3年連続東北の秋を楽しむ＜松島編＞

2017/10/25 - 2017/10/26

東北を制覇するつもりで、今年も東北の紅葉、選びましたが
季節外れの超大型台風のおかげで、1泊短縮することに、相成りまして
たった1泊だけの強行軍になってしまいました。

2日前に、一日短縮することに決行したため
レンタカーのキャンセル、取り直し。行きの新幹線を取り直し、タクシー観光の申し込みなど、猊鼻渓や厳美渓をカットせざるを得なかったのが残念。
急遽して、一日遅らせて正解。台風一過の晴天に恵まれました。
しかし、二日目は、天気予報では晴れでしたが、一日曇天となってしまいました。

昨年11月半ばにしたら、雪に見舞われ、今年は10月後半というのに台風に見舞われましたが
無事に、一足早い紅葉狩りしてまいりました。


10月24日（火）　上野→一関　観光タクシーにて、平泉観光
　　　　　　　　一ノ関→仙台　松島温泉泊

10月25日（水）　松島周辺観光
　　　　　　　　仙台→上野

二日目の松島：
二度目の訪問で、今回は船で島巡りをしたかったのですが、船着き場にとりあえず行ってみると
とんでもない数の外国人、この人たちが乗るんでは…と思い、辞めてしまいました。
どこの観光地でも、圧倒されます。
いづれにしても、曇っていて、寒かったので、近辺の散策で、ちょうどゆっくりできてよかったです。
、

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

お宿に到着
小松館好風亭：眺望は最高ですが、館内は古いため、それなりです。

部屋からの眺めに、感嘆

松島温泉　小松館　好風亭 宿・ホテル

沈む夕日

床の間の花

お抹茶を点てて、お菓子ともに出してくれました
が、ぬるくて、残念

こんな感じで見えます

夕食の前菜のみ

細かくは、クチコミに投稿しました

日の出が6時だったので、目覚ましを掛けて起きました

この時間には、まだ、雲が少なくて、朝日も拝めたのですが・・

これは、大浴場からの眺めです

6時半ごろに行ったら、誰もおらず、貸切状態。

おかげで、こんな画像も撮れました

朝食

上の三つのお重は、三段重になっているのですが
すべて冷え切ったものばかり、残念です

パン食の人のために、いくらか、バイキングの品があります

サラダ

牛乳をいただきました

ちょうど、部屋の真下が、大浴場。湯気が見えますか？

貸切風呂もあり、チェックインの際、無料で選べます。
お寿司を食べてきてしまったので、一番遅い7時半を選んだので
夕食前に、貸切風呂利用したのですが、せっかくの景色、真っ暗で全く何も見えません。
明るい時間を選ぶべきでした（^^;;

窓からの景観

小島に、赤い橋が掛かっていて
小島は散策が出来るようになっているそうです

10時にチェックアウトして
五大堂に向かいます

現在の建物は慶長9年（1604）伊達政宗公が造営した、東北地方最古の桃山建築である。大きさ方三間（22.68尺＝6.87ｍ）、宝形造、本瓦葺。軒まわりの蟇股に、方位に従って十二支の彫刻が配してある

「下をちゃんと見なさいよ」
「下に落ちてしまうからね」
と、ワンちゃんに語り掛けて渡っている人が居ました（笑）

現在の堂へ渡るすかし橋は、縦板が2枚しつらえられているが、もともとこの板はなく、はしご状であった。と記されている。
怖そうですね・・

400年前のものとは思えない

震災後、1年以上かけて、細かいところを修復をしたとおありましたが
灯篭は地震の影響で倒壊したようですが
桃山建築様式の見事な建物はしっかり残ったようです。

瑞巌寺五大堂

五大明王（国重文、中央・不動　東・降三世　南・軍荼利　西・大威徳　北・金剛夜叉）平安時代中期に制作された秘仏
御開帳は33年ごと、次回は2039年の予定。

そこからの眺め

災害時には、この灯篭が倒れたようです

こんな細かい細工、潮風でよく風化されないものですね。

震災でも、この五大堂は、ほとんど被害がなかったというのが
地形から見て不思議でならない。
海岸沿いの土産屋やレストランなどは、軒並み、津波を被ったそうです

十二支の内の「酉」かな

「猿」

何気に見ている人が多くて、
私たちが、子丑寅・・と探していたら、
お～～十二支になっているんですねと聞いてきた

途中にあった簡単な祠

秋を撮る

瑞巌寺まで歩きます

参道？綺麗ですが、風情がありません

門を入る前、正面左に鎮座

同じ場所に・・

平成21年9月から修復して7年余り、拝観できなかったようです

現在公開中だったので、本堂に上がります

本堂

襖絵など、素晴らしかった。

本堂の両脇

こちらも

臥龍梅

樹齢400年

庫裡

玄関

建物が、岩石をくりぬいて？
不思議な建物

庫裡＊禅宗寺院の台所
大屋根の上にさらに入母屋造の煙出をのせる。

庫裡は昭和34年6月27日、国宝に指定された。
日本三大庫裡の一つ。（京都の妙心寺、妙法院）

庫裡離隔の中庭

少ない紅葉

赤い実

絵になるんだけど・・何の実かわかりません

幹は白樺みたいです

「金銀木」という立て札があるけど
どの木を言っているのやら・・？

杉林の苔

洗心庵

あまり寒かったので、暖かいもの食べたくて入った茶店は
ジェラートが、ご覧のようにたくさん

お汁粉もあったけど、甘ったるいと、食べきれないので～～

「白玉あんみつ」

横伝いにお隣の
円通院に向かいます

円通院 寺・神社・教会

お庭が立派です

約350年前に造られた心字の池を中心とし石庭

紅葉を探す

グラデーションが素敵

屋根の上の苔

ススキも絵になる

東屋：景色を見せる窓

まだまだ、青い

霊廟三慧殿

伊達家屈指の建築物で国の重要文化財に指定
厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれ
円通院はこのバラを題材にした庭のある｢バラ寺」として知られている

三慧殿(さんけいでん)：霊廟として、
正保4年(1647)瑞巌寺第100世洞水和尚により建立され開山

三慧殿は別名御霊屋(おたまや)とも呼ばれている

山を切り開いたところに　お墓が多い

結構続いていて、ほんの一部

ライトアップの準備に忙しそうでした

10/28-11/19

11月7日 現在は
心字の池は、紅葉の見ごろ、だそうです。

本堂大悲亭：

光宗君の江戸納涼の亭で、愛息の早逝を悼んだ忠宗公が解体移築したもの　
寄棟造萱葺の瀟洒な姿は、禅寺らしい落ち着いたたたずまいを見せている

赤いもみじ、みつけた

松も美しい

こんなたくさんの花が咲いていたようです

山門：
豪壮質朴な切妻造茅葺の薬医門

観瀾亭からの眺め

観瀾亭かんらんてい（県有形文化財）
豊臣秀吉の伏見桃山城にあった茶室を政宗がもらい受けて
江戸の藩邸に移築していたものを
海路ここに移したと伝えられている
　
お茶(お菓子付）席を設けて、海を眺めるように、庭に向いているので
写真が撮りにくく困る

この後、島巡り観光船乗り場に回るが、外国人が多かったことと、
お天気も良くないし、次の出港まで時間があったので、断念。

松島散策：2時間少し

仙台に行く途中

塩竃でお寿司休憩
「亀喜寿司」食べログを見て、決めて向かったのですが
沿道、2時ごろにもなっているのに、駐車場がいっぱいの場所があり
選択間違った。と思っています

塩竃は人口に対して「日本一」寿司屋の多い港町

生ガキ

道中、沿道には、幟が沢山出ていました
この辺が、産地のようです

青葉山公園に向かっています

ところどころ、綺麗に色づいています

護国寺

青葉城の石垣

昭忠碑
明治７年（1874）佐賀の乱以来、西南戦争、日清戦争などに従軍した陸軍第２師団所属の戦没者に対する慰霊顕彰碑として明治３５年（1902）１１月昭忠会により建立された。
手前の金の鵄（トビ）ブロンズ像は、震災で落下
本来は後ろの昭忠碑の一番上にあったもののようだが、平成28年10月に
前の台座に据え付けた

伊達政宗公の騎馬像

全体の図

仙台城跡

仙台城跡 名所・史跡

仙台市街地を望む

本丸跡

大広間の遺構を、地上に復元

青葉城本丸会館の壁に張ってありました

こんなところにも、クマが出るんですね

予定よりも1時間以上早く、レンタカーを返して

仙台駅構内のスターバックスで休憩中

お寿司は食べたので

牛たんは、お弁当にしました

アツアツの焼き立てを詰めてくれます

とっても、美味しかった

仙台発18：21→上野19：50　はやぶさ108号

無事帰路に
今回は台風で一日短縮になりましたが、効率よく回ってこれました
運転手さん、いつも、ありがとう。

私もやっと自由の身となり、
これからは、コマコマと旅に出かけたいと思っているところです