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<ボローニャ(Bologna)>二日目(2016.06.03、金曜)は、“晴れ”で迎えた。<br /><br />「“初”街の徘徊に臨んでは、真面目に取り組むポリシー」に則り・・・<br />オープン時刻の7時ジャストから朝食を!と向かうも、レストランの扉は閉まった侭であり、暫し遅らせて入るも・・・<br />スタッフの出迎え挨拶もなくて、『(連泊の)出だしから気分が曇った』。<br /><br />ブッフェの品揃えは問題なさそうだったが、特に(個人的には)大好物の“スイカ、メロン”が冷たい状態で供されていて、それだけで満足であった。<br /><br /><br />広くて座席も沢山ある中、“爽やかな香り”を残して(態々)奥隅の席と食材コーナーを往復する一人の華奢な壮年男子に気付いて、<br />『確か、前のパドヴァのホテルでも見掛た、“ゲイ”の仕草が板に付いた優男ではないか!?』等と囁き合っている内に・・・<br />不真面目なスタッフばかりを揃えたのか!?と思いきや、機転の利きそうなのが会釈と共に来たので、二種のコーヒーを注文した。<br /><br />運んで来て・・・<br />「エスプレッソ・ダブルは、我が方!」に、「カプチーノは、連れの方!」に置いたので・・・<br />『それは、違うよ!』と言ったら、謝りながら置き替える姿に・・・<br />久し振りに“通じ合えるもの”があった気がしたのが印象的であった。<br /><br /><br />そんな一時の後、、、<br />「件の不調冷蔵庫の(昨日中の)取り替え」の約束は、“イタリア流の口約束”で?実行されておらず・・・<br />しかも、本件はマネジャーが担当の由にて(彼の出社の9時まで待って)抗議した。<br /><br />『<謳い文句の“Free Wi-Fi”>が不調なのは、部屋が最上階ゆえに辛抱するが、その他の改善の約束は即実行して欲しい!』と要求したところ・・・<br />「今日中には直し、もしもダメだったら“最上級の部屋”を提供する」旨の約束をして呉れた。<br /><br />ほって置いても、千客万来の観光国のイタリアの4☆ホテルの客対応の甘さには、しっかりした抗議が必要である事を改めて思い起こさせた一件であった。<br /><br /><br />そんな話はさて置き、、、<br />ホテルを後にして先ずは、途中のマーケットで(明日の日曜は閉まるので)「自消用の土産」を下見したりしつつ・・・<br />地理的にも政治的にもボローニャの中心である<マッジョーレ広場(Piazza Maggiore)>では、呑気な一時を過ごした。<br /><br />ピンクと白で彩られた大きな広場を囲んで、南には<聖ペトローニオ大聖堂(Basilica di San Petronio)>が、人々を飲み込んでは吐き出していたのに紛れ込んで観て・・・<br />西から北には、平たく細長い建物(現在は、ジョルジョ・モランディの美術館と市立美術館)の正面に聳え立つ<教皇グレゴリウス13世像>や、外壁の<マリア像>等の美しい像を見上げる人に切れ間ない<旧市庁舎-コムナーレ宮(Palazzo Comunale)>等の歴史的建造物に囲まれており、一時間程を過ごしたが・・・<br />次から次へと参集する群衆の挙動を見張る様に、胸元に自動小銃を保持した軍服姿の面々が厳めしい雰囲気を放っていた。<br /><br /><br />次には、<レストラン通り>を品定めしつつ進むも、一転して“空模様”が怪しく変わって来て、一時強い“俄雨”に見舞われた為に・・・<br />これ以上の旧市街の徘徊を切り上げ、雨の止み間を縫ってホテルに戻ったのは14時であった。<br /><br />今朝の約束を確認した結果、、、<br />善処を果たしたマネジャーが「誇らしげな表情を見せた」のが、答えであった。<br /><br /><br /><br />まだまだ明るい夕方の17時になり、「空も“曇り”に回復」した途端・・・<br />“相方”が、重い望遠カメラを肩にして、俯瞰夕景写真を撮りに・・・<br />上り下りで“約1000段”もの階段に再挑戦に出掛ける言い出した!。<br /><br />(イタリアと言えば<ピサの斜塔>だが)此処ボローニャでは「2本の斜塔<ボローニャの斜塔(Torri di Bologna)>」が、旧所有主の名前の侭に生き延びていた(12世紀頃には100本もの塔が在ったらしいが)。<br /><br />それは、「大きく傾き、高さ48mの<ガリゼンダの塔(?)>」と、<br />狭くて暗い入口では、登る人の列と(狭苦しく長~~い階段が苦手で)連れの戻りを待つ人の屯が見られた「頂上からは<ボローニャの美しい街>を一望出来る、高さ97mの<アジネッリの塔(?)>」が印象強かった、ところに。<br /><br />『どうぞ、ごユックリ楽しんで来て!』と(ホテルから)送り出してからは、独りビールの世界を楽しんだ!。<br /><br /><br />そんな「“相方”の(三時間余の健脚を)堪能して戻って来た」と知ったのは、暮れ沈む20時半であったが・・・<br />『明日再度、朝方の俯瞰写真の為に、又も“1000段”の階段に挑む!』と言う“相方”の熱意に感心しつつ<ボローニャの二日目>の幕も無事に下りた。。。<br />

夫々が楽しめる街「ボローニャ(北イタリア)」の二日目!

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2016/05/10 - 2016/06/07

307位(同エリア483件中)

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旅空黄昏

旅空黄昏さん

<ボローニャ(Bologna)>二日目(2016.06.03、金曜)は、“晴れ”で迎えた。

「“初”街の徘徊に臨んでは、真面目に取り組むポリシー」に則り・・・
オープン時刻の7時ジャストから朝食を!と向かうも、レストランの扉は閉まった侭であり、暫し遅らせて入るも・・・
スタッフの出迎え挨拶もなくて、『(連泊の)出だしから気分が曇った』。

ブッフェの品揃えは問題なさそうだったが、特に(個人的には)大好物の“スイカ、メロン”が冷たい状態で供されていて、それだけで満足であった。


広くて座席も沢山ある中、“爽やかな香り”を残して(態々)奥隅の席と食材コーナーを往復する一人の華奢な壮年男子に気付いて、
『確か、前のパドヴァのホテルでも見掛た、“ゲイ”の仕草が板に付いた優男ではないか!?』等と囁き合っている内に・・・
不真面目なスタッフばかりを揃えたのか!?と思いきや、機転の利きそうなのが会釈と共に来たので、二種のコーヒーを注文した。

運んで来て・・・
「エスプレッソ・ダブルは、我が方!」に、「カプチーノは、連れの方!」に置いたので・・・
『それは、違うよ!』と言ったら、謝りながら置き替える姿に・・・
久し振りに“通じ合えるもの”があった気がしたのが印象的であった。


そんな一時の後、、、
「件の不調冷蔵庫の(昨日中の)取り替え」の約束は、“イタリア流の口約束”で?実行されておらず・・・
しかも、本件はマネジャーが担当の由にて(彼の出社の9時まで待って)抗議した。

『<謳い文句の“Free Wi-Fi”>が不調なのは、部屋が最上階ゆえに辛抱するが、その他の改善の約束は即実行して欲しい!』と要求したところ・・・
「今日中には直し、もしもダメだったら“最上級の部屋”を提供する」旨の約束をして呉れた。

ほって置いても、千客万来の観光国のイタリアの4☆ホテルの客対応の甘さには、しっかりした抗議が必要である事を改めて思い起こさせた一件であった。


そんな話はさて置き、、、
ホテルを後にして先ずは、途中のマーケットで(明日の日曜は閉まるので)「自消用の土産」を下見したりしつつ・・・
地理的にも政治的にもボローニャの中心である<マッジョーレ広場(Piazza Maggiore)>では、呑気な一時を過ごした。

ピンクと白で彩られた大きな広場を囲んで、南には<聖ペトローニオ大聖堂(Basilica di San Petronio)>が、人々を飲み込んでは吐き出していたのに紛れ込んで観て・・・
西から北には、平たく細長い建物(現在は、ジョルジョ・モランディの美術館と市立美術館)の正面に聳え立つ<教皇グレゴリウス13世像>や、外壁の<マリア像>等の美しい像を見上げる人に切れ間ない<旧市庁舎-コムナーレ宮(Palazzo Comunale)>等の歴史的建造物に囲まれており、一時間程を過ごしたが・・・
次から次へと参集する群衆の挙動を見張る様に、胸元に自動小銃を保持した軍服姿の面々が厳めしい雰囲気を放っていた。


次には、<レストラン通り>を品定めしつつ進むも、一転して“空模様”が怪しく変わって来て、一時強い“俄雨”に見舞われた為に・・・
これ以上の旧市街の徘徊を切り上げ、雨の止み間を縫ってホテルに戻ったのは14時であった。

今朝の約束を確認した結果、、、
善処を果たしたマネジャーが「誇らしげな表情を見せた」のが、答えであった。



まだまだ明るい夕方の17時になり、「空も“曇り”に回復」した途端・・・
“相方”が、重い望遠カメラを肩にして、俯瞰夕景写真を撮りに・・・
上り下りで“約1000段”もの階段に再挑戦に出掛ける言い出した!。

(イタリアと言えば<ピサの斜塔>だが)此処ボローニャでは「2本の斜塔<ボローニャの斜塔(Torri di Bologna)>」が、旧所有主の名前の侭に生き延びていた(12世紀頃には100本もの塔が在ったらしいが)。

それは、「大きく傾き、高さ48mの<ガリゼンダの塔(?)>」と、
狭くて暗い入口では、登る人の列と(狭苦しく長~~い階段が苦手で)連れの戻りを待つ人の屯が見られた「頂上からは<ボローニャの美しい街>を一望出来る、高さ97mの<アジネッリの塔(?)>」が印象強かった、ところに。

『どうぞ、ごユックリ楽しんで来て!』と(ホテルから)送り出してからは、独りビールの世界を楽しんだ!。


そんな「“相方”の(三時間余の健脚を)堪能して戻って来た」と知ったのは、暮れ沈む20時半であったが・・・
『明日再度、朝方の俯瞰写真の為に、又も“1000段”の階段に挑む!』と言う“相方”の熱意に感心しつつ<ボローニャの二日目>の幕も無事に下りた。。。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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