2017/07/23 - 2017/07/23
9位(同エリア31件中)
いぶれすさん
ローヌ谷の南側には、アルプス主脈の高峰が眺められ、ハイカーでも登頂できる低山が散在しており、これまでに、その幾つかを歩いてきました。
しかし、殆どの場合、一座をやるのが普通で、アルプス主脈に向かっての稜線歩きできるコースは、限られています。
唯一、シオンの南、ヴェゾナ(Veysonnaz)からケーブルで達するティヨン(Thyon)から南に伸びる易しい稜線歩きだけ2008年に経験しています。
この時は、天候に恵まれました。
http://4travel.jp/travelogue/10411297
今年の滞在中、クレ・デュ・ミディからロック・ドルジバル(後日紹介)、
及びこの日歩いたダン・ドゥ・ナンダからプラン・デュ・フーまでが加わりました。2008年のコースとナンダ谷を挟んで隣の稜線になります。
このコースは、ハイキング初日の候補地の一つとしていたように、軽いものと思っていましたが、実際に歩いてみると、意外にも手を使うケースが何回かあり、足慣らしをした後で良かったと感じました。
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アクセスは、シオンからバスでオート・ナンダ(Haute Nendaz)へ、目の前のケーブル駅からトラクエ(Tracouet)へ。
稜線の南端、プラン・ドュ・フからは少し歩いて下るものと思っていましたが、リフトは、稜線まで延びていました。全体のコースタイムは、2時間程度です。 -
トラクエの駅に着いてみるとこのような民族衣装の人々がいて驚きました。
その中の年配の方に話しかけたところ全員がイタリア人で、衣装はオート・サヴォアのものだと言っていました。
後で調べると、アルプホルンのコンテストをメインとする年中行事のようでした。
写真
https://www.nendazcordesalpes.ch/fr/photos/2017
プログラム
https://www.nendazcordesalpes.ch/fr/programme-2016 -
アルプホルンの大合奏。
四角形の三辺を取り囲んでいます。 -
まず、水辺に向かって数分南に下るとこの標識があります。山頂まで50分です。
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湖畔から観衆を加えて。
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湖畔からダン・ドゥ・ナンダの眺め。トレールも良く見通せます。
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湖の対岸出たところでトラクエのフェスティバルの眺めて。
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歩き始めて直ぐの西側の眺め。右端のピーク、ピエール・アヴォアが目立っています。
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半分ほど登ったところで、トラクエを見下ろして。
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地図上では、稜線に沿って直線的に頂上へ達するトレイルもあるようですが、標識、踏跡ともに右に迂回しています。私も標識通りに歩きました。
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西側の眺め。右端のピークは、ピエールアヴォア。
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これから歩く稜線を見上げて。
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頂上へは標識通り約50分でした。
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頂上からのトラクエ。
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頂上からの西側の景観。
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手前が、これから歩く稜線。中ほどにある小さなピーク、ポワント・ドゥ・バラヴォー(Pointe de Balavaux)へも稜線を忠実に辿ります。
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頂上から数十メートル東に移動すると東の景観が良くなります。
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ここからパノラマ写真を幾つか撮ってみました。
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東側。
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西側
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頂上を振り返って。
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トラクエからのトレイル。ここを往復するハイカーが、大半でした。
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表紙とした稜線から南側の景観。
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南側のもう少し東寄り。左奥には、クルザ湖が見えています。
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雲は低くローヌ谷にも広がっています。
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ポワント・ドゥ・バラヴォーのすぐ近くまで来ました。
頂上へのトレイルが見通せます。 -
この頂上に達しました。ここから続く南側のトレイル
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この狭い頂上を数メートル下った場所で昼食としました。
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2008年に歩いたのは、この稜線の左部分です。
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そのズーム。奥の稜線が消えているピークが、モン・ロエレでその手前まで歩いたことになります。
地図では、もう一つ先のピーク、グレポン・ブラン(Greppon Blanc)まで延ばしてコンバツリーヌ(Combatzeline)のリフト駅まで下れるようです。 -
モンブラン山群も少し見えてきました。
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岩に咲くキオンの仲間
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ポワント・ドゥ・バラヴォーを振り返って。 この辺りは稜線の少し西側を歩きます。
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ガレ場。足元はしっかりしています。
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バッソ・ダルー(Basso d'Alou)という峠です。
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この岩峰は、巻きません。
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手を使いました。
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この岩も直接登ります。左側の建造物は何でしょうか。
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このように、直ぐ近くを通りましたが、分かりませんでした。
人工雪では、無いと思いますが。 -
終盤になってようやく雲が減ってきました。
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北側も同様です。
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左奥にはダン・デュ・ミディが見えます。
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同じく北の稜線。中央の尖った山はプチ・ミュヴランです。
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終点の台地、Plan du Fou、変な名前です。近くに茶店は見当たらず、リフトでシヴィエ(Siviez)まで下りました。
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バスの時間までこの景色と共に過ごしました。
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