2017/08/27 - 2017/08/27
12位(同エリア198件中)
かっちんさん
江戸時代後期、庄内藩松山領八色村の細工師「後藤庄吉」によって自立式の「板彫仁王像(いたぼりにおうぞう)」建立されました。
明治の廃仏毀釈の時には、住民たちが南野皇大神社山門の奥に板で覆い隠し、破壊の危機を逃れました。
「板彫仁王像」は2012年に山門の修繕の際に発見され、一部破損した部分を地元住民の寄付により修復し、2014年に南野皇大神社の400年祭でその姿が披露されました。
この珍しい仁王像は「駅からハイキング」イベント時に山門の囲いが外され、直接見ることができます。
庄内町ではササニシキやコシヒカリといった良質米のルーツとして名高い「亀ノ尾」(品種)を作り出しており、そのルーツを紹介した「亀ノ尾の里資料館」を訪れます。
なお、旅行記は「駅ハイ資料」、「やまがた庄内観光サイト」、「山形県庄内町観光情報サイト」、「亀ノ尾の里資料館の展示」、「にいがた観光なび」等を、参考にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東北の新庄駅
JR東の週末パスを利用して、東京から山形新幹線で新庄まで来ました。
これから左側に停車している陸羽西線のディーゼルカーに乗り、南野(みなみの)へ向かいます。
陸羽西線は内陸部から最上川沿いに走り、日本海へ抜けるローカル線です。 -
ウィンドファーム(狩川付近)
春から秋にかけて最上川に沿って吹き抜ける「清川だし」を利用した風力発電の風車群があります。 -
まもなく南野に到着
-
「駅からハイキング」の受付
「世にも珍しい自立式板彫仁王像を見に行こう!!」イベントに参加します。
ホームの待合室で、「駅からハイキング」の受付を済ませます。
今日はガイド案内がなく、順路に従い自主的にまわります。 -
南野周辺の地図
「板彫仁王像」の場所は「平田山山札」のあたりです。
第四公民館には「亀ノ尾の里資料館」があるので寄ります。
では、出発します。 -
田園地帯にそびえる鳥海山
南野駅前からの景色です。
炎天下を歩くので少しつらいです。 -
ローカルな無人駅「南野」
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雲が行進しています・・・
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庄内平野の荒れ地を救った水路
こりあたりは元々水がなく荒れた原野だったところです。
水源となるべき最上川が土地よりも2~5m低く直接引水が不可能な地形のためです。
山形藩主・最上義光の家臣「北館大学助利長(きただてだいがくのすけ としなが)」は、慶長17年(1612)月山の北側を流れる「立谷沢川」に「北楯大堰」をつくり、そこから水路を張り巡らし、新田開発が進んでいきました。 -
デザインマンホール
庄内町町章の両側に旧余目町の花「ヒマワリ」、上部に庄内町の鳥「ヒバリ」、下部に鳥海山がデザインされています。
ここは以前余目(あまるめ)町だったところで、平成17年(2005)に立川町と合併し庄内町になりました。 -
イチオシ
立派なアカマツと蔵屋敷
出窓のある蔵屋敷です。 -
南野皇大神社に到着
山門に「板彫仁王像」が安置されています。
普段は格子の隙間から眺めますが、今日は特別に横の格子が外されています。 -
ちょっと気取ってる吽形(うんぎょう)
厚さ約8cm(腹囲除く)、高さ185cmで、全国的に珍しい自立式の板彫仁王像です。 -
威厳のある阿形(あぎょう)
天保12年(1841)に、庄内藩松山領八色村の細工師、後藤庄吉によって建立されました。
天保の飢饉の時代、この地でも大凶作困窮の中、精神的な支えとして祀られたようです。 -
イチオシ
薄さがわかります(板彫仁王像)
明治時代の廃仏毀釈によって仏教施設が壊される中、住民たちが山門の奥に板で覆い隠し、破壊の危機を逃れました。
時がたち、2012年に山門の修繕の際に発見されました。一部が破損していましたが、地元住民たちが寄付を集めて修復し、2014年に南野皇大神社の400年祭でその姿が披露されました。 -
モチノキの赤い実
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イチオシ
夏空の田園地帯を走るローカル線
余目(あまるめ)行きのディーゼルカーです。
景色がいいので、駅ハイのコースから外れ、鉄道写真を撮っています。 -
鳥海山の麓を走る陸羽西線
反対方向の新庄行き列車です。 -
空を飛ぶダイサギ
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南野集落の民家
再びコースに戻り、「亀ノ尾の里資料館」へ向かいます。 -
稲の品種は「つや姫」
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「亀ノ尾の里資料館」に到着
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「亀ノ尾」誕生の道のり(資料館)
明治26年(1893)は大凶作の年で、稲の倒伏が著しかったのですが、倒伏せずに見事に実っている3本の稲穂を偶然に発見。
この稲穂から試作田を作り、3年後に試作新種「亀ノ尾」ができあがりました。 -
「亀ノ尾」と玄米(資料館)
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おいしいお米のルーツ(資料館)
現在の良質銘柄米「コシヒカリ」「あきたこまち」「はえぬき」「ひとめぼれ」「つや姫」は、「亀ノ尾」の遺伝子が受け継がれています。 -
農家の生活道具(資料館展示)
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昔の農機具(資料館展示)
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昔の除草機(資料館展示)
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ハンコタンナ(資料館展示)
庄内地方で農作業する女性が、虫除け、日焼け止め、防寒のために顔に巻く布です。 -
半鐘
資料館を後にし、行きとは違った道を通り南野駅に戻ります。 -
南野の旧公民館
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元気よく咲くヒルガオ
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南野駅に到着
この列車で余目へ向かい、日本海を見ながら新潟経由で東京へ帰ります。 -
観光用の回転椅子(車内)
窓の方向に傾けられます。 -
余目駅
羽越線に乗り換えるのですが、時間があるので駅前をブラブラ。 -
庄内町の歓迎案内
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特急「いなほ」(余目)
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各駅停車のディーゼルカー(余目)
羽越本線のこの列車に乗ります。 -
新津~新発田~酒田を走る列車
新潟県の新発田(しばた)へ向かいます。 -
大きな瓦屋根の小波渡駅(こばとえき)
羽越本線はここから日本海が見え出します。 -
イチオシ
塩俵岩(五十川~あつみ温泉間の車窓)
俵を積んだような奇岩「塩俵岩(しおたわらいわ)」が見えます。
玄武岩脈の一塊でよく発達した層状節理とこれに直角に発達した五角形または六角形の柱状節理とが交互に交差してあたかも塩俵を積み重ねたような奇観を呈しています。 -
古代塩づくりの里(鼠ヶ関~府屋間の車窓)
このあたりは以前、海水で塩をつくり自給自足の生活をしていました。
先代のおいしい塩の再現に取り組み、現在「こだわりの塩」を精製しています。 -
府屋駅(ふやえき)
遠くに粟島(あわしま)が見えます。 -
イチオシ
笹川流れ(越後寒川~桑川間の車窓)
碧い海と白砂のコントラストが美しく、日本海の荒波の浸食によりできた奇岩などが11kmも続きます。 -
笹川流れ(越後寒川~桑川間の車窓)
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貨物が優先(桑川)
桑川駅で10分間停車し、貨物列車を先に通します。 -
新発田駅の0番線ホーム
新発田駅で白新線に乗り換え、新潟駅へ向かいます。 -
ジョイフルトレイン「きらきらうえつ」
新発田駅で列車を待つ間、綺麗な車両に出会いました。
この後、新潟から上越新幹線で東京へ帰りました。
今回の旅では、厚さの薄い「板彫仁王像」を初めて見て感動しました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ボビーさん 2017/10/14 15:21:28
- 山形へようこそ!
- かっちんさん こんにちは!
山形へようこそ!
私は、笹川の流れに海水浴の為に良く通りました。独身の頃ですよ(笑)
小波渡もその通り道だったような。
車で行ってましたので。笹川の流れの民宿に泊まったりして、楽しんだこともあります。
あそこは遊泳禁止になってますので、瀬波まで行かないと泳げないんですけどね。
内陸からだと瀬波が一番手っ取り早い遊泳場所でした。
とても懐かしいです。
それにしてもかっちんさんは、日本中回り回っていますよね。頭が下がります。
余目は、私は未開の土地です。
今回こんなものがあるんだって、びっくりしています。
また機会がありましたら山形へおいで下さいませ。
山形のいい所紹介して頂いてありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします。
ボビー
- かっちんさん からの返信 2017/10/14 16:10:52
- RE: 山形へようこそ!
- ボビーさん こんにちは。
山形にお邪魔しました。
笹川流れは綺麗なところなのに遊泳禁止とは知りませんでした。
余目の板彫仁王像は、駅からハイキングのパンフレットで珍しいものがあるなと思いました。
全国のいろんなところに行っているのですが、旅行記の作成が間に合わなくて・・・
元気なうちにフル稼働しています。
かっちん
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