2017年夏のシンガポール、初のインドネシア旅行【その2：ボロブドゥール遺跡観光一日目】

2017/07/12 - 2017/07/16

いわゆる世界三大仏教遺跡群には足を運ぼうと思い立ってから３年。
シンガポールからパンダバスシンガポールのパッケージツアーを利用してインドネシアのボロブドゥール遺跡へ行きました。

シンガポールから１泊２日の弾丸ツアーでやや消化不良気味でしたが、よく知られている遺跡群を一通り回ることを目的とするのであれば、このスケジュールでも充分かもしれません。

エリア ボロブドゥール遺跡周辺(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

前夜はシンガポールのトランジットホテルに宿泊後、朝７時少し前にガルーダインドネシアのカウンターでチェックイン手続き。

楽天カードで取得したプライオリティーカードを利用して、プレミアラウンジで休憩と朝食をとることにしました。

シンガポールのプレミアラウンジは、食事のメニューが豊富で食材のレベルもそこそこよいものがそろっていました。

早朝のためか利用者が少なく、静かに過ごすことができました。

シンガポール１０：００発のガルーダインドネシアでジャカルタへ向かいます。

１時間程度のフライトですが、想定以上にボリュームのある食事が出ました。あまり期待していなかったためか、美味しくいただきました。

広大なジャカルタスカルノハッタ国際空港の様子。

ジャカルタからジョグジャカルタ行きの飛行機に搭乗します。

ジャカルタからジョグジャカルタ間の飛行機内で提供された軽食。
午後の国内便のためか、シンガポールージャカルタ便に比べると簡単な食事です。

１時間３０ほどでコンパクトなジョグジャカルタ空港に到着。

ガイドさんと待ち合わせて、いよいよ観光の始まりです。

火山灰に埋まっていたという「サンビサリ寺院」からスタート。

遺跡の周囲には、あちこちで放し飼い?の鳥に遭遇します。

シヴァを祀る寺院を正面から撮影。

この寺院の中には、男性器の象徴が安置されています。

入り口の壁にある彫刻。
なまめかしい立ち姿が魅力的ですねぇ。

シヴァ神の息子（？）のガネーシャでしょうか。
彫刻の壁画にしばし見入ってしまいました。

プランバラン遺跡公園の入り口。

午後の日差しと一体になったロロ ジョングラン寺院。
アンコールワットで見た風景を彷彿させます。

地震が多いインドネシアですが、遺跡も２００６年の地震で壊滅的な被害にあっています。

こちらは地震前の様子。

すぐ隣に地震後の様子が紹介されています。

プランバラン遺跡群を破損した場合は、１～１５年の禁固刑と罰金刑が課されます。

８基のお堂がありますが、こちらは（多分）最も大きなシヴァ堂。

お堂の階段のそばに、あたかも狛犬のような彫刻がありますが、子供がそばにいると、どれだけ大きいか一目瞭然ですね。

古い遺跡は階段が急で頭をぶつけそうになるので気を付けなければなりません。

壁面のレリーフが素晴らしいので、彫刻好きの私にはとても魅力的です。

壁面の意匠が見事です。

お堂の中にはヒンドゥー教の神様が祀られています。

シヴァ神の息子（？）のガネーシャと思われます。

破壊と創造の神シヴァ神。
（混雑していて撮影の余裕がなく、最強の神が暗く写ってしまいました。）

ヒンドゥー教の女神ドゥルガー。

なぜか傘が掛けられた歩道を歩いて遺跡公園を後にします。

初日の最後に立ち寄った「カラサン寺院」。
私の他には観光客がいませんでした。

仏教とヒンドゥー教が融合したとてもユニークな建物でした。

インドネシアの高級コーヒー豆の工場「コピ・ルワク」の見学。

ジャコウネコに初めて遭遇。

番犬並みの大きな身体と、攻撃的な動きに、驚きを隠せませんでした(苦笑)。

ジャコウネコの糞を徹底的に洗浄した後に天日で乾燥させ、人の手で一つ一つ皮を剥いて焙煎する製法です。

とても手間暇がかかる製法なので、高額なのもうなずけます。
あまりに高額なコーヒーのため現地の方は、ほとんど飲まないという話でした。

ガゼボガーデンレストランでビュッフェの夕食をいただきます。

インドネシアの現地料理のみならず、お寿司等の和食や洋食もあり、充実した食事でした。

夕食の後はジャワ伝統舞踊「ラーマーヤナ・バレエ」を鑑賞しました。

煌びやかな衣装をまとったダンサーの踊りは見ごたえがありました。

囚われの身だった姫の潔白を証明するために、王子は姫に対して燃え盛る日の中に飛び込むように要求するシーンと思います。

本物の炎が出てきて、ちょっと驚きました。

最後には舞台俳優と一緒に記念撮影ができるアフターサービス。

充分した一日が終了しました。