「熊野古道」　と　「湯の峰温泉」　往路編

2017/11/03 - 2017/11/03

「死ぬまでに、どーしても、もう一度 [湯の峰温泉] に行きたい！！」
とのご託宣。
ﾊﾟｰﾄﾅｰの言葉である。

紀伊半島山中の南部にある「湯の峰温泉、川湯温泉」は「近い将来、自転車で行ってやろう！」と考えていたので、地図上でのバーチャル行程は研究していた。それに湯の峰、川湯は過去２～３回は夫婦または家族でドライブしたことがある。２０～４０年前のことだ。
徒歩条件でググルと斯様なＩＴご託宣(表紙写真）。

「ヨシッ！この通りに進んでみよう！」と詳細調べると所どころ幹線国道から外れて間道でつないでいる。ＩＴが抽出した最短距離なのだ。
２～３回の経験と10回くらいの吉野、大台ケ原、熊野灘方面の経験からすればちょっと違うのだが、最近はグーグル信仰にハマっているので、そのご託宣に従うところとなった。

結果は「事実はＩＴより奇ナリ」であった。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

忍者の里からは国道165号線で桜井まではスムーズに進み、ググルの云うような間道が分からず何とか「明日香村」を169号線で南に下る。

途中「石舞台」「飛鳥歴史公園」を横目に見ながらまあまあ順調に進む。
写真は169号線にあった「道の駅　大淀iセンター」。

3連休の初日で「明日香」や「吉野」などを訪れる人々で「道の駅　大淀iセンター」は大賑わいだ。

生鮮市場然とした土産物売り場の中にさらに「吉野特産品コーナー」があった。

吉野の代表「吉野くず湯」。

奈良の代表「柿の葉寿司」。

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」代表、カキ。

自然に熟れたおいしそうなカキ。

思わず手が出そうになった。
また安いのです。

でも荷物になる。
我慢する。

ググルは間道を通って最短距離で309号線に行くし、168号線へも間道を行くのだ。
当方は間道が分からず、309号線ではがけ崩れでう回路を走っているうちに168号線に入れず、そのまま309号線をいつの間にか南下していた。
168号線を南下して熊野本宮に行きつくのだが、309号線では大台ケ原方面になってしまい、エラく遠回りになる。

仕方なく309号線を走っていたら「道の駅　黒滝」があった。
ここも行楽客でエラくごった返していた。

ここは大きなレストランや土産物コーナーがあって、ゆったりした空間があったのでゆっくりできそうだ。

それにもうお昼時なので、ランチをするにはぴったりな空間があった。

芝生に座りさっそく持参のおにぎりでランチだ。
絶好の「行楽日和り」と「清い流れのせせらぎ」と広い「芝生」と「おにぎり」は平和の象徴だ。

川岸の木々は色づき始めている。

屋台でごった返していた駐車場にワキにあった周辺地図で「簡単に168号線に行ける」県道49号線が迷えるワレワレの救い主だ。

救い主「県道49号線」は「道の駅　黒滝」の地図ではシュッと168号線に行けるような感じだった。

ところが、ココは紀伊半島山中だ。
暗い森の中をクネクネと続く細い道で、かなり神経を使う道だった。
イヤ～ッ！深い山中の間道はかなりキツイッ！！

かなり時間を要して熊野本宮に続く国道168号線に出た。
そして168を南下していくと「道の駅　吉野路大塔」に行きついた。

「道の駅」の部分は小さく、「星のくに」という遊園地？が大きい部分を取っていた。
日本一の「星がキレイ」らしい。

「道の駅　吉野路大塔」周辺地図。

国道１68号線をひたすら真南に南下すれば、熊野本宮に行きつく。
本宮の近くの「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」に行きつけば、湯の峰温泉には車でも、熊野古道を歩いてでも行けるのである。

ところが、「道の駅　吉野路大塔」以来、トンンネル、トンネル、トンネル。。。

ある時は昔のまんまのトンネル、近代的なトンネル、現代的なトンネル。
トンネル、トンネル、トンネル。。。。

「道の駅　十津川郷」で一服するつもりだったが、あまりに小さくて見過ごしてしまった。
以来、ずっとトンネルの連続だ。

ワレラが軽四ワゴン、合計約140才以上。
ﾊﾟｰﾄﾅｰは大のスピード嫌いで、常に時速５０キロ前後が最適速度。
約7時間かかって忍者の里⇒熊野本宮にたどり着いた。

「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」は小さく、ここでのキャンプは難しい。

こんな感じの道の駅。

ま、ここから「湯の峰温泉」は近いし、昔キャンプしたこともあるので湯の峰温泉までいくことにした。

当初の計画ルート。

実際の7時間半。
（黄色い線）

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/Ouro1.jpg