おとぎの国バルト3国へ！①乗船まで3時間！ヘルシンキ・フィンランド

2017/09/08 - 2017/09/09

仕事の都合で昨年は長休が全く認められなかったのですが、今年は9月までなら夏休みが取得可能に！
でも、日ごろの仕事による精神的＆肉体的疲れがあって、行ったことのない国はたくさんあれど、なかなかココ行きたい！という元気が出ない…
そんな時に本屋さんで『バルト三国』の可愛らしい写真に出会い、町が小さそうでのんびりゆっくりと旅ができそう♪と出発2週間前に行先決定！

エストニアのタリンへはフィンランド・ヘルシンキからフェリーで、ついでに船内泊、ラトビア・リガから十字架の丘のあるシャウレイを経てカウナス、ヴィリニュスへと南下して行くことにしました。

この旅行記は、フィンランドのヘルシンキ編。
バルト三国のエストニア・タリンにヘルシンキ港からフェリーに乗船するまでの3時間で初のヘルシンキを観光しちゃおう！

【旅程】
★9/08(金) 07:10 HND 羽田－08:25 KIX 関西空港（JL221）
　　　　　 10:45 KIX 関西空港－14:55 HEL ヘルシンキ（AY078）
　　　　　 18:00 HEL ヘルシンキ－（Tallink Siljaフェリー）
　9/09(土) 08:00 タリン
【交通費＆宿泊費】
JL特典諸税　　　　　　12,960円
JL221 羽田ー関西空港　12,090円
JALマイル 　　　 　　 50,000マイル
Tallink Siljaフェリー　101ユーロ@134.426（13,577円）

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

もうすぐ期限切れのJALでヨーロッパの特典がとれる時期と場所が見つかったのが、出発2週間前。
JAL便では空席なく、有楽町のJALプラザで提携航空会社のフィンエアーを予約。
しかも関空発で羽田ー関空は特典で取れなかったので、有償で。
ただ、この時期は特典キャンペーンがなく、JAL便だと55,000マイルのところ、5,000マイルお安く予約できました。

9/08(金) 07:10 HND 羽田－08:25 KIX 関西空港（JL221）

関空到着～
関空は国内線で2Fに到着して、4Fから国際線出発だから楽だな～♪

10:45 KIX 関西空港－14:55 HEL ヘルシンキ（AY078）

初のフィンエアー！
でもこの写真はヘルシンキで撮った別の飛行機(^_^;)

さすがフィンランドの航空会社だけあって、
紙ナプキンと毛布がマリメッコ柄だった！！！

一路、ヘルシンキへ！
午前発だったので機内映画は3本も見られた^^

お昼ご飯は3色ごはん（FISH）をセレクト。

今回はロシア上空もずっと曇りで、ヘルシンキに近づいてようやく地上が見えてきた。

"森と湖の国"フィンランドと言われるように、緑が多い！

ヘルシンキ到着～♪
14:55に到着のはずが1時間早めの到着･･･( ﾟДﾟ)

バルト三国のエストニア・タリンに渡るヘルシンキからのフェリーは、16:30と18:00出発があり、30分前にチェックインが必要。
飛行機が延着の場合も考えて18:00発を予約してきたけど、16:30発でも全然行けたみたい。
ツアーだと16:30発に乗るみたいだし。

事前調査なし、ガイドブックなしの行きあたりばったりの私は、空港にあったツーリズム・インフォメーションでヘルシンキ市街のマップを頂き、2時間で観光するならココ！という観光名所を教えてもらいました！
ヘルシンキ市内の見どころはヘルシンキ中央駅付近に集中していたので、歩いて見やすそう♪

まずは電車でヘルシンキ市内へ！
バスでも行けるけど、電車の方が安いし、世界の電車に乗ってみたくて(笑)。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

ホーム上にあるこの緑の券売機で"Helsinki"と書いてある駅を押してみる。
買えた！！！

今回は乗継だけだからとヘルシンキのガイドブックを用意してなくて、フィンランド語はまったく意味不明で結構大変でした。

行先を押すと何時発の電車か指定するようになってました。
5.45ユーロ

電車の時間が指定するので指定席なのかと思ったけど、そうではなかった(^_^;)

電車の中にチケットの検札機みたいなのがありました。

途中の駅。
電車は白と紫のデザイン。

終点・ヘルシンキ中央駅に到着～♪

駅の様子。

ヘルシンキ中央駅 駅

線路がいっぱい。
ヨーロッパの中でもシンプルな駅舎とホーム。
これも北欧デザイン？

ヘルシンキ中央駅 駅

まるで教会のような暗さですが、駅の中です
扉が木製ですごく重くて、駅に入るのに扉があるのが新鮮だっただけでなく、次の人のためにドアを開けておくというマナーが浸透していて感動でした！

ヘルシンキ中央駅 駅

駅の地下のコインロッカーにスーツケースを預けて身軽に観光。
駅前にトラム。
後でここからトラムに乗って港まで行きます！

ヘルシンキ中央駅外観。

ヘルシンキ中央駅 駅

ユーゲントシュティール的な建築デザイン。

ヘルシンキ中央駅 駅

アテネウム美術館

テオドル・ホイエル（Theodor H?・ijer）の設計により1887年に完成した美術館。
フィンランド・ナショナル・ギャラリーの一部で、1750年代の作品から1950年代に活動を開始した作家の作品まで、20,000点以上に及ぶフィンランド最大のコレクションを収蔵しています。

アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ALVAR AALTOと書かれた垂れ幕が下がっていました。
時間があったら入りたかったなぁ～

アテネウム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

Mikonkatu通り

空港のツーリスト・インフォメーションでもらったヘルシンキの地図をもとに、まずは歩いて大聖堂へ向かいます。

Aleksanterinkatu通り

大聖堂　と　元老院広場☆

元老院広場 広場・公園

白亜の大聖堂

正面の柱はギリシャ神殿ぽいけどドームはロシアっぽい…と思ったら、
1812年にロシアによって首都がヘルシンキに移された後に建設が始まり、1852年に完成した、ということで、やはりお隣ロシアが絡んでいました。
青空だったら、より白が映えただろうなぁ。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

元老院広場のロシアの皇帝アレクサンダー2世の像

元老院広場 広場・公園

大聖堂

意外とシンプルな内装です。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

正面のキリスト昇天の祭壇画

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

パイプオルガン

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

ヘルシンキ大聖堂からの眺め。
建物の向こうに大きなフェリーが見える！
さぁ、フィンランド湾の港まで行ってみよう♪

あ、右の緑の洋服の人、空港電車で一緒の車両だった人だ！！

Etela・sataman kauppatori（エテラサタマン・カウッパトリ／エテラ港のマーケット広場）

歩いて、エテラ港の「マーケット広場」に来ました！
ベリー系の果物が豊富
ハトさんがブルーベリーを盗み食いしようとしています 笑。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

この黄色いのは、日本では見ることないキノコ。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

お野菜はひとつひとつが大きめ。
日本ではなかなか見られない市場の光景。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

マーケット広場の港。
スオメンリンナ島の乗船場。
奥には白いフェリーが見えました！

スオメンリンナ島行きフェリー乗り場 船系

空港のツーリスト・インフォメーションでも、お腹がすいているなら港の屋台がオススメ☆と言われました！
屋台だけど、10ユーロの価格はさすがの北欧価格･･･

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

カラフルなテーブルとイスが可愛らしい☆

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

ツーリスト・インフォメーション・オフィスのあるヘルシンキの目抜き通り、Pohioisesplanaui通り。

イッタラ ストア (エスプラナーディ店)　 その他の店舗

iittala（イッタラ）とか
（ひろーーーい！！！）

イッタラ ストア (エスプラナーディ店)　 その他の店舗

Marimekko（マリメッコ）とか

窓ガラスアートのマリメッコ柄がかわいい♪
日本人が大好きなブランドが並んでる！

マリメッコ (エスプラナーディ店) 専門店

途中、エスプラナーディ公園（Esplanadi）をお散歩しながら、ヨーロッパらしいクラシックな街並みを眺めていると

エスプラナーディ公園 広場・公園

ホテル カンプ（Hotel Kamp）

ステキな建物です☆

それでは一番興味のあった、アカデミア書店（Akateeminen Kirjakauppa）へ。

20世紀を代表するモダニズム建築家アルヴァ・アアルト（Alvar Aalto）が、1969年に設計した書店☆

アカデミア書店 専門店

正面入口のドアに、波のようなデザインのハンドル！

斬新な店内ディスプレイ☆

店内は白い大理石の壁で覆われた、回廊式、三層吹き抜けの開放的な空間。
本を開いたようなユニークな形をした天窓から自然光が取り入れられる設計となっています。

カフェ・アアルト（Cafe Aalto）
ここにアアルト設計ののカフェがあるということで楽しみにしてたんですが、奥まってた所にあったのが想像と違い、また写真もとりづらく、こーんな遠くからの一枚(-_-;)

でも、大理石のテーブルやブラックのレザーチェア、ゴールドのペンダントライトもすべてアアルトのデザインだったらしく、今となってはなぜ入らなかったのか？！と…

アカデミア書店 専門店

続いてお隣のデパート、STOCKMAN(ストックマン)へ♪
ムーミンのお土産を探したかったんですが、いいのが見つからなかったよ～(T-T)

でも、バラまき土産のFazerのチョコEUR0.65を大量買い(^-^)

ストックマン 百貨店・デパート

それから今晩フェリーで食べる晩ご飯にキッシュと野菜炒めを買いました。

EUR4.5 + EUR5.5 = EUR10

ストックマン 百貨店・デパート

その後、ヘルシンキ中央駅に戻ってスーツケースをpick up。

今回は事前リサーチ不足だったけどフィンランドにはまた来たいので、次回はAARTのデザインや「かもめ食堂」の映画ロケ地とか調べてから来たいと思います！

ヘルシンキ中央駅 駅

空港のツーリスト・インフォメーションで、駅前から"6T"か"17"のトラムがタリンク・シリヤラインの船着き場行きと教えてもらっていました。

駅前から6Tのトラムに乗ります。（この写真は船着場）
大人片道：EUR3.2

港前に到着！
スーツケース引いてる人が結構いるので、一緒に下ります。

タリンクシリヤライン 船系

港の建物に入ってみんなに付いて2階に進み、発券機みたいな機械に入力したら、こんなカードが出てきた！
これが乗船券 兼 部屋のキーです。

タリンクシリヤライン 船系

そのまま入口でバーコード・チェックして乗船すると、そこは船の7F！
そして私の部屋は最下階の2階。。。
高い部屋が高層階なんだろうなぁ…

では、エレベーターで2Fにまで下りてお部屋へ！

シングルルームというのはなくて、ツインです。
私はシングルユースだからいいけど、2人でこの部屋ではスーツケースが広げられない！

ドア側。
入ってすぐにオープン・クローゼットと備え付けとの机と椅子と鏡(ドレッサー)。

入ってすぐ左に洗面、トイレ、シャワーブース。

段差がないので、すぐに洗面室が水浸しになるという・・・(-_-;)
今日は思い切りシャワーしたかったので欲求不満でした。

エレベーターで船の屋上デッキへ！

面白かったのは、隣の港に入船した船から、大量の車が吐き出されているような光景！！！

タリンクシリヤライン 船系

ボー～ボボ～～
出港でーす♪

タリンクシリヤライン 船系

船上からの夕焼けを楽しみにしてたんですが、厚い雲に覆われ、願いむなしく…
後で知ったのですが、8～9月は曇りか雨が多かったのですね。
やはり北欧は初夏に限ります。

さて19時からというスーパーマーケットにGO！
他にムーミングッズなどのお土産屋さんも。

船内で買うと免税なので、みんなお酒なんかを大量に買っています。
わざわざフェリーで往復しても安いってことでしょうか。

こちら船内はカフェ。
左のカウンターで購入して、右側で外を眺めながらくつろぎます。

計り売りのレストランもありました。
ここで食べてもよかったなー
全然、混んでないし。

私はストックマンで買って来ちゃったので、お部屋でお夕食。
部屋に窓がないのはツライなぁ。

船内スーパーでこちらを購入。
フィンランドのKarl FazerとエストニアのKelviのチョコレート対決！！ ！
結局、タリンに着いてスーパーマーケット行く余裕のなかったので、ここで買っておいて良かったです。

Kelviのワッフルチョコ：EUR2.2
Fazerのミルクチョコ ：EUR5.9

スケルトン・エレベーターからの眺め。

真夜中の7階。
スタッフが常駐のインフォメーションがあります。
船内でコンサートがある時もあるようです。

船は22時にタリンに到着、船内泊しない人はこの時下船してしまうので、その後は静まり返ってました。

明け方。
タリン港が見えます。

タリンク シリヤ ライン 船系

宿泊客は8:00～12:00までがチェックアウト・タイム。
といっても、ただ下船するだけ。
ヘルシンキでは7Fから乗船しましたが、タリンでは5Fから下船します！

タリンク シリヤ ライン 船系