2017 夏のフランスドライブ 1☆ ノルマンディ編

2017/08/11 - 2017/08/21

フランスの田舎が大好き！
去年の秋に旅した風景が忘れられずまた出かけてきました。
休みがここしか取れない！ということで今回はお盆休み真っ最中。
走りっぱなしだった前回の旅の反省を踏まえ、ちょっとゆとりあるプランにしてみましたが・・
緑豊かなノルマンディ地方、広がるブドウ畑や中世の村がひっそりと佇むアキテーヌ地方をのんびり味わった9日間
まずは１、２日目のノルマンディ編です♪

＜今回の旅の行程＞

1日目　Paris→Trouville (Saint-Martin-aux-Chartrains泊)
2日目　Auge村、Deauville、Pont-l'Eveque等　 (Saint-Martin-aux-Chartrains泊)
3日目　Saint-Martin-aux-Chartrains→Dinan　 (Dinan泊)
4日目　Dinan→Niort　　　　　　　　　　　　 (Niort泊)
5日目　Niort→Saint-Emilion周辺　　　　　　（Saint-Genes-de-Castillon泊)
6日目　Saint-Genes-de-Castillon→Monpazier　(Monpazier泊)
7日目　Monpazier→Monflanquin (Monflanquin泊)
8日目　Monflanquin→Bordeaux　　　　　　　　(Bordeaux泊)
9日目　Bordeaux散策→夕方Paris経由羽田へ

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜１日目＞

早朝4:30AF便でC.D.G空港へ到着
予約したレンタカーを借り6:30に出発です
今回もキャプチャー君、まだ1000kmしか走っていない新車ですって
今回はカーナビ、使いますよ

C.D.G空港を出て高速A1→N104→A15と行く予定でしたが
開通しているはずと踏んでいた空港近くのA1からN104のジャンクションが工事中、まだ出来ていなかった！
一つ先のインターを出て戻るハメに
グーグルマップでもちゃんと繋がっているとナビされていたのに～

気を取り直してA15を北東へ、一度一般道へ出ます
8:30あぁフランスの村！Charmontから旅が始まります

こんな風景が続きます
夏だというのに寒いくらい、持っている上着を重ね着です

A13途中のSAで小腹空いたし・・とお菓子をゲット
ランチはお庭の美しいお店で食べるんだ！

無事ノルマンディに到着
CambremerにあるクレープリーJardins du Paysd'Augeへ
ガーデニングが趣味の私、フランスの庭園、それも素朴なお庭は憧れです
生憎のお天気ですが晴れていればテラス席でお食事も

パニュキュラータ(ノリウツギ)が美しいクレープリーの入り口

チーズ、ハム、キノコのガレットを
アップルジュースもね
甘いクレープをデザートに。。と思ったもののこれだけでお腹いっぱいです

アナベルが見事！
うちにもあるけどほんの1株で花壇を占拠してるし^^;

ピークは過ぎているものの後ろの風景によく合います
たくさんのルリタマアザミ

紫陽花も

庭の所々に小屋がありお店の人に「入ってみて」と声を掛けられました
わっ人形か～～昔はこうやって焼いていたと
他にもワイン蔵、鍛冶屋etcと昔の様子が再現されていました

さぁお庭を楽しんだら出発です！
シードル街道を行きます

途中の国道からちょっと脇道にはいるとこんな街のはずれに
人影もなくずっと壁が続く不思議な雰囲気

気になって壁の反対側に行ってみると・・広がる野原

広場にはお花の花壇がありました

教会も

小さな街を抜けながら細い道を行くと到着
立ち並ぶ木々の間に車を停めます
縦に横に斜めに・・どこから見ても整然と並んでいるのがフランス

Chateau de Vendeuvre
ここも趣向を凝らした庭園があり、またミニチュアの博物館などもあります
素朴な庭が好きなので建物裏の庭園は・・いいかな

またCambremer近くに戻り田舎道をドライブします
ハーフティンバーの建物

大きな木が迎えてくれます

丘を上ると緑が広がります

緑の中を進むと所々に集落があります
そして必ず教会も

流れる小川の水はとてもきれい
深呼吸深呼吸～～～

早朝から動き回り少々お疲れのような
宿に入ったらガクッときそうなので下界に降りてPont-l'Evequeへ
スーパーで夕食を調達し宿に向かいます

Pont-l'Evequeから車で5分ほど、Saint-Martin-aux-Chartrainsのシャンブルドット
Par Hasard ou pasに到着です
シンプルだけどお洒落なエントランス
オーナーご家族に温かく出迎えてもらいました
ご夫婦にお子さん、お孫さんまで、いいですね♪

ゲストはこちらからも直接部屋へ行かれます
ノルマンディらしくリンゴの木が並ぶ庭
突き当りが私達の部屋になります

お部屋はモダンとナチュラルとシャビーな感じが絶妙なバランスで素敵！

窓から外を眺めていると・・
わ～雲の隙間から夕陽が射し込んできました
自然が作る一瞬の風景です
朝４時から動きっぱなしの旅行初日
この後部屋で調達した食料で夕食をとり、ゆっくり休みました

＜２日目＞

朝食は母屋で
ご主人が庭で摘んだ花を飾ってくれました
あは、フラスコにアルコールランプ＾＾

近くには有名なチーズの産地があります
左はカマンベールとポン・レベック、右は翌日出していただいたリヴァロ
どれも癖がなくて美味しかったです
なにより日本で食べるカマンベールより濃厚！　

アンティークがお好きなマダム、ブリキ使いもお上手です
どこを見ても私の好きな雰囲気♪住みたいくらい～！
赤い小屋は庭で自由に過ごしている３羽のニワトリさんのおうちね

日曜日でもあるこの日はまず Trouville-sur-Merへ
マルシェが開かれていて、川沿いのメインストリートや広場には人がいっぱい

とても駐車場には入れずTrouville-Deauville駅まで少し戻り駅脇の駐車場へ
ここもあと数台、停められてよかった～
Trouvilleまで徒歩５分くらい、問題なしです

雲行きの怪しいTrouvilleではまず観光局に行きました
サヴィニャックの絵が好きなのでまずは拝まないと・・
観光局のギャラリーに展示してあるっていってたよね
と行ってみたら・・・ない
観光局はありましたよ、ギャラリーもありました
サヴィニャックがないのです
「サヴィニャックは来年やりますよ～」って受付の女性がにこやかに
えーーーー来年って(絶句ToT)

街中をウロウロし・・
気を取り直してお昼にしようと入ったのはBrasserie Le Central
たまには有名なお店にも入ってみようかと
夫はステーキのMenu、私は朝食でかなりお腹いっぱいだったので
soupe de poissonを食べました

カモメがたくさん飛んでいて鳴き声がすごい！

ノルマンディに来たら食べにゃとデザートはtarte aux pommes
大きいです!
美味しいよ、美味しいけど・・・最後の方は苦行になっちゃうのが残念

海岸の方へと歩いてみました
お土産やさん、レストラン、洋品店・・賑やかです
建物の上にサヴィニャックだ！　

海岸は肌寒いけど人がたくさん
ここにはサヴィニャックの絵が並んでいます

魚市場の前の通りはこうやって魚が売られています
歩道にはワインを飲みながらシーフードを食べるスペースが
こじんまりとしたものを想像していましたがなんのなんの
たくさんテーブルがあって大勢の人が所狭しと歓談＆飲食中

Pont-l'Evequeでアンティーク市があり、宿のマダムにチケットをもらったので覗いてきました
テントの中にはアンティークの家具、食器、置物、絵画や生活用品が並べられていました
のんびりした雰囲気でパンをかじりながら店番する人、ワイン飲みながら商談する人・・
これも売るの？というような雑貨もあったり、雰囲気はこの前行った高幡不動のござれ市とほぼ一緒ね(笑)

Pont-l'Evequeは花の街でもありどこを見ても美しく飾られていました
ペチュニアやインパチェンスは日本と同じ
でも日本の蒸し暑さは～と自分の庭が酷いことになっているだろうと思い出す(^^;)

ドライブを続けノルマンディの街と自然を楽しみます

Pierrefitte-en-Auge　茅葺き屋根の残る小さな村です
教会裏手からの眺めも素晴らしいと在仏の方のブログで見て眺めてきましたよ♪
是非ご自分の目で堪能してください！

Blangy-le-Chateau
メインストリートはこんな感じ
少し離れたお城の周りには人がたくさんいました

昔の建物の名残？
”危険”って看板だけありましたけど(笑)

Reuxの役場と教会

この教会の前からの眺めは絶景！！
左奥の窪んでいる所はTrouville-Deauvilleの海です

役場の反対側には中が見えない大きなお屋敷がありました
犬が私達の気配に気づきワンワン吠える～～
後で調べたらReuxのお城だったようです

この後は近くの Beaumont-en-Augeを訪れましたが人、人、人・・
車を停める気にならず・・です

Auge村付近をドライブしながら今度はDeauvilleへ
( Beuvron-en-Augeも人が多そうでパスしちゃいました)
Salon de the DUPONTで一休み
Trouvilleより華やかな服装の人が多いかな

夕方ですがまだまだ賑やかです
観光地も悪くないと思わせる雰囲気の海辺の街
ルルーシュの映画『男と女』はここが舞台でしたね

ドーヴィルには競馬場があります
街中にお馬さん！

ヴィトンもノルマンディ風

Hotel Barriere Le Normandyにも大勢の人
屋根にはフクロウ？細かい彫刻がたくさんありました

海沿いの道を散策してこの時7時過ぎ
人は多いしお腹もあんまり・・ということで
途中のマクドナルドでハンバーガーを買い、宿でゆっくり食べることにしました
この日もPar Hasard ou pasに連泊です
居心地の良い宿はいいもんね♪
2日目はこれで終了、ノルマンディの港街と自然を楽しみました～！！