初モロッコ　一人旅　チープシックな１０日間　その7　サハラ砂漠から戻りツアー離脱、フェスへ

2017/09/23 - 2017/09/25

ツアーバスはマラケシュに戻りますが、私ともう一人が離脱し、フェスに行こうとしました。朝食時ガイドに話したら、ここからフェスに行く人がいるから、３００dhだと言われました。マラケシュでは２００だと言われた、その他いろいろ言いましたが、いや３００だ、それが納得できないなら、メルズーガからの夜発のバスしかない、と。
旅行を計画した当初は、メルズーガからバスに乗る予定にしていました。ただ、現状、夜７時半ぐらい出発でフェスには朝５時ぐらいに着く、夜行バス１本しかありません。時はまだ、朝8時。この時点ではこの二択しかないものだと思っていたので、そばにいた人といろいろ話して、仕方ないねってことで３００払いました。ミニバスは先に出たのですが、ミニバン（グランタクシー）の運転手がきて荷物をのせ、これまた６人満席で出発しました。
後でわかったのですが、来た時のミニバスにメルズーガまでのせてもらってそこで下してもらい、そこから何人かでフェスに向かうという手もあったそうです。実際そうやってる人もいたと聞きました。砂漠でいわれたままに手配されたのだと、相場より高いようです。ドイツからきた人と話しても、そんな値段じゃないってきいてた、と言ってました。イメージとしては、国内どこにおいてもかなりのネットワークがあって、連絡をとりあって、客のとりこぼしがないようにしてる感じです。状況がわからない旅行者は、カモになりますが、まあ、全てがこんな感じです。

タクシーに乗ったはいいですが、ドライバーが、なぜだかあちこちで止まるのです。ツアーバスでありがちな土産物屋などではなく、友達のところとか市場とか。そして、しばらく戻ってこない。訳わからないままそれが何回か繰り返され、同乗者達もこれじゃ、フェスにつく時間が遅くなると、次やったらドライバーに言おう、ということになりました。
その後は、休憩だか個人的用事？なのかわからない感じてした。途中昼食でレストランにより、あとはひたすら北へ。途中は、アメリカの中央部のような景色ばかり。砂と岩の大地にのびる道を、ひたすら走ります。同乗していたメキシコからの親子の希望で、フェス手前の野生の猿をみて、フェスに着いたのは、夜６時。実に9時間ほどかかったことになります。
いやー、長かったです。ぐったり。
メキシコからの親子に、どこに泊まるの？ときかれ、地図をみせたところ、自分たちのホテルから近いから、一緒にいってあげると言ってくれました。なにせ、もう暗くなりかけていて、GoogleMapをみてもここがどこで、この迷路のような街はどうなっているのか全くわからず、途方に暮れかけていたので、その気持ちが本当に嬉しかった。
フェスの旧市街、メディナは、住所があっても独りでたどり着くのは簡単ではありません。Googleマップも、海外の場合、ピンポイントでその住所を指してくれることがないとわかったのは、昨年マドリードで経験したからでした。

私はどこへ行くにもAirbnbですが、小さな宿の場合は最初は宿の人に迎えにきてもらうのが一番です。大きなわかりやすいホテルなどの場合はこの限りではありませんが、住居表示があるわけじやないので、本当にわかりにくいです。

次回は、フェスでのあれこれ、をお伝えしようとおもいます。

エリア エルフード(モロッコ)

こんな道が延々と続きます。。

化石ゴロゴロ。
苦労して発掘した感じではないけど、比較的結構なお値段。まずは三分の一から交渉でしょうか。

化石が発掘されるらしく、化石の土産物屋が充実してました(笑)片言の日本語をしってる店主が、話しかけてきます。

野生の猿が、道路際で生活しています。

道端で売ってるフルーツは、なかなか美味しかったです。