2017/10/27 - 2017/10/27
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mochimochi_kingdomさん
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2017年初夏。人生初の入院&手術を経験。健康な体になるための入院&手術なのに、精神的にはかなりやられました。仕事以外はほとんど家で引きこもり状態。正直、"旅"なんてめんどくさい。でも、そんな自分に納得ができないのも事実。行動を起こさなければ何も変わらない・・・と、意を決して(大袈裟です)1人快気祝い旅に行ってきました。
30年以上前になりますが、小学生の時アニメ『忍者ハットリくん』にメチャクチャはまっていたらしい。で、母が「じゃ、ハットリくんのふるさとに行ってみる?」という事になり、伊賀上野へ家族旅行に行きました。当時の事は何も覚えていませんが、"1人快気祝い旅"には適当な場所かな?と思い(伊賀上野の皆さんに失礼です)、伊賀上野へ行ってきました。
■日程
2017/10/26
東京→名古屋→伊賀上野
伊賀上野散策 <泊:伊賀上野>
2017/10/27
伊賀上野散策
伊賀上野→名古屋→東京
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おはようございます。2017年10月27日(金)
盆地だからかな?朝方(07:00)はすごくガスっていた。本当はこの先に伊賀上野城の天守閣が見えるはずなんだけど・・・・・。でも天気予報は晴れ。
ゆっくりと09:00に行動開始。 -
『フランセ』
朝食はコチラで。 -
えんじ色の椅子。木目の店内。全席喫煙可。
ザ・昭和。 -
絶対、家で朝ご飯では食べないと思われるパンケーキセットを注文。
妙に派手目なコーヒーカップ。エッグスタンド。シロップ入れはヒヨコ。パンケーキに添えられたのはバターではなくマーガリン。
ザ・昭和。
おいしくいただきました。 -
2日目のテーマは"松尾芭蕉の足跡を巡る"
今日も上野公園からスタート。快晴です。 -
『芭蕉翁記念館』
自分が松尾芭蕉について知っている事は・・・・・
・古池や蛙飛び込む水の音
・おくの細道
以上!
なので、まずは勉強しないとね。 -
展示資料は撮影禁止。
芭蕉自筆の書や絵が展示されており、貴重かつ、なかなかのボリューム。
俳人として若いころから活躍していたイメージだったけれども、19歳の時に藤堂家藩家臣の藤堂新七朗家へ奉公に出て、そこで藤堂良忠に出会い俳諧を学ぶ。奉公時は料理役(もしくは食糧係)として奉公していた。
29歳の時に江戸へ下る。江戸での俳人としての生活は悪くはなかったようだけども、40歳の時に実母の死以降、旅に出始める。江戸の生活に疲れたから?俳諧の世界を極めたかったから?以降、亡くなるまで旅を続けた理由は諸説あるみたい。 -
『俳聖殿』
松尾芭蕉生誕300年を記念して1942年(昭和17年)に建てられる。外観は旅をする松尾芭蕉をイメージ。まぁ言われれば確かに・・・・・。 -
内部には芭蕉の等身大伊賀焼きの座像が安置されている。
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『芭蕉翁生家』
芭蕉が伊賀国で生まれた事は確かだけれど、場所については諸説あり。この場所は芭蕉の兄・松尾半左衛門が住んでいた場所。一応、"生家"という事になっている。 -
現在の建物は江戸末期のもので、実際に芭蕉が生活した建物ではない。内部には当時の生活用品が展示されており、生活の様子が垣間見ることができる。
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釣月軒
生家の裏手には、芭蕉の書斎とも言える釣月軒がある。こちらも江戸時代末期のもの。 -
こちらで、芭蕉の処女俳諧集『貝おほひ』が作られた。時に芭蕉29歳。この後、江戸に下る。
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無名庵跡
江戸に下った後も芭蕉は何度も帰省。1694年(元禄7年)亡くなる直前の最後の帰省では、弟子達が建てた無名庵で"月見の宴"を催す。
伊賀での芭蕉最期の地と言える。 -
『故郷塚(愛染院)』
無名庵での"月見の宴"の後、芭蕉は大阪へ旅立ち病死。
遺骸は遺言により大津の義仲寺に葬られたが、その遺髪を弟子である服部土芳・貝増卓袋によって伊賀へ持ち帰られた。 -
持ち帰られた遺髪は松尾家の菩提寺である愛染院の藪かげに埋め石碑をたて『故郷塚』と名付けられた。
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現在の場所に『故郷塚』が建てられたのは芭蕉翁50回忌の1738年(元文3年)の頃と言われている。周囲には芭蕉とその弟子達による俳句が配置されています。
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寺町通り
城下町を守るため、7つの寺院を集めたのがその始まり。白壁の続く一本道が綺麗。 -
伊賀鉄道・茅町駅
かわいらしい駅舎。電車は1時間に上下合わせて4本だけど駅員さんがいた。 -
『蓑虫庵』
芭蕉の門人・服部土芳が1688年(貞享5年)3月4日に開いた庵。
数日後に訪れた芭蕉が、庵開きの祝いとして贈った~みのむしのねを聞にこよくさの庵~の句にちなみ『蓑虫庵』と名付けられた。 -
中門
何てことはない木製の門に見えますが・・・・・ -
木目を生かした装飾。同じ模様は無い。華美ではないけれど、とても渋みのある装飾。
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古池塚
小さな池と~古池や蛙飛び込む水の音~の石碑。 -
~古池や蛙飛び込む水の音~の英訳。蛙は単数形?複数形?
有名な句であるが故に、多くの解釈や翻訳が存在。外国語訳ではその訳者により、蛙を単数形で訳すか複数形で訳すかの違いがある。
単数形の場合は、蛙が飛び込む音が聞こえる程の静寂と、様々な命が芽生える春の生命力の力強さを対比させて、"侘び寂び"の世界を表現。複数形の場合は、冬眠から目覚めた複数の蛙が春が来たことがうれしくて次々と池に飛び込む様から、"歓喜"の世界を表現。
たった17文字の世界なのに、外国語訳も含めると様々な解釈ができるなんて俳句の世界って奥が深いですね。 -
蓑虫庵
芭蕉五庵の内、唯一現存。
みのむしのね~ 蓑虫は鳴く?
答えは"鳴かない"。
松尾芭蕉が、枕草子の「蓑虫、いとあはれなり。鬼の生みたりければ、親に似てこれも恐しき心あらんとて…、『ちちよ、ちちよ』とはかなげに鳴く、いみじうあはれなり」を引用して詠んだと考えられている。
実際には鳴かない蓑虫の鳴き声で静寂を表現したのかな? -
月見堂から蓑虫庵をのぞむ。
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東門
元の正門。こちらの門を開けて蓑虫庵をのぞむと・・・・・ -
蓑虫庵を訪れた芭蕉はこんな風景を目にしたのかな?
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紅葉にはまだ早かったですが、苔生した庭の紅葉は美しそうです。
見頃は11月中旬とのこと。 -
少しだけ紅葉。
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茶室
こちらは昭和初期の建物。
伊賀上野は戦争による被害がなかったので、ガラス1枚も当時のまま。 -
月見の宴
芭蕉は、奉公時に料理人もしくは食糧の手配等をする係として働いていた。そのため、料理の腕前もなかなかだったらしい。
こちらは、芭蕉が伊賀上野へ最後の帰省となった際に無名庵で振舞われた献立を再現したもの。毎年芭蕉祭り前日、招待された献詠俳句特選者や選者に振舞われる。 -
当日は12:00頃に伺いましたが、館長曰く「今日最初のお客さんです。もしかすると最後かも・・・・・」
約1時間。館長先生が案内して下さいました。贅沢な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。 -
『レストラン ito』
ランチタイム -
本心は、最後は"伊賀牛"で・・・・・といきたい処だけど、お昼としてはお値段が予算オーバー。一番お得なランチを頂く。
"デカ盛"で評判のお店ですが、おいしかった。雰囲気もGood。 -
銀座通りを上野市駅方面へ。
そして、ここは伊賀市の"銀座4丁目"。でもね、人がいない。。。 -
『武家屋敷・入交家住宅』
寛政年間に入交勘平が拝領した屋敷。江戸時代末期の武家屋敷を構成した建物がほぼ一括して残る。
こちらは正面にあたる長屋門。 -
表屋
長屋門の並び。こちらは、町人に貸し出し武家が家賃収入を得ていた。 -
長年、燻されたためか渋みのあるいい色あい。
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座敷
昨日の『旧崇広堂』と同様。市内の史跡で現代作家の展示会が開かれていた。 -
正直、展示会はあまり成功しているとは思えないけど、こんなステキな作品もあり。
The sound of silence
林 伸光 -
江戸時代には花作りが盛んにおこなわれる。
入交家では、"蓮鶴"という白い大輪の牡丹を育てていた。今でも春になると牡丹で庭が彩られる。 -
『湖月堂』
お土産タイムはこちらで"丁稚羊羹"を購入。
水分が多くのどごし滑らか。おいしゅうございました。
以上、伊賀上野での予定を全て終了。帰ります。 -
三重交通高速バス
上野市駅前16:07→名鉄バスセンター17:57 -
途中渋滞したけれど、ほぼ定刻に名古屋着。
新幹線の時間まで名古屋メシを食す。 -
『スパゲティハウス チャオ』
名古屋メシはコチラで。 -
初めてのあんかけスパゲティ
名古屋だから濃厚なイメージだったけれど、意外とアッサリ。
他のお客さんはサッと注文してサッと食べて出ていっちゃう。名古屋人のファストフード?
初めてのあんかけスパゲティ。満足々。 -
のぞみ182号
名古屋19:49→東京21:30 -
新幹線車内で検索したら品川で乗り換えた方が都合がいい事が判明。総武線に乗り換える。家まであともう少し。。。
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旅を終えて・・・
伊賀上野・・・・・。ちょっと地味目なチョイスだったけど、大正解。
忍者や松尾芭蕉等の歴史的要素と現代的要素がイイ感じにミックスされ、街歩きにはちょうど良い街の大きさもあって、気分転換にはちょうど良い旅をすることができた。やっぱり、"旅"ってイイですね!
しかし、NINJAコンテンツの強さを実感。忍者博物館では外国人旅行者が多かったし、すごく盛り上がっていた。決して便利とは言えない立地だと思うんだけど、どうやって調べてくるんだろう?凄いな~。
『【2017年三重県】1人快気祝い旅 伊賀上野』完結です。
ありがとうございました。
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