2017/08/03 - 2017/08/03
3位(同エリア15件中)
palさん
午前中は、バンゾック滝と、その滝を上から見渡せることにできるファットティック寺を訪れました。
絶景でした。
さて、この辺に、ングオムンガオ鍾乳洞なる洞窟があるとのことでした。
調べたところ、バンゾック滝から3kmと書いてあったり、4kmだったり、5kmだったり。正確なことはわかっていませんでした。
とても情報が少なかったのです。。。
さあ、まあ、でも、それほど遠くではないらしい。。。
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ングオムンガオ鍾乳洞
Ng??m Ngao
ん、で始まる言葉のない日本人には、とても不思議な響きです。
発音しようとすると、絶対に舌を噛みます。。。
ングオム ンガオ。。。
ベトナムでは、尻取りは無意味ですねぇ。
永遠に終わりません。。。
バンゾック滝の入り口の茶屋でビールを飲んでいました。
昼食時で何か食べたかったのですが、それらしきものがありません。
3、4人いたベトナム人のお客さんは、アイスクリームを食べたり、ジュースを飲んでいました。
茶屋の隣の国境警察署の前がバス停で、ミニバスが止まってました。
運転手は車内に不在。
発車までどこかで休憩中のようでした。
座った席からは、バスが見えません。
どきどき、ちょっと席を立って、何度もバスを確認。
時刻表もありません。何時出発なのかもわかりません。
中国ビールを飲みながら、バンゾック滝の眺めてまったり過ごしてました。
ん?
気が付くと、他のお客さんがいない。。。
ん?えーーーー。バス!!!
もう出発していました。。。。。。
だれか一言声を掛けるとか、肩でも叩いて教えてくれればいいのに。。。 -
バスの見えないところに座って、ビールを飲んで出発を待つ。
バカですねぇ。。。
さて、次のバスは、30分後か、1時間後なのか。。。?
ビールを飲み干し、道でバスが通りがかるのを待つことにしました。
と、ほどなくバスが通りがかってくれました。
ラッキー、ラッキー。
いつも、行き当たりばったりです。。。
運転手さんと、呼び込み兼料金徴収の男に、
えーと何だっけ???
そうそう
ングオムンガオ
と告げた。
Ok !
そして、ミニバス出発進行! -
ほどなく、ングオムンガオへのY字路に通りがかりました。
そして、バスは停車。この道だよ。ングオムンガオはあっちだとバスを降ろされました。
写真は今来た道、バンゾック滝方向。 -
そして、ングオムンガオはあっちだと言われた道が、この道。
バスはすぐ走り去って、ぽつり一人取り残されました。。。
でも、前に人影が見えました。
村があるようです。
ここからングオムンガオへの距離はわかりません。
まあ、そんなに遠くないはずで、数百メートルか、1kmであろう。
今度は、歩きで Go です!
トコトコ旅出発 ! -
通りがかった民家です。
レンガ造り、瓦葺でした。
現在の街で見かけるキン族(ベトナムの90%弱、京族)の家はレンガ造り。屋根は瓦はなくって平です。もっとお金ができたら、階数がどんどんと高くできる作りです。
昔ながらの家は、平屋木造の瓦葺。
これは、その中間と言ったところでしょうか。 -
別の家。
トウモロコシの芯が、てんこ盛りでした。 -
ある家の前には、石垣の小さな小さな池。
鴨が三匹。。。
君たちは、すぐに市場に売られるか、食べられる。
そういえば、ベトナムでカモを食べたことはないなぁ。。。
鴨葱かなぁ?
それとも、フランス風かなぁ。。。
ジュル。
ベトナム風は、やっぱり茹でただけの、ぶつ切りなのかなぁ。。 -
田舎の農道です。
草花がいっぱいです。 -
綺麗な赤い花。
名前はなんだろう。
でも聞く人はいません。。。 -
向こう側が歩いてきた道、手前が進行方向です。
だあれもいません。
あっ、1台通りがかりました。
三輪車で、荷台がありました。
おっちゃんは、乗ってくかい?
と声を掛けてくれました。
でも、このままトコトコ散歩を選択しました。
せっかくだから散歩することにしました。 -
進行方向です。
目の前にそびえている山に、鍾乳洞があるのだろうか???
たぶん。。。
まあ、そんなに遠くないと思います。
行き当たりばったり、適当です。。。
見えている建設中の家。
レンガ造りの家の建設中です。
瓦葺のようです。
この地方の伝統なのでしょうか。。。
3階への増築を考えていないようです。 -
遠くの木に小さな白い花がいっぱいでした。
近づくいて見るてみれば、白い長い花びらの、見た目がフワフワの花。
可愛い。
タンポポと一緒で、風に吹かれて種はパッとフワフワ飛んでいくのか???
それとも、花は落ちてくだけなのかな?
分かりません。 -
家の庭には、バナナ。
(びっくりするものではなく、大抵、農家の家にはあります。) -
アスファルトではなく、コンクリートロード。
犬の足跡がペタペタ。
んんん?
何匹いたんじゃぁ。。。
アートですか? -
のどかな、静かな村でした。
-
T字路にぶつかりました。
ようやくングオムンガオへの看板がありました。。。
なぜ、幹線の村への入り口に看板がなかったのか不思議です。
このT字路を右に行くと、ングオムンガオ鍾乳洞とのことでした。 -
右に曲がるとすぐに坂道でした。
拡張工事中でした。
坂を上り始めて、坂の中腹。
んんん?後方からバイクのエンジン音が聞こえました。
振り向くと、バイク2台が接近してきました。
2台とも西洋人をタンデムシートに乗せていました。
バイクタクシーです。
運転手は、笑って、あっちーと指さしてくれました。 -
はい、進行方向、上り坂です。。。
この先に、ングオムンガオがあるはずです。
またもや、汗だくです。
息切れ切れです。
でも、基本的に歩く、歩けるところは歩いていく。
行き当たりばったりが、私の旅のスタイルです。 -
坂道を登りきると、見渡せました。
田畑が広がっていました。
そして、目の前に山。
道は、その山に続いていました。
そこに鍾乳洞、ングオムンガオがあるはずです。 -
のどかな田園風景でした。
遠くの畑で子供たちが走り回っていました。
この写真は、望遠レンズで撮りました。
草の陰に隠れた子供たち、見えますか? -
のどかな農作業中です。
が、農作業に、車が使われていることに、びっくりしました。
と言うのは、ベトナム農業は、まだほとんど人海戦術なのです。
妻のふるさと、ニンビンの村でも、稲刈り機や耕運機をこの1年で初めて見ました。
こんな農作業車が働いていると、みんなの羨望の的です。
この車は、とれた作物を運ぶだけのようでしたが、
今通ってきた村は、とっても貧乏な村、と思っていたのに、ちょっとびっくりでした。 -
やっと到着です。
バスを降ろされて、そこから約1km。
写真を撮りながら、ふらふら、1時間かけて歩いてきました。
中に入ると、ベンチで西洋人カップルが休んでいました。
さっきバイクタクシーで追い抜いて行った2人です。
若いカップルでした。
男は、こちらに視線をむけることなく無視でした。
女性は、
あっつ、超美人でした。
しかも、こちらに、にっこり笑いかけてくれました。
ああ、ハッピーです!
はは。バックパッカー同志です!
Good lack !
こちらも、にっこり通り過ぎた。 -
入場券を買って、鍾乳洞の入り口を目ざします。
-
入り口前に、説明書がありました。
英語もありました。
NGUOM NGAO CAVE
読んでみると、
ベトナムで1番美しい鍾乳洞、、、なんのかんの。。。。
とある。
えっ?ベトナム1の美しい鍾乳洞???
私は、フォンニャに2度行ったことがある。
ニンビンでは、いくつか洞窟を回った。
ふっ。ベトナム1美しい。。。
まさか。
さっきのカップルが、説明書きも読まずに、鍾乳洞に入っていった。
また抜かされた。。。 -
ここが、ングオムンガオ鍾乳洞の入り口です。
一歩踏み入れると、空気が変わりました。
いきなりヒンヤリです。
階段は、地下に続いていました。 -
階段は、滑りやすい。。。
ああ、わたしはサンダル履き。
しかも滑りやすいサンダルでした。。。
ああ、行き当たりばったり。
準備不足でした。
階段は滑って落っこちなくて、なんとか降り切りました。
ちょっと前に入ったカップルは、どんどん歩いて行ったようで、姿が見えません。
その代わりに、二人連れの男が、帰り道のようで、すれ違いました。
その瞬間、滑ったーーーーーーー!
いってー!!!!
Are you OK ? 大丈夫?
と、
すれ違ったベトナム人は、英語で声をかけてくれました。
No problem. Thank you. 大丈夫。ありがとうございます。
でも、痛てぃ。。。
幸い、ひどい打撲を免れて、けがなしでした。
Where are you from ? どちらから?
Japan. ニッポン
えっ。日本人!?
日本は素晴らしい!
あ。ありがとうございます。
日本は、素晴らしい国です。
よくベトナムで言われます。。。 -
はずかしい、滑って転んだ日本人です。。。
それからは、滑らないよう、すり足で超低速で進みました。 -
うにゃあ。
何となく、魔物があっちだと向こうを指しているような。。。
いえ、お化け屋敷ではありません。
鍾乳洞です。
すり足、差し足。ゆっくりゆっくりと足をすすめました。
後ろから来た3人組のベトナム男たちに、抜かれました。
いや、滑って転ばないほうが大事です。 -
後ろにも前にも、人がいなくなりました。
あかりはしっかりしていて、前を進むのには問題ありません。
ただ、何かをじっくり見た方は、懐中電灯必須です。
しっかり写真を撮りたい方は、三脚か一脚必須です。
私は、朝寝ぼけてて、持参した一脚をホテルに忘れてきました。。。 -
洞窟は、思ったより長く長く、
さらに奥に道があります。
後ろにも前にもだあれもいません。。。
一人ぼっちの
地底世界です。 -
地底旅行? 地底探検?
昔読んだなぁ。。。
だれが書いたんだっけ?
コナン ドイル? いえ、それはシャローック・ホームズ
ヘミングウェイ? いえ。それは、誰がために金鐘は鳴る?とかぁ
ああ、そうだ。
ジューヌ ヴェルヌ。 -
そんな世界でした。
閉所恐怖症でも暗所恐怖症でもありませんが、
前にも後ろにも人がいない。。。
おっかなびっくり、すり足差し足で、先に進みました。 -
天井の高い、大広間にでました。
えっ、この石の上を歩いていくのぉ?
踏みつけて、いいんですか???
そこを進むと、行き止まりでした。。。 -
えっつ?噓!
前に入ったカップルは?
そして、抜かしていったベトナム人3人組は、どこに消えた???
すれ違っていないよ。
えっつ?
もしかしたら、鍾乳洞で迷子になった??? -
???
最初に入り口付近で、入り口に向かう2人とすれ違った。
先を進んだ5人はここには、いない。
どこかに出口があるはずなのだが、それがどこかわからないいいいいいいいいいい!
誰もいない。
一人ぼっち。
どうしたもんじゃろ? -
はっ。
後方から人の声がした。
ベトナム人おじさんの10人ぐらいの団体さん。
しかも、女性のガイド付き。
ははは。
あとは、彼ら、彼女について出口に向かうだけじゃあ。 -
団体さんについていくことにしました。
ガイドのお姉さんは、懐中電灯で鍾乳席を照らして何やら説明。
いっぱいポイントがありました。
ある鍾乳石の前では、記念撮影会が始まり、
ある岩では、説明を受けた男たちが、その岩を撫でていきます。
あ、私も何のご利益があるのかも、その岩を撫でて、団体さんに続きます。
ベトナム語初級の私には、ガイドさんの説明が全く分かりません。。。 -
ガイドのお姉さんが、天井を指さしました。
あっ。
天井から、地上の光が差し込んでいました。 -
そして、またしばらく歩くと、地上への階段がありました。
出口は、入り口とは別の場所でした。
地上に出ると、また熱気むんむんでした。
団体さん、ありがとう。
鍾乳洞で遭難しなくて済みましたよ! -
出口をでて少し歩くと、全貌が広がっていました。
ちょっと高台に出たようです。
眼下には、通ってきた洞窟入り口へのささやかなお土産屋さんが広がっていました。
そして、歩いてきた道が見えました。 -
お土産屋さんです。
ぶら下がっているフクロウのカバン。
けっこうどこにでもあります。サパで見たし、ラオスかカンボジアで見たような。。。
日本だと、地方地方の名産お土産がありますが、ベトナムはどこに行っても一緒のようなものしかありません。。。
でも、ここには、バンゾック滝の茶屋で飲んだ中国ビールがありました。
また、1本頼みました。 -
近所の子供たちが、鬼ごっこみたいなのを始めました。
ははは。 -
子供たちは、売り物の焼かれているソーセージを指さして、食べたぁい、と言っているようです。
観光客は今私一人。。。
買ってくれる人は誰もいません。
こうして、子供たちはいつもおやつを食べるようです。 -
隣では、おばあちゃんが孫の赤ちゃんにご飯を食べさせていました。
のどかな村です。 -
ある母さんが、声を掛けてきました。
Taxi ? 私が連れてってあげるよ!
えっお母さんが?
で見せてもらうと、これ、
中国製の荷台付きの三輪車でした。
さて、15時過ぎでした。
あさのミニバスの運転手によれば、カオバン行きの最終バスは16時ごろ。
ここからその幹線まで約1km、普通に歩けば15分ほどだろう。
さて、
20000ドン、100円で、送ってもらうことにした。 -
荷台に乗せられました。
ベンチ付きです。
運転席にはお母さんと女の子。
ははは。
荷台に揺られて、歩いてきた道を戻ります。
ドナ ドナ ドナ ドーナ
牛の気分です。
のどかな村の中の鍾乳洞でした。 -
1時間ほどかけてゆっくり歩いてきたのに、あっという間にカオバンの街につづく幹線に到着しました。
女の子は荷台に乗って、私を見送ってくれました。
Cam on nha ! ありがとうね! -
行きに降ろされたY字路ではありませんが、この道です。
この道で、バスが通りがかるのを待つのです。
ヒッチハイク状態です。 -
目の前に広がる田園風景を眺めながら、のんびりとバスを待ちました。
バスは15分ほどで通りがかりました。
お客さんは、私一人。。。
4時前です。
6時ころに、カオバンの街に到着でしょうか。 -
ときどき、右手に川が見えました。
しばらく国境の川を並走してバスは走ります。
朝のバスでも川には気づいたのですが、まさかこの川が国境で、
対岸が中国だとは思っていませんでした。
こんなに川幅が狭いけど、国境です。。。
お隣りさんですねぇ。。。
朝、ホテル5時半出発。
午前中、バンゾック滝とそれを見渡せるお寺堪能。
午後は、ングオムンガオ鍾乳洞探検。
道中、水はペットボトル1本、そして、中国ビール2本
でも昼食は取るれず。。。
お腹すいたぁで、カオバンへのミニバスに揺らていきました。
絶景の田園風景、山道を2時間ちょっとで、バスは駆け抜け、
カオバンの街に着いたのは、6時半ぐらいでした。
**************************
バンゾック滝、見学。
https://4travel.jp/travelogue/11277242
バンゾック、滝を見渡せる、ファットティック寺、見学。
https://4travel.jp/travelogue/11277580
中国国境超え。プチ中国観光。。。
https://4travel.jp/travelogue/11271400
バンゾック滝、見学。
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