養老日帰り旅行(その2)

2017/09/11 - 2017/09/11

大学時代の友人と岐阜の養老に遊びに行きました。
行程は、行基寺→魚仲(昼食)→養老ランド→瓢箪会館
ちなみに、メジャーな観光地である養老の滝や、養老天命反転地には行きませんのであしからず…。

エリア 養老(岐阜)

午後は養老ランドへ。この養老ランドは、いわゆる「珍スポット」として有名なようだ。前もってネットで得た情報では、昭和レトロな雰囲気と、寂れた雰囲気、独特な世界観と一筋縄ではいかない佇まいを楽しみにしていたのだ。

…実は、昼食の鰻を食べる前にも、
私「鰻で精力付けてから養老ランドに挑まないとね」
友「精力付けていかないと、ランドにやられるからな」
私「万全の体制でランドに挑まないと」
友「こちらが本気でランドに挑むのだから、ランド側にも本気を出して欲しい」
…と、この気合いのはいりようなのだった。

10円を入れると動く馬と新幹線。残念ながら、私達は年齢オーバーで乗れなかった。

遊園地の園内に突如として現れる灯篭、そして神社。
お賽銭を11円を入れた。

敷地の片隅に鹿が2匹いた。じっと見つめてくる。餌をもらえると期待しているのだろう。鹿からのプレッシャーに負けた友人は、柵の横の自販機で100円の餌を買った。

ふれあい動物園。
入場料は1人200円だった。
動物園にはたくさんの犬と、その奥には兎、アヒル、亀、孔雀、ポニーと山羊がいた。
大型犬のいる柵には入れなかったが、小型犬とは触れ合いを楽しむことができた。

思いの外フレンドリーに近付いてきてくれて、触らせてくれて感動した。

中にはお腹を見せて寝転がり、友人に撫でられながら寝てしまった犬も。

可愛かった！メロメロになった私達は、かなり長い時間、犬達に遊んでもらった。

ヤギ

ウサギ

孔雀。羽根を広げた姿を見たかったので、柵の周りでアピールをした。残念ながら無反応だった。きっと雌だと認識されていないのだろう。

ゴーカートに乗ったり、レトロなゲームセンターコーナーで遊んだり(懐かしの「ワニワニパニック」に一人一回ずつ挑戦した)、ブランコ型のグルグル回るアトラクションに乗った。
友人はこのブランコ型のアトラクションが合わなかったようで、すっかり酔ってぐったりしていた。

最後に、入り口付近のメリーゴーランドの前で写真を撮ってもらった。室内の照明と、メリーゴーランドの浮かれたライトがなんともちぐはぐで、その前に立っている私達も、なんとなくコラージュ写真で貼り付けたような不自然さ。
なんとも良い写真が撮れた。

その後、車でひょうたん会館(養老瓢箪博物館)へ。養老といえば、滝の水が酒に変わったという養老伝説が有名な土地なので、ひょうたんがシンボルマークのようになっている。
17時ごろに着いたのだが、1階の売店の方曰く、16時ごろまで出かけていて施設を閉めていたとのこと。なんとも自由な営業形態だ。2階が展示コーナーになっていて、無料で入場することができた。

2階が展示コーナーになっていて、無料で入場することができた。
中には、所狭しと大量の瓢箪が…ガラスの展示コーナーには、瓢箪を植えるところから加工するまでのジオラマが順を追って展示されていた。手作りのイラストになんとも味がある。

全国愛瓢家…あいびょうかと読むのだろうか…瓢箪愛好家がいるとは知らなかった。世界は広い。

庭にも大きな瓢箪の像が。
館内を見ていると、遠くから町内放送が聞こえてきた。なんともノスタルジーな気分だ。

「みつばちの郷」で蜂蜜ソフトクリームを食べる。ソフトクリームには蜂蜜が練り込まれていて、ほんのり蜂蜜の味がするのだが、さらにその上に、何種類もの蜂蜜をかけて食べることができる。思ったよりも香りや味の違いがはっきりあって面白かった。

夕食は養老の焼肉街道にある「山びこ」へ。(本当は「藤太」という店に行きたかったのだが、そこはちょうど休みだった。)私達はレバーやハツが好きなので、真っ先にそれらを注文した。美味しかった！名古屋で食べるものよりぶ厚くて美味しいのに安い。
肉が焼ける間、友人は、「会社の飲み会で好物のハツを注文したら、上司に『ハツを食べたがる女性なんて初めて見た』と揶揄された」エピソードをぷりぷり怒りながら教えてくれた。好きなものを好きなように食べてるだけでそんな事を言われてしまうなら、若い女というのも損な立場なように思う。

友人の家が焼肉屋から近かったので、少しお邪魔することに。訪問のお目当は、友人の家で飼っている猫！とても美人で大人しくて可愛らしい。猫にも遊んでいただき、満足で帰路についた。
万人受けするスポットではないため、勧められる人は選ぶものの、養老はとても楽しい場所だった。