水郡線で袋田の滝と月待の滝をたずねて

2017/11/03 - 2017/11/03

11月の3連休で茨城・宮城の紅葉名所を巡ってきました。1日目は神戸からスカイマークを利用して茨城へ行き、水郡線で名瀑・袋田の滝と月待の滝へ。

エリア 大子・袋田温泉(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー スカイマーク JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝から阪神電車に乗って神戸三宮へ行き、ポートライナーで神戸空港へ向かいます。

新幹線と特急で水戸へ行くことも考えましたが、時間・料金ともに変わらないので、今回はスカイマークで茨城へ入ることにしました。茨城空港までは65分で着きます。

茨城空港から高速バスで水戸駅へやってきました。水戸駅で早めの昼食を済ませて、水郡線の列車に乗ります。普段はローカル線ですが、袋田の滝が目的の乗客で大賑わいでした。

水戸駅 駅

水郡線は久慈川に沿って走る箇所があり、車窓から美しい景色が楽しめます。1時間20分で袋田に着くと、ほとんどの乗客が下車してバスに乗り換えました。

袋田駅からバスで10分、滝本で下車して滝の入口まではさらに10分ほど歩いていきます。滝本付近から見る山も紅葉してきれいでした。

最近雨が降ったようで、この日は水量が豊かな滝がみられました。観瀑台まで水しぶきが飛んでくるため、マイナスイオンがたっぷりです。この先、第２観瀑台へ行くためにはエレベータに乗る必要があります。

袋田の滝 自然・景勝地

18人乗りですが、この日は観光客が多く乗るまでに20分程かかりました。3連休で好天に恵まれていたので、特に多かったのでしょう。

袋田の滝 自然・景勝地

袋田の滝は幅73ｍ、高さ120ｍを誇る日本三大名瀑の１つです。西行法師が「この滝は四季に一度づつ来てみなければ本当の良さは味わえない」といって四季に訪れたことから四度の滝とも呼ばれます。

袋田の滝 自然・景勝地

一番上の展望台から今度は縦向きに撮ってみました。滝は谷になっているところを流れるので写真に撮ると滝の部分が暗くなってしまうのが残念なところ。しかしながら、この日は紅葉と合わせたよい写真が撮れたと思います。

袋田の滝 自然・景勝地

帰りのバスまで時間があるので第１観瀑台の手前にある吊り橋から滝を眺めた後、急な階段を登って生瀬の滝へ行ってみることにしました。

袋田の滝 自然・景勝地

かなり急な階段を10分ほど上ると、生瀬の滝を眺める展望所に着きます。近くまで行くことはできず、高台から眺めることになります。袋田の滝に比べると小さなものですが、それでも来た甲斐があったと感じます。

バスで袋田駅へ戻ると、次の郡山行きの列車まで1時間あるので、タクシーに乗って月待の滝へ行くことにしました。月待の滝はテレビで紹介されてから、観光客が増えてきましたが、それまでは無名で、ほとんど訪れることはなかったそうです。

月待の滝 自然・景勝地

月待の滝は滝の裏をくぐることができ、開運パワースポットとしても人気があるようです。散策を終えると、列車の時間に合わせて下野宮駅まで歩いていきます。

月待の滝 自然・景勝地

下野宮駅へ行く途中の橋から撮影したものです。夕日を浴びた紅葉が美しかったです。

まだ17時になっていないのですが、もう日が沈み始めました。山間に美しい夕暮れを見ることができたので１枚撮影してみました。

仙台を目指して、17時前の列車で安積永盛まで向かいます。袋田の滝からの観光客はほとんどいないようで、ガラガラでした。常陸大子から先の列車が少ない理由が分かります。

下野宮駅 駅

安積永盛の近くのコンビニで夕食を調達して東北線で仙台を目指します。途中の福島で仙台行きの電車に乗り換えます。福島～槻木間は初めて利用する区間ですが、白石など観光地も多いので、いつか途中下車したいと思っています。

福島駅 駅

乗り継いで仙台には21時前に着きました。東北一の都会で、遅い時間でもまだまだ利用客は多いです。今夜はおなじみの東横インで１泊して明日は秋保温泉へ行く予定です。

仙台駅 (JR) 駅