燕岳 女子の憧れ燕山荘

2017/09/15 - 2017/09/16

生憎の台風、燕岳から大天井岳・常念岳を経由し上高地に下るルートを変更し、燕岳を楽しむピストンコースに行ってきました。
ピストンだと若干道は単調になりますが、景色も良く、女性にも登りやすく、何よりも女性人気No. 1の燕山荘は快適そのものでした。
空は高く、ナナカマドは紅葉し、秋の訪れを感じさせる山行となりました。

エリア 上高地(長野)

出発は竹橋の毎日新聞社前
毎日アルペン号をはじめて利用します。すぐそばのファミマにはカウンターがあったので、出発前に1人で宴会をしました

ロビーで点呼を取ります
済み次第バスへ乗り込みます

2回ほど休憩を挟み明け方中房温泉へ
降りた途端硫黄の匂いが…！

朝ごはんを食べ、準備体操をしてから出発します
5時半すぎくらいでした

最初から割と急登です、登り初めは休み休み行きましょう

第一ベンチのあとは笹薮が多くなります
野生のブルーベリーなどもなっていました

第二ベンチ
登山道は整備されていて、ちょうど疲れた頃に休憩ポイントがありました

テーマパークのアトラクションみたいな、なんとなく自然じゃなくて人工物っぽい見た目

平坦な道はほぼなく疲れはしますが、それでも整備されていて登りやすいと感じました

合戦小屋に到着しました
中国の団体の方がたくさん休憩していました。燕岳は人気があるんですね

スイカを食べました
一切れ800円なり
ちょっと高いと思いきや、食べてみるとものすごいボリュームでした
甘くて冷たくて美味しかったです。水分補給にもいいかも
切り分けてもらえるみたいなので何人かで行った人は分けてもらうのもいいかも…私は夢のある食べ方がしたかったのでそのまま1人でかぶりついてムシャムシャ食べました。

ナナカマドが微妙に紅葉しています

紅葉と青い空

合戦小屋を後にし少し登ると槍ヶ岳！
私、実はこんなにすぐ近くで見るのがはじめてで、見た感想というと、ディズニーランドの某山系ジェットコースターアトラクションみたい…でした
周りの風景から浮いたその容貌が現実離れして見えて、アトラクションに見えるような…そんな感想でした。
来年あたりに是非チャレンジしてみたいです

山と高原地図によると、合戦尾根からの登りは北アルプス三大急登と言われているらしいですが、登った感想として「どこが？」でした
白い砂と砂利の道で、超緩やかで階段もあるし登りやすかったです。むしろ合戦小屋の手前までの方が森の中のキツイ登りって感じで展望もなく土っけのある道でつらかったです

小屋も頂上らしきものも見えます

テント場が見えたらもうすぐ上が燕山荘です
どれがどれだかわかりませんが、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳らへんの山域が一望できます

燕山荘です
先に受付を済まし、乾燥室に不要な荷物を置いて、燕岳に向かいます

イルカ岩です
すごくイルカに似ています
なんとか岩という名称は全国各地にあると思いますがその中でも屈指の再現度だと思いました

稜線を歩き燕岳山頂を目指します

メガネ岩
穴が２つ空いているからメガネ岩なんでしょうね
イルカ岩と比べてしまうとこちらの再現度は今ひとつですね

2763メートル
燕岳山頂に着きました
山頂はかなり狭いので長居するのは向きません
その先の北燕岳2455メートルには誰も行っていなかったので、景色を独り占めしたいならそちらに行くといいと思いました

宿に戻ると12時前ですが部屋の掃除が終わっていたようで、案内してもらえました

きちんとカーテンで一部屋ずつ仕切られていて、プライバシーが保たれています

かつ、内部は秘密基地のような浪漫ある造りになっており、二階部分に泊まることになると、いちいちハシゴを使わなくてはならず、嫌が応にもテンションが上がります
布団もふかふかで、敷布団、掛け布団？、毛布がありとても清潔でした

一階のエントランスには様々なグッズが売っており、Tシャツだけでこのラインナップ

バンダナやタオル、バッジや鈴などたくさんのグッズが置いてあります

Tシャツもデザインが凝っていて、可愛かったです

お腹が空いたので食堂で天ぷらうどん800円を食べました
カレーが美味しそうだったので、次はカレーにしようかな

可愛いケーキもたくさん！女子に人気なわけだ…

山小屋とは思えないラインナップ

お昼ご飯を食べて、昼寝をして、外に出て地図を眺めて、晩御飯の時間は17:15でした、早めに来て食堂前に並びます。
食堂はかんな感じ

ご飯もすっごく美味しかったです
肉も魚も杏仁豆腐も…山小屋とは思えないクオリティでした

食事を終え夕暮れの山を見に外へ
その間食堂ではオーナーの登山解説とアルプホルンの演奏があったらしくて…
知らずに先に飛び出してしまったことに後悔…

19時には就寝し、翌日の朝食は5:00と5:45の2回でした
こちらは時間指定ではなく早い者勝ちなので一回目でご飯食べたい方は早めに食堂前に並びましょう
朝ごはんも美味しかったです

下も上も曇り…私たちがいる空間にだけ雲がなくて、変な感じです

夜明けの窓とステンドグラスのランプ
細部までオシャレだ…
朝食を食べた後、天気が悪くなる予報だったのですぐに宿を後にしました
燕山荘さん、とっても楽しい宿でした、お世話になりました

帰りは来た道を下るだけで、2時間ほどで着きました
早すぎて外来入浴も始発の穂高行きバスもなかった

バスを待って穂高駅へ
数年前に観光で降り立ち、近くの某カフェに衝撃を受けたのが印象深い穂高ですが、あのときは登山が好きになるとも、また穂高に行くことになるとも、思ってもいなかったな…
数年前の青春18きっぷ長野ひとり旅の旅行記、良ければ見てみてください

穂高から松本へ電車で移動し、高速バスの松本から新宿行きを予約しました
松本駅でお土産を買い、スタバで長野限定のカードをゲットしました
ついでに新作のほうじ茶フラペチーノも

松本駅のニューデイズ(大きい)で買った長野限定ビールと、信州のセブンイレブン限定の山賊焼で、1人宴会をしました。

燕山荘は女性人気も納得の綺麗で快適な山小屋でした
山小屋であることのストレスを全く感じませんでした、道迷いの心配もほぼ無く、それほどキツくもなかったので、女性の1人登山にもオススメだと思いました。実際1人で来られている女性も多かったです。
体力ある方は大天井岳や常念岳まで行かれるのでしょうね、台風のためあえなく撤退となりましたが、私も来年こそはリベンジしたいと思いました

この旅行記へのコメント （1）

• taka912さん 2017/10/30 08:59:38

  なんかわかる～～(大笑)

  はじめまして～
  
  ・・・俺、行ったことないんすけど、同じ感想でしょうね～
  
  ・・・爆笑させて頂きました～ヾ(*´∀｀*)ﾉ