世界遺産の街ルアンプラバン 2

2017/10/26 - 2017/10/29

【こんなに青い空見たことありますか?】

今年の初めごろに４トラで見かけた、ルアンパバーンの街並みとオレンジの衣をまとったお坊さんの姿が、目に焼き付いて離れませんでした。
色々調べていくうちに、世界遺産の街で、ニューヨークタイムズで世界で行きたい国№１に選ばれたことがわかりました。
これはもう絶対に行きたい！
ということで、いつものように航空券とホテルの予約から始まったのですが、直行便がないのでバンコク経由かハノイ経由かで迷い、さんざん悩んだ結果ハノイ経由で一泊して、去年果たせなかった「旧市街をブラブラ」することにしました。
今回も、夫と私と付き添いの娘のデコボコ３人旅です。

覚え書も兼ねているのでご了承ください。

ルアンプラバンは１９～２０世紀にフランスの支配下にあり、メインストリートの高床式の建物は世界遺産に認定されています。
長さ2キロの市街地に30以上の寺院があり、多くの出家した修行僧が暮しています。この街の人々はそんな修行僧を、毎朝の托鉢で寄進して応援しています。
オレンジの衣をまとった若者が、裸足で黙々と歩んでいく光景がなんとも神々しく感動しました。そして争いごとを好まずに、穏やかな笑顔で接してくれる人々に癒され、未知の国ラオス・ルアンプラバンに魅了されました。

エリア ルアンプラバン(ラオス)

11：40にノイバイ空港を飛びたって１時間弱、メコン川らしきものが見えてきました。
ちょうどお昼時だったのですが、前に誰もいない２番目の席に座っていたので、ＣＡさんが頭上の扉を開けて小さな箱(軽食らしきもの)を出すのが見えました。お手拭きが配られた後だったので、娘と私はてっきりサンドイッチとかの軽食がくると…
でも、その箱は機長室に入っただけで、乗客に配られることはありませんでした。
ベトナム航空のハノイ→ルアンプラバン線は飲み物しか出ません！キッパリ!

着陸態勢に入ってからもとてもスムーズで、さすがベトナム航空のパイロットですね。

軽食を召し上がった？機長さんです…
食べ物の恨みは怖いですよ～( ｀ー´)ノ

建物はこじんまりした平屋建てで、シェムリアップ空港に似ていると思いました。

ルアンパバーン国際空港 (LPQ) 空港

ラオス航空を利用するとこのバスに乗れるのでしょうか？

初めは、段ボール詰めの生活物資らしきものが大量に流れてきて、やっと旅行者のトランクが来ました。
入国手続き等も日本人は簡単で、乗客が少ないのもあってか到着から１０分程度で外に出られました。

正面入り口側から見たところです。

スモッグに煙るハノイからやって来たので、この空の青さが目に沁みました。

ルアンパバーン国際空港 (LPQ) 空港

お迎えのバンに出会って一安心。

ホテルは４トラでも人気のインディゴハウスホテルです。
選ぶにあたってはいつもどうり、あれこれ迷いに迷って、結局無難なここに決めました。良かった点はお部屋やスタッフもですが、街歩きをしていて４階建てのこの建物が見えてくるとホッとします。ただシニアの私たちには、３階までの階段の上り下りがきつかったです。もっと早く低層階を確保しておくべきでした。

インディコ ハウス ホテル ホテル

お部屋はかなり広くて、シングル２台にエキストラベットを入れてもらい、それでも空間が十分ある余裕の広さです。室内はインディゴをイメージしたインテリアが素敵です。
真ん中の低いベットは私用です。背が低いからこのくらいの高さが座るにもちょうどよくて楽でした。

正面奥が洗面台で、左がシャワー室、右がトイレです。トイレが独立しているのは、私たちのように家族とはいえ３人で１室を使うには便利です。特に最終日、夫がおなかの調子が悪くなって頻繁に…( ；´Д｀)だったので。
ボディーソープやシャンプー石鹸はありますが、歯ブラシ歯磨きはありません。それと洗面ボールの止水栓が壊れていて、水が溜められませんでした。スタッフに説明したけど、修理はされないままだったのが残念です。

かなりレトロな入口ドアとソファー。このドアのカギが曲者で、ちょっとコツがいるんです。この手前にベットが３台並んでいます。

お昼を食べていなかったのでおなかがペコペコで、ほとんど人通りもない一番暑い２時頃でしたが、街歩きに出発しました。

カオソーイを食べたかったので、人気のカムレストランを探したものの見つからず、シーサワンウォン通りでこの看板にひかれて（　＾ω＾）

約半年ぶりのビアラオで乾杯し、味噌をつけてカイペーンとカオソーイも味わいました。
私はアジアが大好きなのに、料理のスパイスは苦手なものが多いのですが、ラオスの味はどれも大丈夫でお気に入りになりました。ここのカオソーイは一番美味しかったです。

おなかも満たされていよいよ観光ですが、王宮博物館は時間が合わなくて、外観だけの見学になりました。最終日に再訪の予定でしたが、もういいかな～となってしまいました。信心深くない家族なもので('◇')ゞ

王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー

正面は博物館の本館のようで、この中は撮影禁止です。ちょうど時間外になってしまい、中に入れないことがわかって、あきらめて階段を降りようとしたら、職員らしき人が夫に「ビデオを撮ったろう、見せろ」と言ってきました。撮っていないことを説明してもなかなか聞き入れられず、かなりへこみました。ビデオを取り上げられて、今までの画像が消えたりしたら最悪ですからね。

奥にシーサワンウォン王らしき銅像が見えます。

隣のワット マイは受付で10000キップを払います。
大きな通りに面している有名なお寺ですが、この時間は観光客も少なくゆっくり見学できました。

ワット マイ スワナプーマハム 建造物

本堂前面の黄金の壁画が素晴らしいです。

ワット マイ スワナプーマハム 建造物

ラーマーヤナの物語が半立体的な黄金の壁画に描かれていて、こんなに間近で見られて感動しました。

本堂内の黄金の仏さまたち。

裏に回ると…

ここにも仏さま。

外にも仏さま。

左手のほうにはお坊さんの宿舎でしょうか。

まだ幼さの残るかわいらしいお坊さん。

高校生くらいのお坊さんがバスで帰ってきました。学校に行っていたのかな。

この建物から太鼓の音が聞こえてきました。

観光客も集まりだしてみんな見入っています。

中では若いお坊さんが太鼓とドラの練習をしていました。

歩き疲れてホテルに戻り、明日のツアーの予約をしてから４階に上がると、もうナイトマーケットの準備が始まっていました。
この近隣では一番高い建物なので、見晴らしも最高です。

メコン川のバックの山並みに沈む夕日も素晴らしいです。

ｲﾝﾃﾞｨｺﾞﾊｳｽﾎﾃﾙのすぐ隣の路地でも、夕方になるとこんな風な屋台が並んで賑わっていましたけど、やっぱりちょっと…高齢者だから何かあると面倒なんですよ( ；´Д｀)

それではナイトマーケットに繰り出しましょう。

ナイトマーケット 市場

この傘の画像は４トラで見たことあったような…

夕食はメインストリートのココナッツガーデンで。
お店の真ん中にヤシの木が植わっていて、オープンテラスの店内も、ちょっとお洒落でいい雰囲気のお店です。

夕食はココナッツガーデンで、待望のソーセージとハーブたっぷりのラープとバッファローの串焼き？を堪能しました。もちろんビアラオ付きです。

ココナッツ ガーデン 地元の料理

食事の帰りの道すがらナイトマーケットを物色し、娘がこのおばさんから行燈を買いました。

きれいなお姉さんのお店。

ラオスの織物の布を買おうか迷っている間に、なんとなくそのままになってしまい…
あとで買おうとかではなく、ほしいと思ったらその場で買わないとだめですね。

フレッシュジューススタンドです。カップに入った果物を、その場でジュースにしてくれるので飲んでみたかったのですが、ちょっと怖くてためらってしまいました。おなかこわすと、旅行どころではなくなってしまいますからね(''_'')