台風に翻弄された岡山、倉敷への旅　倉敷から直島そして大阪へ　ラ・マルド・ボアは楽しかったが、アートに出会えなかったトホホ~な旅

2017/09/16 - 2017/09/17

今年、９月の１６、１７、１８の三連休、台風に向かって出向いた岡山の旅。
昨晩のホテルトイレ事件が尾を引き気分がすっきりしない。
朝目覚めて速攻でホテルをチェックアウト。

今宵は大阪に泊まり、明日は滋賀。
台風は確実に接近中。

本来は直島へ寄って、夜は大阪へ泊まり翌日に滋賀へ移動する予定でしたが
やはり天候には勝てませんでした。
運の悪い時は、悪いことが重なります。

直島で振られ、大阪でも降られて降られ、本当に無かったことにしたかった旅となりました。


台風に翻弄された岡山、倉敷への旅　岡山編
https://4travel.jp/travelogue/11283096

台風に翻弄された岡山、倉敷への旅　モヤモヤ気分の倉敷編
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11283221/

の続きです。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル 徒歩

ネットで朝食をいただける店を探してヒットしたのがこちらのひがし田さん。

ひがし田 グルメ・レストラン

場所は昨晩のとんかつ店かっぱのすぐそばでした。

美味しかったなあ、このお椀。
何の出汁なんだろう？
今回岡山で食べたものの中ではこの椀が一番美味でした。

朝食を食べながら脳内会議。
直島へ渡るか、まっすぐ大阪へ向かうか？

とある作家が西の横綱という寿司屋に立ち寄って大阪へ向かうことも考えましたが、
ええい！
行ってしまえ~
とおバカな脳は直島を選択。

岡山に戻り宇野へ

岡山から宇野まではラ・マルド・ボアに揺られて向かいます。
http://www.jr-odekake.net/navi/kankou/lamalledebois/

全席指定だけれど、キャンセルが出たとかで運よく乗車。

よくよく考えてみれば、運が良かったわけではなく単に台風接近でキャンセルした人が何組かいただけのこと。

やけに、外国人観光客が多かったが、キャンセルできる日本人はさっさとキャンセルしたことに、おバカな私は気づくことなく・・・・

なんだか、浮ついた列車内の雰囲気に載せられて気分はウキウキ!

ラ・マルド・ボア、車内はアートでいっぱい。

ホント、楽しかったんですよ、ラ・マルド・ボア。

車内でお酒も販売しているし、スタッフは明るく親切だし。

次回来ることがあれば、ちゃんと予約することにします。

ところが、

宇野港についた途端このありさま。

どよーん。

おまけに、

あらら~

もひとつ、

あらら~

明日から欠航！

こんな船で大丈夫か？

不安は募る。

宇野港 乗り物

悩んだ末に乗船券を購入。

暗雲垂れ込めるってまさにこのこと。

宇野港 乗り物

しかし、ここまで来たら後には引けず直島へ。

港で入手しておいた船の時刻表は、台風風で飛ばされ何処かへ行っちゃいましたがまあいいか。
何とかなるさ。

不思議なことにラ・マルド・ボア内にいっぱいいた中国人観光客は独りも居らず。
中国人はアートがお嫌いなのかな？

席の右半分が観光客欧米人

左半分が観光客ではない日本人。きっちり別れて座っているのがいとおかし。

20分ほどでだったかで直島到着。

最初に目に入ったのはなんだかわからない白い物体。

なんだあれ？

その正体は直島港ターミナルでした。

帰りの船の時間をチェック。

因みに直島港ターミナルに係員はおらず。

直島 自然・景勝地

えっ！

帰りの船は13時の次は17時まで無いの？
台風で欠航になる可能性もあるよね？
どうする？

とりあえず港周辺を散策。
草間彌生チックなバス。

乗ってみたかったが自粛。

明日は滋賀に行かなければならないので、
17時の便を利用するという冒険はさすがにできず、滞在時間1時間強で帰ることに。

港近くの神社に立ち寄り。
護王神社
http://www.d-department.com/jp/archives/sights/13301

神社の階段はクリスタル。変わってますねえ。

神社の隅でアメリカ人が固まっているので、何してんの？

って聞いたら、順番を待ってるんだって。

なんのこっちゃ？
と聞き流し、進もうとすると、日本人の若いお兄さんが出てきてこの先は有料ですと。
家プロジェクトというそうな。

せっかくだからお金を払ってアメリカ人の後ろに。

戻ってきたアメリカ人と入れ替わりに、懐中電灯を渡されて進むとこんな入口が。

マツコは入れないな、これじゃ。

壁の奥は突き当りで、右側の奥にはクリスタルの階段。

さっきの神社の階段と同じ？

なんですのこれ？

１分で終了。

私には芸術が理解できませんでした。
なんか深い意味があったんですかねえ・・・

なんだかなあ、と思いつつ船の時間が来たので、これにて直島観光終了。

思いっきり打ちのめされて、乗ってきた船に乗って港を後にするのでありました。

たぶん、またいつか来るよ！

宇野駅もアートしていますが、心が折れかけて鑑賞する元気なし。

宇野駅 駅

帰りの列車は来るときと違ってフツー。

高校生と一緒に乗り込みます。

数時間前のウキウキ気分はどこへやら。

本当に、何やってんだか。
口に出来なかった桃の代わりにせめてもの白桃チューハイを飲みながら新幹線で大阪へ。
ぐれてやる。

大阪へ。
大阪もなんだか怪しい天気。

大阪メトロ 御堂筋線 (1号線) 乗り物

ただでさえホテル部屋がとりにくい大阪。
しかも三連休。空いていたのはカプセルのみ。
これが、残念なお話につながっていくのです。

場所がなかなか分からずぬれねずみに。

カプセルホテル朝日プラザ心斎橋 宿・ホテル

しかし、カプセルホテルって何年ぶりだろう？
外国人や若い女性が多くてびっくり。

終電を逃したオッサンの宿ではなくなっているようです。

ちなみに部屋はこんな感じ。

雨の中をさんざん歩いたので、荷物をロッカーに放り込んでまずお風呂とサウナへ。
その前に、メールを確認しておくべきでしたが後の祭り。

風呂から上がり小雨になったのを確認して夜の街へ。

立ち飲み　あたりや食堂のカウンターに陣取ります。
しかし大阪の立ち飲みってレベル高いな。
アワビのステーキなんてものがメニューに。

立ち呑み あたりや食堂 なんば店 グルメ・レストラン

この時初めて気が付いたのです。
多くのメールに。

一つ目は、明日の滋賀のスケジュールが台風の影響で中止になったという連絡。

二つ目は、明後日の大阪のスケジュールが台風の影響で中止になったという連絡。

両方とも、カプセルホテルの場所がわからず雨の中を歩いているときに来ていました。

一体今宵何のために大阪のカプセルに泊まるのか・・・
やれたれ。

翌朝、おさえてあった滋賀の宿と大阪の宿をキャンセル。

やることも無いので横浜へ戻ることにします。

奈良か京都へ寄ることも考えましたが台風じゃあねえ・・・

なんばグランド花月 名所・史跡

朝ごはんは難波の松屋へ。

せめて大阪っぽい物でも食べて帰りますか。

朝ごはんは、大阪名物のかすうどん。
これ、大阪名物となっていますが、キタではまず見かけません。
牛の小腸を揚げたものが入っている大阪でもミナミエリアでしか見かけません。


“おばちゃん、(台風が来てるのに）店閉めへんの？”というどこかで聞いたことがある声に顔をあげると、目の前で吉本の村上ショージが食事中。

見事なオーラの消し方。どこからどうみてもフツーのおっさん。

一応、ベタな大阪も抑えていきますか。

台風の対応は大丈夫か？
かに道楽。

さすがの戎橋も人はまばら。

戎橋 名所・史跡

なんだ、晴れてきたじゃん、と思いながら新大阪へ。

新幹線の中から眺める滋賀も晴天でしたが、横浜に戻ると土砂降り。

最初から最後までツキに見放された旅でした。