇のロケにそのまま利用されている。

佐原の街並みは夕暮れ時も似合う。

佐原三菱間

明治そのものの建物。

佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡

佐原の街並み
川越と似ている

駆け足の佐原散策の後　本日の最後の目的地　酒々井プレミアムアウトレットへ。
佐原から高速を使い35キロ　35分で到着。

GAPでブラックフライデーセールをやっていたので息子のダウンを購入。
￥16000→￥8300円　で購入できたのでよかった。

酒々井プレミアム アウトレット アウトレット

夕食はピザ。　
PIZZERIA DELL’ANGELO （ピッツェリアデランジェロ）

本格石釜焼きのナポリピザ。おいしかった。
マルゲリータ　1000円

PIZZERIA DELL’ANGELO グルメ・レストラン

帰宅後自宅で。