2017/11/03 - 2017/11/05
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cotton-candyさん
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今年のお泊りのお出かけは、10月の神戸でおしまいのつもりでした。
急に思い立ち信州行きを決めたのは出発1週間前。
なので、下調べはほとんど無し!
いつもの“旅行ブルー”になる間もなく出発です。
テーマは、アートと新そば♪
紅葉のタイミングは考慮していませんでしたが、ピッタリでした。
(^_^)v
旅行記の順番:
☆出発編
★安曇野編
☆松本編
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
松本から大糸線に乗車して 30分で「穂高」に到着。
車窓からの風景は、収穫の終わった田んぼとそば畑が延々と続いていました。
のどかな景色を見ながら着いた穂高は「ほだか」ではなく「ほたか」なのね。
ミドリ色のキャラクターは長野県PRキャラクターの“ アルクマ ”、まさか実物に出会えるとはこの時は思いもしませんでした。 -
味のある駅名看板です。
観光案内所が開くまで10分ほどあるので、ちょっと駅周辺を散策。
ここで傘を差さない程度の雨がポツポツと…
内心(チッ!やっぱり…)
感じいいおじさんに「レンタサイクルどうですか?」と声をかけられました。
悲しいことに最近自転車をこぐと膝がきしむのですよ、ナサケナイ。
(>_<)
私「こんなお天気だから遠慮しておきます」
お「今日この先の神社でイベントありますよ」 -
いい事聞いたわ、後でよってみよう。
道祖神を見ると「あー、安曇野へ来たな」って感じます。 -
今日のワタクシ、重装備です。
人生始まって以来の体重最高記録更新中です。
固く固く誓ったダイエットだけど、旅に出たら忘れましょう。^^;; -
観光案内所であづみ野周遊バスの1日乗車券を購入して、
9:10 の西回り/ちひろ線へ乗車。
※運行日に注意です。GWと夏季、秋は土日祝日のみ、今年は11月5日が最後で翌年のGWまでお休みです。 -
これが1日乗車券、800円。車内でも販売しています。
一回 500円なので、往復だとお得。
小型のバスはほぼ満席で出発です。 -
20分で到着しました。広い広い公園です。
《 安曇野ちひろ公園 》 -
バスの停留所(駐車場)から入り口までちょっと距離があります。
池を右手に見て進むと現れるのが、 -
“ パツォウスカーの庭 ”
チェコの絵本作家がデザインした、赤と黒を基調とした 2つの池と 8つの石のオブジェが点在している。
面白い空間です。石が切り離されていて通れるのです。 -
そして、そして、長い間想い続けてきた
《 安曇野ちひろ美術館 》についに来ました。
子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家・いわさきちひろさんの作品を展示する二つ目の美術館です。
ちひろさんは、モデルなしで10ヶ月と1歳のあかちゃんを描き分け、その観察力とデッサン力を駆使して、子どものあらゆる姿を描き出しています。
美術館のあるここ松川村はご両親が戦後 開拓農民として暮らした土地です。
ーー美術館パンフより抜粋ーー -
今年の開館は11月7日までだと知り、急遽信州行きを決めたのです。
(建物改修工事のため来年2月末まで休館です)
屋根はアルプスの山をデザインしたものだそうです。 -
入館料は、ホームページでアンケートに答えてきたので
800円 → 700円
パンフと入館証、入館証は目立つところへつけます。 -
ワクワクして入りました。
中庭を囲むように展示室があります。 -
椅子は子供たちのためにどれも低めのものです。
最初座ったとき、シリモチついた感じでした。^^
トイレの便座も仕切りも低めに感じました。
(便座は背が低いので助かるのですが…) -
明るいカフェがあります、後でお茶しよう。
-
展示は「ちひろと旅する信州」でした。
年に4回 季節にあわせ展示替えがあるようです。 -
ススキや吾亦紅など秋草と少女ですね。
-
撮影ポイント。
“ ストーブに薪をくべる少女 ”
写真を撮れるのはここまでです。 -
二つの展示室、映像室をゆっくり見て回りました。
絵の他、愛用の品々(刺しゅう入りのスカーフが私好み♪)、
写真、年表などが展示してありました。
雰囲気だけお伝えしたくてパンフを撮ってみました。
私とちひろさんの出会いは 銀の額に入った1枚の絵でした。
タイトルは “ 緑の風のなかで ”
緑色のつば広帽子をかぶり 薄い緑の水玉模様のワンピースを着た少女の後ろ姿の絵です。
初めて自室をもらったとき、父が買ってくれたものなのです。
色あせてしまったので、今は同じ額にブルー系の“ 赤ちゃんが来る日 ”が飾ってあります。 -
最初のちひろ美術館は東京練馬区の自宅跡に建てられた、世界で初めての絵本美術館です。
そこは30代の私の心の逃げ場所のひとつだった大切な場所でした。
上井草駅から美術館に向かってキャベツ畑を歩いているとそれだけで癒されました。
安曇野にも美術館ができたと知り、いつか行ってみたいと想い続けていました。
念願が叶いました。
東京は40周年、安曇野は20周年だそうです。
あの垣根の先は昨年オープンした“トットちゃん広場 ”です。
雨が本降りになってしまいましたが、美術館の外側を回ってみましょう。
貸し出し用の傘があったので助かりました。 -
ドウダンツツジの赤が雨に洗われて一層鮮やかです。
-
ねっ!
-
ちひろ美術館の館長でもある黒柳徹子さんが自身の小学生時代のことをつづった『窓際のトットちゃん』。ちひろさんの没後に執筆されましたが、徹子さんの希望で、遺された絵の中から、トットちゃんや友だちの絵が選ばれたそうです。
そのトットちゃんの世界を感じられるのが“トットちゃん広場”なのです。
「名前のこと」
自分の名前を聞かれるとトットちゃんと答えていましたね。 -
「新しい学校」
最初の学校になじめず、新しい学校「トモエ学園」に通うことになったのですが、 -
校舎がなんと 電車だったのです。
-
中へ入ってみました。
写真には黒柳徹子さん。 -
この車両は長野電鉄から譲り受けたもので、車両モハは図書館、もう1両のデハニは教室を再現していました。
-
あの木の向こうは、“ ちひろの黒姫山荘 ”
黒姫高原にあったアトリエを兼ねた山荘を復元してます。
来年は生誕100年で「Life展」と題された各分野で活躍する作家たちとコラボレートした展覧会が二つの美術館で開催されるそうです。 -
山荘から見える木がきれいに色づいています。
-
山荘を振り返ってパチリ。
-
公園内を小川が流れています。
今日は少々寒く感じますが、夏なら気持ちいいせせらぎが聞こえるのでしょう。
小さく見える左の屋根は美術館、右は黒姫山荘です。
美術館のコンセプトは「絵を見なくていい美術館」、「心を開放する美術館」
空間をただ楽しめばいいのだ!と理解しました。 -
館内に戻って、企画展も見ました。
好きだったK・グリーナウェイの「マリーゴールド・ガーデン」のオリジナル版木に出会えて驚きです。
渡り廊下にあったこれは、不思議な音がしました。
子どもたちが喜んで鳴らしていたので、私も。^^ -
お茶にしよう!
何を食べようかな… -
絵本を読みながら呼び出しブザーが鳴るのを待てます。
宮沢賢治の“ セロひきのゴーシュ ”を見つけてニンマリ。(^^♪
お隣の女性と目が合って、椅子低いですねと意見が一致。^^ -
期間限定の小布施の栗をたっぷり使ったタルトとミルクティ。
上品な甘さのタルトとミルクも暖かい紅茶でホッと一息です。
1,058円 -
お土産を買って周遊バスで穂高駅へ戻ります。
バスは、今朝乗ってきた西回り/ちひろ線と反対周りのの西回り/アルプス公園線があります。
帰りもちひろ線で駅まで。帰りは50分かかるので一番前の席でドライブ気分です。
紅葉した木々の中を走ります、野生のサルも見えたりで楽しめました。 -
朝 イベントがあると教えてもらった《 穂高神社 》へ。
-
ご当地グルメが味わえるイベントのようです、仮設のステージでも催しがありました。
ふふっ、会えた!
長野県PRキャラクターの「アルクマ」君です。
人気者で写真撮るの時間がかかりました。 -
旅の安全をお祈りしましたが、五穀豊穣の神様かな?
-
豊穣宝船があったので。
この船すごいです!
帆が長ネギで、大根やらキャベツやら白菜やらで飾られています。
セロリ、ニンジン、赤かぶ、下がっているのは果物で、リンゴ、柿、カリン、玉ねぎも!
圧巻でしたよー。 -
お昼ご飯はここ、《 民芸そば処一休庵 》でおソバをいただきます。
-
3組の順番待ち。
柱と梁が立派だ。 -
今日のおソバは、ワサビの茎漬けが乗ったアルプスわさびそば。
もちろん新そば。^^
ミニとろろソバ付き、薬味にもワサビ漬けがついてます。
お茶はソバ茶。^^
おいしかった。そば湯もいただいて、ごちそうさまでした。
北アルプスが描かれた箸袋は、記念に持ち帰りました。1,290円 -
穂高駅横のこの三角ゲートを通ってしばらく行くと、
-
《 碌山美術館 》
3回目の訪問かな、久しぶりです。
ロダンの“考える人”に衝撃を受け、絵画から彫刻への転向を決意した荻原碌山の美術館です。
入館料はホームページのクーポン利用で 700円 → 600円 -
入ってすぐ目に入るのは、
“ 労働者 “ 1909年 -
展覧会発表後に手足を除いたそうです。
-
横顔
-
後ろ姿
腰から首へと迫り上がる背中の表現も見どころだそうです。
なるほど。 -
碌山の作品を展示してある「碌山館」
記憶では緑のツタがきれいだったので、紅葉を期待していたのですが…
落葉したのかな? -
入り口脇に少し残っていました。
イチョウやモミジの黄葉・紅葉もいいのですが、最近はツタのグラデーションに魅せられています。 -
建物を一周していたら 雨が強くなってきたので 急いで中へ。
-
LOVE IS ART,STRUGGLE IS BEAUTY.
-愛は芸術なり、悶えは美なり-
作品数は少ないですが、重要文化財の“北條虎吉像”、“女”や
“デスペア“などを鑑賞しました。
ちょうど説明が始まっていたので一緒に聞いちゃいました。 -
グッズ売り場と休憩ができるグズベリーハウスの横も紅葉が素敵でした。
-
足元も♪
-
室内では薪ストーブがいい感じに燃えていました。
薪ストーブって暖まりますよね。
冬の匂いがしました。
外へ出ると雨は上がっていました。 -
ホームで やっと山が姿を見せてくれました。
ちょっとでしたが、穂高で見られてよかったー。 -
穂高のマンホールの蓋は、北アルプスの山々とシャクナゲ(旧穂高町の木)でした。
松本編へ続きまーす。
^^ノ
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旅行記グループ 2017.11 信州 2泊3日
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