南インドへ行こう！(1)　インド入国とバンガロール編

2017/09/23 - 2017/09/30

６月のある日。

東京は世田谷の「カルパシ」という、完全予約制の　メニュー週替わりレストランで
世界一周経験済みの友人Nと、私は　南インドのミールスを食べていた。

いつからか、話は　夏休み、インド行こうか。ということに。

私もNも、北インド　いわゆるゴールデンルートと　他１都市ずつは　訪問済み。

紅茶の勉強をかじっている私は
ダージリンに行くのが　
かねてからの　夢。

しかし、2017年のダージリンの情勢は　知っての通り危なく　
旅行どころではなさそう。

アッサム地方なんて　どう考えても旅行しづらい。

そしていつの間にか
南にしようか　という話に。

さぁそこから　デリーまでマイレージで飛行機を取ったはいいが

一口に「南」と言っても　
広い！　広すぎるよインド！！

大好きなボリウッドのお膝元ムンバイや

かねてから　悪名高い？　ゴアや

旅行者に　人気の　ハンピ

チェンナイから南には　聞いたことのある地名がいっぱい　きっと遺跡系

最南端の　カンニャークマリ　等々


何度か投げ出しそうになりつつも
4Travelの先輩方の　旅行記を読み漁り　質問もし

おかげさまで、6泊８日、以下の旅程を組みました。

旅行代理店さんにも問い合わせはしましたが
結局　飛行機　ホテル　列車　バス　観光
ぜーんぶ、ネット手配　＋　現地手配で　うまくいきました。

女子２人旅。　そこそこの快適さを重視し、ホテルに泊まる無理しない旅。
それだけ、南は　安全で、人が良く、快適な旅でした。

9/23 成田からデリーへ　国内線乗り継ぎ　バンガロールへ　バンガロール泊
9/24 鉄道でマイソールへ　マイソール泊
9/25 バスでウーティへ　ウーティ泊
9/26 ニルギリ山岳鉄道でメタップアラヤンへ　バスにてコインバトールへ　コインバトール泊
9/27 鉄道でエルナクラムへ　コチ泊
9/28 Vaikomへクルーズへ　コチ泊
9/29 コチ空港より国内線　デリーに立ち寄り　帰国便へ
9/30 成田着

ちなみに表紙の写真は　日本人のシェフが作ったカルパシのミールスですので悪しからず。

エリア バンガロール(インド)

成田へのアクセスも
数年前と比べて選択肢が多く　とっても便利になりましたよね。

ネット予約で1000円、快適なバスで1時間15分。

旅好きの方のアドバイスで
旅行の特典が多い　クレジットカードをつい最近、作りました。

ラウンジって
ちょっと友人を待つ間にも
新聞を読みながら　スマホの充電ができる
便利ね。
もっと前から　作っておけばよかった。

成田空港第1ターミナル 空港

ここで旅のお供を紹介

フォートラベルでSIMカードについて質問したら
教えていただいたのが　こちらの８日間有効　州またぎOKのSIM
アマゾンで1400円ほどでした。

インドの現地SIMが
ややこしいのは周知の事実

結果、このSIM　大活躍でした！！

毎日のように移動しましたが
ちょいちょい繋がりにくいことはあれど
基本的には　全ての州で　自動的に電波を拾ってくれました。

本当に、感謝です。

今回、インド旅行に当たって購入したのもこちら。

Solo Tourist の３ウェイキャリーバック

機内持ち込みオッケー
容量バッチリ
転がす、背負う、手に持つ。

結果、リキシャも乗っけてくれるスペースあるし
道が悪いところや階段くらい　ヒョイっと持てるので

背負ったのは本当、１度くらいで
インドでコロコロ引いてました。

おかげで肩こりも腰痛めもなし～(^^)

それでは、出発！
JALさんの機体
綺麗すぎる
トイレにウォシュレットあるし！

機内食のレベル
高すぎ！

野菜がフレッシュ！

軽食も
レベル高いわー

さて着きました　デリー！

このカートは
パノラマで撮りたいくらい
なーーーーがく連なって押してたから
なんだかおかしくて、撮った。

入国審査も　スムーズ　

VISAは、東京の大使館に郵送でお願いして
申請してから３日くらいで受け取ることができました。
私は８月中に出し、郵送料含めて事前に電話で「2500円」と確認したが

９月３日に申請した相方は
「９月から150円値上げしたから、追加で送れ」とメールで指示されたらしい。

もちろんWEBページとかは更新されていなかったから
みなさん、ネット情報だけではなく確認されることをお勧めします。

インディラ ガンディー国際空港 (DEL) 空港

国内線乗り継ぎだけど
一旦　外に出ます。

ATMのキャッシングに戸惑ったのち
出発エリアに行こうとすると

きたーー
インド名物
「一緒に写真撮ってください」攻撃
しかもみんな、セルフィー好きーーー

大体、女性に頼まれることが多いけどね。

ま、これも旅の思い出。

今回、国内線はVistara航空を予約しました。

ターミナルは同じながら
セキュリティの厳しいインドの空港ですので

乗り継ぎは余裕を持って。

ヨガのオブジェかー

Vistaraは　インドの大財閥TATAと　シンガポール資本の
運行開始　２年半ほどの新しい会社。

なんと JALと提携しており、
全く違うところから予約したのに
成田で航空券を発券してもらえました。

2時間半のフライト、機内食はベジタリアンかノンベジか、選べます。
私はベジ。豆のカレー、ほぼグリーンピースのゆで物。
でも、なかなか美味しい。

着いた！
ベンガルール
バンガロール
もう夜の23時半

心なしか
到着客は　知的な装いの、若者が多かった。
ITの本場！？

ケンペゴウダ国際空港 (ベンガルール国際空港) (BLR) 空港

ここはさすがに
バスなどと冒険はせず
タクシー乗り場へ。

タクシー乗り場で
係りの人が
こんなの配ってます。

女性の１人旅でも、安心カード。

ま、正確には
持っていたのを
「それ何？何なの？ちょうだい！」と言ってもらったのだけど。

なるほど。

いや、私たちのドライバーのおじいさまは
トッッッても「良い人」がにじみ出る
安心の方だったんですよ。

ただ

You have the right to ask the driver to drive carefully.

いや、もちろん安全にホテルへと　たどり着いたのですよ。
トッッッても、迅速に、ね（失笑）

まーご存知
インドのドライバーは　飛ばす　飛ばす
すきあらば　抜かす　抜かす

私の相方Nは　背も体も小さい子なので
シートベルトが埋め込まれて実質使えなかったタクシーでは

それはもう前後左右に　車の中で転がっておりました。

夜なので　写真はないですが
「ガーデンシティ」の名の通り
「なんだこりゃ！？きれいだぞ！？緑が整然と植えられているぞ！？牛、いないし道路も真直ぐ！？」

バンガロールに期待が高まります。

さて。夜中に着いて
鉄道の駅にも近く
そこそこのビジネスホテル的な場所にチェックイン

眠いはずだけど
まだ日本時間の体は　朝早く目が覚める

フォーチュン パーク JP セレスティアル ホテル

とりあえず
ホテルの前の道へ

最初に見つけた

出勤途中の人で賑わう場所に
朝ごはんの匂いを嗅ぎつける

この時点でも
バンガロールの街は　綺麗だ。と感動（インド基準）

「南はコーヒーの方が人気だ」
と聞いていた。

確かに、コーヒーの方が売れている感じ。

でも、チャイお願いしますー

うまい！！

良いチャイは、見た目から美味しい(^^)

朝から幸せな気分に。
15 ルピー

相方が
周りのおじさん達から情報を収集して
ゲットしてきたのは　イドリーとワダ
うん、優しい味。
40ルピー

腹ごしらえの後

今回、バンガロールは本当に通り過ぎるだけなので

パレスも　リーラも　植物園も　見に行けないけど

朝の散歩

この歩道橋は
工事中なのか
完成しているのか

わー
派手！
これは　もしや

映画館ですね(^^)

最大の娯楽。

ボリウッドだけじゃないインド映画。

カルナータカ州にはカンナダの
タミルナードゥ州にはタミルの
ケーララ州にはマラヤラムの映画が、あります。

あ、服見たいー

早速
ワンピ的なものを　２人とも購入
750ルピーと言われて
500で買った。多分、時間があればもう少し下がったな。

で、インドの好きなところ
テイラーが町中にいて　ソッコーお直ししてくれる。

彼はこの道２３年　
友達になれるタイプでしたw

歩いていたら気になった
玉ねぎ？ニンニク？

確かに、インド料理には欠かせない。

一旦ホテルに戻って支度して

11:00の列車に乗るというのに
気づけばもう10:40

リキシャマンとの交渉もそこそこに
駅まで急いでもらう

余談ですが
インド人は　基本的にリキシャのことを
「オート」と呼びますね。
確かに、口に出すと　オートの方が言いやすい。
でも書くときは　リキシャの方が　日本人には馴染みがあるんですねぇ。

着いた　ベンガルールシティ駅
こういう時
自慢の視力は　即座に標的をキャッチ！

15分遅れてる。
日本人らしかぬギリギリに来てしまったので
今日ばかりはよかった。

インドの鉄道駅に
改札などはありません。

事前にネット予約した　自分の列車の番号とプラットフォームを探して
次に自分の車両を探し　最後に席を見つけなければいけません。

もちろん、自分のシートに赤の他人が座っているのもデフォルトです。
なお、それを指摘するとほぼほぼ「ok,あなたが誰かを見つけて席を交換すればいいわ」と言われます。

でも今日は、昼行便のAC椅子席、たった2時間のジャーニー。
そんなことは起きないはず。
Clear Tripで事前に予約した e-ticketも印刷した。

↑のサイトとリンクする、IRCTCのアカウントアクティベートの遅れに
１週間毎日ムンバイのカスタマーサービスに電話した苦労も報われる時が来たわ！

っていうかクリアトリップのスマホアプリは、かなりレベルが高い。
なんとapple walletにまでパスが入る。

無事にホームに着き
一緒の車両に乗る人も見つけ
今か今かと　列車を待つ

きたー
Shatabdi Express !!

どうやら総入れ替えらしい

無事に着席。
AC CC - つまり冷房付きの椅子席クラス

もう１つ上、エグゼクティブってのがあるようです。
2時間で、ここは十分。
１人約580円です。

早速　可愛い坊やがこちらに興味津々

私たちの席は
進行方向に向かう向きの最後の席
つまり、テーブルを挟んだお見合い席のような
車両の真ん中でした。

当然、テーブルの紳士とその隣席の家族との交流が生まれました
上品で綺麗な英語を話すご家族、豊かな方達なんだと見て取れました。

わーい

半分期待してたけど
やっぱり出た、車内食(^^)

しかも、美味しかったぜビリヤニ！
私、またベジにしました。
1リットルくらいの　水も付いてきます。

列車は
決して速い速度にはならず

それでも　進みます。

南国の雰囲気が　出てきました。

そうそう、さすがに高地のバンガロールは
日差しが暑くとも　過ごしやすい気候でした。

着きました　マイソール！！

15分遅れの11:15出発で
到着は、確か13:30頃だったので
まずまずではないでしょうか。

とりあえず、バンガロール編、終わり。

この旅行記へのコメント （1）

• クラッツさん 2019/01/30 09:51:04

  同じ電車に乗りました。

  2019年1月28日に同じ電車に乗りました。シートはゆったりで快適な電車でした。前日にチェンナイからバンガロール移動でバンガロールエクスプレスを使いましたが安いだけあって狭くて混雑してました。２月10日まで南インドまわりますのでこれから旅行記精読いたします。クラッツ