神楽坂・飯田橋旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 10月連休最後の日、美術展見学の帰途地下鉄を神楽坂で下車。<br />神楽坂は、5~6回は来ているのですが、いつも人に附いて歩くので、なかなか覚えません、今日は先日友人から貰った地図を頼りに一人で歩いてみます。<br /> 何処が見所か、どのルートが良いのか判らないので、地図に記された石畳の道を選んで歩く事にしました。<br /> 神楽坂は江戸時代から続く花街、新橋、赤坂と云った高級料亭街とは一線を画し、芸術家の花街、庶民の花街として栄えました。<br />その為か路地が多く、昔の雰囲気を残します。<br /> それでは石畳の路地を求めて彷徨いましょう。

神楽坂点描

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2017/10/09 - 2017/10/09

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愛吉

愛吉さん

 10月連休最後の日、美術展見学の帰途地下鉄を神楽坂で下車。
神楽坂は、5~6回は来ているのですが、いつも人に附いて歩くので、なかなか覚えません、今日は先日友人から貰った地図を頼りに一人で歩いてみます。
 何処が見所か、どのルートが良いのか判らないので、地図に記された石畳の道を選んで歩く事にしました。
 神楽坂は江戸時代から続く花街、新橋、赤坂と云った高級料亭街とは一線を画し、芸術家の花街、庶民の花街として栄えました。
その為か路地が多く、昔の雰囲気を残します。
 それでは石畳の路地を求めて彷徨いましょう。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
交通手段
私鉄

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  •   ここは街の中央を走る神楽坂通。 <br />神楽坂、明治時代には尾崎紅葉や坪内逍遥がここに住み、漱石山房もすぐそこです、又芸術家の集まる処でもあり、島村抱月、松井須磨子の芸術倶楽部も、この地にありました。<br /> 現在は昭和の雰囲気を残す街、路地の街として人気を博し、海外からも多くの観光客が訪れます。<br /> 

     ここは街の中央を走る神楽坂通。 
    神楽坂、明治時代には尾崎紅葉や坪内逍遥がここに住み、漱石山房もすぐそこです、又芸術家の集まる処でもあり、島村抱月、松井須磨子の芸術倶楽部も、この地にありました。
     現在は昭和の雰囲気を残す街、路地の街として人気を博し、海外からも多くの観光客が訪れます。
     

  •  神楽坂は石畳みの残る街、路地の街です。<br />早速石畳みの路地を見付け入り込みます。

     神楽坂は石畳みの残る街、路地の街です。
    早速石畳みの路地を見付け入り込みます。

  • 黒板塀の門構え、きっと昔は一見さん御断りの料亭だったのでしょう。

    黒板塀の門構え、きっと昔は一見さん御断りの料亭だったのでしょう。

  •  中を覗きます。

     中を覗きます。

  •  小さな庭がありました。

     小さな庭がありました。

  •  路地の奥にはもう一軒、格子窓の佇まい。

     路地の奥にはもう一軒、格子窓の佇まい。

  •  おつな看板が出ています。

     おつな看板が出ています。

  •  全て路地に沿って建られ風情はありますが,火事が心配ですね。

     全て路地に沿って建られ風情はありますが,火事が心配ですね。

  •  次の角を曲がり別の路地に入ると、白い塀に西日が当たり、向かいの料亭の影が絵となり情緒を醸します。<br /> 

     次の角を曲がり別の路地に入ると、白い塀に西日が当たり、向かいの料亭の影が絵となり情緒を醸します。
     

  •  かくれんぼ横丁を抜けて、本多横丁に入りました。

     かくれんぼ横丁を抜けて、本多横丁に入りました。

  •  路地の奥に、こんなスナックが在りました。<br />きっと若い女性が対象なのでしょう。

     路地の奥に、こんなスナックが在りました。
    きっと若い女性が対象なのでしょう。

  •  店のウインドウ。

     店のウインドウ。

  •  現在神楽坂には一見さん御断りの料亭が4軒あり、ここはその内の1軒。

     現在神楽坂には一見さん御断りの料亭が4軒あり、ここはその内の1軒。

  •  兵庫横丁の外れに来ました、神楽坂の風情を一番残す地区へ入ります。<br />正面に見える階段下のサインは、アルボールという隠れ家レストランの入口だそうです。<br />教えられる迄、気付きませんでした。

     兵庫横丁の外れに来ました、神楽坂の風情を一番残す地区へ入ります。
    正面に見える階段下のサインは、アルボールという隠れ家レストランの入口だそうです。
    教えられる迄、気付きませんでした。

  •  階段を下って来ると・・・<br />石畳みの路地の先に、黒板塀と築地塀に囲まれた一画に出ます。<br />戦前の神楽坂の雰囲気を一番留める地区と云われます。。

     階段を下って来ると・・・
    石畳みの路地の先に、黒板塀と築地塀に囲まれた一画に出ます。
    戦前の神楽坂の雰囲気を一番留める地区と云われます。。

  •  路地の向うから現れたのは、芸者さんではなく、普通の観光客でした。

     路地の向うから現れたのは、芸者さんではなく、普通の観光客でした。

  •  路地の反対側を写します。<br />風情を残す場所として、カメラマンが待機して動きません。こちらが先にしびれを切らしました。<br /> 幸本というのは、神楽坂を代表する料亭、勿論一見さん御断りです。

     路地の反対側を写します。
    風情を残す場所として、カメラマンが待機して動きません。こちらが先にしびれを切らしました。
     幸本というのは、神楽坂を代表する料亭、勿論一見さん御断りです。

  •  幸本の玄関。

     幸本の玄関。

  •  幸本と並んで旅館和可菜があります、客室4部屋の小さな旅館ですが、文人に愛され当地を代表する旅館でした、しかし残念ながら昨年閉館しました。<br /><br />

     幸本と並んで旅館和可菜があります、客室4部屋の小さな旅館ですが、文人に愛され当地を代表する旅館でした、しかし残念ながら昨年閉館しました。

  •  開店6周年を迎える神楽坂初の貸席、元芸者さんがオーナーです。

     開店6周年を迎える神楽坂初の貸席、元芸者さんがオーナーです。

  •  本通に戻り、反対側の見番横丁に入ります。

     本通に戻り、反対側の見番横丁に入ります。

  •  神楽坂の見番です。<br />現在約20人の芸者さんがいます、又芸者さんを呼べる料亭は4軒のみです。<br /> 昭和の始めには、料亭が70軒、芸者さんが700人居たそうです。<br />時代が変わりました。

     神楽坂の見番です。
    現在約20人の芸者さんがいます、又芸者さんを呼べる料亭は4軒のみです。
     昭和の始めには、料亭が70軒、芸者さんが700人居たそうです。
    時代が変わりました。

  •  お風呂屋さんも在りました。

     お風呂屋さんも在りました。

  • 小さな神社もあります。

    小さな神社もあります。

  •  昭和を感じさせる、こんな店があります。

     昭和を感じさせる、こんな店があります。

  •  こちらは縄暖簾ですね。

     こちらは縄暖簾ですね。

  •  兵庫横丁に戻って来ました。<br />杉玉が見えます、黒塗りの壁、料亭だった名残でしょう。

     兵庫横丁に戻って来ました。
    杉玉が見えます、黒塗りの壁、料亭だった名残でしょう。

  •  こちらも黒塀、矢張りそうなのでしょう。<br />こんな一画が続きます。

     こちらも黒塀、矢張りそうなのでしょう。
    こんな一画が続きます。

  •  洒落たネオンサイン、ノスタルジィーを感じます。

     洒落たネオンサイン、ノスタルジィーを感じます。

  •  坂の途中にはこんなサインも、レストランなのかな。<br />きっとそうでしょう。<br />

     坂の途中にはこんなサインも、レストランなのかな。
    きっとそうでしょう。

  •  こちらは路地の行止まり、この階段を上がるとどうなって居るのか興味がわきますが、でも止めときます。

     こちらは路地の行止まり、この階段を上がるとどうなって居るのか興味がわきますが、でも止めときます。

  •  これはどう見ても普通の住宅ですよね。

     これはどう見ても普通の住宅ですよね。

  •  こんなレストランも、繁盛してますね。

     こんなレストランも、繁盛してますね。

  • 洒落た現代的なレストランもあります。

    洒落た現代的なレストランもあります。

  •  路地の向うに毘沙門天善国寺が見えます。

     路地の向うに毘沙門天善国寺が見えます。

  •  善国寺、神楽坂の中心に建つ日蓮宗のお寺。<br />家康が創建しましたが、1792年火災により当地に移転しました。<br />本堂は戦災に遭い、戦後の再建です。

     善国寺、神楽坂の中心に建つ日蓮宗のお寺。
    家康が創建しましたが、1792年火災により当地に移転しました。
    本堂は戦災に遭い、戦後の再建です。

  •  境内にある浄行菩薩、柄杓で水を掛けてお参りします。<br />掛けた水の滴を拭き取る女性参拝客です。<br /><br /> これで地図にある石畳みの路地を駈足で一巡しました。<br />抜けた処も多々有ったと思いますが、確かに神楽坂は昭和の雰囲気を残し,又そこはかと色香の漂う街です。<br /> 魅力ある街として、次回は夕暮れ時に訪れ、食事や二次会を楽しみたいです。<br /> <br />それでは、今回はこれで帰るとしましょう。<br />                  終<br />

     境内にある浄行菩薩、柄杓で水を掛けてお参りします。
    掛けた水の滴を拭き取る女性参拝客です。

     これで地図にある石畳みの路地を駈足で一巡しました。
    抜けた処も多々有ったと思いますが、確かに神楽坂は昭和の雰囲気を残し,又そこはかと色香の漂う街です。
     魅力ある街として、次回は夕暮れ時に訪れ、食事や二次会を楽しみたいです。
     
    それでは、今回はこれで帰るとしましょう。
                      終

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