2017/07/13 - 2017/07/19
5位(同エリア16件中)
tazyさん
以前から行きたくて行きたくてたまらなかったタマンネガラ。
ジャングルが好きで年に2回マレーシアに訪れているのに、ここにはなかなか手が出ませんでした。
その理由は、何といっても時間がかかる!私が好きなボルネオのビリッでもサンダカンから車でたったの3時間。
翻って、タマンネガラは8時間(!)の行程。車酔い、トイレ、お腹P・・・不安はいっぱい。
でも私も若くはありません。体力があるうちに行っておかなければ!多分今が最後(?)のチャンス!
というわけで遂に決心しました。
トラには会えるのか?ブンブンバードは?モフク蝶は?ワンナイトフラワーは?
(所々藩士にしかわからないことが出てきますが、それを無視すれば普通の旅行記としてお楽しみいただけます。)
〇7/13(木)羽田→
〇7/14(金)→KL KL観光
●7/15(土)KL→クアラテンベリン→クアラタハン→タマンネガラ ナイトジャングルウォーク
●7/16(日)キャノピーウォーク、ラピッドシューティング、ナイトサファリ
〇7/17(月)ブキッテレセック、ルボ・シンポン
〇7/18(火)クアラタハン→KL
〇7/19(水)KL→羽田
【3日目:7/15(木)】
いよいよ憧れのタマンネガラへ。張り切って早起きをしました。
タマンネガラでの宿泊はもちろんどうでしょう班と同じMutiara Taman Negara Resort。彼らが行った時は名称が違ったのですが、国立公園内に高級ホテルはここだけ。
ホントはKLの宿もホテルイスタナにしたかったのですが、タマンネガラの宿が予想以上に高かったので、予算不足で泣く泣く諦めました。
宿に送迎を依頼してあったので、系列のホテルイスタナが集合場所です。
7:30集合、8:00出発のところ、何かあって遅れてはならないと思い、6:30にホテルを出て、7:00には到着。モノレールの時刻表がなかったので不安でしたが、意外と本数はあるのかも。
Lower Lobby集合となっていましたが、念のため警備員に確認したら1つ上のフロアだという。いやいやどうでしょうの出発のシーンはここだぞ。「タマンネガラ行きのバスはここでしょ」と言っても「1つ上のフロア」と譲らない。
仕方がなくメインロビーに行ってフロントに確認してもやっぱり下のフロアだという。また下に降りるが、さっきの警備員が「だから1つ上のフロアだと言っているだろう」と。
上のフロアで確認したことを言っても聞く耳持たず。
これから行こうとする皆さん。下のフロアであっています。誰もいなく、何の表示もありませんが、ここです。
集合時間の7:30になっても誰も来ず、このままここで待っていても良いのか迷い始めた頃に、名簿を持ったスタッフ登場。ごくごく普通のおじさんでバインダーを持っていなければ気づかないほど。名前を伝えると、8:00まで待つようにと。
安心してトイレに行ったり、どうでしょうと同じ角度で写真を撮ったりして過ごしました。
時間になってやってきたのはバスではなく、普通のワゴン車。どうやら私しか客がいないよう。
快適です。座席のスプリングは壊れておらず、車のサイドミラーも取れていません。
ただ、エンジンの調子がおかしいのか、何度かガソリンスタンドに入ってチェックしていました。大丈夫かなぁ・・・。
行程を全部車で行けば3時間。でも、それではつまらない!やはりどうでしょう班と同じ行程で行かなければ。ということで、車で3時間半かけてクアラテンベリンへ。30分ほど待って、今度はボートで3時間かけてクアラタハンへ。
ジャングル探検(1998年)、ジャングルリベンジ(2004年)からかなり経っているにもかかわらず、ボートも船着き場も全く変わらず。
いろいろな車やバスからボート組が集まってきて、何艘にもなりました。ほとんどが欧米系で、アジア系は1人もいませんでした。
中にはギターを背負っている若者も。漫画に出てくるような典型的な感じで、笑えました。ホントにこういう人がいるんだぁ。
ボートは超快適です。3時間も乗っていて腰が痛くならないか不安でしたが、何の問題もありませんでした。
川を横切る風がとっても気持ちが良い。うとうとと微睡んでも「おいっ」というひげもいないし。
リゾートに着いて、しばらく部屋で昼寝をし、周囲を散策したのち夕食を取りに対岸へ。1回RM1.00なので気軽に呼べます。渡し船は対岸のレストランに着きますが、ここで食事をしてもそのまま出て行っても大丈夫です。
フローティングレストランに着く場合とインフォメーションの隣に着く場合と2通りあるようです。どちらでも大して違いません。
のんびり食事をしてからリゾートへ戻り、いよいよ「戦慄のナイトジャングルウォーク」へ。リゾートに着いた時に申し込みました。その日の気分で予定を決めても大丈夫です。
10人くらいのグループに1人のガイドが着きます。全部で20個くらいのグループがありました。中には1家族で1人のガイドのグループもありましたが、きっと高い料金を払った人でしょう。
宿泊プランに確か全部のアクティビティに参加できるプランがありましたので、それで申し込んだ方々かもしれません。
半分ずつ反対方向から進み、真ん中ですれ違います。
大きな蠍や蛇、蜘蛛を見ましたが、残念ながらモフク蝶やシカは見られませんでした。見たことがない花がありましたが、あれがワンナイトフラワーかどうか判断ができませんでした。
20:30集合で、部屋に戻ったのは22:00頃です。最後は流れ解散になるので、近くのシャレーの人から去っていきます。
期待していたものは何も見られませんでしたが、真っ暗闇の中を歩くことができただけで満足です。一人だと怖くて夜歩けませんから。
そうそう、船に乗る前にクアラテンベリンで入園料とカメラ代を支払うことを忘れずに。この時にもらった許可証は公園内では肌身離さず持ち歩きましょう。木道のあちこちにレンジャーがいて、提示を求められます。忘れると遠くても取りに行かなくてはいけません。
朝食(パン) RM3.00
モノレール(KLセントラル→ラジャチュナン) RM2.80
国立公園許可証 RM6.00(入場RM1+カメラRM5)
渡し船 RM2.00(@RM1×2)
夕食(ナシゴレン、エビチリ、コーラ) RM24.50
ナイトジャングルウォーク RM45.00
【4日目:7/16(金)】
早朝、まだ暗いうちに起き出して、近くのブンブンタハンへ。
早朝やってくる動物を狙ったのですが、周りは真っ暗。危ない人がいたらどうしようと不安になり、百獣の王並みの妄想を働かせて「こう来たらああして・・・」と懐中電灯で戦う想定をしながら、ブンブンタハンへ行きました。
2階に上がってびっくり。6:30頃に行ったのに、既に10名ほどの人が観察を始めていました。真っ暗な中に息をひそめて大勢がいるのは不気味です。しわぶき1つ聞こえません。
鳥がギャーギャー鳴いている声、近くの木に猿がやってきてざわざわ揺らす音、虫の声等々。ドキドキしながら観察していましたが、動物は現れませんでした。残念。
7月に行くのなら、7:00過ぎでもまだ暗いです。懐中電灯はお忘れなく。
部屋に戻り、休憩後朝食へ。さすがにリゾートです。豪華。マレー風、中華風、西洋風、いろいろあります。卵係がいて、好きなように焼いてくれます。
私が知っているのはスクランブルエッグとオムレツとサニーサイドアップだけ。観察していると、それ以外の人もいましたが、何と言っているのか聞き取れませんでした。
オムレツは並んでいるボールから具材を選べ、マッシュルーム、ハムたっぷりのオムレツを作ってもらいました。美味しい。でも、ケチャップの味はいまいち。
部屋で2時間ほど本を読み、どうでしょう班も行ったキャノピーウォークへ。今までいろいろな所でキャノピーウォークを体験していますので、ここのが特別すごい!というわけではありませんが、やはりあの4人も渡った所だと思うと感慨も一入。
私のシャレーはややはずれにあるので、部屋からキャノピーウォークまでは歩いて40分。木道が続いているので迷うこともなく、アップダウンもそれほどなく、簡単に行けます。
キャノピーウォーク自体は40分くらい。高くて足が竦む橋もあれば、数メートルしかない橋もあります。前後が痩せた方だったので、大して揺れずにスイスイです。揺れてもあまり気になりませんが・・・。
キャノピーウォークからの帰りにまたブンブンタハンへ。しばらく観察していましたが、猿しかいません。正直猿には飽きました。襲ってきたり、物を盗っていく猿には興味がありません。
部屋に戻り、また読書。テラスの椅子にクッションをいくつも並べて、お茶とおやつを用意し、快適な読書環境を整えました。外を暑いのですが、日陰や涼しく、風が通るので気持ちが良いです。読書をしているのか、昼寝をしているのかわからないくらいでした。
昼過ぎになったので、ボートで対岸に渡り、昼食。その前にいくつかあるツアー会社(レストランに併設されていたり、ボートで申し込みを受け付けていたりする)で午後にできそうなことを物色。
ラピッドシューティングなるものがあるとのこと。今までも目にしたことがありましたが、「早い射撃?」と勘違い(英語力のなさが露呈・・・)していて、興味がなかったのですが、写真を見たらボートに乗っている。
よくよく話を聞くとrapidは早瀬のこと。ようはスピードボートでびしょびしょになろうよ!っていうツアーらしい。水着は持っていないけど、まぁいいか、暑いし。と申し込み。
楽しみにしながら昼食を取りつつ、時間調整。
部屋に戻って準備をしてからリゾートの船着き場へ。また対岸に渡るのが面倒だったので、リゾートまで迎えに来るように頼みました。
水着ではないとバレない格好で15:00ラピッドシューティング開始。
面白い!
他の船と水を掛けあいながら開始早々びしょ濡れです。暑いし、丁度良いです。
途中で深い所に停めてしばらくスイミングタイム。ライフジャケットを着けてプカプカ浮いていました。時々客を乗せたボートが勢いよく通過していくので、その度に大波が来てみんなできゃっきゃっとしました。
1時間半で終わり、夕食までは部屋でのんびり読書三昧。
ラピッドシューティングを申し込んだ時についでにナイトサファリも申し込んでおいたので、夕食がてらまた対岸へ。この渡し船は数十秒で終わってしまうのですが、とても気持ちが良いので、何度でも乗りたい気分です。
夕食は別の船のレストランへ。どこも味も料金もたいして違わない気がします。メニューのわかりやすさで選びました。時間になり、待っていると車が迎えに来ました。
過積載だよというくらいギュウギュウ詰めに人が乗っているのにびっくりしたのですが、これは少し離れたツアー基地までの送迎らしい。
そこでいろいろなツアーに参加する人に分けられ、それぞれの行先の車に乗せられます。
どうでしょう班は対岸で待っている車に乗り込んでいたので、河原に迎えに来てくれるツアー会社もあるのでしょうね。
1人客は私だけということで後回しにされ、結局全部の車がいっぱいになってしまいました。「助手席に乗って」と言われましたが、そういう訳にはいきません。荷台に乗らないとここに来た意味がない!ということで強硬に荷台に乗ることを主張しました。
こういうことは言ったもん勝ちです。トニーの席(屋根の上)に座っていた男性が荷台に降ろされ、荷台に乗っていた親子2人がトニー席に座り、荷台に私の席を確保。
20:30ナイトサファリに出発。しばらく走ってプランテーション内に。
2時間程大揺れの車で動物を探しましたが、見つけたのは青い鳥(カワセミ?)だけ。
そろそろ終わりかなとおもっていると、ヒョウが!!レストランの猫より小っちぇヒョウですがいました!確かにヒョウ柄でした!
一瞬で姿をくらましましたが、これを見られただけでも参加した意味がありました。満足満足。
ちなみに、リゾートでも各種ツアーに申し込むことができます。ただし、料金は倍近くします。かといって、内容に大きな違いはないようです。違いは英語が通じやすいか否かだけではないかな。
当然リゾートはきちんとした英語が話せる人がいるから予約に間違いはありません。
でもツアー会社でも外国人に慣れているので何度も確認すれば問題はないような気がします。これは好みかな。
キャノピーウォーク RM5.00
渡し船 RM4.00(@RM1×4)
昼食(海老ヌードル) RM6.50
ナイトサファリ RM45.00
ラピッドシューティング RM45.00
夕食(サテ盛り合わせ、コーラ) RM13.00
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- エアアジアX
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発点といったらここでしょう。
ホテルイスタナの寂れた方のロビー前です。
停まっているバスはタマンネガラ行きではありません。 -
このワゴンタクシーが貸し切りでした。
エンジンの調子が悪く、何度も止まっていました。 -
途中のトイレ休憩。
綺麗なトイレでした。 -
クアラテンベリンの船着き場
向かって上の流れに進みます。 -
クアラテンベリン
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これが噂のボート
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これから乗船!ドキドキ
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トタンの屋根は捲れないようになっていました。
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出発進行~
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最前列に陣取ったものの、目の前は荷物の山
(バックパッカーが背負っていそうなザックが多い) -
数艇に分かれて行きます。
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野生の水牛
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野生の何か
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いよいよタマンネガラが見えてきました。
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対岸の店
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乗船中はちゃんとライフジャケットを着ましょう。
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こんなに荷物があった。
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リゾートのレストラン
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ここでチェックインやツアーの申し込みをします。
靴を脱いで上がってね。 -
床が気持ち良い~
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これで荷物と客を運んでくれます。
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ココが私のシャレー
NO.52
「ジャングル探検」ではNO.16でしたね。「ジャングルリベンジ」では紹介がありませんでしたが、部屋の間取りから20番台の広いシャレー(スイート)だと思われます。 -
普通のシャレーでこんなに豪華
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一人旅なのにダブルベッドが2つ
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バスルームも満足の造り。
若干シャワーの水圧が低いけど、問題なし。
温水プールくらいの温度だけど、水でないことで満足しなくちゃ。だってここはジャングル。 -
いくつもシャレーが並んでいます。
一番外れの100番台だと相当歩きます。 -
私のシャレーはこの奥。
暗い中帰って来ると道に迷いそうになるので、曲がる目印を覚えておきましょう。 -
唯一の売店
水や軽食、カップラーメン、アイス、菓子、ジャングルグッズ、日用品が購入できます。
水は部屋にも置いてくれているので、買う必要はありません。 -
ミニマーケット前。
見覚えがありませんか?
「四十四だよ。なんで?ジャングルに?と言いたいのをぐっと堪えてカメラを回している」ところです。 -
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ブンブンクンバンまで12キロ!
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周囲はこんな道が続いているので迷子になることはありません。
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サル
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猿
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レストラン裏にいつもいる鳥。
全く逃げません。 -
対岸を見渡す。
下にあるフロートがリゾートの船着き場
今1艘の渡し船がやってきています。 -
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早朝のブンブンタハン
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ブンブンタハン
夜見ると普通だけど、明るい中で見ると・・・。 -
リゾートの全体図
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キャノピーウォーク
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キャノピーウォーク
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キャノピーウォーク
ここは高くない。 -
キャノピーウォーク
こんなに高い所も。 -
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途中、こんな板根を跨ぐことも。
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昼間のブンブンタハン
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ブンブンの中はこんな感じ。
ここは宿泊禁止です。
椅子は膝が切れるんじゃないかというもの。 -
対岸の渡し船溜まり
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フロートレストランのミーゴレン
味は濃そうだけど、薄味で、とにかく油っぽい。 -
リゾートの敷地はこんな感じ。
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リゾートのメインロード(?)
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さる
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サテー
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これでサテーを焼く
たぷたぷ揺れる中、木の板を渡る。 -
トニー席
あそこに座りたかった・・・。 -
荷台を改造したトラック。
両側に座ってナイトサファリへ。
助手席はカラ。 -
カワセミ?
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ここの旅行会社のツアーに参加しました。
申し込みは河原のボートで。
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