中欧　美しき中世の街並みに出会う旅　３

2017/08/11 - 2017/08/18

今年の夏休みは中欧へ。ザルツブルク音楽祭のウィーンフィルの演奏を聴くことが一番の目的です。その他にもプラハ、新婚旅行から30年ぶりのウィーンと盛りだくさんの旅になりました。念願のザルツブルク音楽祭とザルツブルク編です。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ジャーマンウィングス ユーロウイングス ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ANAセールス

夕方６時、この日のホテル、クラウンプラザ・ザルツブルク・ピッターに到着しました。ホテルにお願いしたウィーンフィルのチケットを受け取り、着替えを済ませて祝祭劇場に７時半までにつかなければいけません。
大急ぎでフロントに向かいます。

ハイヤーを手配してもらって無事に開演前に到着です。
今年のプログラムは
指揮；リッカルド・ムーティ
ピアノ；イェフィム・ブロンフマン　
ブラームスピアノ協奏曲第２番と
チャイコフスキー交響曲第４番です。

ホールも華やぎドキドキしながら開演を待ちます。

席は3列目中央、ピアノの前でブロンフマンさんの指の動きがとてもよく見えました。私には勿体ないです。ピアニストを目指している人と変わってあげたいと思いました。きっと良い勉強になるのでは。
近すぎて音のバランスは今一つだったけど贅沢すぎです。
素晴らしい時間が過ぎていきます。幸せでした。

思っていたよりあっさりと終わってしまったコンサート。
また来れたらいいなぁ。

幸せな気持ちでホテルに帰るとシャンパンとイチゴのチョコレートがけがお部屋に用意されていました。ホテルからのプレゼントです。
本当に感謝です。
夢のようなひと時でした。

４日目の朝。クラウンプラザホテルの朝食も美味しかったです。中でもこのオムレツは◎です。

この日は８時半にホテルを出発してハルシュタットに向かいます。

今日もすごく良いお天気です。モーツアルトゆかりの地ザンクト・ギルゲン、フランツヨーゼフとエリザベートのお見合いの地バトー・イシュルと車窓から眺めながらハルシュタットへ。

「世界で一番美しい 湖畔の街」と言われているハルシュタット。

この階段を上ってカトリック教会へ。

ハルシュタットのカトリック教会。ここは埋葬地が少なくて何年かごとに墓を掘り返して納骨堂に納めるそうです。この教会の裏に納骨堂もあります。

クルーズの時間までにまだ余裕があったのでマルクト広場まで戻ってきました。この辺りは可愛らしいお土産屋さんがたくさんあります。ちょこちょこ覗いて時間つぶし。

そしていよいよクルーズに。日本では考えられませんが建物が湖に移りこむほど近く建っています。

雲一つない青空です。おかげで山も湖も美しさ倍増です。

ハルシュタットの対岸には鉄道の駅がありました。ここから船でハルシュタットの街に入ることができるそうです。電車との連絡はすごく良いそうで、自転車をもって船を待ってる人たちもたくさんいました。

そして私たちはハルシュタットの船着き場に戻ってきました。のんびりと気持ちの良いクルーズでした。

今日のランチはザンクト・ヴォルフガングに移動して、ベナツキーのオペレッタ「白馬亭にて」の舞台になった白馬亭で頂きます。

メインはマス料理です。なんとなく中禅寺湖の金谷ホテルのマス料理を思い出してしまった、

この街はシャーフベルク登山鉄道の起点になっているそうです。サウンドオブミュージックで子供たちも乗ってたなぁ。この次には乗ってみたいです。

ランチでよるだけではちょっともったいなかったザンクト・ヴォルフガングでした。私たちはこれでザルツブルクに戻ります。帰りのバスはお腹いっぱいになったこともあり寝てしまいました。

一度ホテルに戻り改めてザルツブルクの市内観光です。今日もこれから街を歩きます。ホテルからほど近いミラベル公園からスタート。

サウンドオブミュージックの世界が広がります。

ヘルベルト・フォン・カラヤンの生家。私が若かったころカラヤンと言えば誰でも知っている名指揮者でした。ハンサムな横顔が印象的だったなぁ。

旧市街に入りゲトライデ通りへ。ヨーロッパの看板はどれもみんな可愛い。

モーツァルトの生家。自筆の楽譜や手紙が残っています。生家の中は撮影禁止です。

レジテンツ広場から大聖堂を。街中に音楽祭の雰囲気が溢れています。

大聖堂前の広場も音楽祭の演劇の舞台になるとそうで舞台が作られていました。５時にはここも通行止めになるそうです。

昨夜来た祝祭劇場に。なんだか昼と夜では雰囲気が違います。後ろの岩肌が見えているのがフェルゼンライトシューレ、サウンドオブミュージックでマリアたちが歌った劇場です。

祝祭劇場前は今日もコンサートのためそろそろ音楽祭を楽しむ人が。

明日が聖母被昇天祭の休日のためお店は早く締めてしまいたい様子。お買い物をしながら街歩き。

今回はホーエンザルツブルク城に行く時間はありません。案外ザルツブルクをゆっくり観光できなかったような。

晩御飯は今回まだ頂いていないグラーシュ。これだけでお腹いっぱいです。

まだまだ明るいザルツブルクをゆっくり歩きながらホテルに向かいます。ザルツァッハ川にかかるマカルト小橋を渡ります。

ミラベル公園ではみんな思い思いに楽しんでいます。４日目の夜も暮れていきます。

５日目の朝。街はまだ静かです。今日はこれからメルクを経由してウィーンに向かいます。

ザルツブルクからバスで約３時間。メルク修道院に着きました。
全くの勉強不足で訪れたメルク修道院。ここは世界的に有名なベネディクト派の修道院だそうです。マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐ途中で一泊したのもこの修道院だったとのこと。今現在も900人ほどの学生が学んでいるそうです。

修道院の内部は写真を撮ることができません。9世紀からの10万冊にも上る蔵書がある図書室があります。

ランチはメルク修道院内のレストランで頂きました。付け合わせのコロッケが美味しかったです。ドナウ川クルーズへの時間が迫っていてすごい勢いで食べましたがそんなに急がなくても大丈夫だったみたい。

メルクからクレムスまでヴァッハウ渓谷をドナウ河をクルーズしていきます。ここは「銀色に輝く帯」と例えられるエリアです。写真はシェーンビューエル城です。

船は結構な人です。天気も良いしこのまま外にいると日焼けしそうです。

アックシュタイン城です。昨日からクルーズが続いてそろそろ飽きてきました。船内でゆっくりワインでも飲もうかなぁ。

ということでのんびりしている間にクレムスに近づいてきました。

クルーズ船はこんな感じです。自転車を乗せるスペースもちゃんとありました。ここからバスで1時間程でウィーンです。

この旅行記へのコメント （2）

• toyonakayamadaさん 2017/10/09 09:58:23

  ザルツブルク・ハルシュタット湖

  ザルツブルク・ハルシュタット湖。
  素晴らしい景色ですね。

  moonstoneさん からの返信 2017/10/09 22:59:19

  RE: ザルツブルク・ハルシュタット湖

  いいね、と書き込みありがとうございます。
  
  今回のザルツブルクは駆け足だったので残念でした。
  次は個人旅行でのんびりと行けたらよいなと思います。
  
  美しい景色が楽しめたのはお天気に恵まれたのがなによりでした。