2017/10/07 - 2017/10/07
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Tomoyo Funabashi 船橋知世(パリ探訪)さん
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私、フランスで政府公認ガイドをしております。
ペール・ラシェーズ墓地は数多くの有名人の墓&美しい公園という景観から「無料の美術館」なとど形容されることもあり、毎年350万人の入場者を記録しています。場所は歩きやすい住宅地である20区(市内中心地から4キロ)に位置しアクセスもいいです。
フランス人ガイドの知人たちにはペール・ラシェーズ墓地ツアーなどを行う程詳しい人達も少なくなく、ガイドとしてこのまま墓地を避け続けて生きていくのはやばいのかもと思い!散歩してみました。今まで何度か行った事はあるものの、毎回迷子になる始末。あまりに広大(44ha)ですからね。。。
昼14時からる18時までしっかり歩いてみましたが。。。。今回も迷子に笑
ペール・ラシェーズ墓地には外国人のお墓もたくさんあります。そういうお墓を見学していくうちに、私がこのまま独身状態で家族もなく死んだら体はどこに行くのだろうという疑問を持ちました。せっかくなので死んだ際のパリの墓&埋葬事情を調べてブログにしてみました。是非ご覧下さい。
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https://parisfranceguide.wordpress.com/2017/10/16/%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%a9%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%83%bc%e3%82%ba%e5%a2%93%e5%9c%b0%e3%82%92%e6%ad%a9%e3%81%8f-walk-in-pere-lachaise-cemetary/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
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坂の斜面に位置するペール・ラシェーズ墓地。
急勾配なところ、木の根がうねり歩きずらいところもありますが、基本的にはさくさく歩く事ができます。散歩を目的として作られた歩行路&風景なので、歩いていて楽しいです。 -
シャンポリオンの墓。
古代エジプト人が使っていたヒエログリフを解読したフランス人考古学者です。
エジプト好きだった彼の墓はオベリスクの形。
このお墓、最近歴史遺産指定されたらしいです。 -
このお墓、調べたら悲しい話が隠されていました。。。
政治的な理由で投獄されたラスパイユは、服役中家族に会わせてもらえなかったそう。悲劇なのは刑期が終わる前に奥さんが病気で死んでしまい生き別れになってしまったこと。晩年、自分の墓に奥さんの姿を模した彫刻を作らせたんだそうだ。
気持ちは分かるが、ちょっと怖い。 -
10月の半ば、様々な色の葉が混じる季節。
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これは私のお気に入りのお墓。ガブリエル・ピエルネという作曲家&指揮者。
変に宗教臭くなく、少女の表情が豊で好きです。
ピエルネのWikipediaページはこちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%8D -
フランソワ=ジャック・タルマの墓。
現在のコメディ・フランセーズの原型を作ったといわれる役者です。
相当な色男だったらしいです。会ってみたかったですが、生まれたのがちょっと(200年くらい)遅かったなあと後悔! -
佐々木健さんのお墓。ピアニストですが、あまり録音が残されていません。
ショパンの墓とペトルチアーニ(ジャズピアニスト)の墓のすぐそばにあるので目にとまりました。
日本人がどうしてペール・ラシェーズ墓地に?という疑問を持ったのをきっかけに、パリに住む人々はどのような手続きをとって墓地に埋葬されることになるのだろうと考えました。墓地の機能についていろいろと調べることも多く勉強になりました。詳細は個人ブログにかきましたが、結果からいえば死んでも必要なのはお金か、ということでしたー!!! -
こちらはドゥノンの墓。
エジプト古代遺跡の発見&発掘に多大なる貢献をした人でして、その偉業を尊敬しています。
ルーブル美術館の初代館長でもありました。 -
ショパンの墓。ペール・ラシェーズ墓地の人気ベスト3にはいるだろうお墓です。
墓の横顔は、彼のデスマスクだそう。 -
様々なところに表札があるけれど。。。一回や2回来ただけでは行きたいところにたどり着けないですね。
まールーブル美術館迷わなくなるまでに3年かかった私ですからね。。。 -
11月1日はToussaintという祭日(日本でいうお盆)なので、その日だけで13万人がお墓参りにくるそう。
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ヘクトル・ギマールが制作した墓。ギマールはアール・ヌーボースタイル創始者でして、日本でも人気がありますね。パリのメトロの出入り口を制作して有名になりました。メトロをデザインした当時若干31歳。早熟で才能があったのです。
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現代作家アルマンの墓。
お母さんから無理矢理習わされたバイオリンが嫌で嫌で壊してしまった逸話を持つアルマン。わざわざその壊したバイオリンの話を墓にしたのはなぜか不思議な気持ちになりますが、反抗精神こそ我が人生なりってこと?
サンラザール駅前の広場に行くと彼の作品を見る事ができます。 -
ジョルジュムスタキの墓。
お花でいっぱいで、今でも人気があることがすぐにわかります。 -
うねうねとした散歩路。
この風景、写真家のアジェも撮影したところ。200年前と全く変わらない風景。 -
デミドフ家の墓。え?神殿?
彼ら、ドラキュラだという噂があるそうです、はは。 -
ナポレオン・ボナパルトに使えた将軍の墓が多いのも特徴であるペール・ラシェーズ墓地。
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猫が多いのも特徴な墓地です。猫ちゃん、座り心地はどうですか。
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イブ・モンタンとシモーヌ・シニョレ夫妻の墓。
イブ・モンタンは日本でも「枯葉」で有名なシンガー。奥さんのシモーヌ・シニョレは映画女優という有名人カップルです。
若き日のイブ・モンタンはエディット・ピアフと交際してキャリアアップ、その後アカデミー賞主演女優賞受賞者のシモーヌと結婚するもマリリン・モンローと浮気してスキャンダルを起こす。。。などと様々な浮き名を流しました。波乱万丈な夫婦だったらしいけれど結局最後まで一緒だった彼ら。 -
エディット・ピアフの墓はペール・ラシェーズ墓地の中でも一番有名でしょう!
場内の散歩を初めて3時間くらいたっていたので足がふらふら。。。
位置的に分かりづらいところにありますが、探したかいがありました。
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