今回も、たまりまくっている行きたい宿リストからチョイスした宿を、妻と二人で利用する1泊2日の旅。どうせ行くなら、秋らしく紅葉が真っ盛りの所にしよう！と言うことで、栃木県の那須高原に決定！<br /><br />前・中・後編にわたる長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。<br /><br />《総走行距離：475.8km》<br /><br />[こちらは前編です]

1泊2日栃木県那須高原紅葉狩りとミニ苔盆栽作り (前編) 紅葉の那須高原に感動

17いいね！

2017/10/15 - 2017/10/16

601位(同エリア1780件中)

エリア

那須(栃木)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 5.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 3.5

交通: 3.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 自家用車

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: じゃらん

【1日目】
妻「たまには朝ゆっくりと出発したい」

と言う要望を受け、今回は夜3時半に出発。

妻「いつもと30分しか変わらないじゃん！」

と言いつつもすぐに寝てしまった妻を助手席に乗せ東北道を北上すること1時間半、早朝5時前には《大谷パーキングエリア(下り)》に到着。パーキングエリアには車がたくさん停まってますが人気はほとんどなく、売店も閉まっています。

大谷パーキングエリア道の駅
自販機コーナーでドリンクを購入。こちらで10分ほど休憩したら、すぐに出発しました。
東北道を那須ICで下り《那須高原》を走ります。幹線道路にあたる県道17号線は「那須街道」とも呼ばれ、写真のように木々に囲まれた通りを走り抜けるので、運転していてとても気持ちが良いです。

土日祝は渋滞するようですが、この時はまだ早朝5時半過ぎでガラガラでした。

那須高原紅葉
那須ICから30分程で那須温泉街にある《那須高原観光案内所》に来ましたが、朝早すぎてまだ閉まっています。
《那須温泉》の温泉街にはお店がいくつかありますが、当然そちらも閉まっていて、人の気配がありません。

那須温泉温泉
観光案内所のすぐそばにある《那須温泉神社》に来ました。去年の正月旅行でも来たので、今回は再訪です。

那須温泉神社寺・神社・教会
鳥居をくぐり、真っ直ぐ伸びた石畳の参道の先に本殿がありますが、今日もスケジュールがぎっしり、時間が無いので今回はここまで。
観光案内所の無料駐車場からは、日帰り温泉施設の《元湯鹿の湯》が見下ろせます。後でちょっとだけ寄ってみることにしました。
観光案内所から車で5分、《那須高原展望台》に来ました。那須ロープウェイへ続くボルケーノハイウェイの途中にありますが、ちょうどカーブに差し掛かる場所に位置するため、駐車の出入りの際は注意してください。

那須高原展望台 (恋人の聖地) 名所・史跡
「恋人の聖地」の石碑があります。

モニュメントもありましたが、よく見ると「桂由美」の文字が．．．桂由美って、あの桂由美？(どの桂由美やねん)。調べたところ、ブライダル関係で有名な、あの桂由美でした。
展望台にあった案内板ですが、夜になると踊るピエロが見えるらしいです。見本の写真が載ってますが．．．うーん、よくわからない．．．
展望台からは、秋色に染まりつつある那須高原が見渡せます。
遠くには雲海も眺められました。
展望台から走ること10分、《駒止の滝》に到着。こちらの無料駐車場に駐車します。

駒止の滝自然・景勝地
駒止の滝は《那須平成の森》の敷地内にあります。
駐車場の前に観瀑台があり、そこから滝を眺めることができます。
朝6時半ですが、すでに撮影をしている人たちがいます。
観瀑台から見下ろす駒止の滝。紅葉に彩られた、良い眺めです。
観瀑台からは、秘境の《北温泉旅館》へ下りる道が続いています。こちらの道も紅葉真っ盛りのようです。

北温泉旅館宿・ホテル

こちらは那須平成の森へ続く道です。

那須平成の森自然・景勝地
駒止の滝から車で15分、《マウントジーンズ那須》に来ました。ここから《紅葉ゴンドラ》に乗って、那須岳の紅葉を楽しみたいと思います。

マウントジーンズ那須スキー場
この日は朝7時からの早朝営業日だったため、それに合わせて7時ちょっと前に来ましたが、駐車場はガラガラで僕たち以外の先客は1組だけでした。
案内板に従い、入口へ向かいます。
歩いてすぐに入口に到着。
今度は長いエスカレーターを上ります。
チケット売場に来ました。土産物も売っています。
チケットを購入したら、さっそくゴンドラ乗り場へ。
頂上を目指し、ゴンドラはグングン上っていきます。
10分ほどで山頂駅に到着。まずはマップを確認します。

そのすぐ近くで紅葉を発見！。綺麗です。
展望台があるようなので、ちょっと行ってみます。
途中にハンモックがぽつんとありました。
紅葉を撮影する僕の横で、ハンモックに揺られる妻(寝るなよ)。
白と赤のコントラストがイイ！
こちらが《茶臼展望台》です。
こんな感じの眺望です。では実際に見てみましょう。
見渡す限り真っ赤！という分けではないですが、山の麓よりは明らかに紅葉が進んでいて、とても眺めが良いです。
ちなみに、向こうの山に小さく見える白い建物は《那須ロープウェイ》の山麓駅と山頂駅です。那須高原のロープウェイと言えばあちらの方が有名で人気がありますが、この時期は大混雑、駐車場も行列が出来ると聞いたので、特にこだわりのない僕たちは今回こちらの《紅葉ゴンドラ》を利用しました。
さらに周囲を散策してみます。

紅葉のトンネルをくぐります。
昔、紅葉なんて興味なかったのに、最近すごく感動します。
ここでちょっと休憩。
そこからは那須高原が見渡せます。

さらに奥に行くと展望台があるようですが、僕たちはここで折り返しました。
さて、そろそろ時間なので、ゴンドラで下山したいと思います。山頂駅のそばには、こちらの「山頂カフェ」がありました。
美味しそうなメニューが並んでますが、時刻は朝8時でまだ閉まっていました。
上りのゴンドラに乗っている時はあまり意識しておらず、下りのゴンドラに乗って気がつきましたが、ゴンドラからの景色も紅葉真っ盛りでした。
チケット売場のそばにあったフードカウンターです。小腹が空いたので何か食べようかと思いましたが、まだ準備中でした(残念！)
マウントジーンズ那須から那須温泉へ戻ること15分、《殺生石》に来ました。早朝に訪れた那須高原観光案内所や那須温泉神社のすぐ近くにあります。こちらも去年の正月旅行で来たので、今回は再訪です。

殺生石名所・史跡
入口付近の橋から眺めた、殺生岩の全景です。辺り一帯には硫黄の香りが漂っています。遊歩道が整備され辺りを散策できるようになっていますが、今回は時間が無いのでこちらもここまでです。

その殺生岩のすぐそばに日帰り温泉施設《元湯鹿の湯》があります。さっき那須高原観光案内所から見下ろした時と違い、駐車場はほぼ満車でした。
川沿いに湯本温泉の温泉源がありました。川は白く濁っていて、所々で湯の花が固まって岩にこびりついています。

那須湯本温泉温泉
鹿の湯の入口です。風情ある建物で、とても興味をそそられます。

鹿の湯温泉
近くの橋から眺めた、施設の全景です。川の上にかかる回廊を渡ったこちら側に、浴場があります。
妻「ここの風呂入ってもいいよ。っていうか入りたい！」

とおねだりしてきましたが、日帰り入浴の準備は何もしてなくて、おまけに今日はこの後に色々と予約を入れているので、今回はあきらめてもらいました(ごめんね、またいつか連れて来るから)。
鹿の湯から車で10分弱、牧場大好きな妻のために今回の旅行に組み込んだ《那須高原南ヶ丘牧場》に着きました。

那須高原南ヶ丘牧場テーマパーク
駐車場に車を停め中に入ります。にしても、お腹が空いた．．．
牧場内の案内図。どこに行こうかなあ？
パン屋がありました。なんか食べようかなあ．．．

牧場のパン屋さんグルメ・レストラン
ソフトクリームが美味しそうだけど、ちょっと寒い．．．。

もうちょっと先に進んでみます。
よし！《ミルク茶屋》で腹ごなしだ！

南ヶ丘牧場ミルク茶屋グルメ・レストラン
名物の「ペロシキ」をいただきます。
中に入りカウンターで食券を渡すと、切り株で出来た大きなテーブルとイスに座って出来上がりを待ちます。
店のお姉さんに「お熱いので気をつけてくださいね」と言われたにも関わらず、思いっきり一口ガブリ。

僕「あちーーーーっ！」
妻「あほ！」

中の具材は、豚肉、玉ねぎ、キャベツ。餃子のような味付けで、本場ロシアのピロシキがどんな味なのか知りませんが、こちらのペロシキ、すごく美味しかったです。
ミルク茶屋の前には羊がいます。
妻が柵越しに「メーメー、こっちおいで！」と羊を呼んでましたが、ガン無視されてました(泣くな妻よ)。
隣りの小屋には、うさぎのいくらくんが．．．うさぎでいくら？なぜに？しかもなにかの野菜が3つ。謎の空間です。
一番奥に来ました。ここに牛がいるようなのですが、なんにもいません。探してみたら、隅の方でご飯を食べてました(君らもか)。
乗馬体験もできます。のんびりポクポク歩いている姿は、見てるこっちも癒されます。